高断熱高気密

2020年05月01日






こちらの建築系雑誌
「建築知識」ですが


なんと1978年と
42年前の書籍です


建築知識a



工務店やハウスメーカーは
最新の知識を
学ばないといけないので



40年以上前の本は
見る必要も無いと思いますが



解体業と廃棄物の処分業を
している私には
必要な本だったりします





必要な理由のほとんどが


建築知識b


石綿(アスベスト)関係なのですが




この当時はアスベストが
屋根、壁、天井などなど
色々な所で使われていて



建築知識c


自信を持ってオススメしてしまう
時代ですから






石綿(アスベスト)が
使われていなければ


普通に解体→会社に運搬
会社で破砕や焼却処理出来ますが



石綿(アスベスト)が
使われていると
法律上何も出来ませんので




倒産していたり
合併して当時の資料が無かったりするので
この当時の雑誌は役立ちます



アスベストも
健康被害さえ考えなければ
不燃性で加工も楽、耐久性も抜群という
素晴らしい材料なのですが・・・


・・・・
・・・
・・



しかし、住宅ブログを
している私にとって




解体や処分には
余り関係の無い


建築知識a-2


今月の特集
「省エネルギー住宅の計画」は
非常に気になります(笑)



解体業は「元大工」さんも多く
年齢も高齢な人が多いので



当時はバリバリの
大工さんって人も多いですから
色々な話も聞けますし
(最近の家には疎いですが・・・)




今みたいな
何でも「高断熱、高気密」ではなく



高気密のデメリットも
しっかり書かれているので



今読んでも
参考になる点もあります



・・・・
・・・
・・




また、この時代は
有名な「ナミダダケ事件」
おきた年代です



詳細は検索などして頂いて
簡単に「ナミダダケ事件」を説明すると




・1970年前半にオイルショックが起きる


 それまでは家なんて
 ストーブ、暖炉、コタツなどで
 暖めればいいじゃんという考えでしたが
  (そのため家は基本スカスカで通気重視)






・燃料代が高騰する

 その結果、北海道などで
 「省エネ住宅を作ろう」と
 グラスウールが50mmから倍の100mmや
 それ以上の厚さになる





・しかし気密や換気がよく考えられてない家が出来る
 

 断熱材の使用で
 家の中と外の温度差が出来て
 グラスウールが結露する





・木材も腐って「ナミダダケ」というキノコが
 家から発生する



という物です・・・





もちろん「建築知識」は業界向けの
詳しい書籍ですから


この時代の省エネ特集も
断熱材を増やすだけではなくて



「気密と通気をどうする?」というのが
主体になっています



今ほど、性能のいい建材がないので
「設計」の工夫が凄いです






という事で早速
「家でも勉強!凄いね」
思われながら


書籍を会社から借りてきました(笑)





