断熱と気密の話

2020年09月21日







最近の家は
高性能の断熱材に窓などが
当たり前になっていますが



それでも結露する家があったり



逆にそこまで
高性能な家じゃなくても


「我が家は全然結露しない」ってのもあります





結露の問題は
壁に断熱材を入れ始めた頃から
既に問題になっていますが




当然今ほど
高性能な断熱材や窓などの
建材が出る前から




結露対策もあります


結露a


こちらは55年前の
建築知識です








今みたいな高性能サッシや
高気密なんて無理な時代から


結露b


結露を防ぐ設計の考え方というのがあって






逆に今の家なんかは


「こんだけ高性能な物使ってるから大丈夫だろう」


なんていう考えで




結露を減らす間取りってのを
しないために




結局結露しちゃったりする家も
あるのかなぁと思います





我が家は結露なんて
見ないので



何故もっと
高性能な家に



見えるほどの結露が出るのか
色々と謎でしたが








「この時代の間取りや
結露対策の考え方」


プラス


「今の高性能な商品を」


組合わせば


かなり結露対策した家が出来ます




しかも
この55年前の書籍には


「結露対策は
それほど困難ではありません」って
書いてあります







・まずは結露の基本



本の内容の前に


「何故、家で結露が起きるのか」っていう
話ですが





屋外と室内の温度差、湿度差で
結露が出るんですから



1日中全部の窓を開けっぱなしにして
外と室内を同じ温度、湿度にしたら
結露はしません






色々なブログで
結露の例えを
氷入りのグラスで例えていますが

結露c


これだって外が氷点下で
やったら温度差が出ないので
結露は起きません

(中の水も凍っちゃいますけど・・・)





とはいえこのままだと
住みにくいというか



屋外と変わりませんので
まともに生活出来ないですから




家と外で温度差があっても
結露しないように対策をします



まずは55年前の
結露対策を見て見ます





・基本は冷たい壁を作らずに循環させる事




こちらの結露対策は
55年前の北海道の記事なので




北海道では断熱材が
一般的になって
結露問題が出始めた頃ですが






基本は今と同じ

結露d


とにかく家の中に
冷たい部分を作るなですね






どんなに高性能な
断熱材や窓を使っても


結露e


例えばこちらの間取りの
1階和室なんかは




使ってないから
扉をしめて
ここだけ寒いってのは


寒暖差が出るので
余りよくありません



2階もですね


結露対策なら
全部屋扉を開けて
温度差無くす方がいいです






これを解決するには


・ワンルームのような間取り
・エアコン1台で全て同じ気温になる性能
・全館空調
・熱交換の第一種換気



この辺が役に立ちますね





人がいない場所も暖めるので
基本「もったいない」
真逆の考えですが



今の家の性能なら
充分可能ですね







第二の対策が


結露f


空気の循環ですね



今は高気密化されて
さらに換気システムがありますから


中には寒いからと
止めてしまう人もいるのですが




何があってもずっとON
(OFFは掃除する時だけ)






我が家のは第一種換気で
「強」と「弱」がありますが
365日24時間「強」で動かしています




メンテナンス性とか
寒さ、暑さで一種と三種の比較は多いですが



結露という面では
圧倒的に全熱交換の第一種が有利ですね




間取り的に対流しにくい
ウイークポイントがあるなら
冬でもサーキュレーターなどを
稼働させるというのも役に立ちそうです







・室容量を上げるのも大事らしい






これは考えもしませんでしたが
言われたら納得ですが


結露g


室容量が多いほど
結露対策にはいいらしいです



単純に室容量が大きければ
対流は起きやすいし


家の暖かい空気が
多ければおおいほど


外気の寒い空気の
影響も減りますからね




ただ、これは
省エネって面では
いい事ではないですが



まあ結露対策は
基本省エネの逆なのですけども・・・






例えば同じ20畳のワンフロアがあって
天井が高い部屋と低い部屋なら


同じ性能なら
室容量が大きい天井が高いほうが
当然外気の影響は受けにくいですね






後は今の家は当たり前ですが
基礎高、床高の方が
地中からの影響は少なくなりますね


結露h


我が家は今の標準の
GL=450ですし



床までは626なので
こちらも今の標準位ですが



昔の家はもっと低かったですからね
結露対策の面においては
高床、高天井は役に立ちます














・とはいえ昔の対策はアテにならないのも多い・・・





「簡単に対策出来ます」
書いてあるわりには



「本当にこれだけで平気なの?」って
思うのは




やはり今の家ほど
気密が無いから簡単なのかなぁと
思うのですが

(隙間風当たる場所は結露しませんし・・・)







