断熱と気密の話

2019年07月29日





前回の瓦屋根は涼しいですよって話の時に
「チラッ」っと書きましたが


瓦屋根にするだけで「夏は涼しくて、冬は暖かくなります」
http://reogress.net/archives/19024588.html




イマドキの家の場合屋根の断熱は


・屋根断熱
・天井断熱

この2種類があります

屋根断熱a

我が家は左側の「屋根断熱」になります


名前の通り
屋根付近で断熱するか
天井で断熱するかの違いです


昔はほぼ天井断熱でしたが
吹き付け断熱の場合は
ほとんどが屋根断熱になります





・お互いのメリット・デメリット色々あるのですが・・・


この2つの断熱ですが
「どちらが正解」とかありません


屋根断熱の工法している方は
自分の方が優れているといいますし


天井断熱も同じです


まるで在来工法と
ツーバイフォーの争いみたいですが


ちゃんと施工されていれば
どちらも問題ありません





・天井断熱は省エネで省コストです



夏の日でエアコンを付けている場合

屋根断熱b

(緑の線が断熱材で赤い線が天井です)


上が屋根断熱で
下が天井断熱の例ですが


屋根断熱は屋根付近で断熱しますので
天井裏はだいたい40度位に


天井断熱の場合は
天井裏は60度位になります


屋根断熱の天井は
石膏ボードだけですから


エアコンが天井までで済む
天井断熱よりも


屋根付近まで冷やさないといけない
屋根断熱の方が


エアコン代がかかります


どちらにしても
天井裏は暑いので


前回記事でも書きましたが
ガルバリウムよりも10度は温度が下がる
瓦の方が省エネにはなります


さらにグラスウールなら
屋根よりも天井に施工した方が簡単ですし



施工面積も屋根より小さいので
コストもかかりません



一方吹き付け断熱の場合は
標準が屋根断熱になりますので


グラスウール=天井断熱
吹き付け断熱=屋根断熱
というのが一般的です


かなり上手に施工しないと
屋根断熱にグラスウールっていうのは
難しいです
(斜めですし下から施工しますし)


省エネ、ローコスト、施工が簡単という事なので
特別な事情が無ければ


グラスウールなら
天井断熱の方がオススメだとは思います


我が家は屋根断熱ですけど・・・・





・屋根断熱で良かったと思った事


コストがかかると言っても
我が家は吹き付け断熱なので
標準が屋根断熱です



これ、疑問に思ったので
私の会社に来る
アクアフォームの施工業者さんに
聞いたんですが


「なぜ標準が屋根断熱なんです?」
と聞いたところ


「天井断熱も普通にあるよー」
という事でした・・・


なら天井断熱のがいいんじゃ・・・と思ったんですが

屋根断熱c

天井作る前に
吹き付け断熱するんで


多分屋根断熱のが
コストがかからないかと思います
(まとめて全部出来ますからね)



なので新築の場合標準は
屋根断熱という事なので・・・


結果的に屋根断熱になりましたが


屋根断熱d

何度か書いていますが
夫婦と子供が1人の時に家を建てて


まさかの妻が43歳で
2人目が生まれましたので
嬉しい誤算なのですが


元々客間兼荷物置き場として
利用する予定だった部屋が


子供部屋になります


現在この部屋に
ほとんど使わない荷物や
雛人形、5月人形などを置いていますが


数年経ったら子供部屋になる時に


屋根断熱のおかげで
「屋根裏部屋」が簡単に出来ます



大工さんに聞いたところ

「屋根断熱で柱そのままなら
5~6畳なら20万円ちょっとで出来るよー」という事なので


将来、屋根裏部屋で使いたいという方なら
屋根断熱の方がオススメです
(逆に言えば天井裏を使わないと損する工法・・・)