・まだ本州は断熱材が普及していません




まずは特集記事の
最初を読むと


建築知識d



気密化といっても
大変だし


結露や空気も悪くなるし
どうしよう・・・って考えです


断熱材を使えば
寒さは防げるけど


結露と換気対策が
また発達してなかったんですね






さきほどの「ナミダダケ事件」


「西欧の寒い地域は
断熱材をたくさん使うんだぞー」


当時では断熱では最先端の
設計士さんが使って


しかし日本はヨーロッパと違って
高温多湿ですから



向こうの家のマネをそのまま
持ってきただけでは


大変な事になりました・・・





建築知識d-2


まだルームエアコンの
普及率が25%の時代ですから



この時代、エアコンで家全部を
冷やしたり暖める発想が無いです・・・



冬はストーブでどうにかなっても
夏はどうしようもないので




本州は特に
夏重視の作りになっていました





断熱材のデメリットの方が
メリットを上回っていたんですね






その為、次に紹介する家は
断熱材を利用しているので
通気の為に非常に凝った家になっています



建築知識e


こちらは神奈川県の家ですが



省エネ住宅の特集ですけど
「天井を開閉自由の障子にしたプラン」
という住宅です



今の考えなら
「寒そうだし、暑そう」って思いますが



エアコン普及率25%の時代ですから
まずは夏の通気ですね・・・





建築知識f


たくさん使われている
アスベストはともかく


アルミサッシの単板
断熱材は高性能じゃない普通の
グラスウール50mmと


今の基準だと
夏暑くて、冬寒い家ですけど



この年代なら
神奈川県なら
断熱材が無い家も多いですから


さすがは建築知識の
省エネ住宅特集で出る家かなって思います



皆さんが住んでいる家
または今作っている家を


仮に夏場でもエアコン無しで過ごすと
想像したら


この家の方が多分快適です




とはいえ
この時代の本州の家は
断熱、気密の考えがほとんどないので



今の住宅で
参考になるのは
次の北海道の家です






・この時代、北海道で今の家の基礎が出来る



ヨーロッパにならって
断熱材たくさん入れたら
キノコが生えて家が腐りました・・・


という悲しい時代から


日本独自の
高断熱にしたいけど
多湿にも対応した



今の基礎となる家が
出てきます


建築知識g


北海道らしい
冬対策を前面に押し出した家ですね



全面ガラス張りに
ソーラーシステムです


夏は暑そうですが
北海道ですから


窓開けて対応すれば
快適なのかもしれません


逆に本州(の暑い地域)で
この作りしたら夏に死んじゃいます・・・





建築知識h


通気層、防湿層もあって
今の時代の家と似ていますね




屋根断熱の150mm
ブローイングウールってのは
余り聞きませんが


建築知識i


今の吹き付け断熱と
同じ感じで
グラスウールを吹き付けます






・アンバランスな家はダメです



なんでも数値が分かるこの時代だと



「窓は最低〇〇」とか

「断熱材も〇〇mm以上は必要」とか
色々言ってますが


要はバランスですね



何の為に高気密化して
防湿層や通気層まで作って


内部結露を抑えるかを
考えたら



壁、玄関、窓などの
性能はイコールが望ましいです



一部だけ超高性能なんて家は
アンバランスになって
逆に内部結露の原因になります
(窓などの見える結露の話じゃないですよ)









ちょうど「断熱と気密どうするよ?」って
考え始めた時代の書籍を読むと



家を長持ちさせたいなら


低断熱(もしくは無断熱)、低気密が
一番家が長持ちしますという
所からスタートしています


これは神社などを
見れば分かりますね



神社の造りは
木材は剥き出しですから
自然にある木と同じような環境です


しかし神社みたいに梁が剥き出し
作りも隙間だらけでは


快適性は無いので
(当然寒いし、暑い・・・)



断熱と気密と換気を研究してきて
今に至ります



この時代の書籍だと
当たり前の事ですが


今だと割と
忘れられている



快適性を求めると
家の長持ち度は下がるという
基本的な事も載っています




断熱と気密はイコールですが
今は気密が上がりすぎていますし



換気システムも義務化されているので
断熱、気密、換気がイコールですね



1年中窓を開けている
なんて家は無いと思うので


断熱=気密=換気


この1つでもダメになると
家は長持ちしません




高断熱、高気密、高換気が
現状は一番だと思いますが


我が家みたいな
予算の関係などで
全員が建てれるわけでもないですし・・・




そう考えると
断熱、気密、換気のバランスは良く
鉄骨の方が腐らないわけですから



積水ハウスなどの軽量鉄骨は
非常に理にかなっているなと思います
(値段が高いのだけが理にかなってない・・・)



特にこの時代は
在来の木材住宅では


今のような気密性は無理ですから
軽量鉄骨の優位性は高いですね




木材は高断熱、高気密化すると
腐るって事件があったわけですから・・・


・・・・
・・・
・・




ここからが大事な話しですが



実際、高気密高断熱
さらには
家の換気バランスまで考えて
作れる工務店、メーカーなんて
それほど数は多くありません・・・




twitterやブログなどを見ていると
そういう「高性能で長持ちする家が作れる」
工務店ばかりなので
感覚がマヒしますけど(笑)