石油ストーブの位置とかの
対策もあるのですが



今の高断熱高気密の家は
石油ストーブ禁止ですし



もちろん気密が高いので
空気の問題ですが



火を燃やす=水分を出すので
そもそも結露の面でも
全くいい事はありません




・ストーブじゃなくてエアコン

・ガスコンロじゃなくてIH



空気の汚れの問題ですが

結露にも有利ですね




ちなみに薪ストーブなどの
煙突がある場合は



空気も水分も排出しますので
使用に全く問題ないです





と、いうことで
冬は逆に過乾燥になって




加湿器を使う家庭が多いのですが








私は皮膚が弱いため
過乾燥でも湿度が高過ぎても
じんましんが出るので分かるのですが



加湿器使っている家庭は
湿度が高過ぎな家が多いです・・・



健康、ウイルス対策なら
相対湿度で50%あれば充分ですから



特に大量の加湿が出来る奴を
使っている場合は注意が必要ですね




特に昔の家と比べて


・今は木は壁の中ですし

・石膏ボードに吸湿シートと




家の中に湿気を蓄えられる物がありません


結露i

エコカラットは珪藻土の6倍
調湿壁紙の25倍も
吸湿するそうですが



それでも1㎡で400gなので
家全部に貼ればかなり効果はありそうですが



ちょっとだと厳しいですね





そもそもずっと過加湿してたら
意味もないですし・・・








個人的には



今の高断熱高気密には
必要以上に湿度が上がらない気化式が
最強だと思います



昔の家だと
能力無さすぎですが




今の家にスチーム式とか
超音波式は
能力がありすぎです











・結露しないハウスメーカーもある!



まとめると



・1日中家の中全部を
 暖かく寒い場所を作らない


・火などの水分が発生するものは
 使わない


・加湿器は45~50%程度までにすれば



大丈夫だと思いますが




・全家庭が24時間暖房でもないし


・寒い地域ならエアコン切って寝たら
 窓なんかは10度以下なんて家もあるでしょうし


・そもそも人間だって
 水分を出すので



「我が社の家は結露しません」



なんて言うメーカーは
信用出来ませんし



ちゃんとしている
メーカーや工務店は
そんな事言いませんね



「極力減らせるけど0ではない」
言うと思います






しかし、結露0で
作れる家もあって
絶対に結露させたくないなら



結露j



BESSなどのログハウスですね




工法のところが
「丸太組工法」って書いてあるのが
凄いですが



調湿機能だけなら
エコカラットの比じゃないです


だって丸太が剥き出しですもん(笑)



昔の家が
ここまで結露しないのも


真壁工法といって
木が剥き出しでしたからね



いつからか
快適の代替に


木造のメリットを
失ってしまいましたが




こちらはログハウスなので
全部木ですから
物凄い量の調湿機能ですし



内部結露だって
ログハウスには内部が無いですから


昔の家が結露しないのも
同じ理屈ですからね



ログハウスで
適切な湿度を守って



樹脂サッシか木製サッシでも使えば



結露が無い家になりますね



そう考えると
昔の工法もメリットは
多いのですが


やはり断熱、気密は取れません



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2020年06月29日






間取りは置いといて
性能面に関しては


快適に過ごせて
そこそこ光熱費も安ければ



生活するのに
何も問題ないと思いますが




では、快適に生活出来る住宅性能


「実際そのラインはどこなの」って話になります


タイトルが【2020年版】と


アマゾンの中国製
製品みたいになっていますが(笑)



