断熱と気密の話

2021年08月13日







先日、内窓のカタログを見ていたら


戸先錠a


これはYKKのプラマードUですね



戸先錠という名前で
文字通り「戸の先」に鍵があるので
閉じたら鍵が掛かるという商品です



日本特許取得なんて
書いてありますから


LIXILには無いんですけど



内窓のプラマードだけではなくて


戸先錠b


高性能樹脂サッシAPW330にも
搭載されていますが



「これってどう考えても
気密性能が落ちるんじゃ・・・」
思うわけです






・従来のクレセント錠はカギを掛けるだけではありません



今までの
クレセント錠には
役割が2つあって


・1つは鍵がかかること



そしてもう一つの役割は

戸先錠c


引き違い窓2つを
密閉して気密を上げる事ですね



引き違い窓は
2つの窓をレールで滑らす関係上


この2つには若干の隙間があって
それを密閉するのが
クレセント錠の役割です



戸先錠には
その機能がありませんから


通常のクレセント錠より
密閉性=気密性が落ちます





我が家の窓で見てみると


こちらがカギが掛かってない状態


戸先錠d






こちらがカギを掛けた状態

戸先錠e


画像だと
分かりませんが(笑)



自宅で試して頂ければ
分かると思いますけど


鍵を掛けると
2つのサッシが密着する感じが分かると思います



1ミリ近くは
窓が動くのが分かります




一応カギを掛けてない状態で引っ張ると


戸先錠f


これだけ隙間が出ますが





同じ位の力で
カギを掛けた状態だと


戸先錠g


当然動きません




ちなみにクレセント部分は
消耗品扱いですから


どんなにいい窓でも
数年に1回は調整して
10年ほどで交換した方がいいです



誰でも交換出来ますから



古い窓は
もちろん性能も悪いのですが
密閉性が落ちてくると


当然隙間風が入るので
さらに性能が落ちます



「古い家だから隙間風が・・・」
なんてブログもありますけど


本来、カギが掛かって無くても
見た目に隙間なんてありませんが



どうしても経年劣化で
隙間が出来るので
そうしたら建て付けの調整や
カギの交換した方がいいですね





参考までに
職場の古いアルミサッシの写真を取りましたが


戸先錠h


めちゃ汚いのは置いといて(笑)


隙間から光が入ってますから
当然それだけ隙間があるって事ですね





・もしかしたら気密を保つ秘密があるのかと聞いてみた



そうは言っても


性能にはうるさい
YKKですし


何か秘密があって
気密性は確保出来てるのかと
問い合わせをしました




「引き違い窓って
クレセント錠で気密性能を上げていると
思うのですが戸先錠だと気密性能下がりませんか?」
という質問の




回答がこちら


戸先錠i


公式で気密性が落ちると言われました・・・










・分かってて選ぶなら問題ないのですが・・・



わざわざ性能が落ちるのに
商品化されているのですから
もちろんメリットもあるわけで




公式の案内だと


戸先錠j


閉めればカギが掛かりますから
掛け忘れの防止にはなりますし






戸先錠k


真ん中にクレセント錠が無いので
デザインはスッキリしますね



防犯効果ってのは
余り無いような気もしますけど・・・



とはいえ
現在商品化されているのが

・APW330と

・プラマードUですから



APW330なんて
性能重視したい人向けの商品ですし


プラマードUなんて
内窓ですから


それこそ性能向上の為に付けるのですから
ちゃんと説明して納得しないと
ダメですよね






こちらの方は
戸先錠は閉めやすいとだけ説明されて


・腰高窓は戸先錠

・掃き出し窓は
 従来のクレセント錠にしたみたいですが



戸先錠の方だけ
結露しているそうです



詳しい人なら
ちょっと考えれば分かると思いますが


そうじゃない人もいますし


カタログ見ても
最後の技術資料ページには載ってますが



戸先錠の案内ページには
気密性能が落ちるなんて
書いてありませんから



購入する時に
営業さんなりYKKの人が
教えてくれればいいのですが



窓のカギ一つだけでも
これだけ大変ですから



家作りって本当に
苦労しますね



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2021年08月09日







梅雨時などに
再熱除湿付きのエアコンを勧めましたが







もう一つ
再熱除湿が必要なのが
真夏の睡眠時です



今の高断熱住宅なら
だいたい寝る時は
エアコン点けっぱなしだと思いますが



「ぶっちゃけ冷房だけだと
湿度が凄い事になりますので」



是非
再熱除湿をオススメしたいですが





どれくらい湿度が違うのか


switchbotで
データを取りましたが



やはり
一日中冷房では
湿度が高すぎでしたので



今から
エアコン買う方には
是非再熱除湿付きをオススメします






・夏の寝室は冷房だけでは湿気が凄い事に



屋根裏エアコンとか
1台で家の中全部を冷房している家は
また別なのですが



・我が家は
 冬は1階のエアコン1台で
 2階も含めて全部を暖めますが




夏はリビングのエアコンと


再熱除湿a


寝室のエアコンを使っています





間取りがこうなっていて


再熱除湿b


寝室は8畳ですね






冬は1階リビングの暖房だけで


再熱除湿c


ドアを開けっ放しにすると
2階全部が暖かくなりますが



夏の冷気は上には行かないので
2台使わないと無理ですね・・・





そして
8畳の部屋に
家族4人で寝る訳ですが



当然、人間がいるだけで
呼吸しますから
湿度って結構上がるんですね



という事で


・1日目は冷房で

・2日目は再熱除湿のドライで


温度と湿度を検証します






・1日目 冷房のデータです




1日目、2日目とも



再熱除湿p


・最低気温は24℃

・最高気温は35℃位ですが





こちらが1日目
ずっと冷房をしていたデータです




まずは気温ですが
設定温度は26℃で
風量などは全て自動です



再熱除湿1



エアコンはずっと入れていますが
寝室に行ったのは
22時30分位で



ここから
温度が一気に上がりますね



人間は37度前後の熱源ですから



そして26℃近くになると
またエアコンが強くなって



温度が下がると
また動かなくなりますが


これが
サーモオフという状態になります



サーモオフになると
エアコンが動いてない状態なので
(送風のみ)


湿度を下げることはありません


なので
温度だけ見ると
快適って感じですが




次に
この日の湿度を見てみると


再熱除湿2


入室後
一気に湿度が上がりますね



誰もいない状態では
湿度54%と快適ですが


家族が寝室に入ると
一気に70%位まで上がります



大人だと
呼吸と見えない汗だけで
1日に1,000mlも水分を放出しますし



我が家は親子4人ですが


8畳しか無い寝室に
4人で寝るのですから
一気に湿度が上がります




良くも悪くも
気密がいいって事は
外に湿気が逃げませんから
こうなります






温度が26℃を超えそうな
23時過ぎに


またエアコンが動くので
湿度が下がり始めましたが


どうしても
冷房の設定温度になると
エアコンは止まってしまいますから


そうなると
また湿度が上がってしまいます



結局65%~70%あたりを
行ったり来たりしていますね




もちろん
もっとエアコンの設定温度を下げて
22℃とかにすれば
湿度も下がりますが



そうすると
寒くて寝れません・・・



温度はそこまで下げずに
湿度だけ下げれるのが


再熱除湿です






・次に再熱除湿のデータです



次が普段の設定
再熱除湿ですね



ちなみに
寝室に入るまでは
冷房にしています




そして寝室に入る
ちょっと前に


再熱除湿f


このように
温度は26℃
湿度は50%に設定します



ちなみに
温度と湿度を
自由に設定出来るのは



日立の特許なので
他社製では出来ません・・・




そして再熱除湿時の
まずは温度のデータです


再熱除湿3


冷房時と同じように
入室後温度が上がります



ちなみに
布団を掛けないと
寝れないタイプなので



寝室に入る前は
25℃設定にしています



寝ちゃえば
布団無くても平気なのですが(笑)