実際はそこまで考えて
作れる方が圧倒的に少ないです


・・・・
・・・
・・



我が家だって
換気の設計なんて


ローコストの制限ある
作りですから
第一種換気にしました
(適当に作ってもある程度動くので)





第三種換気は

断熱、気密が完璧で
「C値1以下の家なんてまだあるんだ?」
なんて事が言えるメーカーが使える


上級者向け換気システムです(笑)
(3種はC値低いと計画換気が出来ません)





どちらにせよ
定期的なメンテナンスは必須ですから



工務店、メーカーの人も
日頃のメンテナンスの重要性を
売る際に言った方がいいと思いますが・・・



長持ちしたい家を作りたいのに


住み始めたら
三種、一種でも換気のフィルター交換を
しなかったりするのは


断熱=気密=換気がイコールの今
家がどんどんダメになります



ブログ見てると
「寒いから止めた」なんて人までいますし




我が家の第一種換気システムでは
毎月1回の清掃と
2年に1回のフィルター交換が推奨されています


建築知識j

もちろん三種でも
フィルター清掃、交換は必須です




換気以外にも
通気層、屋根、床下などはもちろん


サッシのパッキン類の劣化など


住み始めてからチェックする所は
他にもたくさんありますから




工務店やメーカーは
なんでも「ノーメンテ」
言わず



「点検はちゃんとしてね」
伝えて欲しいです








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2020年03月09日






新築で家を建てると
ほとんどの人が


「家の乾燥が凄い」という
悩みが出ます



一方で数は少ないですが
「全然乾燥しない」という人もいます



新築の高気密高断熱住宅は
乾燥するのが当たり前って風潮なので



なかには
「乾燥しないって事は
高気密高断熱になってないの?欠陥?」
心配している人もいます・・・



湿度a

ちなみに我が家は
かなり乾燥しますので



加湿器は2台動かしていますが
これにも理由がありますし


逆に新築なのに
乾燥しないから
それだけで欠陥なんて事もありません






・まずは地域差の違い



全国ニュースの天気予報で
「明日は乾燥に注意」なんて
言われると


どこも乾燥してそうな雰囲気ですが



実際は都道府県で
湿度の差は結構あります

湿度b


1~2月が
乾燥のピークだと思いますが



基本的に東京や
私の住んでいる山梨県は
乾燥している地域になります



湿度c

都道府県別の
年間平均湿度ですが


この年だと
山梨県は最下位


翌年も46位と
結構な乾燥地域になります


ランキング下位3県は
海無し県ですが


県の平均以外にも
自分の住んでいる場所で
湿度は人それぞれなので



全く同じ住宅を
作ったとしても
場所によって乾燥が凄かったり
そうでも無かったりします





・湿度計の違い



温度計に比べると
湿度計は割と
簡易に付いている奴も多く



そこまでアテにならない
湿度計も多いです





私のブログに
よく登場するこの湿度計

湿度d

これは表示が大きく
撮影には向いていますが


余り性能が良くないのです


amazonなどのクチコミでは
結構高精度なんて書かれてますが
それほどでもありません








私の場合皮膚が弱く
湿度に関しては
ちゃんとした湿度を知りたいので



普段は違う
湿度計を見ています

湿度e

リビングだけで
3台湿度が表示される物がありますが



真ん中の「みはりん坊W」という
温湿度計が一番高精度です




相対湿度だけじゃなく
絶対湿度まで測れる
便利な温湿度計です







A&Dは医療用の
測定器などを作っているメーカーで



みはりん坊Wは
値段の割に精度がいいと
評判です


スタンドが無いのと
反射しやすいので
ブログの写真には向いてないのですが



2,000円ちょっとですから
家の温度や湿度が気になる人には
オススメですし


この価格ではめずらしく
相対湿度だけではなく
絶対湿度も測定出来ます




右にあるニトリの
湿度計とは
表示が7%も違っていますね
(電波時計なので時計は一番正確ですが・・・)