毎年住宅性能は
どんどん上がって



ローコスト住宅でも
性能がどんどん底上げされているので
2020年版って書きました





性能a



相変わらずレオハウスの
サイトには何も情報がないので



タマホームからですが
プランによっては
樹脂のトリプルが標準です




もちろん住んでいる地域でも
違ってきますが



快適と感じる答えも
人それぞれなんですね







車と同じで

・スポーツカーの性能じゃないと
 満足しない人


・普通のセダンで速度は充分って人


・軽でも速度は問題ないよって人


・速度はどうでもいいけど
 ミニバンの広さがいいよって人


などなどですが



具体的な数値の前に
一つだけ思う事があります





・家なんてツールですからね



また家好きな方を
敵に回してしまうのですが(笑)



私が思う
家なんてものは


結局のところ家族が寝て、食事して
楽しく暮らす為のツールです




我が家で言えば
子供が小さいですから


今なら家の性能よりも
庭遊びしやすいかの方が大事だったりします



15年位前の家なんて
アルミサッシのシングル窓って家が
ほぼ標準ですし


グラスウールもスカスカでした




じゃあ、そういう家に住んでいる人が
不幸かって言ったら
そんな事はないです


快適ではないかもしれませんが・・・



・・・・・
・・・・
・・・
・・




今の家はたしかに快適なのですが



所詮ツールなので
そこに力入れて他の物を犠牲にしたって
仕方ないと思っています




無理して家買って


「旅行も行けない、服も買えない
好きな物も食べれない」なんて


我慢する生活を送るくらいなら


別に家なんて要らないと思いますし
中古住宅でも何でもいいと思いますし




妻と子供と
安心して暮らす為の家なのに


住宅ローンが高過ぎて
安心して生活出来ないでは意味がないので


その点の余裕のある
お金の問題をクリアしてから


家の性能とか
広さを考えた方がいいです





ちなみに我が家の場合は


世帯収入が夫婦で800万円


・住宅ローンが月6万円
・将来のメンテ費用として月1万円
・団信は別契約なので月1万円


合計で8万円ですね


固定資産税は
住宅ローン減税をそのまま使うので
今の所計算に入れていませんが


この支払いだと
住宅ローンで苦労とかありませんし



年齢もありますが
家の性能はそこそこで
余裕のある生活を取りました



とはいえ
満足出来る「そこそこ」の性能って
どれくらい?ってのが難しいんですが・・・







・【個人の感想です】




某アメブロとか見ると




数値重視派は

「数値〇〇以下は犬小屋以下」とか




逆に間取り重視派は

「数値の為に間取り変えるってバカじゃね」とか



色々と記事やコメント欄が
大変な事になっていますが




そもそも正解とか無いですし



自分の理想の家が
理想の価格で手に入れば正解です




ただ、間取りは分かっても


性能などは知らないまま建てるよりは



ある程度知って
「そこまではいらない」とか
「やはりこれくらいは」とかですね


分かって建てた方が
納得すると思います



・C値やUA値などを凄い重視する方と

・逆に否定する方

・そもそも知らない方


などなどいますが


これに似た例えがあって




ちょっと前に妻に

「グランドセイコーって
腕時計が欲しい」って言ったんですね
(我が家は別財布なので自腹ですが)



この時計の凄い所は
クオーツ式なのに



1年間に10秒しか狂わないんです
(実際は年5秒くらいともっと凄いんですが)



性能b

このカッコいいロゴ


セイコーなのに
割と高いという



分かるひとだけ分かるという
満足感(笑)