天井断熱なら、断熱材を敷く工事もあるので
100万円はかかるという事なので


本当に屋根断熱で良かったです








・我が家の屋根断熱の施工


屋根断熱ですと湿気を逃がす通気層を
断熱材と野地板の間に作るので

屋根断熱e


まず吹き付け断熱の施工前に
内部結露防止の為


通気層を確保するので
スペーサーを取り付けます


屋根断熱f

こちらがアクアフォーム純正の
スペーサーで「アクエアー」




屋根断熱g


こちらは屋根側がアルミで
遮熱能力が高い「アクエアーシルバー」



屋根断熱h

遮熱効果は結構あるので
使うスペーサーを確認して

予算に余裕があれば
アクエアーシルバーにしましょう


まあ我が家もそうですが
値段差がそれほどないので


ほとんどのメーカーの標準が
アクエアーシルバーの方だと思います


屋根断熱i

こちらが吹き付け断熱前の我が家です


スペーサーが反っていたり、歪んていると
通気層が確保出来ないので
吹き付け前に確認をした方がいいです


屋根断熱j

拡大するとこんな感じです



吹き付け断熱後では
確認が出来ませんから
よく確認しましょう





・という事で普通に使うなら天井断熱かなぁと・・・


「屋根裏使う以外に屋根断熱のメリット無いの?」って


大工さんに聞いたら


「天井斜めに出来るよ」って言われたので


将来子供がロフト欲しいって時には
いいかも知れませんが


そうじゃなければ
天井断熱の方が良さそうです


ただ私が希望した
吹き付け断熱の標準が
屋根断熱ですので


選びようがないのですが


せっかくの屋根断熱なら
予算があれば天井を斜めにしても
良さそうですね
(我が家にそんな予算ありませんでしたが)



canvas

勾配天井にすると豪華に見えますね
ロフトも施工しやすいです



逆にグラスウール施工で
将来天井裏を使う予定が無ければ
天井断熱にしましょう
(標準で天井断熱だと思いますが)




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2019年07月26日





何度か瓦屋根
素晴らしさを書いてますので


「屋根屋さん?」って言われそうですが


私の仕事は壊して処分する方なので
新築で作る事は無いのですが
(新築現場の廃材処理はしますよ)