この写真を撮った時は
夜帰ってきて
エアコンを入れたので



急なエアコンの稼動に
安い湿度計では
対応出来てない感じです




逆に

湿度f

朝6時の写真では
ニトリとみはりん坊は
同じ数字になっていますが



左の湿度計とは
9%も違っていますね・・・




さらに安い
ダイソーの湿度計だと

湿度f2

同じ売り場の隣同士なのに
30%と46%になっています・・・


値段が高いからといっても
SEIKOとかは
時間は正確でも
湿度はおかしかったりしますから


ちゃんとした
測定メーカーの湿度計は
あった方がいいと思います



それでも複数台用意して
全部確認した方が
さらに間違いが無いかもしれません






・そもそも新築=乾燥は間違い



冷静に考えれば
新築だからって


何か湿度を
吸ってしまうような事は無いですし


まあ最初こそ
クロスや木材が
ほんの少しは吸うと思いますが


仮にある程度な量吸っていたら
ブヨブヨになって
カビだらけになってしまいます


調湿機能がある素材とか
色々宣伝してますけど


ほんの少しの差です


「昔の家は漆喰だったから
乾燥しなかった」なんて
とんでもない事言うブログありますけど


昔の家は
石膏ボードなんて使ってないので


壁紙や漆喰の裏は
土壁でしたから

湿度t
(築70年の母の実家は土壁です)


こちらは土ですから
調湿が結構出来ます



家の性能という面では
土壁はオススメできませんが



漆喰や珪藻土も
素材自体は調湿が出来ますが



・土壁=5cm~10cm
・漆喰など=数ミリ


なので厚み的に
調湿なんて
期待は出来ません


エコカラットは
割と調湿効果がありますが


それでも1cm弱なので
厚みが無さすぎですね・・・


家の中全面に貼るわけでも
ないですし


昔の土壁は今でいえば
部屋中全部をエコカラット5つ位
重ねているようなものですから




後は昔の家は
石油ストーブやガスコンロと
水を発生するものが多かったですが

湿度g

今はエアコンのみですから
ほとんどの家が乾燥してしまいます



さらに湿度計は通常
相対湿度ですから


昔の家は
ストーブ付近こそ22℃前後なのに



湿度計を設置している
ちょっと離れた所は
18℃とか
気温差があります


湿度h


気温25℃の相対湿度50%と
気温20度の相対湿度70%は
同じ湿度量です




同じ絶対湿度でも
気温でこれだけ変わりますから


湿度計の設置位置や
温度で簡単に変わります



今の家は
どこにいても暖かいですから
相対湿度は下がって見える事が多いですね



その為にも
絶対湿度が分かる
湿度計は便利です












・引っ越し前より乾燥しない家



新築なので
乾燥を覚悟していたら


前の家より乾燥していない
という方もいます



我が家の場合は


前のアパートは
石油ファンヒーターに
ガスコンロ


さらには温度も
低かったので


今の家よりずっと湿度は
高かったですが


前の家もほぼエアコンという
場合もありますし


第一種換気は
湿度交換もしますけど


吸気側の室外が
風通りが無くジメっとしていたら
天気予報などの湿度よりも
取り込める湿度は高くなります


このように


・建物の場所の違い
・湿度計の違い
・湿度計の設置場所の違い
・冷暖房方式の違い
・換気システムの違い


などなど家ごとに
条件は違うので


「他の人に比べて
我が家は乾燥しない」


という場合にも
余り心配になる必要はないです


「1年中湿度が平均より高い」
などの場合は


壁内結露とか
色々心配な面もありますが


そうじゃなければ
問題はないと思います





・ベストな湿度は?