しかもクオーツ式なのに
職人が人の手で組むという
ロマン溢れる時計なのですが



でも妻が

「1年に10秒しか狂わない時計が
必要な生活してるの?」って言うんですね



そう言われると
そんなの要らないし




そもそも今のメイン時計は

電波時計&エコドライブで
まさにノーメンテで時間もズレません



とはいえですね
1日に1分とか狂ったら


さすがに時計としての機能として
問題だと思うので





家も同じで
最低限どれくらいの快適性が必要で



後は予算と
趣味の領域だと思うのですが




自分がどこまで必要か分かった方が
納得した買い物が出来ると思います






・私の目安はエアコン1台で家全部が暖房可能な性能


お金の問題が
クリア出来ていたら


家族が楽に暮らせる
ツールとして家を買いますが



私が目指したのは



エアコン1台で
家の中が全部暖かくなる
このラインですね


ca0d92c0


こちらは
2月の夕方の写真ですが



コタツやファンヒーター
床暖房は必要とせず
エアコン1台で家の中全てが快適なら





当然温度差もほとんど出ませんし
光熱費だってお得です



性能c


こちらが1階




性能d


こちらが2階



このピンクの部分を
エアコン1台だけで
暖めています




そこから上を目指す人も
たくさんいますけど


例えば冬の
エアコン設定温度が26度で
家中快適って状態で



さらに家の性能を上げれば
設定温度25度でも快適って場合に



「別に1度くらいいいじゃん」って
思ってしまいます



だってこの1度のために
100万、200万円とか掛かるんですから・・・


これを光熱費で元は取れませんし



ただ
さっきの時計が欲しい私からしたら
数値を上げたいって
人の気持ちも分かります



もちろん快適性をどんどん上げる事は
悪い事でも無いですから


余裕があればどんどん
上げていんですが


予算を無理して
上げても仕方ないんじゃないかなぁと思います








過去に冬の温度を書きましたが







じゃあ夏はどうなるのかというと


性能e


冷たい風は下にいくので
リビングと
寝室の2台を稼動させています





すげー高性能な家なら
この間取りで夏の冷房も
1階のエアコン1台で可能かというと
それは絶対に不可能です



昼間は2階に行かないって話なら
可能だと思いますし


そこそこの我慢と
小さい間取りなら
可能かもしれませんが


私は家中同じ温度の方が
快適
なので夏は2台稼働します



我が家には今のところ
エアコンがこの2台しかないのですが



後で家の日中の温度を
書きますが


かなり快適ですが



例えば
今、家を検討中で
古いアパートなどに住んでいる方なら
分かると思いますが



冬はエアコンだけでは効かなくて
石油ストーブとかこたつとか
使っても


夏はエアコンだけで快適ですよね




快適な温度が26度だとして


夏に33度とかの日は
7度下げれば26度になりますが



冬で外が10度の場合に
26度にするには


16度も上げないといけませんので



夏はエアコンさえあれば
そこそこ快適だと思いますが



やはり家中同じ温度の方が
さらに快適だと思います





・具体的な数値だとどれくらい?




高断熱、高気密が得意なメーカーだと
今現状の合格ラインは
HEAT 20 G2レベルですね


性能f


私が住んでいる5地域だと0.34です



比較的暖かい地域なら
この数値あれば


うまく日射取得出来れば
冬の暖房もほとんど要らないのかなぁと
思いますが



実際に住んでいる方のブログを見たって
光熱費が下がっても
エアコン無しって事はありません




このG2ラインは
超高性能住宅ですが



コスパが一番いいのは
G1ラインの0.48と言われていますけど




建物価格1,600万~1,800万円あたりの


ローコスト住宅で
目指すなら

性能g


ZEHラインの0.6が



一番ローコストで
コスパがいいと思います



というか
私が建てた3年前ですと


ZEH性能の0.6はおろか



ローコスト住宅ですと
H28年基準


いわゆる省エネ等級4の0.87ですね



これも超えられない家が
ローコストだと多かったんですが




今だと

性能h


アイダ設計などの
超ローコストプランでも仕様だけ見たら
多分0.87は超えると思います




ZEH基準の0.6って数値は
夏と冬は当然エアコンを使いますが


1台で家中暖まりますし


「すげー高性能でもないけど
すげー悪いわけでもない」







超高性能住宅の人から見ても


「ローコストでも
結構頑張ってるねぇ」
って言われるレベルです



もちろんUA値だけじゃなくて
気密性も大事ですが


今はそこまで気密を無視する
ローコストメーカーも無いでしょうし




吹き付けに断熱に耐力壁という
ローコストでも良く見る施工なら



C値1.5以上って事は普通に作れば
ないです




ここから先は
光熱費に比べて
建築費が高くなるので



快適性は上がりますが
コスパって部分だと「?」って感じです



w


自転車のロードバイク乗りなら
こんなに分かりやすい例えも
他にないのですが




やっぱTiagraか105かなぁ
みたいな感じです(笑)