・・・・・
・・・・
・・・
・・



そこからなだらかに上がって
MAXだと26.6℃になりますが
決して暑い事は無く




湿度が快適なので
これくらいが
丁度いい温度になります



そして
湿度データを見ると


再熱除湿4



入室後は
一度上がりますが



そこからはずっと
50%で安定します






2つを並べて比較すると
まずは温度


再熱除湿5


温度だけ見ると
それほど違いはありませんね






次に湿度を並べると


再熱除湿6


平均で15%以上も湿度が違います




冷房時は


再熱除湿をすると
いかに湿度が安定するか
分かりますね




同じ26℃でも


・湿度が70%あれば
 ムシムシって感じる時もありますが


・湿度50%は本当に快適です







・再熱除湿が無いドライは弱冷房と同じ



日立のエアコン
Xシリーズは


再熱除湿L


ドライ運転=再熱除湿のみなので



残念ながら


再熱除湿がないエアコンの
ドライ運転=弱冷房方式が無いので
データが取れませんが





結局、再熱除湿ではないドライは


再熱除湿m


結局26℃設定にしたら

室温が26℃になったら
エアコンは止まってしまうので


どんどん湿度は上がってしまいます




夏なら
昼間は冷房だけで問題はありません



昼は外気温が暑いですから
そんなに長時間サーモオフで
止まる事がないですからね




しかし
深夜~早朝は
外気温が22~25度位でしょうか


2日間の測定日とも
最低気温は24度でしたが



それだと
冷房や


弱冷房方式のドライ運転では
何度も止まってしまいます





最近流行のF式冷房って奴ですね


https://iiie296.com/?p=18618



要はエアコンにフィルター掛けたり
全館を1台で運用するなどして
負荷を上げれば


止まりにくいって
良く考えられたシステムなのですが





全館冷房なら
ともかく


寝室だけのエアコンだと
どんなにフィルター掛けようが
冷房の設定温度が先に来ちゃいます



・寝室が20畳とか

・一人で寝るなら
 別ですけど




我が家みたいに
寝室8畳で家族4人


それを今のような
気密、断熱性が高い部屋なら


どう考えても
人間の呼吸や汗で
湿度が上回ります・・・




平成初期の
気密がスカスカで
断熱も無い家なら
止まらない可能性もありますが・・・



なので
やはり今の家は
再熱除湿付きの
エアコンがベストだと思います




とにかく
昔の家に比べて
冷えすぎちゃうという



ありがたい事ですが
エアコンの使い方を
変えないといけない家になりましたね



ちなみに
寝室程度の大きさなら
普通の冷房プラス除湿機でも
大丈夫です




どちらにしても
再熱除湿か除湿機を使わないと
冷房だけだと止まってしまい
湿度が下がりません・・・




ちなみに
エアコンは日立か三菱が
オススメと過去記事に書いたら



「富士通ゼネラルも再熱除湿あります」
言われたのですが


再熱除湿o


富士通のは
湿度設定が出来ないので


正直再熱除湿の面では
かなりランクが落ちます・・・




というか
再熱除湿関係は
日立の特許だらけなので


実質は日立の一強ですね


やや離れて三菱


エアコンでは有名な
ダイキンは再熱除湿がないので
我が家みたいな使い方には
余り向きませんね











・弱冷房の方が湿度は下がりますが・・・




弱冷房方式のドライは
試せませんが



よく考えたら
冷房を弱には出来るので
そちらでも翌日試しました





まずは温度


再熱除湿1


弱でも充分快適ですね





次に問題の湿度です


再熱除湿2


平均が60%ほどで
だいたい60~65%を前後しますね




弱の方が
サーモオフにならない分
稼働時間が長いので



通常の冷房よりは
快適になりましたが
それでも60%が限界ですね・・・




寝室のドアを開けておけば
止まらないのでもっと下がると思いますが(笑)



これでF式と呼ばれる
フィルターに負荷を掛ける事を
すればもう少し下がりそうですが



やはり今の家でサーモオフせずに
8畳の締め切った寝室を冷やすってのは
逆に無理がありますね(笑)