瓦a-2

解体したんで重機には敵いませんから
たくさん割れていますが


普通に生活すれば50年以上は
陶器瓦なら平気で持ちます





・瓦屋根は夏涼しくて冬暖かいです



解体するような昔の家は


屋根断熱なんて無くて
天井断熱ばかりですけど
(もしくは断熱材無し


瓦a


緑の線が断熱材として
我が家は左側の屋根断熱です



吹き付け断熱だと
ほとんど屋根断熱だと思いますし


どちらの工法もお互い
メリットとデメリットあるのですが
こちらの話は今回は置いといて



天井断熱の家の場合


2階の屋根裏に入ると
当然断熱材の外側なので
夏は凄い暑いのですが



瓦屋根かそれ以外の屋根で
気温が全然違います


瓦b


このように
瓦とスレート(コロニアル)を比べた場合



瓦c
野地板内の表面温度が


普通の瓦(波状の) 48.9度
フラット瓦(平の瓦) 52.9度
スレート(コロニアル) 59.9度
と、これだけの温度が違います


もちろん、今の家は
断熱材が必ずあると思いますが


断熱材に届くまでの
温度が
普通の瓦とスレート屋根では
10度以上も変わってきます





・瓦屋根が夏涼しくて、冬暖かい理由



まず素材そのものが
瓦は断熱性能を持っています

瓦d

熱伝導率の比較です


断熱材や窓サッシも同じですが
どれだけ熱を通すかという数値です


まずガルバリウムは
当然金属ですから
物凄い熱を通します


アルミサッシが夏暑くて
冬寒いとの同じです・・・


まあサッシには陶磁器製はありませんが


そしてこの数値だけ見ると
瓦よりもスレートのが数値が低いので
断熱性能が高く見えますが


断熱性能は断熱材と同じで
厚みで性能が変わってきますが


瓦は約2センチの厚みがありますが
スレートは5ミリしかありません

ガルバリウムだと0.5ミリ程なので


熱抵抗値は瓦の方が
スレートの倍以上


ガルバリウムと比べたら
1000倍以上変わってきます


1000倍と言うと
アルミサッシと樹脂サッシの
違いと同じです


普通の家庭では
窓よりも屋根の方が面積が広いですから


これだけでも瓦の断熱性能の
メリットが分かると思います





・工法も瓦屋根は優れています



我が家でも使っている
三州瓦の一般的な施工方法です

瓦e


厚みがある瓦をこのように
並べますので


屋根とルーフィングの間に
空気層が出来ます



スレートやガルバリウムと比較すると
瓦f

断熱材やペアガラスも同じですが
空気の断熱性能って
割と凄いのですが


空気層が無い
スレートやガルバリウムは
これだけ暑くなって


野地板の裏って言うのは
天井断熱でしたら
屋根裏の温度ですが


瓦屋根 45.3度
フラット瓦 47.6度
スレート 52.7度
ガルバリウム 57.9度


これだけ変わってきます



瓦とガルバリウムだと
10度以上違うので


断熱材の厚みを
増やすよりも


瓦にした方が
家の断熱性能は簡単に上がります



遮熱性能では無くて
断熱性能ですから


当然冬も一番暖かくなりますし


断熱性が高くて空気層があるので
瓦屋根が一番結露がしにくいです


サッシの結露も大変ですが


屋根の結露は
「自分で拭けませんし


ずっと結露が続くと
野地板などがダメになってしまいますが


そのリスクが
一番少ないのが瓦屋根です


もちろん今の家は
ちゃんと通気層を取っていますから

瓦f-2

断熱材を入れる前に
スペーサーを入れて
空気層を確保しています



ちなみに
スレートが標準のハウスメーカーで
「スペーサーにアルミ付いてるから
遮熱は大丈夫です」
って言ったところありますが


瓦の我が家でも
アルミ付きスペーサーです

(余程のローコストじゃ無ければアルミ付が標準です)


ちゃんと施工さえされていれば
どの屋根材でも内部結露の心配はありませんが


昔の高気密ではない住宅の場合
通気層が無い家も多く
(無くても気密が悪いので問題無かったので)