どの世界でも
最先端、最高性能を求めると



普及ラインの性能に比べたら
効果に比べて、価格が割高になってしまいます







・具体的なUA値0.6の施工




仕事でお世話になっている
某ローコストメーカーが


性能i



標準窓をエルスターにしたので




「おいおい、ここまで性能って上がったか」
びっくりしていますが
(後は窓の値段が普及によって下がりました)





性能j


標準のグラスウール施工に
懐かしのアルミサッシでも
0.87に行く施工で




我が家のサーモスⅡ-HやサーモスL
YKKならエピソードの
熱還流率2.33の窓を使うと


・家全体のUA値は約0.61


・APW330使用なら0.58になります



この辺ならローコストでも
充分可能な数値ですね



ここから上となると
窓はAPW430や
エルスター


複合窓ならサーモスX


玄関ドアも寒冷地仕様で
断熱材も見直さないとなりませんから


結構値段が跳ね上がります・・・





断熱材は吹き付け断熱なら
(アクアフォームの例)


性能K




0.87をクリアするには

・屋根は170mm

・壁は80mm

・窓は3.49なので

両面アルミサッシでも
大丈夫な数値です




さすがに今は
ローコストでも
これ以上は狙いたいですから



ZEH基準の0.6だと


性能L


・屋根は250mm

・壁は85mm

・窓は2.33なので
複合窓でOK



これなら
ローコスト住宅でも
今は標準って場合が
多いんじゃないでしょうか



窓の性能を上げれば
断熱はちょっと下げれますから


APWやエルスターにすれば
断熱の厚みはもうちょっと減らせますから
0.6は充分射程圏内ですね


とはいえ
一部分だけ性能上げても
数値はOKでもアンバランスなのは
意味が無いので



出来れば標準仕様で
クリアしている方がいいですね


メーカーが考え出した
バランスなら間違いはありません






我が家は


性能m


・屋根が170ミリ

・壁が90ミリ

・床は120ミリ



こちらも3年前だと
ローコスト住宅では


そこそこ上位のほうでしたが
今ならほぼ標準じゃないかと思います


窓が2.33なので
0.87は余裕を持ってクリア出来ていますが


ZEHの0.60は
ちょっと足りないですね・・・



ここで窓をもうちょいいい物に
今のローコストは狙っていけるので


0.6がローコスト住宅の
ちょうどいいラインかなぁと思います






・数値よりも工法と質ですね



最低ラインがどんどん
上がっているのに


未だに寒い家が出来る原因が
施工ですよね




色々書いてある数値だって
計算通り完璧な施工が
出来たらって話しです



最近はローコストだけじゃなくて
普通のメーカーでも



この日数で
「完璧な断熱材の施工なんて無理じゃん」って
場合や




そもそもちゃんとした施工を
知らない人もいます


性能n


この90点という画像の
残り10点を知らない大工さんも多いですし



実際に施主さんが見に行って
分からない人の方が
圧倒的に多いんじゃないでしょうか


残り10点が分かるなら
グラスウールで問題ないですが




性能n-2



この辺の施工不良で
施工やり直しなんて
お願いしても


「何も間違ってない」って
突っぱねられたり



ちょいちょいって見える部分だけの
補修で終わるんじゃないでしょうか




私は仕事上現場も見ますので



机上の計算だけでは不安ですから
グラスウールはNGにしました



全部がG2以上の高断熱って
工務店なら問題ないと思いますが



ローコストメーカーの
高断熱仕様ってのは
結構分かってない大工さん多いでしょうし・・・




後は数値には出ませんが
断熱性能、長持ち度などから見て
瓦屋根は必須なので


これが標準のメーカーですね



ブログなどを見て
当たり前に高性能なんて思っても


現場の意識が低いと
施工ミスなんて今も多いですし



特に断熱性能なんて


体感ではそれほど分からないレベルの
施工ミスなんて非常に多いですから



一番面倒で大変な
断熱材の施工を



外部の業者が簡単に出来る
吹き付け断熱って
本当にローコスト住宅だと
ベターな断熱材だと思います













・実際これで家の温度はどうなのか




今回も

性能o


温度計はスキップフロアの机に置いています



1階の床から2メートルほどあるので
測定にはちょうどいいですね(笑)