冬の場合は
風邪やインフルエンザが
乾燥すると移りやすいので


湿度i


絶対湿度10~11をキープするのが
ウイルス対策ではベストです


もっと高いと
簡単にウイルスが
死滅しますけど


余り湿度が高いと
結露の原因になりますし
家にはいい事はありません



冬でも
絶対湿度7以下は
乾燥しすぎなのですが


湿度j



絶対湿度11をキープするには


温度が25℃なら
相対湿度は48%


温度22℃なら
相対湿度は57%


温度が20℃なら
相対湿度は64%です


相対湿度の表示だけだと
48%だとちょっと乾燥している気がしますし
64%だと加湿しすぎな気がしますが


温度によって
相対湿度はかなり変わるので


出来れば絶対湿度が
分かる方が便利です
















2020年02月15日






今年の正月休みに


光熱費a

住宅展示場に行きました(笑)



家を買う予定は無いのですが・・・



新幹線の乗り物や
スタンプラリーがあって

光熱費b

子供がイベントに行きたいと言うので



家を建てた後でも
外構やウッドデッキなどの参考になりますが



さすがにモデルルームに入って
「家を見に来ました」とかはしませんけど


・・・・
・・・
・・



しかし、どのハウスメーカーも
必死に呼び込みをしてますので



某メーカーさんの
入り口の看板を見ると


「光熱費で年間16万円得するので
家を建てた方がお得ですよ」って




なかなか目を引く看板があったので
ちょっとチラシを見ると

光熱費c
(こんな感じのチラシがありました)

このような看板があって




4人家族の場合


一般住宅での年間光熱費が28万円
(毎月23,300円)


某メーカーで建てた場合の
年間光熱費が12万円
(毎月10,000円)


という事で
30年で480万円変わりますよと


入り口の営業さんから
説明されて



「なのでタマホームなどで
建てるよりお得です」と言われました



ローコストと比較すると
必ず名前が出るタマホームも
「いい迷惑ですが(笑)」



その某メーカーの
価格や性能は
だいたい分かっていますし


タマホームなら
我が家の性能と似たようなものですから


「タマホームにすると
そこまで光熱費かかるんですねぇ・・・」


なんて話しをして
特にモデルハウスの中に入る事はありませんでしたが



さらに一条工務店の
webサイトを見ると

光熱費d


年間214,000円も違うと
記載がありますが



絶対にここまでの差は出ない
理由があります





・絶対に光熱費で年間16万円や21万円も得をしない


これは自信を持っていいますが


ものすごい高性能な家と
我が家のような
ローコスト住宅を比べても


絶対に年間16万円も変わりません




なぜかと言うと

光熱費d-2


我が家も
例と同じ4人家族ですが


1年間トータルの
電気代が16万円かかっていません



ちなみに
オール電化なので
ガス代は0です


ちなみに我が家は
太陽光がありますので


実際はもっと安く
実際の年間電気代は
65,000円ほどですが



太陽光を抜きにしても
年間で158,000円ですから



どうやっても
年間16万円も得しようがありません



本当に16万円得するなら
太陽光パネルなど無しで
電気代が0円になってしまいます・・・






しかも、これは
冷暖房費ではなく
全部の電気代ですから

光熱費e


1年で一番安い
5月~6月の平均電気代が
約7,500円です



この期間はエアコンなんて
使いませんので


冷蔵庫やテレビ
パソコンなどなど


冷暖房費とは
関係ない電気代です




なので、冷暖房費とは
関係ない電気代が


約7,500円×12ヶ月で
90,000円かかりますから



それ以外が
全部冷暖房費としても



実際にかかった
年間の電気代158,000円から


毎月かかる冷暖房費以外の
電気代90,000円を引くと


年間の冷暖房費は68,000円です


年間で68,000円しか冷暖房費が
かからないのに


16万円や21万円も
差が出るわけがありませんね






決して我慢している訳でもなく
1日中暖かく快適に生活して
この冷暖房費です


もっと寒い地域なら
冷暖房費はさらにかかりますから
これくらいの差が出るかもしれませんが


甲府市の住宅展示場で
「16万円得します」と言うのは
誤解を招くというより
ただの嘘ですね・・・


ちなみに住んでいる場所の
断熱等級の地域は
5地域になります





・一条工務店の誤解を生む記載



どうして実際には
そこまで差が出ないかと言うと

光熱費f

(名古屋のモデルなので断熱等級地域は6地域です)


