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さようならレオハウス・・・ついにレオハウスの名前が消滅したので歴史を振り返る

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レオハウスが
ヤマダ電機に買収されてから約3年


ついに
レオハウスの名前が無くなる時がきました


レオハウスのトップページを見ると
「ブランド統一のお知らせ」と案内が出て
ヤマダホームズのサイトに移動します

目次

・いきなり店舗が無くなる

通勤で毎日
レオハウスの前を通りますが


先週のある日
「ヤマダホームズになってる・・・」


前日まではレオハウスだったのですが
看板もノボリも全部変わっています


ちなみに前日までは
このように
ヤマダ電機のロゴはあるけど
レオハウスの名前でした


余談ですが
レオハウス甲府店の建物は
元々ロイヤルホストでした(笑)


そして家に帰ると
来年のカレンダーと一緒に
ブランド統一のお知らせがあって


「今後の担当は
ヤマダホームズ甲府展示場となります」
と記載があります


まあ、名前が変わっただけで
場所も店長も同じだし
ヤマダ電機に買収されたのは3年前だし
ヤマダホームズの完全子会社になって


ヤマダ電機のロゴがありながら
ヤマダの文字が無くて
レオハウスって名前の方が
おかしいのかもしれませんが

STEP
元々はNACという
住宅コンサルティング会社が
レオハウスを立ち上げて
STEP
2020年にヤマダ電機が買収して
最初はヤマダレオハウスという名称になって
STEP
その後は
ヤマダホームズの中の
レオハウスというブランドという
微妙な立ち位置になって
STEP
そして今回
ヤマダホームズという名称になり
レオハウスという名前は消えます

・レオハウスの歴史 ~打倒タマホームの為に出来た会社~

レオハウスのスタートは
NACという
住宅コンサルティング会社があって


色々な住宅のノウハウを
教えるコンサル会社ですが


ここで学んだ会社で急成長した会社が
今では
ローコストシェアNo1のタマホームです


タマホームは1998年設立で
NACのコンサルを受けて
福岡県筑後市にモデルハウスを設立


その後タマホームは急成長して
2002年には博多に本社移転します


NACから見れば「教え子」の
タマホームがどんどん成長するので


「あれ?コンサルやってないで
ハウスメーカー作った方が儲かるんじゃね?」一緒に商売しようと
タマキューホーム(タマホーム九州)を設立して
NAC80%、タマホーム20%という比率でスタート


九州の上の方をタマホームが
下の方をタマキューホームが
メインで販売していました


ここまでは良かったのですが
タマホームがどんどん成長して
2年後の2004年には大阪本社
翌年2005年には東京まで進出します


同じ商品を売るノウハウは知っているNACも対抗して
九州以外に「さくらハウス」という
ローコストハウスメーカーを作り始めます


これが元の教えは同じですから
タマホームとそっくりの商品の
ハウスメーカーで


全国制覇も
いけると思うタマホームからすれば
「NACなんかにコンサル料を払ってまで
留まる必要もないし
業務提携も解除したい」


逆にNACから見たら

「俺のノウハウで成長したんだろ」という考えで


その辺の契約が揉めに揉めて(笑)


全ての契約が破棄されて
タマホームは独自に全国展開をして


NACの方は
タマキューやさくらホームを全て
2008年に全てを「レオハウス」にして


打倒タマホームを掲げて
全国に支店を広げていきます


今のアイ工務店みたいな
勢いでどんどん広げていきますが
最初は意味不明?な事も多くて


まずキャラクターが謎のピエロ
これは我が家の契約書ですが
まだピエロが残っていました


そして初期のTVCMは
謎の中国忍者
これはNACが芸能事務所もやっていて
そこに所属している中国人モデルだそうです・・・


当時の店舗は
全国同じで非常にダサく
ハウスメーカーとして
そのセンスはどうなの?と思える
デザインでした・・・


我が家も最初はタマホームに行って
当時は犬猿の仲で
「レオハウスの見積りを持っていくと
タマホームは値下げする」って言われていたので


軽い目的で行ったのですが
初期のブログ記事を見ると
建物やロゴのダサさに驚いています(笑)

・レオハウスの全盛期~買収されるまで

それでもNACはコンサル事業や
ダスキンは加盟店1900店もある
一番のシェアを持っていて


他にもクリクラの宅配水や
マキアレイベルの化粧品など
色々と好調でしたので
お金はありますから


住宅にはどんどん予算を使って
クレヨンしんちゃんのCMをTVで流して
店舗もたくさん増えました



我が家が完成した2017年の時には
店舗数は全国100店舗になって
ローコストハウスメーカーとして
有名な会社でした



その時に我が家も契約しましたが
安いのに十分な性能で
満足はしていますけど


とにかく赤字でも
販売数を伸ばした結果
毎年売り上げは100億円を超えるのに
損失は10億円以上の赤字という



家を買う人は嬉しいけど
会社的にはお荷物だし


NACの株主総会では
「レオハウスを売却しろ」と
株主から迫られていました


そして今から3年前に
一応はコロナが理由ですが
5年連続で赤字という


工務店なら絶対に倒産してる
赤字を抱えながら
2020年に
ヤマダ電機に売却されました


ちなみにヤマダ電機の住宅事業は
2011年に不振のエスバイエルと資本、業務提携したのが
スタートです
・最初はエスバイエルの名前のままでしたが

・2013年にヤマダエスバイエルになって


2018年に完全子会社して
ヤマダホームズの名称になりました


レオハウスもエスバイエルと同じように


・最初はヤマダレオハウスになって

・その後はヤマダホームズの一部門となり


今回の統合で完全に名称が消えます

・既に建てた人の保証は大丈夫?

ブランド統一のお知らせと一緒に
保証に関しても記載があります
「レオハウスで建築した建物は
ヤマダホームズが保証するから安心してね」という記載です


これに関しては
全く心配はしていないですし


そもそも3年前から
ヤマダホームズの完全子会社で
レオハウスの名前だけ残っていた状態なので


今回は例えるなら
商品名が変わったような物です


心配するなら
3年前に買収された時の方が
色々と変わる可能性がありましたが


5年点検もちゃんとしてくれたし
未だに何かあったらすぐ連絡してくれるので
その点は何も心配は無いと思います


3年前の買収時にも
記事を書きましたが
ハウスメーカーの家は
全体の25%だけで


残りの75%は中小工務店で
建てられています


つまり
ハウスメーカーのシェアを見ても
ここで争っていても
全体から見たら25%という中で


少しでもシェアを
広げたい会社がたくさんあるから
買収されていきます



売りっぱなしの製品じゃなくて
その後の付き合いやリフォームもあるので


ある程度のシェアがあれば
ハウスメーカーやビルダーは
買収されていきます


その点が中小の工務店と違って
安心出来るので
6年前の記事でも
選ぶ理由で書いていました

・ブログタイトルも変更?

このブログの名前は
「レオハウスで建てた家と子育ての話」です


新居が完成して既に7年ですから
初期の「どのメーカーと契約しよう」なんて記事は
値段も商品も古くて参考にならないと思いますが


それでも検索ワードで
レオハウスを見ると
未だに1ヵ月で100人以上の方が
レオハウスという検索ワードで
見に来てくれています



なので
ブログタイトルは
そのままにしようと思いましたが


それでも家以外の方が圧倒的に多くて
家の事なんて
全く無いような状態です(笑)


かといって
「ヤマダホームズで建てた家」ってのも
なんか違う気がするし


暫くしたら
「ローコストで建てた家と子育ての話」に
変更しようかなと思ったりしますが


他にいい案があったら
誰か教えてください(笑)


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