対談

2020年10月17日







前回記事の
500記事記念





まっしんはやぶささんとの
対談の後編になります






前編はこちら


https://reogress.net/archives/26195178.html







・最近の流行語「メンテナンスフリー」について





r
前に5,000万円の家で60年住むなら
2,500万円の家で30年後に建て替えなり
大幅なリノベーションすればいいじゃんという記事を書きまして





https://reogress.net/archives/25651257.html





一部の方は賛同してくれたのですが
ツイッターで随分と批判のコメントも多くて




しかもお金の問題なので
60年か30年の比較にしたのに



「ローコストだから30年しか持たない」みたいな・・・



普通にメンテしてれば
50年程度は持ちますけどね




解体屋の方が
ハウスメーカーや工務店さんに比べたら
古い家には詳しいです(笑)






m
そんなに批判のコメントが出ているんですね
60年版をすでに選ばれた方ですかね・・・





r
というか批判は全員
工務店さん側でしたけど




ノーメンテでも見た目が古くなるんですから
新築そっくりさんみたいな
大幅なリフォームした方がいいじゃんとか
思うんですけどね(笑)



これって
まっしんはやぶささんが書いた記事


 


この記事内にある


高性能で長持ちする家を
作っているという工務店さんが
金額を言ったら


「我が家だったら2回建てられる」と書いてあって


「それなら
2回建てる方がいいじゃん」と思いました


建て替えなくても
大幅なリノベーションでもいいのですが





m
建材の耐久性が高いことと
家として使い続けられるかどうかは
別の気がするんですよね


私の場合建ててから知識を付けたクチですが
タイルの耐久性が高いといっても


他の部材が原因で結局メンテが必要になることを
説明してなかったりするんですよね。


ちょうど、住んでいた借り家がタイル外壁だったんですが
築15年でタイルがところどころ剥がれてましたし(笑)


メンテナンスフリーって
ものすごく誤解を生む言葉だなぁと思います



詐欺師は、9割の真実に
1割嘘を混ぜるといいますが・・・



経年・太陽光・雨風による風化は強烈なので
おっしゃるとおり10年20年での
メンテを前提にするほうが現実的で
それ以上大丈夫というのは幻想かなと



そもそもライフスタイルや
価値観による風化も絶対避けられないですからね


コロナ禍前に
「俺の言う通りに(ちゃんとお金かけて高性能に)
建てたら将来資産になる」みたいに言ってた人が


「コロナ後の家はこう変わる」なんて言ってるのを見て
オイオイなんて思ってます



ただchelseaさんのブログ記事見て
ルーフィングと屋根材は
もうワンランク上にしておけば良かったと思いました(笑)
コロニアルクアッドと940なので(汗)


ローコストを選ぶ方は
メリハリを抑えるべきところは
知識を付けておくといいですね






こちらがルーフィングの記事ですね





こちらがコロニアルクアッドはダメって言う記事






https://reogress.net/archives/25082418.html




屋根は目視しにくいし
自分で近くで見れないし


足場必要なので
修繕費用も高いので

ちょっとこだわりました(笑)



瓦なので50年ノーメンテなんて言う人がいますけど
そんな事はありません・・・


素材自体は平気でも
ズレとか出ますし


欠けたり破損したりする可能性はありますから
点検やメンテナンスは必ず必要です




だいたい、家を建てるってのは
その家の責任を持つって事なので



何でもノーメンテがいいなら
家なんて建てるもんじゃありません・・・






m
30年後に建て替えのご意見は
私も1000%共感で
実際もう一度建てたいと思っています(笑)




5000万円の家を60年もたせる追加コストも
かなりかかると思うんですよね



高い家は、修理コストも高いはずですし
格安の高級車買っても
タイヤや修理代が高くて困るみたいな





金額での比較からは少しずれるのですが
高級ハウスメーカーの場合は


クローズドな工法で囲い込んで
割高なメンテナンス費用で稼ぐ
ベンダーロックインモデルに取り込まれることを
消費者に巧妙に気づかれにくいようにしているなぁと思っています