とくにここからリビングに移動して
涼しくなるって事もないですし
家中同じ気温です




測定日は

性能p


6月21日(日)で


・最低気温19.9度
・最高気温29.9度なので



真夏までは行きませんが
まあエアコンないと
厳しいかなぁって気温ですね


・・・・・
・・・・
・・・
・・



まずは朝9時の測定です


気温は24度で
エアコン無くても快適ですが
昼間に向けてエアコンを入れます




我が家は
エアコン24時間稼動とかしていませんので



エアコンを付けてから30分くらい
設定温度は1階、2階とも26度です





性能q


まだエアコン入れたばかりなので
湿度は若干高いですが
まあ快適ですね






性能r


家中を
エアコン2台動かしていますが
電気代なんてこんなものです



エアコン動いてなくても
待機電力が0.2~0.3あるので
エアコン分が0.3位ですね



すでに太陽が出ているので
電気代は0というか
お金が貰える状態です



この消費電力なら充分ですし
家も快適な温度なので


この性能で充分じゃないかなぁと思います





この日一番暑かった
14時30分だと

性能s


温度は変わらず
エアコン稼動して時間が過ぎたので
湿度は下がっていますね






性能t

朝よりも気温が高い分
使用電気量が
0.15上がっていますね



ここで
もっと性能が低い家だと
消費電力が上がって



性能が高い家だと
消費電力が下がると思いますが



これくらいの性能の
我が家でも


外気温が6度違うと
消費電力が0.15kw違うので


ちなみに1kwの1時間が25.8円なので
0.15kwの差は1時間で4円ですね



高性能な家ならずっと0.15kw低く
エアコンが動くかもしれませんが


1時間で4円
24時間動かしても96円


24時間1ヶ月動かして2,880円


夏季に3ヶ月、24時間動かして8,640円です


ハウスメーカーの
パンフとかもっと大げさに
書きますけど



4人家族の標準の
35坪の我が家でもこれくらいしか変わりません




真夏だともっと温度が上がる時がありますが
それでもエアコンの設定温度を25度にすれば
解決する話しなので



特に夏に関しては
快適な暮らしってだけなら
余り性能ってなくてもいいような気もします



冬の方が差が出ますね











・高性能なメーカーは当然高性能推しですが



無農薬の農家が
「別に農薬入っててもいい」なんて
広告は出しませんし



英会話の塾が
「別に英語なんて出来なくてもいい」

なんて広告も出しませんが



野菜や英会話と違って家を買うのは
普通なら人生において1回だけ



その情報も良く分からない状態で


ブログや動画を見ると
情報過多になってしまいますね



当然高性能なメーカーは
数値重視ですし


ローコストメーカーは
金額重視ですし


なかなか丁度いい
金額と性能って広告は
出しにくいのですが



性能だけ、金額だけでも
それも悪い事ではないですし
どんな家建てるかも自由なのですし


何をもって「快適」と思うかも
人それぞれですが


ZEH基準の0.6あれば
充分すぎるほど快適ですし



そもそも夏の冷房で2ヶ月
冬の暖房で2ヶ月


残りの8ヶ月は
断熱とか関係ない時期ですから


わざわざ理想の間取りや導線を
変えてまで


性能を重視しなくてもいいような気もしますが


最初の時計の話もそうですし


タイヤだって

高いブリジストンじゃないとダメって人もいれば
ワンランク安いダンロップでOK
もっと安いタイヤでもOKって人もいますし


服だって同じですね


結局自分が出せる金額なら
何を買ってもいいんですが


実際色々学んで
「最低でもG1」
「出来たらG2」



なんて言っても
実際、自分の間取りで
エアコン入れて


どれくらい快適差が変わるか


G1とG2でどれだけ
体感で変わるか
分からないで言っている人も多いと思います









・なぜ、数値を重要視するブログが多いのか



家建てよう、情報収集しようと
色々なサイトやブログを見てですね



「こんなに性能って色々あるんだ」
そこで初めて知った人もいると思います




工務店やメーカーは商売ですから
当然ながら数値の重要性を書きますが



個人ブログでも結構多いですし



当時はローコストだと
この0.87以下の性能な家も多かったので
私も結構書きましたし



最初は
「50万払ってサーモスXにすれば良かったかなぁ」とか
思いましたけど


住み始めて落ち着くと
どうでもよくなります(笑)



