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固定資産税が下がらないので計算したら建物が2割、土地は4割も8年前より価値が上がっていた件

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毎年4月になると
市町村から
支払いのラブレター
固定資産税の
支払い通知書が届きます



既に新居が完成して
8年が過ぎて


固定資産税は3年に1回
「評価替え」と言って
金額が変わりますけど
これも3回経験しました


で、昔は

固定資産税なんて
10年過ぎたら半額だよ

なんて言われていましたが


実際は全然
安くなりませんでした

目次

・築8年の固定資産税はこちら

値段の高い家は
固定資産税も高いですけど


ローコスト住宅で
建てた我が家の費用は
建物費用が
税込みで1,736万円



断熱等級5と控えめとしても
延床面積35坪でこの値段は
今だと難しいと思うくらいに
8年前は家の値段が安かったです


土地代は
なんと64坪で600万円と
坪単価10万円を切っていて



全部合わせても
2,400万円と
かなりのローコスト住宅です


で、それなりに
評価額も下がったと思う
8年目の固定資産税がこちら
143,000円です


まだまだ高いです・・・


もちろん高い家を建てた人に
比べたら安いんでしょうけど
新築時から比較しても
ほとんど変わっていません


という事で
8年間の固定資産税を
比較して見たら


実際に余り
安くなっていない事が分かりました

・新築時から8年間の固定資産税推移

我が家が購入した時は
最初の3年間は
固定資産税が半額になりました
これが初年度の
2017年


半額なので安いですが
算出税額は126,742円です



翌年度の2018年が
1回目の評価替えですが
わずか98円だけ下がって
126,644円です



そして3年後の2021年に
次の評価替えで
この時はまだ順調に
11,074円安くなって



算出税額は
115,570円になりました



さらに3年後の
2024年


普通ならこの辺から
かなり安くなるのですが
なんと3年前から
196円しか安くならずに
115,374円です



8年間で算出税額は
11,424円しか安くなっていません



その原因は
ここ数年での
住宅価格と地価の値上がりです

・年数ごとの原価率は決まっているのに

昔は10年過ぎたら
半額になるよ
なんて言われていたのは


建物の経年減価率は
決まっていて
新築時は住宅価格に
0.8を掛けて



木造住宅は10年目になると
0.5を掛けます


どうして3年に1回の
評価替え以外にも
微妙に下がるかと言うと
年数で減価率が下がるからですね


なので住宅購入時から
家や土地の値段が上がらなければ
普通はだんだん下がっていきます

・建物や土地の値上げが無かったら税金はいくらか

仮に初年度から
建物や土地が値上げせずに
そのままの価値で計算すると
1年目は
もちろん同じですが


その時から相場は
変わらなければ
経年減価だけが下がって
今の8年目には88,721円になります



しかし実際には
115,380円なので



我が家が家を建てた
2017年に比べて
「価値が上がっている」
国が計算しているわけで


どれくらい変わったか
算出金額を見てみると
8年前よりも
評価額が上がっていて

・建物は約2割
・土地は約4割



合計で約3割も
価値が上がっている計算です


たしかにここ数年の
値上げは凄くて


今ではこのスペックで
この広さの建物を
どうやっても1,736万円で
建てれるとは思いませんが


実際に不動産価格指数を見ると
戸建て住宅は2017年から
比較すると
約2割上がっているので
上がった税額と同じです



もし価値が同じなら
1年目と8年目を比較すると
約3割下がるのですが


その間に値上げによって
価値が上がり
固定資産税が
余り下がらない状態になりました

・日本も住宅価値が下がらない時代へ突入

今は住宅価格がかなり上がって
中古住宅の購入者が増えているそうです


その中古住宅だって
10年前の中古物件は
当時の新築価格と同じという
異常な状況です



我が家が家を買った時は
「日本の家は買ったらどんどん
価値が下がる」
と言われていて


それから8年が過ぎて
我が家がレオハウスで建ててから
色々とあって


というか
ヤマダホームズに買収されて
「いい家はつづく」
おなじみのスムストックメンバーになり


大手ハウスメーカーの家は
価値が続くと言う人と



あと当時だと
もう一つ

日本の中古住宅は
価値が下がるけど
高断熱高気密だと下がらない

という工務店で
争っていました


今までは
大手メーカーだろうと
高性能な住宅でもどちらも価値は
中古な時点で下がっていましたが


結局は
ここ何十年もデフレだったので
家の価値は下がっていて



世の中が値上げしていけば
どんな家でも
価値は下がらなくて


結局アメリカなんかは
中古住宅でも価値が
下がらないってのは


日本と違って
地震の心配がないとか
ここまで多湿じゃないとかも
ありますが


結局は
インフレが主な理由なんですね


なので今は
ハウスメーカーは
「ブランドの価値で値段が下がらない」
営業をして


高性能住宅の工務店は
「高断熱高気密だから値段が下がらない」
営業をしていますが


今は住宅価格のインフレで
全部の家の値段が
下がってないだけです(笑)


・家の価値が上がってメリットは何もない?

結局、ハウスメーカーの価値とか
高断熱高気密の性能ではなく
単に住宅価格の高騰で
価値の下がらない世の中になりました


我が家と同じ時期に建てた人は
スーモなどで中古住宅を見ると
恐ろしいほど値上げしているので
ビックリすると思います



新築時の価格で
もう一度同じ大きさで
家を建てるなんて絶対に出来ません


そして売る方が
望んでいた家の価値が
下がらない世の中なんですけど



家を売る人じゃないと
価値が下がらない事の
メリットって何も無いんですね



それどころか
価値が上がると
それに応じて
固定資産税も上がってしまうので


家を売らずに普通に
生活している人にとっては
デメリットしかないのが
実際のところです


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