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1年間、血圧を測定したので家の断熱性能や室温の影響があるのか、温度と相関するのか調べてみました

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「高断熱住宅が高血圧患者を減らす?」って事で

このデータ、論文を引用して


「高断熱住宅じゃないと血圧があがって
ヒートショックになり不健康」って
宣伝している工務店が多いですけど


よく見て欲しいですが

・低断熱の家=居間平均温度11.2℃

・高断熱の家=居間平均温度14.7℃


14.7℃って
どこが高断熱なのか分かりませんし


ZEH程度の性能があれば充分
高性能群なデータなのですが


今回、自分が実験台になって
1年間毎日血圧を測定しました


目次

・「血圧下がりますよ」と言いながら実際に血圧を測っている人がいない・・・

昨年、いきなり指定難病の
ネフローゼ症候群という病気で
入院してから1年が過ぎ


退院する際に
「服用する薬の副作用で
高血圧になる場合が多いから注意して」と
言われて
1年前に血圧計を購入して


毎日寝起きすぐの血圧を1年間測定しました


昨日は朝だけど、今日は夜みたいな
血圧では全然比較出来ないので意味がありません


「高性能住宅だと
高血圧にはならないし
血圧が安定する」って言いますが


そのように宣伝している
工務店やハウスメーカーの営業さんって
誰も血圧測ってないんですよ(笑)


まあ、売るだけが仕事で
実際は高断熱住宅には住んでいない
営業さんや工務店さんも多いですから
仕方ないとしても


実際に高断熱住宅に住んでいて


「高断熱住宅に住んでないと
ヒートショックや高血圧になる」って
発信している工務店さんやブロガーさんでも


毎日血圧を測っている人って
見た事がありません


というか
私も測定していて思いますが


こんなもん健康な状態だったら
面倒だし毎日は続きません(笑)


しかし病気療養の為に1年間
毎日起床時にすぐ測定しましたので
温度と血圧がどれくらい影響するか
見て行きたいと思います

・冬の方が血圧は高いけど家の寒さだけが原因ではない

まず血圧は
季節で差があるのが当たり前で
基本的に冬の方が高いです


寒さで血管が収縮する以外にも
・運動不足

・鍋やラーメンなどの汁物が増える事での
 塩分過多

・発汗が減る事で体内の塩分が排出されない


特に朝起きて血圧を測る場合は
温度差があると血圧は上昇するので


寝室は暖かいけど
リビングは寒い家だと
血圧は上昇しやすいと思いますが


我が家はどんなに寒い日だって
寝室もリビングも20℃以下になりません
今シーズンの一番寒かった日
外は氷点下7℃の朝ですが


家の中で20℃以下の場所は
ありません


さらに塩分制限もあるので
冬だからって塩分過多にもなりません


1年中安定している室温だし
起きてすぐの血圧だから問題無いと思って
実際、測定したら


血圧に家の性能どころか
外気温も余り関係が無い事が分かりました

・室温と血圧は相関しない?

こちらが1年間の血圧です
・平均血圧が一番高いのは11月で

・逆に一番低いのが6月でした


寒いと血圧が上がるなら
1月か2月あたりが
一番高く無いとおかしいですが
11月が一番高いです


住んでいる甲府市の
平均気温と最低気温の
月間平均を出したグラフがこちら
・一番寒いのが1月で

・次に寒いのが12月と2月

・11月と3月はそこまで寒くないですね


温度が下がると血圧が上がるんですから
温度のグラフを上下反転して並べると
若干似てる感じもしますが
良く見ると
温度とリンクしていない月も多くて


11月に比べて2月の血圧は
5mmHgは下がっています


平均、最低気温とも8℃近くは
2月の方が寒いので
血圧は上がらないとおかしいです


まあ、夏でも冬でも
室温が快適な影響なら


我が家程度の性能でも充分
高血圧は防げるって事なんですけど


じゃあ来年は
寒い家で実験しろと言われても
お断りしますが(笑)


どちらにしても
11月が一番血圧が高い結果を見て
「家が暖かいおかげ」と言うなら


G3住宅などの超高性能は
無くても充分という証明だし


「もっと高性能住宅じゃないと
冬は血圧が上がり健康に悪い」と
言うなら


12月、1月の方が血圧が低いんですから
「そんな事ない」という証明にはなりました

・血圧は運動不足や体重の方が温度より相関する?

平均したら冬季の方が
血圧が若干高かったですが
それでも11月が一番高かったし


もう一度見ても
「気温的には11月と3月はほぼ同じなのに
血圧は全然違うし・・・」と考えていたら


11月に一番悪化していて
割と相関しているデータがあって


私の1年間の体重です(笑)


ステロイドを大量に長期服用すると
出典 : https://my-sle.localinfo.jp/pages/1324621/static
・高血圧はもちろん


・顔や体内に脂肪を溜め込み

・さらに脂質の代謝が増えて


・どんなに食べても満腹中枢が
 満たされないという副作用があって


私も食べても食べても
お腹いっぱいにならないと
めちゃくちゃ苦労しました


だからってどんどん食べたら
脂質も血圧も血糖も上がるので
病気が悪化しますから

食欲と戦ってきましたけど


1年間の体重グラフを見ると
元々の体重は64kg位で
BMIは21.5ですから
標準の体型でしたが


退院後は1ヵ月の病院食だし
まだステロイドの副作用も無く
58kgに落ちています


そこからどんどん上がっていって
11月にはグラフを振り切って(笑)
70kg近くまで上がり


12月に再入院でしたが
この時は期間も短く
既にステロイドの副作用で
脂質が体内に溜まってるのでそこまで減らず


しかしステロイド量が去年の30mgとか40mgから
12.5mgに減った1月以降は


中心性肥満の副作用はかなりよくなり
また食欲も落ち着いてきたので
体重が戻っています


体重と血圧の関係は
体重1kgで血圧が2mmHg下がるので


11月から3月で6kg体重が落ちたから
血圧が10mmHg下がっても不思議ではないですね


11月と3月なんて気温はほぼ同じなのに
ここまで血圧に差が出た理由が分かりました


他にも去年は

ステロイド量多すぎで
出掛けるのも禁止の夏と


体調も戻らず
休みも家にいた秋に比べたら
1月以降は体調が戻って
毎週末スキーでしたから
運動量も全然違います

・寒くて血圧が上がっても全く問題無かった

結論としては
寝室とリビングに温度差があって
血管が収縮したら
多分血圧に差が出ます


しかし、そのような高血圧は
暖かい場所に行けば元に戻る
一時的なもので本当の高血圧とは違います


一方、運動不足の体重増加などで
高血圧の場合は
1日中血圧が上がってしまいますから
注意が必要です


ちなみに血圧データは
診療の時に先生に出しているので
色々と聞いてみたのですが


「今まで血圧が上がる=健康には良くない」と
思っていたのですが


「そもそも血圧が上がっても
健康とか病気に全く関係ない人の方が多い」という
衝撃の事実を知りましたが


これは次回に続きます



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