こちらの比較対象になる
次世代省エネ基準Q値2.7は


「次世代」という名前ですが
実際は平成11年の基準です





そしてQ値2.7は


・高性能じゃない普通の10Kグラスウール
・アルミサッシのペアガラス


これでも可能な数字なので


20年前の家なら
次世代かもしれませんが



今の家の基準なら

光熱費g

よくチラシに入っている
768万の家などは分かりませんが
(これでも今はそこそこ性能ありそうですけど)



タマホームクラスの
ローコスト住宅なら
(大安心の家クラス)



ここまで悪い性能ではないですから
ここまで光熱費に差が出ません

光熱費h


今ならローコストでも
高性能グラスウールや吹付け断熱
サッシの熱貫流率も最低2.33はありますから




Q値1,9にまで
持って行くことは
普通に作れば充分可能です








・実際にどれくらい光熱費に差が出るか


ここまでは差が出なくても
当然ですが一条工務店などの方が


ローコストな我が家よりは
光熱費は安く済みます


その分建築費も高いですけど・・・




とはいえ、いくら住宅の価格が安くでも
寒い家では建てる意味が無いですし



平成11年基準のQ値2.7では
おそらくエアコン1台で
家の中全部を暖めるのは不可能です



Q値1.9までいけば
エアコン1台で問題なく暖かいですし
実際に住んでいて「快適だなぁ」って思います



一条工務店の
シミュレーションだと

光熱費i
(i-smartで0.51 ブリアールやグランセゾンで0.98と記載してあります)

このようになっていますが


こちらのシミュレーションは
述床面積が50坪
さらに365日、24時間冷暖房を
使っているので


我が家の大きさは
延床面積35坪と4人家族なら
ほぼ標準の大きさだと思いますが



これで我が家が
実際にかかった冷暖房費
68000円で比較すると

光熱費j

だいたいこんな感じです


実際にはC値や
面積、間取り、窓の大きさなどなど


色々な物に左右されますけど


一条工務店の
シミュレーション通りに計算すると
こうなります


やはり
一条工務店などの性能は
凄いなぁと思いますけど


コスパだけで考えたら
我が家の68,000円と
i-smartの15,000円の差は


年間で53,000円なので

30年間では160万円の差です



建物価格は500万円以上違いますから
性能がいい事は間違いはないですが


冷暖房費で得になるという
宣伝文句は半分嘘です



「20年~30年前の家の性能と
比べたら得ですよ」


なら正解だと思いますが


分かっていて嘘言っているのか
営業さんが本当に知らないのかは
分かりませんが


タマホームと比べても得するのは
間違いですね・・・



もちろん
色々探せば


地場の工務店さんで
我が家と同じくらいの建設費で
ずっと性能がいい家もありますが




大手メーカーで宣伝している
「光熱費を考えると得ですよ」
というのは


実際に我が家の冷暖房費が
68,000円な以上
間違いですね



ローコストで建てた私が言うのも
何ですが


高性能なメーカーは
もっと快適性とか
エコとか売りにすればいいと思うのですが



得をするって言うメーカーが多いですね


「余り売りの無いハウスメーカー」
こういう事言うのが多いのですが


もっと高い
ヘーベルハウスとか積水ハウスとかだと


宣伝も
そういう次元で戦ってないですし(笑)







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2020年01月14日






新築の際に
最初からエアコン用の配管を施工しておく
「先行配管」(先行スリーブ)