50%にするには
再熱除湿しかないかなぁと思います





~追記~



この記事を出した後に
コメントTwitterで
ダイキンにも再熱除湿があるよと
頂いたので



日立とダイキンの違いを記事にしました



https://reogress.net/archives/30133098.html




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2021年07月26日






断熱材によっては
防湿層ってのは省略出来るのですが



この問題


「要らない」
って人と

「要る」って人が分かれていて


どちらも
一長一短な部分もあるのですが




私は
アクアフォームには
要らないと思ってますし



地域によっては
間違いなく無い方がいい場合もありますから



我が家は防湿層を入れていませんが



要らない理由と
メリットとデメリットを
なるべく分かりやすく説明します





ちなみに
前回記事の






吹き付け断熱と
グラスウールの耐水実験も
見て頂くと
さらに分かりやすいと思います






・要らない理由① そもそも湿気をそこまで通さない



本題の
夏型結露の問題は理由②に書きますが
大前提として


アクアフォームは
防湿層が要らない断熱材です



グラスウールなどの
防湿層が必要な
断熱材は
要らないという選択肢はありません



断熱材には
透湿率があって



素材によって
湿気を通しやすい断熱材
通しにくい断熱材があります




防湿層a


グラスウールとロックウール
セルロースファイバーは
めちゃくちゃ湿気を通しますね



アクアフォームは
硬質ウレタン3種ですから



スタイロフォームや
アクアフォームNEOに比べたら
湿気を通しやすいですが


防湿層b


それでもグラスウールの
5分の1程度ですね






それを室内側と室外側で
計算して透湿抵抗比を出して


防湿層c



断熱等級の地域も含めて
色々な計算をしますが




簡単に言うと


「まあ結露はこの断熱材なら
防湿層無くても問題ないんじゃない?」って
場合は省略してもいいよって決まっています



もちろん省略できると言っても
全然湿気を通さないわけじゃないんですが




前回記事の浸水実験ですね


防湿層d


こちらで水を掛けた時の
重さを測りましたが




吹き付け断熱は
グラスウールほど
水分を吸いません




そして
もうひとつ


防湿層e


これだけ水に浸しても
アクアフォームは
変形しませんが


グラスウールは
すぐにペチャっとなってしまいます



これは
透湿抵抗が高い物は
水を含みにくいですから


当然変形もしないのですが



まず


「省略してもいい断熱材は
湿気は多少は通すけど
簡単にはダメにならない」ってのを
覚えて頂いて



その②にいきます



そもそも省略して
ダメな物でしたら
省略出来ません・・・






・要らない理由②逆に夏型結露の原因になる 



最近問題になってる
夏型結露ですね







そもそも防湿層ってのは
家の湿気が
壁から断熱材に伝わるのを防ぐ物ですね


防湿層f


普通は赤い〇の位置に
防湿シートを施工します





一般的に
内部結露と言ったら冬ですが



室内側から見ると
断熱材の手前に
防湿シートがあるので



家の湿気が壁から排出されにくいので
内部結露しにくいという物です



真冬でも
24時間暖房していれば





朝方なんかは

・室内は24℃

・外は0℃なんて時もあります




まあ防湿層の位置は
ボードよりも奥ですから
そこまでの温度差は無いですが


ここに防湿層が無いと
家の湿気が排出されますから


グラスウールは
湿気に弱いのでベチャベチャになるので
防湿層は絶対に必要ですし



そもそも
グラスウールの場合は
防湿層は省略出来ません




・・・・・
・・・・
・・・
・・


防湿層を省略出来る
透湿抵抗値が高い断熱材でも


あった方が
壁から排出される湿気は
減るわけですから


冬だけ考えたら
あった方がいいのですが





結露なんて
夏でも冬でも温度差があれば起きますから


防湿層g



例えば
私の住んでいる甲府市だと
夏は外気40℃
室内はエアコンで24℃って事もありますし



外壁が太陽光に晒されれば
もっと温度差は出ますから
冬並みの温度差になります




しかも日本の夏は


防湿層i


超多湿ですからね・・・




温度、湿度は
高い方から低い方
低い方から高い方と移動しますから




先程の画像をもう一度見ると

防湿層f



夏は室内、室外の温度差が逆転しますが



冬と違って
防湿層の所で
湿気が止まっちゃいますね



ここは断熱材ですから
ここで長時間結露は
ちょっとよろしくないです・・・



でも、ここに防湿層が無ければ
室内に多少は入ってきますから


断熱材部分で長時間
湿気が滞在する事を防げます




もちろん冬場は
あった方がいいですけど



室内→石膏ボード→断熱材を通して
最後の合板と透湿防水シートまで
抜けるようにしたいので



https://reogress.net/archives/21588832.html



構造用合板も
湿気を通しやすい物と
セットで考えないとダメですね




防湿層h


昔の家は
よく合板が腐ってるなんてのもありますが



通気工法の通気層まで
ちゃんと湿気が通るように
した方がいいですね



透湿防水シートは
今はほぼタイベックですから
ちゃんと施工してあれば
心配する事はないですが


せっかく
湿気に強い吹き付け断熱を
使っているなら



冬は通気層に湿気を逃がして
夏は室内側にまで逃がして


断熱材に水分を
留まる事を防ぐには
防湿層は要りません



冬だけの事を考えたら
アクアフォームでも
防湿層があった方がいいんですけど



特に袋入り
グラスウールは
ちょっとした水分で
潰れちゃいますから



夏、冬問わず
完璧な防湿対策が必要になってきます







・要らない理由③ 施工精度で逆に問題になる



そもそも防湿シートが
あっても無くても
湿気に強い断熱材であれば
問題ないのですが



特に吹き付け断熱なら
何もしなくても気密が取れますし


防湿気密シートを貼れば
さらに気密が上がる可能性もありますが



ここで問題になるのが
防湿層の施工です



そもそも私が
グラスウール否定派なのは





正しい施工が出来ない問題です



袋入りグラスウールを完璧に
施工出来る業者なんて


北海道、東北を除けば
本当に少ないです




どこでも
オプション費用を払えば
防湿層は付けてくれると思いますが



例えば畳1畳分の石膏ボードに
針で穴を開けると
湿気はそこに集中します



針1つ分も隙間が無ければいいですが




温暖地の慣れてない業者が
まして標準が吹き付け断熱なら


ほとんどの家は
防湿シートを貼りませんから


オプションでシートを貼って
完璧に施工出来る
確率ってかなり低いと思います



何もしなくても問題が無い物を
あえて問題を起こす必要もないので
我が家は何もしていません






・地域で考えは違うのでよく考えて



「じゃあアクアフォームなら
防湿シート要らないね」って訳でも無く



例えば北海道、東北なら
夏型結露が起きるような
温度じゃない場所が多いですから


そうなると
防湿シートのメリットもあると思います



なにより寒い地域は
業者も慣れていますし



私が東北、北海道の人間なら
間違いなく付けてますね



・・・・・
・・・・
・・・
・・



結局、結露ってのは
夏、冬関係なく
温度差で発生しますから



簡単に結露が起きないようにするには
外と室内を同じ気温にすれば
結露は起きません




昔の人は
良く家に帰ると
窓開けてましたけど



こうすると
家と外の温度、湿度差が
すぐ同じになるので


結露部分も乾きますからね



一番良くないのは
完璧に計算、施工がされてない家での
24時間エアコンですかね


下手すると乾く暇がありません・・・




だいたい
「夏型結露って大丈夫ですか?」って
質問した際に



色々と答えられるような業者なら
問題ないと思いますし


高性能な住宅なら
冬は完璧に防湿層が防いで



夏は外張りの二重断熱で
外側に透湿抵抗のある
EPS系の断熱ボード使ってたりしますから


24時間エアコン使っても
問題ないと思いますが



ローコスト住宅で
そこまでしている所は少ないので



少なくとも
関東以南なら


吹き付け断熱の場合は
防湿層は無い方が
将来のメリットは高いかなと思います


完璧な施工が出来るなら
冬場はメリットがあるし



夏はまぁ・・・
そこまで暑くならない地域なら
無いよりは
あった方がいいかなぁって程度です



そもそも私の住んでいる甲府市なら
40℃超えますから


ちょっとでも
夏型結露の心配をする業者さんなら
わざと防湿層付けないんじゃないでしょうか






ちなみに
前回実験でも使った
アクアフォームNEOは


さらに透湿抵抗値が高いので
予算に余裕があるなら
やはりこちらに変更ですね



高断熱化出来て
結露にも強いですから



残念ながら
私が建てた時には
まだアクアフォームNEOは無かったんですけど



あったら50万円程度の増額なら
そちらにしてましたね



窓を変えるよりも
家の長持ち度的に
メリットがかなり大きいと思います










・どちらにしても心配しすぎな面も・・・



一応、このような考えもありますよって
話をしましたけど


解体屋として昔の家の中身を
かなり見る立場からすると



「そこまで心配なくても
大丈夫じゃない?」ってのは思います



もちろん地域差もありますから


ガチな寒い地域の方が
冬の結露多いと思いますが



温暖な地域で
通気工法がちゃんと出来ていれば


「そこまで心配しなくてもなぁ」とも思います




特に売り手側のサイトは
他社との差別化って意味でも
割と大げさに書いている会社も多いんですけど



読んでると
10年で家がボロボロになるんじゃね?って位に
不安を煽ります




実際断熱材がダメになっている家よりも


野地板がダメな家の方が
圧倒的に多いですから


結露に気を使うよりも
屋根に気を使った方がいいですね



やはり結露の水分より
雨の方が圧倒的に家に影響しますから




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2021年07月23日







ちょっと前に
アクアフォームを
吹き付けた後の余りですね



こちらを貰って
耐震実験とかしましたが







私が貰って嬉しそうにしたからか





次に会った時に
「アクアフォームNEOも出たのでどうぞ」


アクアフォームNEOa


また頂いちゃいました(笑)



・右がアクアフォームNEOで

・左が普通のアクアフォームです





せっかくなので


アクアフォームNEOb


・アクアフォームNEO

・アクアフォーム

・グラスウール


この3つで色々と比較実験をしたいと思います







・密度が高いアクアフォームNEO



まずは
アクアフォームNEOと
普通のアクアフォームの違いです




アクアフォームNEOの
性能数値は
カタログとか見て頂ければ分かりますが


アクアフォームNEOb2


密度が3倍で
今までのアクアフォームより
高性能です



性能の数値で言うと


アクアフォームNEOの
熱伝導率は0.021W/mKです


数値が低いほどいいのですが



普通のアクアフォームが
0.034W/mK



高性能グラスウールは24kでも
0.036W/mKなので



同じ厚さを施工するなら
かなり性能の違いが出ますね




差額がどれくらいか分かりませんけど
出せるなら絶対にNEOの方がオススメですが



もちろん断熱材は
数値だけじゃなくて
厚みも大事なので


厚みはある程度吹いた方がいいと思います




・例えば普通の
 アクアフォーム90ミリと


・アクアフォームNEOの55ミリは
 性能値はだいたい同じ位ですが




余り薄く施工すると





このように隙間が出来る可能性増えますので
出来れば厚い方がいいですね




まあ、厚くても薄くても
隙間があったら再施工してもらうので






必ずチェックはした方がいいです


・・・・・
・・・・
・・・
・・




まずはカットして
断面図を見ると


アクアフォームNEOc


かなり密度が高いですね


スタイロフォームなどの
発泡スチロール系に似た感じです



普通のアクアフォームは

アクアフォームNEOd


もうちょっと「ふわっ」としてる感じです







・かなり硬いアクアフォームNEO



色も違いますが
触ってみると


アクアフォームNEOe


まずは硬さが
全然違いますね



スタイロフォーム並みに
硬いです



同じくらいの力で
普通のアクアフォームを押すと


アクアフォームNEOf


中身は
これくらい凹みます



アクアフォームも
表面はかなり硬いんですけどね




グラスウールは
さらに柔らかいですから


アクアフォームNEOg


こんな感じですね



グラス・ウールの
名前の通り


ガラスで出来た繊維なので
羽毛などを想像すると
だいたいあんな感じです




アクアフォームNEOh


子供も
ピンクのが一番硬いと言ってます(笑)




まあグラスウールも
セルロースファイバーも柔らかいのですけど



硬いからといって
断熱性能にメリットがあるわけではないですが



今から実験しますけど
硬い=透湿抵抗が高いですから
結露を防げるというメリットがあります





あとは、硬い方が
それだけで計算には含みませんが
耐震性能的にはいいですし



大地震のズレも少ないと思います



前にアクアフォームで
大地震時の復元実験をしましたが






アクアフォームはズレでも
グラスウールと同じように
元に戻りますが



NEOの方は
そもそも硬いので手では
ズラす事が出来ませんね



その分
スタイロフォームや
今回のアクアフォームNEOは



手で凹ますと
復元はしないので
ちょっと方向性が違う断熱材ですね






・耐水実験をしますけど・・・


最近
「アクアフォームに防湿層は要らないの?」

とか

「夏型結露について」


などのコメントと
質問を頂いたので


まずは耐水試験を行います



これ、やる前から結果は
分かってるんですけどね(笑)



余りに心配している人が多いので
実験します


・・・・・
・・・・
・・・
・・



断熱材の一番の敵は
湿気ですね



グラスウールや吹き付け断熱が
湿気を吸い取って
カビだらけになって
ダメになるって奴です



・冷静に考えれば
 アクアフォームなどは硬化プラスチック


・グラスウールはガラス繊維に
 ビニールですから



素材そのものが
水を吸う事はありません



「じゃあ、何で湿気を吸うの?」と言うと



断熱として
大量の空気がありますから
そこに水が溜まりますね




という事で
思い切って水を大量にかけます


アクアフォームNEOi


かなり長い時間水を掛けて
「もうこれ以上吸収しない」って位に水を掛けます




どんなに結露しても
ここまでは濡れませんが実験なので
家が浸水したかのように濡らせます





アクアフォームは
グラスウールに比べると
透湿抵抗値が高いので



アクアフォームNEOp



これだけ水を掛けても
変形はしていませんが
グラスウールはペチャンコに
なってしまいました









アクアフォームNEOj


これを1週間
物置に入れて


まずは水分がどうなってるか
確認します






・断熱材を水に漬けるとどうなるか




まずは普通のアクアフォーム


アクアフォームNEOL


風の影響もあるので
1,2グラムはズレると思いますが
濡らす前は9グラムです





濡らした時の重さは


アクアフォームNEOL2


24グラムなので
約2,7倍分は
水を吸収してますね





そして1週間経過したのが


アクアフォームNEOL3


開始前より減ってしまいましたが
風の影響だと思いますけど
水分は一切残っていません





アクアフォームNEOは
開始前が


アクアフォームNEOm


18グラムですね


大きさはほぼ同じなのに
アクアフォームの倍重いので
かなりの密度です



これを濡らしたのが


アクアフォームNEOm2


32グラムですね


約1.8倍重くなったので
アクアフォームよりは
水分を貯めれませんね



アクアフォームより
アクアフォームNEOの方が
透湿抵抗が高いので
当然の結果です





そして1週間後の数値が


アクアフォームNEOm3


16グラムです



こちらも開始前より
軽くなってしまいましたが
水分は残っていません




最後にグラスウールですが


アクアフォームNEOn


こちらは開始前が
10グラムですが




グラスウールは
透湿抵抗値が低く
めちゃ水分を含めるので





タオルを濡らして
絞ってない状態と同じですから


アクアフォームNEOn2


持ち上げるだけで
水が滴ってきます・・・





なので
本来はもっと重いはずですが
ある程度水が落ちましたけど


アクアフォームNEOn3


36グラムです



ある程度絞っても
3.6倍ですから
かなり水分を閉じ込めますね




そして
1週間後が


アクアフォームNEOn4


全て開始前より
軽くなりましたが
9グラムですね




どの断熱材も
見た目に水分は無くなりましたし



全く変化もありませんし
もちろんカビも生えていません



梅雨時の物置保管なので
湿度も結構あるはずですが
全く問題は起きませんでした


・・・・・
・・・・
・・・
・・



本来は
防湿層とか透湿抵抗値とか


なぜ吹き付け断熱には
防湿層が要らないかの実験なのですが



ちょっと長すぎるので
こちらは次回に書きますが



どれも素材自体は
水を吸いませんが



結局結露で水を入れても
その後の通気が
しっかり出来ていれば大丈夫です




ただ、グラスウールだけは
今回変形しましたから
これが防湿層が必須な主な理由ですね






・売る方は施主を不安にさせすぎ



今回、この3つを色々実験しましたが


どれ使ってもいいんですけどね
別に性能に劣る物はありません



特にセルロースファイバー使ってる会社さんだと


「吹き付け断熱や
グラスウールは湿気に弱くて
水分を含むとすぐダメになる」とか



「カビだらけ」とか
色々言いますけど


決してそんな事はありません



だいたい
食パンやお風呂にカビが出やすいのは
栄養があるからであって


断熱材と雨では
そこまで心配するほどではありません




もちろん
何か月も水分があれば
カビるでしょうけど




その点は
断熱材の種類と言うよりも
通気の問題ですね



https://reogress.net/archives/10499899.html



湿気が入り込んでも
ちゃんと通気が出来ていれば
問題ありません




解体した昔の家は
たしかにボロボロなの多いんですけど


それは内部の結露を排出出来る
仕組みが無かったからです





今は通気工法なので
その心配も
ちゃんと施工すれば
問題ありませんし




そもそも
工務店さんが


「古い家を解体すると
ほとんどボロボロの状態です」なんて
発言する場合がありますけど


そんなに古い家の解体を
見るような職業じゃないですからね(笑)



・作る側と壊す側は
 全く別の会社ですし


・建て替えの現場だって
 別に来ませんし


・来たって邪魔ですし(笑)


もしかしたら
休日に見に来てるかもしれませんが


産廃はすぐ処分場に運ぶので
見れませんし(笑)



実際に
見れる側の仕事してますと


アクアフォームNEOq


解体しても
こういう綺麗な状態のも
多いんですよ







後は、今までカビだと
言われてたのは
実際はホコリだったりします



さすがに通気工法前の建物は
湿気の逃げる場所がないので
ボロボロな場合もありますけどね










・アクアフォームNEOは買いか?




