MENU
カテゴリー
新着記事
PV数ランキング(全期間)
PV数ランキング(30日間)

Low-eガラスにインプラスのLow-eタイプを付けると熱割れでガラスが割れる?

  • URLをコピーしました!
前回記事から
我が家はインプラスを付けようと
何社か見積もりを貰いました
ネットだと安くて
こちらはエクスショップで50%引き


さらにこちらは
長野の会社さんで60%引き


最初に見積もり依頼した
次世代省エネの補助金が
使える工務店さんが


「最大35%オフが限界」という話で
諦めた経緯があるので


「実店舗の地方工務店だと
高いのかなぁ・・・」とは思いますが


もう1社
地元の甲府市で
窓専門のリフォームを行っている会社さんにも
見積もりを出して貰いましたが
3社ともに断熱型のLow-eなので
内側にLow-eがあるタイプですね


このタイプで見積もり依頼をしたのですが


こちらの会社さんから
「現在Low-e窓を使っているなら
Low-eのインプラス付けると
ガラスが
割れる可能性があるから
辞めた方がいいよ」と
アドバイスを受けました

目次

・Low-eガラスで熱割れ?

こちらの会社さんは
窓とドアのリフォーム専門店で
断熱、気密にはかなり詳しいようで


最初に
ネットで見積もり依頼をすると
窓の種類に加えて
「インプラス、プラマードと合わせて
プラストもありますよ」って言ってくれたり
こちらですね


昔はプラストだけ
かなり高性能だったようです


今はどのメーカーも
内窓は樹脂ですし
性能値はほぼ変わりませんが


プラストだけ部品数が多いって話なので
色々と工夫されてるんでしょうね


北海道では内窓シェア1位らしいですが
取扱店を見ると
甲府市はおろか
山梨県全部でもこのお店だという
断熱、気密にこだわりのある
窓リフォーム屋さんです


そして見積もりの際に
今まで考えもしなかった事を言われまして
「現在Low-e入りの
サーモスを使ってるなら」


「Low-eガラスにLow-eの内窓を付けると
熱割れや樹脂変形のリスクがあるから
内窓は一般複層で見積もりします」と・・・


枚数にもよりますが

・掃き出し窓で6~7枚分だと
 Low-eのインプラスなら50万円程度


・Low-eじゃない一般複層にしても
 43万円程度と7万円位しか差が出ないので


どうせならLow-eの有無で
Ua値が結構違うから
全部Low-eにしようとしてたので
ちょっと衝撃でした・・・


・Low-eのインプラスは
 熱貫流率1.7


・一般複層タイプは2.9と結構違いますね


サーモスⅡHに設置した場合は


・Low-eインプラスだと
 熱貫流率が1.17になるのに対し


・一般複層だと
1.29になります

・という事でLIXILに聞いてみました

問題ないなら
そこまでの金額差じゃないので
熱貫流率のいい
Low-eにしたいですし


例えばトリプルガラスなんかは
2枚がLow-eって商品もありますから


「別に2枚Low-eでも大丈夫じゃないの?」と
思うのですが


使ってる窓がサーモスⅡHで
検討している内窓がインプラスですから


一番詳しいであろう
LIXILに問い合わせをすると
「外窓とインプラスの間の中空層の環境によっては、
熱割れが発生してしまうリスクがございます」


「熱割れのメカニズムと対策につきましては、
添付資料をご参照くださいませ」



窓屋さんと同じコメントですね


外窓とインプラス間の中空層
つまり
Low-eガラスってのは
太陽の熱を反射、放射しますから
遮熱型Low-eに
断熱型インプラスを付けると
1枚目と4枚目がLow-eになるので