また今の家でも
ちゃんと施工されてない場合もあって


そういう家は解体時に
野地板が腐食してたりしています



断熱性能が高いので
夏の遮熱性能も一番高いですが



スレートやガルバリウムも
遮熱塗料はありますが


空気層はありませんし
塗料を塗っても瓦の性能には敵いませんし


しかも塗料だと
10年に一度塗り替えが必要ですから


最初は一番高いですが
やはり瓦がいいと思います





・瓦にしない理由


例えば
「瓦、スレート、ガルバリウム」
どれでも選べるメーカーでしたら
一番価格が高いのが瓦ですから

89fb4fcd

我が家のプランで選べた屋根材です
どれ選んでも同じ金額です

(もしかしたら瓦以外選べば値下げがあるかも知れませんが


・他のを選んでくれた方が儲かる

・デザイン的に瓦がオススメ出来ない

・瓦以外がお気に入りのお客様に
 そこまで性能を力説しても仕方がない・・・


などなど色々と
性能以外の考えがありますので

工務店やメーカーの話は置いといて



私のブログは
初めて書いた記事にも書きましたが


まだハウスメーカーも決まる前から


・瓦屋根
・吹き付け断熱
・1階が全部LDKでスキップフロア


この3つだけの条件で
家作りをスタートしています


知人などに
アドバイスする場合でも


間取りに関しては
人それぞれですし


吹き付け断熱
いつも言ってますが
施工する大工さんが信用出来ないので


信用出来る工務店や大工さんなら
グラスウールでもいいんですが


瓦だけは代替
出来るものがありませんから



瓦屋根はとにかくオススメしてますが


「地震の時に心配」という知人がいました


たしかに阪神大震災の時などは
古い瓦屋根の家がたくさん崩壊して


恐らくこれ以降
瓦屋根は地震の時に
危険という認識になったと思いますが



1981年に今の耐震基準の原案が施行して


2000年に改正があり
1981年の1.4倍の耐震基準になりました


この1981年を
「新耐震基準」と言いますが



それ以前の耐震基準は
震度5程度の地震に耐えられるという規程です







阪神大震災が1995年に発生した時に
築14年より古い家は



震度5程度の
基準しかなかったので



壊れる家が増えましたが


今の耐震基準で
瓦屋根程度で壊れる事はありませんし


瓦だから壊れるような家は
欠陥住宅という耐震基準が今の基準です



むしろ、この重みが
雨、風、台風に強く


日本で1000年以上の歴史を
持つようになったのですが・・・


瓦h

こちらは熊本地震です


耐震基準以外にも
昔の瓦は下に土を敷いて


その上に乗せるように施工していたので
瓦は止まっていませんでした


そして大地震の際には逆に
家が耐えれるように



瓦だけが
落ちるようになっていました



今はもちろん土は使ってなく
木材に1枚づつ留めていきますので


瓦が落ちる事も無く
また土を使わない分
重さも軽くなりました



その為、古い家(1981年以前の)で
今はスレート屋根なんだけど


断熱性が高いからと
瓦屋根にすると
耐震性に問題が出る可能性があります



後は、デザイン性ですかね・・・


家の作りによっては
どうやっても瓦だと
似合わない家もありますので


まあ、家の中にいたら屋根は見えませんし


今は色々なデザイン性に優れた
瓦も出ています





・コスパを求めたら瓦です



基本私のブログは
ローコストでどこまで快適な家を
作るかというスタンスなので



スレートやガルバリウムよりも価格が高い
瓦屋根を絶賛するのも
どうかと思うのですが



私もそうですが
建物価格1,300万円から1,400万円でも
瓦屋根はちゃんと施工出来ますので


是非検討してみて下さい


ベランダがFRPでも
自分でトップコート塗ればいいですし


サイディングだって1階部分なら
自分で補修作業も出来ますが


屋根だけは素人は
登る事すら危険ですから



本当に瓦屋根っていうのは
素晴らしい屋根材で


・1番雨漏りしにくい
(ルーフィングが発明される前からあるのが瓦です)


・1番静か
(雨がうるさいなんて事はありません)


・1番長持ちする
(神社とか数百年持つ瓦も普通にあります)