同じ金額って事はないでしょうから
多分オプション費用かかると思いますが



個人的には
結構アクアフォームNEOは
オススメだと思います



付加断熱が無ければ


断熱材は柱の厚みまでしか
入れれませんので
4寸だと12cmですね


例えばアクアフォームを
これ以上入れるのは無理なので


そうした場合は
同じ厚みなら性能のいい
アクアフォームNEOのがいいですからね



ローコストでも高性能にって場合は
付加断熱までは入れれないけど



Ua値上げたいなら
単純に熱抵抗値の低い
アクアフォームNEOのがオススメですが


同じ性能値
・例えばアクアフォーム90mmと

・アクアフォームNEO55mmって場合なら

アクアフォームのがいいかなぁと思います


厚く吹いた方が隙間とか出にくいし
施主さんも見分けるのが簡単ですから





ただ、断面カットすれば分かりますけど


アクアフォームNEOr


表面って凄い硬くて
ここは透湿抵抗もありますから




12cmのスペースに12cm入れちゃうと
表面をカットするしかないんですよね・・・




なのでマックス入れるなら
NEOにしてちょっと隙間入れて



予算次第ですが
これで壁100mm
屋根200mmとか吹けば
結構な高性能住宅になります


内部結露にも強いですしね



先程も書きましたが
これは防湿層と内部結露
夏型結露の実験なのですが




こちらは次回に続きます



https://reogress.net/archives/29757673.html



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2021年03月29日







ブログのコメントや
ツイッターなどで



吹き付け断熱の
解体時の費用などの質問を
何件か問い合わせを頂きまして



家を建てる段階で
解体の事を考えるなんて素晴らしいですね




私の場合
会社に自宅の解体なんて相談したら
「一人でやれ」って言われそうですが(笑)



という事で
相談内容の



・吹き付け断熱した際の
 解体費用や


・解体業者からお断りされる件に
 回答します






・まずはネット上にある色々と間違った認識について




最初に回答から言うと



吹き付け断熱した場合の
建物を解体した場合に


①高くなる

②変わらない

③そもそもお断り


この3パターンがあると思います




そして、私の会社は②の
変わらないです





私の会社は

・解体業と

・廃棄物処分業の両方をしています



解体してその廃棄物を処理するまでを
しますが



~簡単に流れを書くと~




建物の解体ってのは
最終的に更地にしますから



まずは建物を壊して


解体a






解体して出た廃棄物を
処分場に運搬して


解体b


廃棄物処理場で処分



これが解体工事でかかる費用です




古い解体するような戸建て住宅で
吹き付け断熱を使っている家は
まだありませんけど



ビルなどでは
昔からある工法なので
そういう建物も解体します





古い家の解体以外にも



新しい家の廃材


解体c


石膏ボードや
サイディング、木材などの余りですね




これらを新築現場に
コンテナを置いて



それを回収して処分しています




という事で
使ったアクアフォームも回収しますが



前にアクアフォームの余りを貰って
実験しましたけど







私が喜んでいるのを見て
もっといっぱいくれました(笑)

解体d

(大量のアクアフォームの余りです)



すぐ縮むとか液状化するとか
書いてるブログもありますが


実際に見ると
そんな事はありません




もちろん公式でも
案内してます


解体k




しかし吹き付け断熱は
解体する場合は
木材に付着していて



これが強力な接着力なので
綺麗に取れません




解体e


その分
住んでいる時は
気密性に優れているのですが



解体する時は
接着してて剥がれないので



吹き付け断熱と
木材を綺麗に分ける事は出来ません・・・




なので
業者によっては


「解体費用が高くなったりする」
書いているブログも多いんですけど




色々と見てみると
吹き付け断熱否定派の営業さんの話だったり



工務店さんの話だったりしますが



実際の解体屋さんの
記事って全然無いんですね(笑)







