2022年01月21日







先日ですねTwitterで
話題になったツイートがあって


C値a


「C値はどこまで求めるのが正解なの?」




まず言われる答えが

「C値がメチャ悪いと隙間が凄いので
冷暖房効率が下がる」


これは皆さん理解出来ると思いますが


「その分エアコンに頑張って貰えばいいし」

「換気は高性能フィルターを室内に
通せば」と言ってるので
空気清浄機とか全館空調とかでしょうか



実際、この方は
三井ホームで全館暖房あるみたいなので




ちなみに
添付している画像が「???」で


C値b


C値とUa値で最適なエアコン畳数を
求めるという画像らしいのですが



これは日射取得とか周りが住宅地とか
間取りでも全然左右されるので
軽く流して欲しいですが(笑)



「C値はどこまでこだわるか?」

これにちゃんとした回答を
出してる人がほとんどいませんでした




「低ければ低いほどいい」

これも正解ですが
求めてる回答ではないし
理由が分かりません



「1も0.5も体感は変わらない」
これも正解でしょうが



結局


C値c


どこまでこだわるかの
回答は出ませんでした



めちゃ寒い時に
暖房使ってなければ1.0と0.5の違いは
分かるかもしれませんけど
実際は暖房使いますからね



結局、最適なC値って
いくつなのって答えは
出ていませんでした






・まずは昔の家の誤解



私が嫌いな
不安を煽る売り方する人


こういう会社は
だいたいC値の話をする時に
分かるのですが(笑)



C値d


普通の家は
C値5.0って奴ですね





逆にちゃんとした信頼出来る
工務店さんは


「今売っている普通の建売住宅でも
ツーバイもしくは
ダイライトなどの耐力パネルの家なら
普通に2~2.5程度ある」って
ちゃんと言ってますね



5.0と1.0を比べれば
光熱費だって明確な差も出ますから
売りやすいですけど




こちらは
財団法人・省エネルギー機構が調べた



昔の家の実測値ですが

C値e



27年前の実測値の
平均中間値で


・在来工法で3.0

・ツーバイやパネル工法で2.5あります



なので今は普通に作っても
C値2.0程度は出せて


吹き付け断熱にしたら
2は切れるっていう
前提だけは覚えて欲しいのです


27年前でC値2.5ですから
今ならバラツキの少ない集成材で
全部カットされて組み立てです


施工もマニュアル化されて
電動工具もめちゃ増えました


吹き付け断熱なら
断熱欠損もめちゃ減りますし




もちろん
「普通に作れば」なので


適当に作って
現場監督も適当なら
3以上になるでしょうし



その点を見ても分からないなら
吹き付けにするってのは
何しろ施工不良が分かりやすいって
メリットがありますし


今なら気密測定も5万円程度で
出来るんじゃないでしょうか


なので分からない、信じられないなら
気密測定はした方がいいでしょうね





・C値が悪いと家がすぐダメになる?




隙間が無いと
冷暖房効率が上がり


換気システムから風が通るので
フィルターを通しますから


家の空気が綺麗になるの2つは
分かりやすいと思います



・後は隙間がないから
 遮音性も上がり


・砂埃や虫などの
 侵入も防ぎますが


これだけでは
売りが少ないと思うのか


すぐ家がダメになるって
言う人も多いですね


家の耐久性ってのは・・・


実際に30年前の家を
解体してますから
分かりますが


この理論だと
もっと30年前の家は
ダメになってないとおかしいのですが


そんな事ないんですよね



なんでかと言えば
透湿や通気工法など



そもそも壁の中に湿気が出る物と考えて
それを外に出す家作りを日本は行ってますので



昔の家(C値5.0以上)は
スカスカだったので問題が起きなかったと
言われますけど



実際は30年前で
既にC値2.0台なんですよね


まして、今の家は
石油ストーブ禁止と
ちゃんと教わりますし


他に湿気が出やすい
キッチンは
どの家も見た目が無駄に豪華な(笑)
レンジフードですし


お風呂もユニット工法なので


この辺は
ちゃんと作れば耐久性には
影響ないと


実際に解体した建物を見ても思います


だいたい、本当に家がボロボロになるなら
解体屋はみんなC値1以上の家なんて
建てませんから(笑)






・じゃあC値2以下を目指すとどうなるのか


正月に妻の実家に行きまして
義父は建設業ですから


漆喰の内壁に木材張ったり
色々と自分でしておりますが


いかんせん築45年なので
寒いですね・・・




「寒い」というと語弊があるかもですが
コタツとかエアコン、ストーブもありますが



家の隅とか寒い場所もあって
温度が均一化出来ないんですね




うちの子供は

C値f


我が家にはないコタツで
めちゃ盛り上がっていましたが



もうちょっと大きくなれば
コタツが要らない我が家の
素晴らしさが分かると思います(笑)