そして
1番断熱性能があります


これだけ涼しいのに
何故にメーカーや工務店で


この素晴らしさを伝えないかと言えば

瓦g

家の断熱性能の数値に
屋根材は入ってないんですよね…



屋根で言えば断熱材がどの素材の断熱材で
どれくらいの厚さかという事だけです


住む人にとっては数値よりも
実際に夏涼しくて、冬暖かい方が
どうかの方が大事ですから



そもそも屋根断熱までに届く温度が
瓦屋根は涼しいんですから



数値には出なくても
他の屋根材より涼しくなります。



餅は餅屋なので
屋根は屋根屋ですけど


屋根屋さんのブログも
見て頂ければと思いますが


スレートやガルバリウムメーカーの
お抱え屋根屋さんでもない限り


ほぼ全員が瓦をオススメします








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2019年07月12日





先日ちょっとした疑問があって

地震a

我が家の断熱材のアクアフォームですが


吹き付け断熱って
自己接着力があるので


防水シートや石膏ボードに
吹き付けると接着しますけど


凄い大きな地震の時って
結構家が揺れるので


「アクアフォームが剥がれるんじゃないの?」
って思ったので


ちょっと調べたのですが・・・


追随性があるとは
書いてあるんですが
公式にもデータが無く


ちょっとした地震なら
戻るみたいですけど


震度6とか7の地震って
結構傾くので


「これは隙間出来るんじゃ・・・」と思ったので



私の会社に来ている
アクアフォームの施工業者さんに聞いたのですが



「びっちり隙間なく吹いてるんだから
少し傾いたって大丈夫だよ」



「アクアが隙間出来るレベルの地震なら
グラスウールだって剥がれるじゃん」


と言うので確かに


グラスウールだって
ホッチキス止めですから


大地震の後でも大丈夫なようにするなら
スポンジとかゼリー状みたいな


素材じゃないと無理だなと
とりあえず納得して


地震b



地震c


とりあえず揺れが半分位まで抑えられる
制振システムを
入れておいて良かったなぁと
思っていたのですが・・・


大地震の後は
断熱材以外にももう一つ気になった事があり


それは換気システムです





・換気システムのおさらい


第一種、第三種の違いはあっても
必ず今の家には換気システムがあります



我が家は

・C値がある程度悪くても問題無く
・全熱交換で光熱費が抑えられて
・見た目がいい


という理由もあって
第一種換気が標準という
ハウスメーカーを選んだのですが


地震d


普段は第三種ばかりのメーカーだと
急に第一種付けても施工がちゃんと
出来るか不安ですしね



詳細は



こちらをご覧頂きたいのですが



我が家でも使っている
パナソニックの換気システムの説明では

地震e


第三種の場合は
高気密じゃないと
計画換気が行われないと
書いてあり




地震f


第三種換気システムの場合
C値が1.0以下でないと計画した換気が出来ず

さらに1.5以下になると
ちゃんと換気が出来なくなるどころか
逆流してしまいます



そのためC値0.5以下が当たり前という
高気密住宅のメーカーや工務店以外では


第一種換気の方がいいというか
三種換気だとまともに動かない
可能性が出て来ます





・C値の劣化と換気システム


正しい換気システムじゃないと
部屋の湿気が換気されないので


地震g


吸気が自然吸気の三種では
隙間があると換気しませんが


一種なら強制吸気なので
ある程度のC値の悪さはカバー出来ます


逆に第一種換気ですら
カバー出来ないような
C値5.0以上の昔の家なら


それこそ隙間だらけなので
換気システムも要らないのですが



地震が起きたら
当然C値も下がりますし


C値の経年劣化で
数値が悪くなったらと思ったのですが



地震h
高気密が超得意の
FPの家さんだと


ちゃんと毎年
測っているいるデータがあるんですね


一条工務店だと
メーカーではしていませんが


ブログ書いてる方が
結構再測定をしていて


5年経過後に0.2~0.3下がったという
ブログがいくつかあったので



だいたい平均して
5年で0.4以上は下がっていませんから


元が1未満のC値なら
5年経過後でも問題なさそうですね


ちゃんと施工されているなら
軽度の地震なら問題ないみたいですし


そもそも震度7級の地震なら
気密の前に色々心配する事が
多数出てくると思いますが


C値の劣化は
施工不良を除けば


木材収縮と
パッキンやコーキングの劣化なので


10年経過したらもっと数値悪くなりますけど


ゴムパッキンの交換や
コーキングの再施工で
またC値は上がると思いますし


どの家でも10年経ったら
メンテナンス時期だと思いますので



という事で
ローコスト住宅や高気密に得意では無い
メーカーほど第一種換気の方がオススメなのですが



タマホームもレオハウスも
アエラホームもアイフルホームも


この辺のローコストメーカーは
今はみんな第一種換気が標準なんですよね


売る棟数も多いですから
C値1以上で
ちゃんと換気出来なくて訴訟になる位なら


若干コストアップでも
第一種換気の方がいいと
判断してるのかなぁと思ったりしています








・換気システムはシックハウス症候群だけではありません


経年劣化で換気がうまく行かなくても


そもそもシックハウス症候群は
新築の建材が原因なので
10年経ったら平気そうですし


営業さんなども
「シックハウス症候群対策で換気システムがあります」
位しか言わない方も多いのですが


ちゃんと作動してないと
結露の原因になって


悪化すると
壁内結露という


最悪の状態になりますから
やはり今の家は


何年経っても
換気システムも重要です


欠陥でも無ければ
建てて数年で一気に
気密が悪化する事はないですが


10年以上経過して換気システムが
うまく機能しなくなったら不安ですね


木材の収縮は防ぎようがないですから


やはり10年後をめどに
パッキンやコーキングなど
気密に関係するメンテナンスも
行ったほうがいいですね









2019年06月28日





何人かの方に
窓サッシの質問を受けました


「標準の窓がサーモスLなのですが
これで大丈夫ですか?」などの質問が多いです
(特に同じ山梨県の方)