・何故解体費用が上がる場合が出てくるか




ぶっちゃけ
解体するだけなら手間は変わりません




解体f


重機で

・グラスウールだろうと

・吹き付け断熱だろうと



どちらも簡単に壊れますから



解体出来ないなんて事は
絶対にありませんが



この後の
廃棄物の処理によって
金額が上がります





まず
木材だけでしたら


解体g


こちらは私の会社の
木くず置き場です




この後の処理は
機械にかけて
木材をチップにして


木製品の業者へ買い取られます





一方で
吹き付け断熱が付いた木材は
木材チップに出来ませんから


解体h


焼却炉で燃やします



・燃やす可燃ゴミと

・木屑の処分料の差は



木屑の方が
処分料が安いのですが



うちの会社だと
キロあたり10円違うので


1トンあたり10,000円の差になります



だいたい戸建ての木材が
10トンとすると
処分費用で10万円変わりますね





これだけだと吹き付け断熱の方が
高くなりそうですが


解体i


その分グラスウールの
処分料がかかりません



こちらは燃やさないので
破砕した後に


埋め立てしないといけませんから
これが非常に高額です



私の会社では
こちらは1m3あたり20,000円の
処分料を頂きます



なので
トータルとして
解体費用は
どちらも変わりません










・解体費用が高くなるパターン



うちの会社は
解体から処分までを
全部行いますが



通常、解体屋さんは
解体して



他の廃棄物中間処理場に
ゴミを運びます





その中間処理場が
焼却施設があって
吹き付け断熱が付いた木材は
燃やせるなら


費用は変わらないと思いますが





解体業者が
廃棄物を持っていく処分場に


焼却施設が無い場合ですね


実際に
焼却施設なんて
そこそこ大きな
処理場じゃないとありませんし



中には
木材以外は受け付けない



木材専門の処分場ってのもあります


解体j


色々と処分場によって
持っている許可が違います



そういう木材専門の
処理場を使っている
解体屋さんは



・木材は木材の処理場へ

・瓦やガラスなどは別の処理場へと
 運ぶのですが



今まで木材の処分場に
持って行った物が


吹き付け断熱が付着してると
受入出来ない場合



他の処分場へ行く必要がるので
その場合は費用が若干は
上がる可能性がありますね


・・・・・
・・・・
・・・
・・



なかなか
解体業者すら
一般の方には縁のない業界で


まして
廃棄物の処理場なんて
気にしないと思いますが





こちらから
焼却施設の有無や


どのような廃棄物が
処理出来るか
全て分かりますので




少なくても全ての
解体業者で

・お断りされるとか

・凄い高額になるとか


そんな事はありませんので
安心して下さい




昔の家など
もっとめんどくさい



木材に石膏ボードやモルタルが
付着して取れない廃棄物も出ますので



それに比べたら
どちらも燃える
木材と吹き付け断熱なんて
ずっと簡単に処理出来ます




ちなみに
「木材は再利用するからエコ」って
言う人も多いですけど


焼却物も燃え殻を
路盤材として再利用しますので


どちらもリサイクルしています



グラスウールは埋め立てですから
再利用=エコって観点なら



吹き付け断熱の方が
グラスウールよりエコです









2021年03月26日








現場の大工さんが
「樹脂サッシは納まりが悪い」とか
「前垂れする」って言いますけど



正しい施工をすれば
そんなすぐには
前垂れしないとは思いますが



最近のサッシは
前垂れ防止の為に


非常に幅が広くなっています




昔のアルミ窓デュオPGと
サーモスLの比較


前垂れa



・デュオPGは躯体掛かり27mm

・サーモスLは36mmです



同じペアガラスでも


アルミ樹脂は
前垂れ防止の為に
幅が広くなってますね



いくら半分はアルミと言っても
やはり半分は樹脂ですから
強度という面ではオールアルミに勝てません




実際に引き違い窓って
どう設置するのか
納まり図を見ると


前垂れb


こんな感じですね



半分は家の中で
半分は外に出るので


「半外付」と言うんですが


外に出てる方にも
ガラスがありますね


今のガラスは
ペアやトリプルと非常に重いです



サッシ屋さんとか
解体屋さんなら分かりますが



多分、見た目で想像するよりも
ガラスってずっと重いです・・・



さらにアルミに比べると
強度が無い樹脂だと
同じ厚さでは耐えれませんから



凄い肉厚に作りますので
余計に重くなります





ちなみに
うちの会社には
廃棄物マニュアルがありますが


前垂れL


樹脂サッシも補強の為に
中には鉄芯という
金属の補強材使ってます




なので肉厚に作り
金属で補強しますので
余計に重くなります


「金属じゃ結露するじゃん」って
人もいますけど



トリプルの引き違い窓とか
150kgにもなりますからね・・・




それだけの重量を
支えないとなりません


・・・・・
・・・・
・・・
・・



そして耐えれなくなると
「前垂れ」と言って


文字通り前に垂れますから


そうなると経年劣化で
少しづつ気密性能が落ちるんですね



まあ前垂れ以外にも
そもそもちゃんと施工しないと
気密が落ちますし


そこから
隙間風が入りますから



・樹脂だと結露しないとか

・樹脂でも結露したとか


色々ありますが


そもそも正しい施工しているのか
確認が必要です




そうは言っても
パッと見では
ちゃんとしてるかどうかも
分かりにくいのですが・・・



まあ私が見ても良く分からないのですが
義父が大工ですから
その点は非常に助かりました




前垂れや隙間以外にも
気になる方は


前垂れc


上下左右
水平を取ってみて下さい


こちらはエルスターXみたいなので
これも非常に重いですね









ドイツとか向こうは
そもそも引き違い窓も少ないのですが


前垂れd


半外付は
ほとんどないので


外壁とか仕上げが乾式に変わったとか
色々ありますが


一番の理由は雨の多さですかね


半分外ですから雨仕舞が非常によくて
日本には向いてると思います



逆に言えば軒で雨を対処出来るなら
半外付じゃなくてもいいですね


長らくAPW430に
日本で一番売れる引き違い窓が
なかなか出なかったのも



重すぎて
単純に出せないから出なかったと思います








・ちょっと今のトリプル仕様は重すぎる




こちらは我が家で使ってる
サーモスⅡ-h


前垂れe



枠出幅52mmで
躯体掛かりが36mmですね



ちなみにトリプルガラス仕様はありませんので
全てペアガラスです



ちゃんとwebサイトにも
「前垂れを抑制します」と書いてますね






こちらはアルミ樹脂の
サーモスXのトリプルガラス仕様

前垂れf


トリプルなので
当然サーモスⅡ-Hよりも
重いですが


枠出幅はトリプルなので
62mmになりますが
躯体掛かりは36mmと変わりません



性能差は置いといても
アルミの頑丈さという
メリットはここで出ます






こちらは樹脂窓でトリプルガラスの
エルスターX

前垂れg


引き違いの断面図が
見つかりませんでしたが


こちらは枠出幅はサーモスXと同じですが
引き違い窓は躯体掛かりが57.5mmまで広がります


おそらく枠出幅も広がります





こちらはYKKの樹脂トリプル
APW430


前垂れh


先ほどのエルスターと同じですが


こちらは枠出幅は
エルスターXより広い65mmですが
躯体掛かりは50mmと狭いですね





引き違いの2枚窓は
もっと凄くて



これはAPW430の引き違いですが


前垂れi



枠出幅は80mmです



これだけ重い物が
半外付ってのも凄いですね



なので内側で固定しますが
樹脂サッシはもちろん
アルミ樹脂も内側は樹脂ですからね



アルミに比べて
固定もシビアです



インパクトでガリガリしたら
樹脂なので
パキーンと割れちゃいますしね・・・



ここで問題なのが
正しい施工です



なんか世間だと
アルミでも樹脂でも


耐久性の違いってのは
色が褪色するとか


素材そのものの
耐久性ばかりなのですが


サッシってのは
本来ガラスを支えるもので



そして家にハメ込んで
隙間なく使う商品なので


前垂れも含めた
家との耐久性ですね


そう考えると当然ですが
アルミの方が強いです



あんなに軽くて強い
しかも加工しやすいなんて
商品はそうそうありません


ただ絶望的に
熱伝導率がいいので(笑)


暑い、寒いの原因に
なってしまうのですが



もちろんアルミだから
前垂れしないのか
ずっと長持ちするかって言うと
そんな事もないですが


まずは正しい丁寧な施工ですね


どんなに優秀な窓でも
結局は職人さんがネジ止めするだけですから



いつも言う
「ローコストの職人さんの腕ってどうなの?」
問題が出ます



まあ、ローコストじゃなくても
今の進化に付いていけない大工さんや


腕のイマイチな方は
どこにでもいます




こちらは掲示板で見つけた
納まりがイマイチな例・・・


前垂れn


なんと営業さんから
「樹脂だとしょうがない」
とんでもない事を言われております・・・



10年以上前から
樹脂のトリプル使ってますなんて
工務店さんなら
当然意識もあるので大丈夫だと思いますが



そうじゃない大工さんも
多数いますからね・・・



やる気と知識があって
比較的小規模で現場まで目が届く
工務店さんの経営者には
意味が、分からないでしょうが


ひどい現場って結構あります



それでも
素晴らしい工務店>>ハウスメーカー>>ひどい工務店って位に



工務店の
ひどいとこはガチでやばい感じが
現場から伝わってきますが・・・


・・・・・
・・・・
・・・
・・



新築の時は平気で
気密測定までしたけど問題は出なくても


5年~10年で
隙間が出来たなんて言ったら


せっかくの高い窓も
意味が無いですからね・・・




しかも、目視で分かるレベルならともかく
普通に見ても分からない位なら



保証も出ないし

「これは仕方ない」

「どの家でも出ます」

「木材の収縮です」
とかで
終わっちゃう可能性もあります・・・




よく、古い家は
「アルミのシングルなので寒い」って意見多いですけど



もちろん性能も悪いんですが
経年劣化でかなり隙間があるからって
原因も結構あると思います





・正しい施工をすれば問題なし



いたずらに不安を煽るは大嫌いですし



未だに樹脂は納まりがなんて言う大工さんは
正直時代遅れだと思いますし



たしかに強度的には


①アルミ
②アルミ樹脂
③樹脂で


これは施工のしやすさも
この順番です




しかしメーカーは
今はサッシと窓を一体化して
納品しますけど


この状態では30年はどんな
商品でも平気ですが



実際に家に取り付けする
作業でイマイチな施工をすると
10年で劣化とかですね


ちゃんとした施工が出来てないと
家に負担が掛かりますし


強度と重さを考えても
一番劣化しやすいのは樹脂で
しかもトリプルですから



施工の大事さってのは
素材を「あーだこーだ」言うより
よっぽど重要です



ぶっちゃけ
結露するとかしないとか


そういうの書いているブログで
「そりゃ商品の問題じゃなくて施工の問題じゃない?」って
家もありますし


とにかくちゃんとした施工が
一番大事な事で


いまさらアルミ使えってわけではありません(笑)



私がアルミ樹脂なのは
前垂れとか施工の問題じゃなくて
単に金が無かっただけですから(笑)



そして今もお金は余裕ないですが


それでも夏も冬も快適なので
「この判断は間違って無かった」と思いますけど


多分建物本体価格で2,000万円出せる
余裕があったら樹脂にしたと思います



ただ、施工とか前垂れとか
将来の隙間が心配とかで


それほど寒い地域でもなく
断熱に余裕があるなら


トリプルじゃなくて
ダブルを選ぶ選択も
特にローコスト住宅には
あってもいいのかなぁと思いますが



少なくとも
メンテナンス代は
我が家の方がサッシに関しては掛かりません







こちらは超高性能住宅を作る工務店さん


4年前の記事ですから
樹脂が一般的に普及しだした頃ですね


やはり前垂れの心配をしてますが
もちろん樹脂サッシを勧めていますし



私だって
断熱性重視って言われたら
100%樹脂を勧めます



フレームが細いのがいいって言われたら
サーモスXしかありませんし




もうちょっと予算出せるなら


前垂れj


アルミ樹脂の最高峰LWもあります



ただ、高性能だけど
施工も難しく


ちゃんとした知識と腕が無いと
せっかくの商品も
意味が無くなるってのは
知ってほしいですね



なんか世間では
「樹脂じゃないとダメ」だの
「アルミ樹脂でも大丈夫」だの
色々と言い合ってますが





皆さん商品だけを見て
実際にどう施工するかとか
一切無視してるので


前垂れk


サッシってこう使うものじゃないので(笑)


特に今では
ローコストでも樹脂トリプル使いますからね
一応注意点として書きましたが



正直なところ
こういう記事は
施主さんには知って欲しいんですけど


営業さんには
知ってほしくないんですよね(笑)










・これを言い訳にする営業さんはダメだと思う



世の中
会社の事情や方針で
色々な製品を勧められます



利益率の問題とか
様々な事情もあるのですが


結構ツイッター見てると
「樹脂サッシは劣化するので
やめた方がいい」って言われる事例があって



サッシ自体は




過去記事にも書きましたが
恐らく問題はないと思います




今回の記事も
対策というか前垂れや隙間だけなら


一番はアルミのシングル窓なんです(笑)



まあ昔の窓は
商品自体に気密性ないので
最初から隙間ありますけどね・・・




そうは言っても寒いし暑いので
みなさん高性能サッシを使うのですが


メーカーだって
ちゃんと施工すれば問題ない商品を
発売してるので


「樹脂サッシは将来隙間が出ます」なんて
営業さんに言われたら




「それは施工の問題ですよね」
言い返せる知識はあってもいいと思いますし(笑)




「樹脂サッシは劣化します」
なんて言ってきたら



「北海道とかとっくに昔から
樹脂ですけど、そんな話聞きませんよね」

くらいは言っておきましょう


・・・・・
・・・・
・・・
・・



例えば私が
住宅営業になって



明日から樹脂のみ売れって言われれば
アルミ樹脂のダメなとこなんて
いくらでも言えますし


逆にアルミ樹脂だけ売れって
言われたら
逆に樹脂の欠点も色々言います(笑)





何度も言いますけど
私がサーモスⅡ-Hなのは


前垂れとか隙間とか関係なく
「金が無い」だけですから・・・



そもそもお金あったら
樹脂じゃなくて
サーモスXにしてますけどね


細いフレームのが好きなので


・・・・・
・・・・
・・・
・・



後、地震の場合は
本当にデータないので
余りに重い半外付サッシがどうなるのか
分かりません・・・



樹脂サッシ先進国には

・地震も無ければ

・半外付の引き違い窓も無いですからね



まあ、窓に限らず
何でも正しい施工ってのは
大事ですけど


皆さん断熱材の施工だけは
熱心に見るのですが


他は割と気にしてないので



・何でもトリプル

・何でも樹脂ってのは


将来のメンテナンス費や
補修費用が上がる可能性がありますから


このようなデメリットもあるってのは
知っておいて損はないと思います




これを見て
社内的にアルミ樹脂しか
勧められない営業さんが


「樹脂はすぐ隙間が出ます」とか

「樹脂サッシも中に金属使ってます」とか

言わなきゃいいですし(笑)