先行配管a

このように最初に用意しておくか





最初に穴は開けないで
エアコン設置時に穴を開けるかという話しです

先行配管b

こちらは我が家の画像です


エアコン用のコンセントは
設置してありますが


我が家は先行配管は
一切しませんでした



どちらにしても
メリットデメリットがあって




特に家の作りによっては
絶対に先行配管をしておいた方がいい場合もあります





・先行配管をしたほうがいい場合の作り


あらかじめエアコンの配管を
施工しておく


最大のメリットは
「間違いない施工」です



特に家電量販店や
ネットで購入した際に


施工業者が割りと適当だった場合に




断熱材や筋交いを破損してしまい
家の気密性能や断熱性能が下がる場合があります

先行配管c


このように筋交いを
壊されたら大変ですし





特に注意をしたいのが

先行配管d

グラスウール断熱の場合


後から適当に施工されると
袋がやぶけた状態のまま放置されて


そこから湿気が入り
グラスウールがボロボロになる可能性も
結構ありますから


グラスウールの場合は特に
先行配管をした方がいいかなぁって思います



ハウスメーカーで
最初からスリープを施工すれば


断熱、気密の事は
当然家電屋さんの下請けさんより
詳しいですし


ちゃんとした施工も出来ますし


万が一何かトラブルが起きた場合は
ハウスメーカーの保証で修理が出来ます





・我が家が先行配管をしなかった理由


先行配管をした場合の
一番のデメリットは



「見た目が悪くなる」という可能性があります

先行配管e

こちらは我が家のリビングのエアコンですが


後で配管を通せば
当然ながらエアコンの裏に穴を開けれますので
配管は見えませんが



最初に配管を通すと
購入したエアコンの機種、大きさや
設置する位置によっては
穴が見えたままになってしまいます



先行配管f

この位置に
配管穴があればエアコン設置後は
見えませんから



新居完成後
すぐにエアコンを設置する場合なら



候補のエアコンが決まっていれば
サイズも分かるので問題ないとは思いますが


先行配管g


我が家の場合
子供部屋なんてまだまだ使いませんから
エアコン設置は10年近く先になりますので


コンセントだけ設置して


スリーブ
先行配管はしませんでした








・引越し後すぐに設置するリビングにも先行配管しなかった理由


10年近く設置が先の
子供部屋はともかく


引渡し後すぐに
設置するリビングにも
先行配管は行いませんでした


まあ
レオハウスでエアコンを購入しない場合
基本スリープはしないという事で


希望した場合に
結構な金額がかかるというのと





それでも先行配管をしなかった
理由としては

先行配管h

筋交いや制震ダンパーの位置は
写真に撮って全て分かりますし


もちろん設計図にも載っています



こちらを確認出来れば
筋交いなどを壊される事も無いですし


吹きつけ断熱なので
グラスウールと違い袋が壊される事もないですし

先行配管i

工務さんから
「自分でするなら使ってねー」

缶のアクアフォームを頂きました





仕事上、施工業者さんが不安なら
先行配管j
私自身でエアコンの家の壁どころか
コンクリートのコア抜きも出来ますし


兄も日立で働いていて
学生時代はダイキンの下請けで
取り付けしてましたので


兄弟だけでエアコン取り付けが出来ますから
施工に関しては心配していないので(笑)




先行配管はしませんでした







最近ではこのような
高気密、高断熱を理解している
エアコン設置業者さんもたくさんいますので


安いからとネットなどで
買いたいけど


設置はちゃんと出来るか不安という方でも
ちゃんと施工出来る業者さんも多いです


先行配管をする、しない
どちらの場合でも


施工ミスすると
かなり気密、断熱にダメージを負うので


業者選びと施工のチェックは
念入りにした方がいいと思います






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2020年01月11日






この時期に友人宅に行くと
加湿器を置いている人が多いのですが



「それは余り意味が無いんじゃない?」

とか

「そもそも加湿器が合ってない・・・」

という家も結構あったりしますが



我が家も3シーズン目で
やっと満足する設置場所が出来ました





何度か書いてますが
私は非常に皮膚が弱く

加湿器a

皮膚科に10年以上通院していて


ステロイドの錠剤リンデロン
だけではなく
抗不安薬のデパス
睡眠薬のマイスリーと


心療内科並みの処方になっています


さらに
市販の抗ヒスタミン薬に
ステロイドの塗り薬


ボディクリームに
お風呂の塩素を中和するものなど


私の皮膚は
温度と湿度の変化には
非常に敏感で


乾燥しても
逆に湿度が高すぎても


蕁麻疹が出てしまいますので
まあ色々と使っています


という事で
加湿器マニアというか
温度、湿度をちゃんと管理しないと
まともに生活出来ないのですが



アトピーではなく
温度と湿度さえ安定していれば
蕁麻疹は出ないので



加湿器は必須アイテムです



まあ今の新築住宅は
とにかく冬は乾燥しますので
ほぼ必須アイテムなのですが



加湿器b

こちらは去年までの
置き場所でしたが



効果的というよりも
子供がいたずらしても
安全な場所優先だったので
(加湿器倒しちゃいますし・・・)