ちなみにコメントですと
そのまま返信出来ますが


非公開メッセージですと
本文にメールアドレスがないと
返信先が分からない仕様になっていますので
メルアド等ご記入下さい



現状サーモスⅡ-Hで満足していますが
既に2年経ちましたし


私個人の感想で「大丈夫」と言っても
不安でしょうから


色々と新製品も出てますし
久しぶりにLIXILショールームに行ってきました


canvaslixil

ちなみに甲府の方には「大丈夫」って回答しますし

富士吉田市(富士山の方)とか寒い方には
「キツイかも」って回答しますけど



明確に数値でサーモスXの方が
高性能ですから
予算あるならサーモスXにした方がいいです






・2年前と展示品が同じでした・・・


土日に行くと人がいっぱいですから
ただ話を聞きに行く客なんて迷惑ですから


平日の昼間に行ってきましたが

ショールームb

入り口にスタッフさんは4人
そしてショールーム内の客は私1人


平日はそこまで暇なのかと思いながら
まずは展示品を見てみます


ショールームc

2年前と全く同じ展示品が・・・



右は一般複層ガラス
左はLow-Eの遮熱型複層ガラス
(我が家と同じものです)


奥から熱源を当てて
右は暑くなるけど
左は変わらないという実験です


当時は
「おお、すげー、これが家に入るのか」
と感動していましたが


正直2年経過したので
左側は3枚ガラスになっているかと
思いましたが


Low-E複層でも全然温度が
変わらないので、このままでした(笑)



ショールームd

左がサーモスⅡ-H
右がサーモスL



ショールームe

そしてサーモスX



ショールームf

後はデュオPGシンフォニーです



一番高いレガリスはともかく
オール樹脂のエルスターも展示がないので
聞いてみたところ


この地域ではほとんど出ないので
展示してないそうです



ショールームg

実際の窓の展示品も


サーモスⅡ-HとサーモスLだけで
売れるのも今はほとんどこの2つみたいです


2年前の高性能品が
今は普及品って感じですね


まあ当時からお金ある人は
もっと高い奴選んでいたと思いますが・・・




ショールームh

外付けのシェードとかも
売っていますので


家を建ててからでも
色々楽しめます





・色々を話を聞いてきました


まずは地域にもよりますが
YKKはオール樹脂を
推してる気がするのですが



LIXILはアルミ樹脂複合を
推してる件についてです



これに関しては私も
仕事で古いサッシやPVC管も見ますので
耐久性は心配だなぁと思っているのですが



ショールームi


耐久性以外にも採光性にもアルミの方が優れていて



ショールームj

アルミの方が素材として強いので
細いフレームでも大丈夫なので


採光性が上がって


サッシとガラスでは
ガラスの方が熱貫流値が低いので


結果的に性能が
良くなるという考えだそうです


ショールームk

我が家のLow-E複層ガラスも
ガラス部分だけの熱貫流値は1.4
アルゴンガス入りなら1.1ですから


なるべくガラス面積を広げて
サッシ部分を狭くした方が性能は上がります


ただ、LIXILだってオール樹脂サッシも
もちろん販売していますから


採光性はともかく


耐久性△はちょっと
YKKの対抗心かなぁと思ったり



樹脂〇
アルミ◎
なら問題ないと思いますけどね


樹脂だって通常使用で10年ちょっとで
ダメになるわけではないですから








・山梨で一番売れているのはサーモスLでした



こちらが現在のラインナップです

ショールームL

2年前と違って
アルミサッシの
サーモスS無くなっていて


アルミ樹脂複合の
サーモスLになっていました



一応アルミ窓のデュオPGはありますが
現在はほとんど売れないそうで



ついにオールアルミは
無くなりそうらしいのですが
(賃貸アパートとか建売住宅は除いてですけど)



ショールームm

販売中止になったアルミ窓のサーモスSと
値段は変わらず


アルミ樹脂複合の
サーモスLになりましたので



それなら一番売れるのが
サーモスLで納得ですね




ちなみに
サーモスⅡ-HとサーモスLは
性能は変わりませんが
(Low-Eガラスの場合)



