住宅建材と断熱・気密の歴史– category –
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ドイツの住宅性能は本当に素晴らしい? 色々な疑問点や日本との違い
よく言われる事で 「日本の住宅は遅れている ドイツは素晴らしい」って奴ですね そうは言っても なんでも 「ドイツのマネしろ」 「日本はダメ」なんて言われると 私は壊す側とはいえ 現場の気持ちも分かりますから ちょっとイラっとしますけど 「じゃあ、... -
住宅用建材と設備の広告の歴史50年
解体工事でアスベスト入りの建材を調べるために 50年ほど前の建築知識という書籍が何冊かあるのですが 50年程前の雑誌を読むと 広告が面白いんですよね グラスウールを着てたり(笑) 今回は手持ちの資料から 昔の建材、設備メーカーの広告を集めてみまし... -
日本の住宅寿命が短いのと、この先も長くはならない理由
最初に結論から言うと どんなに住宅の性能が上がっても 今のままでは 日本の住宅寿命は まだまだ短いままだと思います ハウスメーカーや 工務店が考える 家の寿命というのは 木造住宅の場合なら 躯体の木材が まだ大丈夫かどうかですが &n... -
木製サッシからアルミサッシに変わった40年前の理由と歴史
樹脂サッシよりも断熱性が高い木製サッシですが アルミサッシが普及する前だいたい50年前位は 日本の戸建住宅はほとんど木製サッシでした 母の実家は未だに木製サッシですが・・・昔ですから精度がなく隙間は多かったにしても 今の技術なら断熱性能は良く... -
40年前の建築書籍「省エネ住宅の計画」を見て今との違いを学ぶ
こちらの建築系雑誌「建築知識」ですが なんと1978年と42年前の書籍です 工務店やハウスメーカーは 最新の知識を学ばないといけないので 40年以上前の本は 見る必要も無いと思いますが 解体業と廃棄物の処分業を している私には 必要な本だったりします 必... -
50年前の家の方が30年前の家より長持ちする事実 ~通気工法が出来るまで~
解体現場で 実際に家を解体した 廃材を見ていると 「この家古いのに木がしっかりしてるなぁ」とか 「築30年なのにボロボロだなぁ」とか 色々思ったりします 私が家を建てて 住宅系のブログもしているので 興味があるだけですから 他の人は ... -
築30年のサイディングの劣化とひび割れ
サイディングが普及して 20年ちょっとですが 今回は築30年のサイディング さらに、ほぼノーメンテナンスという 劣化具合を見るには 貴重な建物がありました こちらは今から解体するわけではなく 会社で所有しているアパートなのです... -
築100年以上の古民家を見学して暑さ対策を考える【夏は古民家の方が涼しい?】
先日です母親の実家にお墓参りに行きましたが母親の実家はなんと築120年です! 母親のお爺ちゃんが宮大工でこの家を建てたそうです 70年ほど前に周りが全部火事になったそうですが我が家は高台にあったのと庭に鯉がいる池があって水を家に掛けてどうにか免... -
日本でアルミサッシが普及して欧米で樹脂サッシが普及した理由 2
前回の記事 詳細はこちらも見て頂きたいのですが耐久力がある樹脂サッシが作れなった昔は・欧米では窓を小さくして 樹脂サッシを使い・日本では窓を大きく 掃き出し窓を使ったので 腐食もせず、加工もしやすくて耐久力があるアルミサッシを使ったと書き... -
日本でアルミサッシが普及して欧米で樹脂サッシが普及した理由1
・日本では昔から アルミサッシの割合が多く ・欧米では樹脂サッシの割合が多いその為に日本のサッシ性能は遅れているという話を聞いた事があると思います 欧米、アメリカでは樹脂サッシはもちろん木製サッシも普及してますが日本に比べてアルミサッシは... -
10年前と今の断熱性能の違いに驚く
我が家の建設途中に工務さんと話していた時に 「住宅業界もここ10年でかなり進化したのでこれから先は余り変わらないかも」 という話を言っていました 実際ここ10年で ローコストメーカーも色々進化したみたいで その分値段差も ローコストと言われるメー...
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