独自工法で特徴・付加価値づけしている地域工務店も
他の参入を許さない似たような戦略のような気がしますね







・ローコスト住宅は30年しか持たないの間違い




m
ローコスト住宅が30年しか持たないみたいな
印象づけも本当かなぁと思っていて



ろくなメンテナンスをしていない
大阪の実家の戸建ても築37年ですが
まだ十分住めているんですよね


当然、性能はものすごく低く
もちろん色々ガタは来ていて
人に売れる建物価値はありませんが






r
古い家は本当に仕事で
たくさん見ますけど


30年で家がダメになるなんて事は無いですね



今のローコスト住宅なんて
特に通気工法が出来た以降の家は



普通にメンテナンスすれば
絶対に50年程度は持つ事は分かっていますけど


シロアリ対策などの
メンテナンスは必要ですが


これは木造なら
高い、安い関係ないですね





m
以前、下記の記事の中で、色々つっこみどころのある
ダイワハウスの記事を取り上げたのですが
わりと肌感覚で納得感があったのが
ローコスト住宅の耐用年数が「おおむね50年未満」となっていたことです。



https://kisekinomyhome.blog.fc2.com/blog-entry-1037.html





そもそも、ローコストな家が
20年や30年でダメになるというのは
高額な家を売りたい立場からの
都合のよい刷り込みではと思ってたりします



今の外壁通気工法の家って
雨漏りとシロアリだけしっかり気をつけておけば
40~50年ぐらいは持ちそうな気がするんですよね




30年って、30歳で家を建てたら60歳
40歳で家を建てたら70歳という
大きなライフスタイルや人生の区切りといえる単位で
その時点で選択肢が広いのはいいですよね




・リフォーム/リノベで住み続ける(建物・土地・地域にこだわる場合)
・建て替え(ダウンサイジング/平屋化など)
・住み替え(地域・土地を変える)
・二世帯住宅
・争続材料にしない(自宅しか資産がないと結局売って分けるしかなくなる現実)


などなど





r
子供部屋などの間取り問題や
見た目の更新もまさにここで出来ますね



30年後だったら、手頃な価格でその時点で
性能の向上した
建売やローコストに住むって方法もあると思います



子供が出ていって
管理が大変ならマンションにしたって
いいのですが






m
本家の新築そっくりさんは
ハウスメーカーの新築に比べると安いけど


わりと良いお値段みたいなのですが
もしアコルデで1500万円ぐらいで
フルリフォームしたらどんだけ豪華にできるだろうと
とってもワクワクできます


5,000万円の家で、この楽しみはできないでしょうね
でも下手したら建て直しても200~300万円しか
変わらないかもしれないので
それなら建て直すほうを選ぶかも