ショールームm-2

サーモスLの場合は
色が若干違うのと
室内側、室外側ともに同じ色という条件があります



サーモスⅡ-HサーモスX
室内側と室外側で別の色を選択も出来ます



我が家は室内側、室外側ともに白なので
これならサーモスLでも問題ないですね



ショールームn

こちらが現在のラインナップの熱貫流率です


シンフォニーは一般複層ガラスのみで
Low-Eは無く


サーモスⅡ-Hは逆に
Low-Eのみで一般複層ガラスはありませんが



サーモスLの場合は
Low-Eと一般複層ガラス両方あるので



今から建てる方は
図面や仕様書などを
よくチェックした方がいいですね



サーモスXはLow-Eのみですが
こちらも2枚ガラスと
3枚ガラスがありますので


「確認せずに高いオプション代を払って
サーモスXにしたら複層ガラスだった・・・」


なんて事がないように
こちらも良く確認した方がいいですね





・スタッフさんのオススメは?


ハウスメーカーによって
売り値は違いますので


LIXILの定価とは違いますが


スタッフさん(女性の方)に
「家建てるならどれがいいです?」って聞いたら
サーモスLでした


まあ一番売れているそうですし
これが会社的にイチオシなのかもしれませんが


「デュオPGはさすがにちょっと・・・」という事で
しかも今はサーモスLが安いらしいですし




そして我が家と同じ質問

「50万円でサーモスXに
グレードアップ出来るならします?」って聞いたところ


北杜(八ヶ岳の方)や
吉田(富士山の方)なら考えるけど



甲府なら、そのお金で
キッチンやトイレの
グレードを上げたい(笑)との事でした


ショールームn-2


山梨の場合富士山周辺や八ヶ岳周辺は
かなり寒いので3地域になって
我が家は5地域になります
(ここに書かれてる6地域より暑いんですけどね


「サーモスLからサーモスXの差額が
いくらまでなら考えます?」って質問には


「10万円」との事でした


LIXILの方とはいえ
女性の方は窓性能よりキッチンやトイレの方が
大事ですもんね



家は夫婦と子供の物ですから
奥様が「性能よりもキッチン」と言うなら
そちらにもお金使わないと
後々色々と後悔しますから



まあ私がお金なさそうな身なりだったので
サーモスXはキツイんじゃない?
って思われたのかもしれませんが・・・

(午後休だったので仕事の作業着で行っちゃいました






・実験結果がありました


ショールームには無いのですが
工場には実際の温度差が分かるものがあって




愛知県のきごころホームさんという


冷凍庫の一部に窓サッシを取り付けて
温度差が分かるという物です


ショールームo

室内の温度が27.2度で
冷凍庫(室外側)は氷点下12.8度です



ショールームp
(画像は全てきごころホームさんからお借りしました)


外が氷点下12.8度
家の中が27.2度の時



サーモスⅡ-H
ガラス部分が21.4度
サッシは16.2度で


サーモスXのトリプルガラス仕様は
ガラス部分が22.7度で
サッシ部分は20度です



氷点下10度以上行くなら
やはりサーモスXの方が良さそうですね・・・





私の住んでいる地域ならサーモスLでも
問題なさそうな気もしますが
(実際問題無いですが


やはり工務店や
ハウスメーカーの出してくる値段次第ですね


LIXILの方は10万円なら
サーモスXに変えると言ってましたが


私なら20万円以内なら
変更すると思います


もちろん快適性は
間違いなく上がり


光熱費は下がりますから


予算があれば
是非変更したい箇所だとは思います






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2019年06月20日





前回記事の続きで
午後の部になります




午前の部と
遮熱型と断熱型の違いなどの説明は
前回の記事


link2
窓は遮熱型か断熱型か?実際に我が家の日射を1日計測してみました①
http://reogress.net/archives/18602733.html