なので一番のメリットは
快適性が上がりますね




後は皆さんが理解しやすい
冷暖房費です


隙間が無いって事は
外気の影響を受けにくいので
これも分かりやすいと思いますが




今回最初のツイートを載せた
三井ホームの施主さんから
転載許可を頂きにメールしたら




ご丁寧に
海外のデータまで頂きましたが


C値g


トルコの論文らしいなので
東京と似たような温度だと思いますけど


私は英語が分かりません・・・


ちょっとなら一応大人なので
分かりますが


だいたい論文読めて英語が理解出来るなら
現場仕事なんてしておりません(笑)




なので翻訳と
要約してくださいましたが



C値h


トルコで
気密改修した家があって
気密を81%も改善したのですが




C値i


消費電力は
9.3%の削減にしか
ならなかったらしいです



ACH50という
海外の測定方法なので
簡易的にC値に直すと



C値5.0以上の住宅を
C値1.5程度にまで改修した家のデータですね


これだけ上げても
冷暖房費の消費電力は9.3%しか減らないので


「家の改修費用は賄えないよ」って
データみたいですが



個人的には
わずか6坪の部屋で9.3%減るなら
家全部ならかなり消費電力下がる気もしますが




地域にもよるでしょうから
一概にどちらが得とか言えませんけど


「10%も下がるなら改修しよう」って
人もいるでしょうし


「元取れないなら我慢する」って
人もいるでしょうから


これはどちらが正解とかは無いですけど
体感の快適性は間違いなく上がります




丁度このデータと妻の実家と我が家が
改修前と改修後の数値に似てますから


・改修費用に100万円掛かったとして


・冷暖房費は10%削減なので
 1年の冷暖房費が10万円から9万円に
 下がったとして元を取るのに100年かかると


光熱費で元は取れませんね



でも、妻の実家は
廊下やトイレは寒かったし
家の中も寒い場所あったし
コタツから抜け出すの大変ですし(笑)


ストーブ入れていて
暑いからと止めたら
すぐに寒くなるし


光熱費だけでは
この辺は考えない方がいいかもしれませんが


快適性ってのは
数値に出しにくいので大変ですね


我が家でも充分満足していますが
仮にG3住宅で気密0.5なんて家に住んだら
多分、今の家が不快になるんだろうなぁとも思います



ただ、仮に
実家の改修をして
C値とUa値が我が家と同じになっても


全部がエアコン1台で暖かいは
不可能な訳で


C値n


実家はこういう
玄関開けたらすぐに階段



リビングとは別に部屋があって
お風呂や脱衣場も離れているので


そもそもエアコン1台で
どうにかしようっていう
考えではない間取りなので


こういう場合はC値、Ua値を上げても
快適性、経済性の恩恵は減りますね






・換気システムを通りやすい


これも良く言われるメリットですね





3種換気の場合


C値j



C値が1.5以上あると
室内と室外の温度差が20℃以上ある場合に


給気口が逆流して排気してしまいますから
計画換気が全然出来ません



だいたいリビングは24℃前後でしょうから
温度差20℃なので外気温4℃ってのは
温暖な地域でも普通にあると思います




換気システムの説明する時に
有名なこの画像


C値k


C値1.0でも
給気口からは50%しか
給気出来ないって奴ですね



ちょっと勘違いしている人多いですが
50%だから息苦しいとかそういう訳ではなく


ちゃんと家の隙間から換気するので
そういう心配はないですが


・1.0だと換気システムから50%で

・めちゃ高気密な0.5でも70%なんですね



なので
どちらにしても
予算があれば1種換気の方が
いいですね


給気も排気も強制的にしますから
3種換気だと逆流する
C値1.5でも問題ありません



でも1種換気だと
今度は熱交換しますから


当然換気システムを通した風が
多い方が冷暖房効率は上がります



特に我が家みたいな
エアコン1台で家の中全部を
暖めるような間取りですね


こうなると1種換気の熱交換は
メリットが大きいし


これを最大限有効にするには
気密性能は高い方がいいですね



フィルターを通すと
PM2.5や埃が減るってのも
大きいですが


これは場所によって
変わるかもしれません
都会の方がメリットがありそうです






・そもそも外の空気は悪いのか論




C値が低くて
換気システムを
通らない風が多い場合


これは地域によって
左右されるんじゃないかと思いますが



・気密性能がいいと
 換気システムからの風が多く入る

・なのでフィルターを通した
 綺麗な空気が入るのですが




例えば住んでいる甲府市は
駅前にはヨドバシカメラも出来た


大都会ですが(笑)