中空層に反射、放射した熱が
溜まってしまうと


それが熱籠りになって
熱割れや樹脂が変形する
可能性が高まるみたいですね

・そもそもの熱割れの仕組み

こちらが頂いた添付資料です
インプラス特有の事象ではなくて
一般的な熱割れの説明ですが


熱割れで多いのは

・外窓が昔多かった網入りガラス

・内窓のガラスがLow-e複層

という記載があります


内窓を設置する以外にも
熱割れってのは
検索すると過去に経験した人が
そこそこいて
ガラスってのは熱を持つと膨張しますが

・ガラスの中央部分は
 太陽の熱で温度が上がり膨張して

・サッシ付近の部分は
 そこまで熱を持たないので
 膨張しないので



温度差が出るために
耐え切れなくなって
熱割れと言って割れるみたいです


昔の網入りガラスは
経年で10年程すぎると
それなりに割れる家もあるそうですが
こちらは新築で
アルゴンガス入りのLow-e複層ですね


これでも熱割れする場合があるみたいです


新築の家でも
それなりに症例はあるらしく


Low-e、網入り、ガラスフィルムは
熱割れを増加する要因の一つみたいです



それで、詳しい窓屋さんが
「1枚目と4枚目にLow-e施工だと
真ん中が反射
放射で熱を持つから
やめたほうがいい」という話です


じゃあ、トリプルガラスのダブルLow-eとか
これだって外側と内側に
low-eガラスですし


「レガリスなんて5枚ガラスで
4枚Low-eなんてあるけどこれは大丈夫なの?」と
さらに問い合わせした所
熱割れする時は
ダブルLow-eでもするみたいですが


インプラスだと割れやすいとか
そういったデータは無いみたいです


まあ、内窓じゃなくて
普通の複層でも熱割れする例はありますし
インプラスだけの事象では無いのですが


地元の業者さんで
しかも断熱にかなり詳しい会社さんですから


・甲府は温度差も激しい地域ですし

・夏は40℃超えますし

・冬は氷点下で

・日照時間は全国1位ですし



結構、窓に過酷な環境ですね(笑)

特に甲府は昼夜の温度差が
凄いのでオススメされませんでした


たしかにLow-eで
熱を放射した場合に
一番外と一番内がLow-eだと
熱が篭りますし


なにしろ
他の格安ネット業者と違って
今ある窓からちゃんと計算してるのは
ここの会社だけです


今使っているのが
Low-eじゃなければ
性能的にLow-eがオススメみたいですが


「今Low-eがあるなら特にメリットもなく
リスクは高まるので辞めたほうがいい」という話です


どうしても数値ばかり
気にしちゃうんですが(笑)


「体感で変わらないから」という事なので


たしかにU値0.12の差って
違いは分からないでしょうね


ちなみにLIXILもYKKも
熱割れは「自然災害」という扱いなので
共に製品の2年保証はありますが
こちらの適用外になるという話です・・・

・Low-eを使わないと熱貫流率は下がりますが・・・

Low-eタイプのインプラスを使うと
熱貫流値が1.17ですが


一般複層を使うと
1.29まで数値が悪くなりますから
ちょっとは悩む人も多いと思います


それでもAPW330が

・樹脂スペーサーで1.33

・アルミスペーサーで1.56ですから


Low-eじゃなくてもAPW330の
樹脂スペーサー仕様より
高性能になりますが



そもそもこの数値も
組み合わせだけで
「実際の性能とは違うだろうなぁ」ってのは


内窓の熱貫流率の計算上
足したり引いたり掛けたり複雑な
計算式をすると(笑)


熱貫流率が0.55のレガリスとか
0.79のエルスターXとかは
なんとインプラスを使用すると
計算上は熱貫流率が悪くなってしまいます(笑)


計算上熱貫流率が0.8以下の窓を使うと
何故か下がるんですね


もちろん
実際はそんな事はなく



LIXILも
「あくまで建具とガラスの計算上だけで
当然インプラスを使えば性能は上がる」という話です


まあレガリスとかエルスターX使っていて
インプラスを検討する人もいないと思いますが(笑)


計算上は数値下がりますけど

普通に考えて

・樹脂のペアサッシと

・アルミ樹脂のペアサッシを


一緒に使うんですから
かなりの高性能化は期待できます

・という事で一般複層で見積もりをお願いしました

たいした値段差じゃないのに
熱貫流率は0.12変わるので
悩みましたが


熱割れ、変形のリスクなども
考えて・・・


それ以外に大きな理由は
他の方のブログを見ると
やはりダブルLow-eは
日射の取り込みが厳しいと・・・
一番大きな掃き出し窓4つは
南側ですので


・夏は日射を取り込みたくないですが


・冬は日射を取り込みたいわけですね


我が家が性能以上に
冬暖かいのは
私と大工の義父が
毎日施工をチェックしたのもありますが


・玄関の冷気をシャットアウト出来る間取り

・日射の取り込み

この2つも大きいと思います


もちろんダブルLow-eでも
ある程度日射は取り込みますし


家の熱を逃がさない効果は
ダブルLow-eの方が高いと思いますから


日射が少ない方向の窓や地域の人は
ダブルLow-eでもいいんでしょうが


・熱貫流率

・熱割れ

・サッシの変形

・日射取得


などなど考慮して
一般複層にする事にしました


という事で
これで4社ほど見積もりを貰って
金額が折り合えば注文したいと思います


◆参加ランキング◆

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 ローコスト注文住宅(施主)へ
にほんブログ村


ローコスト住宅ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次