こちらをご覧下さい





・午後12時30分 


午前の部は直射日光が当たるのは
北東~南東まででしたが


12時を過ぎると南側も
日が当たるようになります

太陽2a

太陽が
リビング側に来たので


北東、南東の窓は直射日光は
もう当たりません


太陽2b



まずはリビングです

太陽2c

向きは南側の窓に日が当たる時間ですが


太陽の位置が高いので
そこまで直射日光が
入ったりはしないですし



太陽2d

こちらはダイニング側
だいたい30センチ位日が入っている感じです



間取り的にリビング側は
庇もありますので
そこまで日は入りませんが


ダイニング側の方が日が入ります





・14時 暑さのピークが近い時間です


太陽2e

14時なると
太陽の位置が右半分から左半分に行きます



太陽2f

南東の窓は完全に日陰になっています



太陽2g

ダイニングの日射は12時30分と比べて
太陽の角度が下がってきたので


もっと日が入るようになりました


太陽2h

ダイレクトに日が入る左側の
ダイニングと違って


右側のリビングは
間取り的にそこまで日は入りません


太陽2i

そろそろ北西側の窓にも
日が当たる時間がきます





・15時です


太陽2j

太陽の位置がかなり西に行って
角度も下がってきました



太陽2k

リビングです


日は入っていますけど
窓もサッシも触って熱い事もなく
日が当たっていても変わりません


遮熱型だからという訳ではなくて


断熱型でもLow-Eのペアガラスなら
熱くないような気もしますが・・・

サッシもアルミ樹脂混合ですが
室内側は樹脂なので熱くありません


当然トリプル窓や
オール樹脂サッシの方が


さらに性能が高いでしょうけど
実験して触った感じは


サーモスⅡ-Hでも充分という感じです


太陽2L

ダイニング側はかなり日が入るようになりました








・16時です


太陽2m

太陽はどんどん西へ行きます



太陽2n

ダイニング側の出っ張りがある間取りですので
この時間になるとリビングは
直射日光は入らなくなりました


他の地域はもっと前ですが

甲府の場合一番暑い時間が
15時過ぎなので


この時間にリビングに日が入らないのは
ありがたいですね



私が住んでいる甲府
多治見熊谷などと共に
毎日最高気温1位を争う地域なので


2chの気象板には
「今日の最高気温凄いぞ」という
掲示板があって


太陽2o

暑いのは嫌なんだけど
どうせ暑いなら1位なりたいという(笑)


ちなみにこの日は16:00でさらに
上げて40.7度でした


甲府は他の地域より
1時間ほど一番熱い時間が
ズレるのでマクリの甲府と呼ばれています(笑)





・17時30分です


太陽はかなり傾いて
そろそろ夕日になる時間です


この時間になると
直射日光が当たるのは


太陽2p

ここだけになります


我が家は南、東、北は隣家がありませんが


西側のみ隣家があるので
他の西側窓は日が当たりません


太陽2q

夏ですとまだまだ暑い時間ですね





・1日のまとめ

我が家の配置が正確な東西南北では無くて

北東、南東、南西、北西という窓配置ですが


まあとにかく暑い地域なので
全部遮熱型でも良かったかなとも思いますが


逆に冬は全部断熱型に
したいとも思いますし


今回の計測した限りでは
もう一度建て直すとしたら


北東は断熱型
南東は遮熱型

南西はリビングは断熱型
ダイニングは遮熱型

北西は断熱型って分けると思います

(金額が変わらないなら)


同じ方角でも
間取りで全然違いましたから


リビングとダイニングで
使いたい窓も別れました



どちらにしても
夏は暑くて冬は寒い地域なので


どちらの季節もエアコンを使いますから
どっちでもいい気もしますが
(どちらでも高性能ですし)


例えば夏はギリギリまで
エアコン使わない地域なら
全部遮熱型でいいと思いますし


冬も日が当たればエアコンは要らない
地域なら断熱型のがいいと思いますが


この辺は全国区のハウスメーカーでは
無理でしょうねぇ・・・
(特にローコストメーカー


全国区のメーカーは転勤も多いですし
そこまで地域特性も詳しくないでしょうから
自分で調べるしか無いと思います


金額が高いメーカーなら
色々してくれる気もしますが・・・




本当に夏、冬を快適にしたい
ある程度予算もある方なら


高いハウスメーカー
もしくは地元の評判のいい工務店


是非そういった
ところで建てる事をオススメします


それでも我が家は充分快適ですけど
もっとこだわるとしたら



どんなに遮熱、断熱使い分けても
窓サッシをワンランク上のグレードに
上げるほうがよっぽど断熱も遮熱もしますけどね





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