ちょっと離れると

C値L


こうなります・・・



なので住んでいる場所が
空気が綺麗だったらどうなのって問題ですね




そもそも山梨なんて
都会から観光に来て
深呼吸されて



「田舎は空気が綺麗」とか
悲しい事言われちゃう地域です(笑)




それでも時期により黄砂とか
PM2.5とか色々ありますし



花粉症の人なんかは
山梨ほどの田舎でも
花粉はめちゃあるでしょうから
気密が高い方がいいと思います



C値m


これは妻の実家大月市という
三遊亭小遊三師匠が
笑点でバカにされている地域ですが




360度全部に山があるので
多分花粉は多いと思いますね・・・




ただ、我が家は花粉症の人が
誰もいないので



花粉が飛んでるのか飛んでないのか
全く分かりません



まあ、フィルター通した風が多い方が
いい事は間違いないですね


我が家のフィルターも
PM2.5フィルターですし


花粉の大きさはもっと大きい
30~40らしいので


・花粉

・砂埃


この辺は高気密で
換気システムを多く通った方が
減るのは間違いありません


熱交換型なら暖かい風という
メリットもありますし










・じゃあ最適解はC値いくつなんでしょう?



色々と書いてきましたけど


仮にですね
「家ひとつ上げるけど
C値どれくらいで作る?」って言われてたら




「C値0.3以下で第一種換気で
お願いします」って言いますよ(笑)



だって色々と書きましたけど


・低い方が計画換気がしやすいのは
 間違いない


・冷暖房効率が上がるのも間違いない


・家の空気が綺麗になるのも間違いない


こうなると
管理が楽なんですよね


家の温度、湿度が外気に影響されにくいって
めちゃメリットですから


今回話してませんがUa値だって
低いに越したことはありません



「じゃあ何でしないの?」って言われてたら
家を買ってくれる人もいないし


結局は予算なんですよね





ただ、割と両極端な
回答になりやすい問題なので


実際にツイート見てても
回答が両極端ですし


断熱の話もそうですが
光熱費だけで考えると
元が取れないって話になります




というか、ちゃんと
気密を意識して作るわけですから


現場の大工さんを
正社員として囲んでいる
工務店なら
教育出来ますから



「別に1.0目指そうが0.2目指そうが
コストは変わらない」っていう
素晴らしい工務店もありますが


ハウスメーカー
特にローコストメーカーなんて


請負ですから
教育なんて出来ません・・・



なので
吹き付けでC値1.5の方が
変な事されない分
コスパは上がります





https://reogress.net/archives/10910062.html


とにかく
慣れてない事しても
良くない事ばかりなので


・普段2.5程度な家を
 請負大工で作っているメーカーが


・コンセントボックスの気密処理や
 気密シートなんて使った事ないのに  
 施主が使ってと言ったら



「良く分からないけどコレ使うのか」なんて
施工されたら逆に悪くなっちゃいますしね・・・





実際に素晴らしい工務店の
ツイートなんて


「別に1以上あっても困らないけど
我が社だと普通に作ったら0.2とかに
なりますよ」って言う会社もありましたから



分かりやすく例えると

C値o


プラモデルみたいな物ですよね


・同じパーツでも
 作る人によって違いますし


・下手な人が
 上級者向けの事したら
 逆におかしくなるし


・ローコストメーカーは
 プラモデルのメーカー側の方で
 簡単に作れるように工夫を
 してたりします




もちろん寒冷地は
温度差も凄いし
光熱費の影響
快適性の影響も大きいので
また話は変わりますが



結局、土地や周りの環境
Ua値や間取りなど
色々な物に左右されますので




例えば我が家は
色々と温度など数値も出してますが
実際に快適なので

「C値なんて1.5程度で充分」って
思う時もありますが


・これも冷暖房が届きやすい間取りで
 
・1種換気で

・周りの影響も問題なくて

・花粉症も誰もいないし


施工も問題なかったというか
自分と義父で管理出来てましたので


じゃあ、他人にも
こう勧めるかと言ったら



やはり
「予算と時間が許すなら
気密性能は上げれるだけ上げとけ」って
言いますからね




たた、c値が0.5と
かなりの高気密住宅でも
換気システムからの給気は70%ってのは
覚えておいて欲しいですね



ガチ花粉症の人は
かなり大変みたいなので


30%は通りませんから
余りに期待しすぎても
結局空気清浄機頼りなるかも
しれません




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