「樹脂じゃなきゃダメ」って人は
我が家みたいな廉価版のサーモスⅡ-Hはともかく



サーモスXやLWなんかの
高性能窓まで
否定するのもやめて欲しいですけどね



後は私みたいな貧乏人には
これしか選べないという事情もあります(笑)



そうは言っても
実際に住んでて本当に快適なんですけどね



ただ、それは窓だけで
どうにかなる物じゃありませんし



せっかく色々と知識を詰め込みたいなら
やはり家ってのは最終的に組み立てて家ですから


施工の大事さを重視して欲しいです





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2021年03月19日








今回

吹き付け業者さんから



アクアフォームa


アクアフォームの
切れっぱしを頂きました(笑)




こんなもの欲しがる人も

少ないと思いますが




せっかくなので
世間で言われている

吹き付け断熱の疑問や性能が

本当に正しいかどうか色々と実験してみます








・なかなか見れないアクアフォームの中身の紹介





通常、施主さんが

吹き付け断熱を見るのは



アクアフォームb


この状態なので




触ってみると分かりますが

結構表面は硬いんですね







発泡スチロールみたいと紹介されますが

実際に中身を見ると



アクアフォームc


表面とは違い

中身はもっと「ふわふわ」って感じです




例えるなら

発泡スチロールよりも

コットンパフみたいな感触ですね







アクアフォームd


少しくらいなら

押しても戻ってきます





せっかく頂いたので

色々と実験をしてみます






ちなみに

缶のアクアフォームもありますが




缶のは微妙に成分が違います




今回のは吹き付け業者さんから

頂いた物なので




家で使うのと全く同じ成分です







・まずは追随性について




他のブログ記事で
割と間違っていると思うのが



「アクアフォームで硬質で硬く

アイシネンは軟質で柔らかい」って奴でしょうか




アクアフォームは硬質で
アイシネンは軟質で


・アクアフォーム=発泡スチロール
・アイシネン=スポンジ



という記事もありますが


ブログの中には

全く物を見ないで

想像で書いている人も多いので





「アイシネンはスポンジみたいに柔らかく

アクアフォームは発泡スチロールみたいに硬い」

思われている人が多いのですが






こちらはアイシネン



アクアフォームe


引用 : http://www.tukuruhouse.biz/blog/index.php?page=2&id=37




押したら当然ですが

跡が付きます





だいたい、本当に
スポンジ並みに柔らかければ
空気を簡単に通しすぎるわけで
断熱性能が無くなります・・・




一方アクアフォームも

そこまで硬くなくて






少しなら

押しても戻る程度の柔らかさと
追随性はありますね





過去に

吹き付け断熱業者に

「地震の時大丈夫なの?」って聞いた疑問



https://reogress.net/archives/18519840.html




この時に業者さんは

「隙間なく吹き付けるんだから大丈夫だよ」
言っていましたが



この動画を見ると意味が分かりますね






そうは言っても



アクアフォームf


これだけ「グシャ」って押すと









アクアフォームg


当然元には戻らないのですが
ある程度は戻りますね




まあこれだけ断熱材がグシャっとなる

地震なら




断熱材だけじゃなくて

家全部にダメージが出ると思いますけど







・耐震実験をしたら思わぬメリットも発見しました






次に用意したのがこちら



アクアフォームh



セリアのソフトレザーケースに

アクアフォームを入れて

地震の揺れをシミュレーションをします








実は家に近い状態・・・
木材の商品を最初に買ったのですが



アクアフォームi



100均のなんて木材も弱いだろうと思い




これにアクアフォームを入れれば





耐震実験って



アクアフォームj


これくらい木材を揺らすのですが

木製ケースは全然動きませんでした(笑)







という事で

柔らかいフェイクレザーのケースを買って



アクアフォームk


このケースに詰めます





この状態では接着しないので

ボンドを使いましたが




本来、業者さんが

「服に付いたアクアフォームが

全然取れない」という位に



自己接着力は強い商品です






と言うわけで

地震が来たみたいに
ケースを変形させてみましたが



アクアフォームL


何も入ってない状態だと簡単に

「グニャ」っと変形する素材ですが



アクアフォームが入っていると

なかなか変形しません




なので断熱材を入れるだけでも

耐震性が上がる事が分かりますね





もちろん、耐震性は

断熱材じゃなくて他で考える事なのですが



アクアフォームm


スタイロフォームなんか

触っても硬いですから




これだけでも
ちょっとは耐震性が上がるような気がします





そして押したのを

元に戻すと



アクアフォームn

「お、結構元に戻る」



思った以上に元に戻りますね




並べてみると


アクアフォームo

左の画像のように潰しても

右のように戻ります





触った感じ

袋に入っていない

グラスウールのが元に戻る力は強いですけど




吹き付け断熱も

思った以上に元に戻りました




接着力も強力ですし
ちょっとした地震なら
隙間の問題は大丈夫っぽいですね











・グラスウールでも何でもいいのですが・・・





私が吹き付け断熱をオススメしてるのは




まずは
「ローコスト住宅では絶対にオススメ」という
大前提があって



・施工が簡単でミスが起きにくい


・その割に気密が取れる



という理由ですが





グラスウールだって

他の断熱材だって



性能自体は

それほど変わるものではありませんから





高気密高断熱が得意って

工務店さんが

グラスウールを使うなら



それで性能には問題ないですから

グラスウールでも大丈夫です





この辺が

ローコストメーカーの大工さんは




何しろグラスウールの施工は難しいですし

袋入りしか使った事ないって大工さんも多いですし



ローコストでは

オススメしてない理由です





何度も言いますが

性能自体に問題があるなんて事はありませんから




・施工に自信があって


・その施工が正しいかどうか分かるなら



何の問題もないですし





中には

グラスウールは性能が悪いとか

吹き付け断熱はすぐ縮んでスカスカになるとか




とんでもない間違い記事も多いですけど





断熱材に悩んだら

自分でこんな記事書いといてアレですが



個人のブログなんか見るより

各商品の公式サイト見た方がいいですね(笑)