今年は子供がちょっと成長して
いらずらしなくなったので


今年はさらに
効果的な場所に移動しました




ちなみに昨年までの
設置位置は

加湿器c

こんな感じで2箇所
設置していました





機種はパナソニックの気化式



このシリーズを2つ置いています
(1つがプレハブ19畳用で、もう1つは14畳用です)





気化式なので

加湿器d


壁につけても平気ですが


スチーム式超音波式
ハイブリッド式の場合は



カビや結露の原因になるので
余り壁際には置かない方がいいです





・色んなサイトの加湿器の設置場所の間違い


湿度を発生させる機械ですから
電化製品の近くがダメなのは
当たり前ですが


古い家と
今の高断熱、高気密が当たり前の家とは
ベストな設置場所も異なります


例えば
設置場所は高さ1メートル位が
ベストと書いてあります



理由は
床の方が温度が低いから
冷たい空気がどんどん下に行くので
効果が少ないという理由ですが


こちらは今の
高断熱高気密住宅なら




床の方が温度が低いなんて
ほとんどありませんから
そこまで気にしなくても平気ですが

加湿器d-2

それでも効果的に
全部屋加湿出来るように



我が家では30cmの棚において
吹き出し口は床から
70cmほどの位置を確保しています


これ以上高いと
子供がいたずらして
落とした時に大変な事になりますし


去年はまだ1歳だったので
安全性を考えて床に直置きでした





・エアコン真下に設置の間違い



色々なサイトで
ベストなポジションと書かれている
エアコンの真下ですが



こちらの理由は
加湿した空気を
エアコンの風で飛ばすという
理由ですが

加湿器e

エアコン機種によっては
真下には風が来ませんし


ルーパーも動きますし
エアコンが動いていない時などもありますから


こうなると電化製品に
加湿を当てることになりますから


ベストではありません


加湿器を部屋の真ん中に置くのは
割と邪魔なので



現実的な選択肢として
ベターではありますが・・・






・という事でベストな場所


先程書きましたが
ベストな場所は部屋の真ん中ですので


新築の方でしたら
割と広いリビングも方も多いですから



家具の設置を考えて
部屋の真ん中に設置しました

加湿器f



部屋の真ん中
エアコンの風の真正面です



加湿器g

こんな感じで2箇所設置しています




某テレビで
エアコンの風が当たると
温度センサーが狂うからダメなんて
放送がありましたが


加湿器h

隣の棚の方が高いので
直接は当たりませんし


加湿器のセンサーより
私の皮膚の方が正確なので


自動ではなくて
手動モードで稼動していますし


そもそも自動モードでも

古い家ならともかく
今の高断熱高気密住宅


部屋の畳数と加湿器の大きさが合っていれば
加湿しすぎなんて事はないですから



温度が上がったら相対湿度が下がるので
自動モードでもずっと動いているので
問題ありません





・気にしすぎも良くありません


賃貸ならともかく


新築の家は何十年も住むので
一番心配なのは壁内結露ですし


あとはカビなどですから
やはり壁際、窓際の設置は良くないですが



私の妻なんかは
湿度30%以下でも平気なんていいますし


加湿器していれば
必ず風邪やインフルエンザが
防げるわけでも無いですから


気にしすぎも良くないと思います


生活するのに問題がなければ
家の事を考えたら


乾燥している方が
加湿しすぎよりは


結露の心配は無くなりますから


「なんか乾燥してるなぁ」って思ったら
ちょっとだけ部屋の真ん中で起動する位でも
いいと思います


さすがに加湿器無しの
生活は今の新築住宅は
キツイと思いますけど・・・



何しろ今の家でしたら
湿度はともかく
部屋の暖かさは問題ないですから


私も皮膚が弱くなければ
ここまで気にしてなかったと思います





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