どんなに今の価値観で素晴らしい家を建てても
30年後に住みたい家で
ありつづけられるかどうか



なぜ、今空き家が問題になっているのに
新築住宅がどんどん建つのか考えれば想像つくと思うのですが
これは性能だけの問題ではないと思うんです




こちらが対談中に出てきた
「新築そっくりさん」

2階建てを平屋にリフォームも簡単に出来ますが


canvas



工事費用がこれで2,000万円以上なので
ローコストなら建て替えが出来てしまうという・・・






r
建て替えや
大規模リフォームを前提にすれば


子供部屋の間取り問題とか

ノーメンテはいいけど
見た目は古くなって嫌とか


色々解決すると思うんですよね



何故か100年持たせようとする
前提が多いです・・・


言ってる側が
コロコロとデザインを変えて


古い家を古くさく
見せてるのですが・・・





https://reogress.net/archives/24846069.html




m
万一、将来売れる価値が残ると
信じている人にも


新築を決意する前に中古住宅を築年数に関わらず
選択肢として考えたことがあるのか聞いてみたいです


自分は、新築しか眼中になかったのに
価値の高い家なら中古でも買って人が出てくると思えるのは
楽観的すぎると思います



仮に、5000万円で60年ノーメンテで
本当にもつ家があったとしても


その価値を消化できるのは60年住み続けて
完走した場合に初めて価値を享受できるわけで
とっても難しい条件です



このあたりは「不確実なお得の先送り」という観点で
ブログで書いた話に通じます。



https://kisekinomyhome.blog.fc2.com/blog-entry-1040.html



30年でも長いのですが
家を建てた時点では30年は生きられる(生きたい)なぁと
思ったので、まだ現実感があります





・保証の誤解

 ✕メーカーがお客様60年住宅の品質保証をする
 〇お客様がメーカーに60年お金を払う保証をする



60年住める家という大義名分で高い家を選択して、
さらにお金を払う保証を負うことになりうるリスクがあるという






r
うちのハウスメーカーも
たしか10年までは無料で
その後の点検は有償のメンテすればって話ですね



対談c



在来に耐力壁の
どこにでもある
工法ですし



仕事上
工務店さんと付き合いも多いので
10年目より先は



金額次第ですけど
ハウスメーカーの保証は
使わないかもしれないですね



もちろん金銭的に
折り合えば
ずっと保証は頼みますけど




他でメンテナンス出来ない
鉄骨メーカーとかは
仕方ない部分もありますけど



何にしても
いつでも修繕出来る費用だけは
用意しないと色々大変ですし



ある程度貯金出来る性格の人なら
絶対にコスパだけなら
今のローコスト住宅の方が安いと思います



お金さえあれば
なんでも後から足せますしね



なので基礎、躯体に納得して
断熱や透湿防水シートなどの
後から足せない部分の工事さえちゃんと
してれば



「安くても問題ないんじゃない?」
と思っていますけどね



まあ問題は
ちゃんとしている業者の見極めってのは
ありますが・・・






m
ハウスメーカーでもローコスト系だと
在来の標準的な工法なので、どこでもメンテできますね。
確かに業者の見極めは難しいですが・・・



初期費用を抑えられるローコスト住宅だと
余裕が出て修繕費用を温存できますし


実際の修繕時の状況でどこまで費用をかけるべきか
選択の余地を残せるメリットが大きいと思います



家へかけるお金の優先順位が
必ずしも高いとは限りませんので



無理して高い家を選ぶと
お金の大半の使いみちを
長期に固定してしまうリスクが
あまり語られない気がします







・住んで実感するローコスト住宅のデメリットは?



r
2人とも今の家に満足してるので
家を色々と掃除したりDIYしたりという
記事も多いのですが


満足してると
家に愛着が沸きますので


逆に住んで実感した
ローコスト住宅のデメリットはありますか?





m
誰が見てもわかる豪華感、高級感など
高級な住宅にはかなわないですね



性能重視の場合もあるので
全ての高級住宅がそれらを
兼ね備えているとは限りませんが


ローコスト住宅は合理性重視なので
見た目や高い性能に価値を求めている人には
物足らない選択肢になると思います



その十分な予算を持っている方には
高級住宅はとても価値あり社会に
必要な選択肢ではあると思います




ただ、なかなか一般人には手を出せない
高級車などとは違って


一生に一度、家族のため、終の棲家など
色々な大義名分によって
予算の身の丈に合わない選択を
してしまいかねないのが
高級住宅の場合の怖いところだと感じています


また、下手すると融資がおりて
買えてしまうのが恐ろしい・・・




r
我が家の世帯収入でも
普通に4,000万円以上は借りれますからね・・・


ローコストはとにかく合理的ですね





m
わが家も融資の上限に
収めようと頑張っていたら

とある銀行から1000万円単位で
「融資増やせますよ」と悪魔の囁きがあったので
怖い世界だなぁと思いました(笑





r
性能に関しては


私は余り数値ばかりに
こだわってほしくもないのですが


今でしたら普通にUa値0.5
C値も吹き付けに耐力壁で
1程度は簡単に出せますけど


見た目は全然違いますよね(笑)