だいたい、商品に欠陥があるような製品なら

今のご時世

国に認められません・・・





ただ、袋入りグラスウールで

気密テープも貼らずに




「高気密はやはり無理だろう」って
思いますけどね







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2021年03月15日







2021年4月から
窓とサッシの組み合わせ
Ua値が変わります


ガラスa


ずっと同じ窓を使ってて
急にUa値が変わるのもおかしい話ですが




計算方法が変わるので


ガラスb


窓によっては
かなりUa値が悪くなりますね・・・



サーモスシリーズの
2.33から2.91に変更は
結構気にする方も多いと思いますが




今回の変更点は
中間空気層の種類と厚さの
計算方法が主に変わります





・ここ数年で中空層が増えましたが・・・




一般的に言われるのは
アルミ樹脂窓のUa値は
2.33って奴ですね


ガラスb-2


これは
「アルミ樹脂サッシに
ペアガラスを使うと
どんな商品でも2.33です」
という




今回改正になる
「建具とガラスの組み合わせ表」での
簡易的な数値ですね






こちらの数値は




住宅性能評価表示協会という
社団法人の数値ですが



これのおかしい所は


・他社メーカーでも

・どんな窓でも


アルミ樹脂窓なら
全部2.33という表記ですが
実際にはそんな事ありえませんね




ちなみに具体例を出すと


ガラスc


アルミ樹脂だろうと
樹脂だろうとアルゴンガスじゃなくて
空気層のペアガラスは2.33になるので




ガラスd


オール樹脂の
APW330ですら物によっては
2.33になってしまいます・・・



・作っている会社が違っても同じ

・メーカーが高性能というシリーズと
 リーズナブルなシリーズでも同じ

・大きさや引き違いとか縦すべりとか
 色々種類もあるのに


全部2.33では計算が合いません






こちらは過去記事









こちらで調べた
数値だと


ガラスe


我が家のサーモスⅡ-Hの引き違い窓は
Ua値2.04


我が家はシャッターがありますから
シャッター使用時は1.87になります



こちらの数値は
自己適合宣言書という数値です





具体的には


ガラスf


建具とガラスの組み合わせ表では
中空層が空気の場合は
9ミリ以上は全て同じ数値ですが



こちらは
12ミリ、14ミリ、16ミリと
細かく分かれています







ちなみに
今回の改正で
LIXILが言ってるのが

ガラスg


「自己適合宣言書を
使ってね」
という事ですね


というか
大手メーカーや
断熱を意識してるメーカーは



みんなこっちを
使ってほしいと思ってるはずですが・・・






・窓の評価数値は3種類あります




「この自己適合宣言書って
どんな数値?」って話ですが


ガラスh


この数値はサーモスLの
アルゴンガス入りの例ですが



・2.33
・1.89
・2.15と



評価する機関によって
数値が異なります






まず、窓の評価数値は
3種類あって


①今回数値が変わる
 建具とガラスの組み合わせ表

②代表試験体

③WindEye


この3種類で


自己適合宣言書は
その中で
いちばんいい数値が選ばれます




実際、ほとんど②が
一番いい数値になりますが



この3種類を説明すると





まず①の建具とガラスの組み合わせは
今回数値が変わる評価システムで


ガラスi


・メーカー
・窓の種類
・大きさ


こちらが変わっても
例えば樹脂やアルミ樹脂複合の
空気層なペアガラスは
一律で2.33と言われる数値です



まあ、これがおかしいのは
分かりますね


ぶっちゃけ大手や
断熱に熱心な会社ほど
損をする仕組みです



どんなに研究して
少しでも断熱性能を上げても
同じ数値ですからね



何故に今まで
こんな数値を使っていたかと言えば



・フラット35Sや

・断熱等級4などの



国が認める指標には


ガラスj



2.33が最高性能で
これ以上は必要無かったんですね



ちなみに
何故に数値が変わるのか



住宅性能表示協会と
LIXILに問い合わせしましたが


協会は
「単に見直しただけ」と言う事で



LIXILの方は
ご丁寧に電話まで頂きましたが


住宅性能表示協会は
「みなし数値なので
まあアテにしないで欲しい」
という回答でした・・・





次に②の
代表試験体の数値ですが


ガラスk


こちらは
実際の商品を
JIS認定工場で測定します



新しい商品ほど
高性能になるのは当然なので


今は①との差異が結構ありますね



当然ですが
このテストだと


・サーモスLとX
・APWなどの樹脂サッシなど



全部数値が変わります


ガラスk2



さすがに
サーモスLと同じ数値だと
申し訳ないと思う
APW330だって


代表試験体の数値だと
空気層のアルミスペーサーでも
1.64と高性能になります





LIXILのサイトにも
メリットとデメリットの表記があって


ガラスL


ちゃんと①と違い
メーカーやシリーズで
数値が変わりますが



シュミレーションじゃなくて
実際の測定なので


商品のバラツキが
そのまま数値に
反映される場合がありますね





そして最後が
WindEyeと呼ばれる計算です


ガラスm


メーカーの各建材を
シュミレーションすると
数値が出るサイトです





こちらのメリットは


ガラスn


全社対応してるので
一番公平ってとこでしょうか




かなり細かく指定出来るので
①と違い
シュミレーションとしては
実数に近い数値が出ます








色々指定するとこが
多すぎで難しいのと



存在しない窓製品も
普通に出てきちゃうので



素人が検索するのは
大変なのですが・・・


誰でもシュミレーションする事は出来ます




実際の商品で
数値を出すのは②だけですが



大事なのは
同じ条件で比較する事ですね



さすがに①の数値は
余りに現実と差異がありますから


②でも③でもいいのですが


製品を比較する際には
同じ条件で比較しないとダメですね



「アルミ樹脂は2.33で
APW330は1.64」
って記述多いですけど



これは試験方法が違う比較なので
おかしな話になります











・大手メーカーには有利?



今回の変更で
代表試験体が出来ない
メーカーはかなり数値が悪くなります







注文住宅だと
使うのは


・LIXIL

・YKKAP

・ちょっと少ないけど
 三協アルミ

・こだわってる人は
 エクセルシャノンあたりでしょうが



この辺の
大手メーカーで



きちんと断熱を意識してる
メーカーは


代表試験体検査をしてるので
今回の数値変更は
全く影響がありませんが



そうじゃないメーカーもあるんですね・・・


正直知りませんでしたが




国も少しずづ
省エネ住宅に本気になってきて


これからは断熱性能説明の義務化だったり
色々と省エネに向けて動いていますが




要は
「自分のとこの商品は
ちゃんと測定しなさい」って事ですね



代表試験体検査をしなければ
数値は悪くなるわけで



少なくとも
好き嫌いは人それぞれですが


LIXILもYKKも
真剣に性能を上げているので


そういうメーカーには
関係の無い話ですね






こちらは24年前のLIXIL製
初めてのアルミ樹脂複合サッシ


ガラスo


アルプラ70ですが






ここから色々と改良を重ねて
今度の新商品


ガラスp


LWはなんと
アルミ樹脂なのにUa値1.0です




これを「アルミ樹脂だから」
一緒の性能にされたら
作ってる方も
たまったもんじゃありませんね





YKKだって


ガラスq


プラマードの発売から
30年以上
色々と改良して


今は樹脂窓と言ったら
YKKって位ですからね



代表試験体検査が出来る
大手が有利というより



その辺を何も考えてない
メーカーは
淘汰されていくのかなぁと思います


・・・・・
・・・・
・・・
・・


樹脂(プラスチック)の窓だから
「プラマード」なのは



今書いてて初めて
気づきました(笑)






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2021年01月29日








我が家は、ほぼ結露がありませんが


過去に結露しない為には
温度、湿度、風が大事と書いていて




「窓サッシの性能だけじゃない」
言っていますけど




じゃあ、逆に
わざと結露させてみて




どうして結露するか考えて
対策を考えましょうという実験です








・同じ温度だけど湿度と換気を変更して結露させてみる





今回は温度は同じで
湿度と風を色々と変えてみます


・・・・・
・・・・
・・・
・・




相変わらず相対湿度だけ見る人が多いので


「我が家は35%しかないから凄い乾燥してる」
言う人が多いですが


結露a



・24℃の35%と

・18℃の50%と


・15℃の60%は同じ絶対湿度です





ニュースとかで
「湿度は50%に保ちましょう」って言いますが



その時の温度が分からないと
何の意味も無いんですが





一番勘違いで多いのは



昔の家ってのは



・家にコタツがあって

・石油ファンヒーターがあって





その周辺だけ暖かいけど
それ以外は寒い家ですね

結露s
(昔住んでいたアパートです)




暖かい所が気温24℃で40%だったら



寒いところは同じ湿度でも
17℃だったら60%と表示されますから






その時の記憶のせいで
「湿度50~60%あると快適」って人が多いのですが




今の家はエアコンだけで
家の中どこでも22℃とか
当たり前ですから



22℃あれば湿度40%でも
乾燥してる家ではありません




絶対湿度が8あれば快適


7でも
そこまで乾燥してる訳ではなくて



私の場合は
実際冬は7~9で湿度を調整しています






という事でこちらは
いつもの冬の状態



結露b


結露が出ない
我が家の普段の湿度推移です






深夜2時にエアコンを入れるので



温度が上がると共に
相対湿度なので
湿度は下がっているように見えますが





気温の方は


結露c



24.5℃ありますから






絶対湿度を出すと



結露d



一番相対湿度が低い時でも
この時の絶対湿度は
7.8ですから
快適ですが





飽和水蒸気量を見ると絶対湿度7.8ですから




結露e



サッシが7℃以下だと
無風の状態なら結露が始まりますね




実際には換気システムがあるので
無風って事は無いのですが




とりあえずこの日の気温は

結露f



最低気温が氷点下0.6℃ですね






一番結露しやすいと思われる
北側の窓を見ると


結露g



結露はしてないですね







この時のサッシの温度が

結露h



11.0℃なので
まだ結露までには
4℃ほど余裕がありました(笑)







ちなみにガラスは
サッシよりも余裕があるので

結露i



16℃と余裕ですね




そして次の日は
わざと加湿器を使って
湿度を上げてみます







・やったー結露した(笑)




実験の為とはいえ
結露させて嬉しいのもおかしいのですが




普段は加湿器は寝るときは1台だけなのですが
この日は2台使って





さらに無風状態を出すために
寝る前に一種換気のシステムを切ります


結露j



相対湿度46.5%
絶対湿度で表すと10まで上げました






結露k



理論上11℃から無風なら
結露を始めますね







さらに昨日より気温も低くて



結露L



氷点下2.3℃ですので






結露あるかなぁと見てみると


結露m



結露しました(笑)






高性能窓は結露しないって言うのは


結露n



我が家のサーモスⅡ-hよりも



この実験では
高性能樹脂窓のエルスターXは
サッシの温度が約6℃も違いますから



我が家でギリ結露が出たレベルなら
樹脂サッシなら結露はしません




ただ、この実験データは
室温が27℃もあるので
現実的な数値では無いのですが



アルミ樹脂より樹脂の方が
結露が出るまでに
余裕があるのは間違いないですね



まあアルミ樹脂でも樹脂でも
色々と性能が違うので
Ua値で確認した方がいいですが






とはいえ、湿度の管理さえ出来てれば
氷点下5℃位までなら



上手に管理すれば

アルミ樹脂でも結露は防げる事は
分かると思います



ただ、結露が起こりやすい時間より前に
エアコンを入れてないとダメですね・・・


我が家は早朝5時位は
いつも24℃なので


普通の湿度程度なら
結露が起こりませんが




起きてから
エアコン入れるって場合は
おそらくアルミ樹脂だとアウトだと思います





そうは言っても
わりと湿度管理も大変なので


予算あるなら
樹脂窓のがいいですね

今はそこまで高くないですし

単純に暖かい方が快適ですし


とりあえず
現状アルミ樹脂でも樹脂サッシでも


「結露が困る」って人は



・湿度を低くして

・深夜早めに暖房を入れれば




今の家なら
そうそう結露はしないと思います




後は、結露で困ってる場所が
普段カーテンしているなら


カーテンをしない事ですね




カーテンすると
簡単に寒くて、風のない場所になりますから




もちろんカーテンした方が
家の冷暖房費は下がりますから
色々と難しいとこですが・・・


土地的には
カーテンしないとイヤって場合もありますし




それでも結露が出る場合
気密性能に問題がある可能性があります












・高気密住宅の方が結露しない理由



・今回湿度を上げて

・風(換気)を切ると




温度は同じでも
簡単に結露する事が分かりました



本当は結露びっしりみたいな
写真を撮りたかったのですが



温度24℃で相対湿度が60%ほど上げれば
もっと結露しそうですが




残念ながら
我が家の加湿器は




気化式なので
そこまで上がりません・・・




気化式はフィルターを水に濡らして
ファンで加湿するシステムなので


例えるなら部屋干し換気と同じなので
そこまで湿度が上がりませんが




なので気化式は
最近の高気密住宅には
ピッタリだと思います



気化式=弱いってのは
昔の気密が無い家の場合で


今の家にスチーム式などは
加湿しすぎてしまいます


さらに気化式は
濡れたタオルに
扇風機当てるのと原理は同じですから


家の中に風も生まれます





それと高気密住宅の方が
計画換気がしやすいですから




風の流れがいいので
結露は起こりにくいですね





なので
結露が起こりにくい家として建てるなら




ローコストメーカーで建てるとしたら


・樹脂サッシ(断熱性能とサッシの温度アップ)

・吹き付け断熱(気密性能アップ)


・第一種換気システム(換気性能アップ)




こちらの中で
全部選ぶと予算オーバーでしたら
必要に応じて削除する感じですが



気密性能が良くないと
第三種換気システムなんて
全く意味が無くなりますので
その辺の見極めは必要ですね・・・



パッシブハウスなどで
第三種換気が多いのは


そもそも
パッシブハウス=省エネルギー住宅ですから





第一種の吸気も排気も
電力を使うってのが
省エネではありませんから




「第三種でも問題なく換気出来る家」って
前提で作ってます
(パッシブは給排気とも自然という第4種換気ってのもあります)


あれは決して予算削減の為ではないので




下手にマネして第三種を入れてしまうと
ただの換気しない家になってしまうので
第三種換気は高気密とセットで考えた方がいいですね




ab77786f


C値1.5程度だと



第一種では問題無く作動しても
第三種では逆流しちゃいます・・・






まあ、色々と考えてましたが
手っ取り早い結露対策としては




①まずは樹脂サッシですね


色々と対策した所で
最終的に結露で悩むのは
サッシ部分ですから
ここを補強するのが一番です




「とはいえ予算が・・・」とか

「既に樹脂じゃない家を建ててる」





という場合には
我が家みたいに



②早朝前に温度を上げておく


これがいいのですが
今回実験もしましたけど


温度が上がると
それだけ水分量も溜め込めるので
湿度の管理も必要になります



加湿器オフにしても
問題ない湿度なら
寝る前に切るのがいいですね




それでも結露が出るなら


③カーテンをしない


この3つだけで
今の家ならほぼ結露は無くなると思います



寒冷地だと分かりませんが・・・





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2021年01月25日






今、住宅ブログで
密かなブームなのが




エアコンを一晩止めて
室温が何℃まで下がるか
測定する遊びです(笑)



もちろん
「一晩止めても大丈夫」という


超高性能住宅の方が
実験するのが多いのですが




我が家みたいな
並の性能だとどうなるか実験します



これでも昔の家に比べたら
充分暖かいんですけどね






・参考までに超高性能住宅で無暖房の場合



まず、我が家の数値の前に
超高性能住宅の場合ですね






こちらは河浪宇宙さん


家のプランニングや
現場管理の仕事をしているので
住宅のプロの方ですね



Youtuberとしても
チャンネル登録が約8,000人という
凄い人です




通常はですね
エアコンを止めるんですから


本人は実験だと遊び感覚で喜んでも(笑)




家族はたまったものじゃないですし
下手したら激怒案件ですけど


暖房a


>>だって、こっちは仕事なんだもん。これで飯食ってるんだもん。

>>協力しなはれ!!!!(震え声)



さすがですね・・・



これなら家族も
納得するしかないですね




普通は怒られますので(笑)


・・・・・
・・・・
・・・
・・




そしてHEAT20 G3住宅の
超高性能な家を




夜10時から朝7時まで
9時間エアコンオフの気温がこちら


暖房c


夜10時に22℃で
そのまま無暖房で
朝7時で17.4℃もあります



「すげえ・・・さすが高性能住宅ですね」



温暖地なので外気温が1℃と
暖かいとはいえ


リビングは冬の寒波の中
エアコンを9時間オフで
なんと4.7℃しか下がっていません



1時間に約0.5℃しか
下ってない計算です



これなら1日停電しても
命の危険は無いですから



これがUa値0.28、C値0.1の実力ですね




それでは
その3分の1程度の性能



Ua値0.6の我が家の実験です






・丁度、雪で測定出来るタイミングが出来ました




家族の大反対を受ける
この実験ですから
我が家も通常なら出来ません・・・



1泊旅行に行けば簡単ですけど
コロナの中、宿泊旅行も難しいですしね




そんな時に測定のチャンスが来まして


暖房d


1月12日
甲府は1日雪ですが


この日は
妻も私も仕事なので


「もったいない」が口癖の妻ですから



「こんなに寒くても
エアコン消して家出るんだろうなぁ」
思ったら


やっぱり消しました(笑)



という事で


・最高気温0.8℃

・最低気温は氷点下1.2℃で

・日射取得も無く

・屋根や家の周りは雪という寒い中




夜中とほぼ同じ条件で
8時間無暖房に出来た測定データがこちら


暖房e



うーん・・・
HEAT20 G3のデータを見ちゃいましたので


比べると圧倒的に低性能ですね



まあ、家の価格が違いますから
比べると悲しいですが



正直思ったよりも
優秀かなって思います



とりあえず命に
別状は無さそうな温度ですし



そうは言っても
健康の為に
欧米では18℃以下はダメと言ってるので


エアコンが無いと
これだけ下がる我が家と


無暖房でも18℃近くを
キープ出来る家の違いは大きいですね




これだけローコスト住宅も
性能が上がっている今







去年は
ローコストでも最低Ua値0.6は
確保しましょうって記事を書きましたがら


今年書くなら0.5になるかもしれませんね・・・





グラフで我が家と
高性能住宅と並べると


暖房f


うーん・・・こう見ると
我が家は低いですねぇ



一応、言い訳ですが(笑)


・屋根と周りは雪が積もっていますし

・無暖房でも人が居たら


家族全員合わせれば
100kg以上の物体が
ずっと36度程度の熱を発するわけで


そうすると若干は違うと思いますが




まあシュミレーションでは無い
実体験で室内が22℃あると


・ZEH程度だと1時間に1℃下がり

・G3住宅は1時間に0.5℃下がり



ZEH性能とHEAT20 G1は
ほぼ変わらない基準なので
(ZEHは0.6 G1は0.56)



この比率で言うと
G2住宅は1時間に
0.75℃位下がる感じでしょうか




仮に一晩無暖房だと

暖房g


こんな感じになると思います



ローコストでも狙うなら頑張って
G2あたりですかね


お金>>性能なのは間違いないですが


「予算があるなら断熱と
気密性能を上げましょう」って話になります



ただ、その為に


・無理に予算上げるとか

・必要以上に狭くするのは



私は快適とは思えませんけど・・・






・貴重な築40年のデータを取った人が・・・




この無暖房チャレンジに
物凄いデータが現れました






通常ですね
ずっと温度を測定してる家庭ってのは



だいたい新築なのですが



なんと築40年の住宅です




40年前だと

暖房h


初めて省エネ基準が出来た時代で



この時定められた
今で言うと断熱等級2は
なんとUa値1,43です



そして温度グラフがこちら


暖房i


暖房が動いている時間ですら
寒い感じがしますが



暖房切ると一気に下がりますね


温暖な鹿児島県の方ですが


18℃から8時間で
なんと6.5℃まで下がっています



ちなみに


https://dugonblog.com/



今は断熱気密のしっかりした
家を作っている施主さんなので



このような古い家の
データが出せるのですが



こちらも表に出すと


暖房j


これは快適とかの問題じゃなくて
健康に良くないですね・・・



ちなみに同じUa値でも
当然間取りや外気温でも変わりますから



まあ今回の温度は
参考程度だと思って下さい



ただ、シュミレーションよりは
みんな実際の家の温度なので
リアルだとは思います






・という事で性能は大事ですね


一条工務店のフレーズ
「家は性能」ですね



これに反対している人もいますけど


やはり最低限の性能があった上での話しですね




3年前に「ローコストでも快適に」
思い始めたブログですが




今では

暖房k



タマホームのテレビCMでも
Ua値と言ってますので
いい事だと思いますし



正直我が家の性能程度は
今は並性能かもしれませんが



このCMの通り0.55はあれば
健康に生活出来る家になると思います










・番外編・・・24時間無暖房現る(笑)



この無暖房測定は
大抵家族の反対が出ます





私のブログで
住宅性能記事の
「高性能住宅の見本」としてよく出る







さぬきペンギンさんの
データも出したいのですが


暖房b




奥様の反対で
2階は暖房そのままという・・・



さらに奥様が起きたら
有無を言わさずエアコンを
点けられてしまいました・・・



まあ、普通は反対するんですけどね


さすがの高性能住宅も
奥様には勝てません(笑)



なので参考記録なのですが
かなりの高性能ぶりは発揮していましたが




なんと24時間無暖房というデータが


https://fumishira.com/build-other48/



昼から24時間なので
比較が難しいのですが




夜の8時間を抜き出すと


暖房L


18℃前後から15℃と
なんとG3住宅より下がり幅が低いです



ふみしら邸はG1性能なので
我が家よりちょっといい位で


G3住宅の方が圧倒的に性能がいいのですが



これは、つまり
ある程度の断熱性能があると
下げ止まる訳ですね




グラフにすると

暖房m



このようになりますが




我が家の気温をもう一度見ると

暖房e


15℃に従って
曲線がなだらかになって




15℃付近では平行になります


本来、夜に従って
外気温は下がるのですが
下げ止まります



なので
ローコストであってもG1性能なら
普通に狙えますので



この辺の性能なら
とりあえず健康には
問題ない家が作れると思います



・・・・・
・・・・
・・・
・・


だいたい、この実験してると
家族みんなが「寒い」とかで
途中でエアコン入れたりするのですが


その寒いってのが18℃以上ですからね




我が家も今では20℃ないと
凄い寒いと感じますが


築40年の家だと
暖房があっても18℃が限界ですから



その差は凄く大きいですね






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