「見た目って住宅が快適かどうかには
影響しないじゃん」って人には
向いているのですが


当然、せっかくの家なので
豪華な見た目って人もいますので


そういう人には向いていないですね・・・




m
高級ハウスメーカーの住宅ばかりが並ぶ

高級な新興分譲地などに
ローコスト住宅を建てる場合


つい豪華な見た目の周りの家と比較して
気持ちが重くなるかもしれません



他人との比較を
気にしない方であればよいのですが


競い合うように新築住宅が建つ場所よりも
まわりの比較にさらされない
独立した土地に建てるほうが
ローコスト住宅は気持ちの面で
安心できるのではないでしょうか





r
前にローコストでも
マウントを取る方法という


ネタ記事を書きましたが(笑)





https://reogress.net/archives/24955566.html



他人と比べてもしょうがないし
どうしても比べるなら


分譲地で建てるなと書きました(笑)






m
私も妻も地元じゃないので
対抗意識を燃やす知り合いもいないので
気楽だったのかも


地元でまわりが皆有名ハウスメーカーで
建ててたら多少は意識してたかもしれませんね


しょーもない見栄ですが・・・


めったに無い経験ですし
普通は人生1回きりですから
張り切っちゃう人も多いですかね





r
私は地元ですけど
分譲地でもないし張り合う事も無かったですね


隣が線路なので電車と張り合うのは無理ですし




外観に関しては
仕事で古い家は嫌と
言うほど見ますから(笑)



そこに金かけても20年もしたら
どれも同じに見えるみたいなのはあるので
夢のマイホームって発想は無かったですね


あくまで現実的なマイホームでした





m
実際に家がどうなるかを知っているのは
説得力ありますね



後、ローコスト住宅は
家づくりのプロセスに興味がなく


なるべく手間をかけたくない方には
向かないと思います



施主側も自発的に考えて動ける人であれば
一緒に家づくりをしている感覚を楽しめますが


業者側も最低限の体制であることから
完全な業者側への丸投げ姿勢だと
細かな意思疎通や確認不足から
トラブルや不満足の原因が増える可能性があります





r
そうですね
私は家を建てる側が
ここまで知識が必要なんて
おかしいって思っていますけど


これってローコストじゃないと
ここまで知識要らないんですよね


高いメーカーは
そのままある程度の性能に
豪華な見た目で出来ますし


一条みたいなとこだって
見た目はともかく
性能は何もしないでも
いい数値の家を作れますが


ローコストの場合


施主も頑張れば
いい家を安くが出来ますが


何もしないと
安かろう悪かろうになってしまう可能性もあります





・対談を終えた感想

 

お互い
ローコスト住宅でも満足していますけど



やはりローコスト住宅が
向いてない人もいるよなぁってのは
良く分かりました




そもそも収入が高い人には
必要のない選択肢ですしね




個人的に似てるなぁと思ったのは
お互いに家に関して
見栄とか無いんですね(笑)




だから堂々と
安い家の金額や全貌を
これでもかと見せているのですが・・・


ただ、高い安いに関係なく


せっかくの注文住宅なので
施主が満足してない家はダメです




よく「綺麗好きですねー」とか
言われますけど


自分が気に入って建てた家なら
掃除嫌いなオジサンでも


好んで掃除するようになります(笑)




ただ、賃貸と一番違うのは
やはり、全ての責任が
建てた本人が負いますから


30年後でも50年後でも
何かあった時に動けるお金は必要です




ローコストを考えている人にも


決して全部が
安かろう悪かろうでは無いって事は
分かって欲しいですね





対談企画も
これで3人目になりましたが




もし参加したいという
ブロガーさんがいたら
メッセージ下さい(笑)




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