エアコン1台だけで快適なわけですから
これ以上特に望む事もなく



最初は電気代とか凄く気にしますけど
2年も経つとそういうのは無くなります




もちろん数値にこだわってもいいのですが



少なくとも5地域までなら
0.6あれば充分すぎるほど快適ですし
光熱費も安いですよーって事は
覚えといて欲しいです



実際に建てたら
数値、性能の0.1や0,2の違いよりも


軒の長さとかの方が
よっぽど気になりますし


建てた当時に50万円使えたら
サーモスXに変更も考えましたが



今50万円使うなら


性能u

こういうテラスが欲しいですね


しかし計画中は
目の前の書類で分かる数値は考えても


なかなか生活で欲しい
間取りや軒なんて分かりずらいんで
数値重視になり



しかも
ほとんどの家ブログって


完成して暫くすると
ブログやめちゃう人が多いので


住んで3年後の感想まで
言ってるブログは少ないんですね




私も建てている時は
もう少し性能上げた方が
いいかなぁと思いましたが


今は、ある程度の性能さえあれば
それ以上は目指さないです




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2020年05月25日






樹脂サッシよりも断熱性が高い
木製サッシですが


アルミサッシが普及する前
だいたい50年前位は



日本の戸建住宅は
ほとんど木製サッシでした



70c34e8d


母の実家は未だに
木製サッシですが・・・




昔ですから精度がなく
隙間は多かったにしても


今の技術なら
断熱性能は良く
結露もしないわけですから



ちょっと思うのが
50年間で住宅技術が
どんどん上がって行く時に




「アルミに変更じゃなくて
木製サッシの精度を上げればいいのに」


と思ったので



では、木製サッシから
アルミサッシが
普及し始めた当時は
どのような感じだったのかと


木製サッシa


41年前の建築知識に
木製サッシ特集がありましたので



なぜ木製サッシが廃れていって
アルミサッシが普及したのかが
分かると思います






・やはりアルミサッシは安い




こちらの書籍は41年前ですが


木製サッシb


既に
「ローコストなら
アルミサッシで仕方ない」


という記述があります


40年前と今で
ローコスト住宅の
坪単価が変わっていないので



いかに昔の家が
高かったのかが分かりますね


コンピュータも重機も
余り無い時代なので


人手と手間がかかりますし


木材のプレカットも無く
規格化された設備も少ないので


今よりも住宅は高級品ですね






・実は最初から結露問題はあった



昔の家はC値の性能は低く
隙間だらけですから



結露は無かったのかなと
思っていたのですが


木製サッシc


40年前で既に
アルミサッシは結露はあるけど
木製はないというメリットが書かれています



逆に言えば
アルミサッシのおかげで
一気に高気密化したという事ですね




とはいえ今とは比べものに
ならない気密だと思いますが






・それでもアルミサッシが普及していく



アルミサッシの方が
素材として強いので


大きな窓に出来たりというのは
分かるのですが





歴史としては逆で



・大きな窓が欲しい
・アルミサッシにすれば作れるから使う


という流れならアルミサッシが
普及するのも分かりますが




アルミサッシの普及時は


木製サッシでも可能な大きさの窓だけど
アルミサッシが普及してから
その後アルミなら
大きく出来るじゃん


という流れなので




じゃあ最初は
どのように普及したのかと言うと


木製サッシd


まずは木材資源は枯渇するから
エコの為に使うなという流れですね



今の窓サッシと違って
一体型では無いですし


たしかに昔の実家も
木製サッシを入れ替えた記憶がありますが



「最も耐久性の低い窓及び枠材」
記載があるので頻繁に
サッシ部分を交換していたんでしょうね


質の低下も言われていますが


この時代に
間違えた政策で


日本中に杉を生やして
今は花粉症がありますが



当時は
国産材はほとんど無くて
輸入木材もどんどん使って
質がいいものが手に入らなくなって



これは不味いと


杉をたくさん植えたんですね





・住宅の工業製品化で木製サッシが無くなる




他にも理由はたくさんあって


木製サッシe


納期も価格も安定しないというのは
住宅の大量生産には不向きですが


やはり一番の理由は


耐久性が低くて
メンテナンスが必要というのが


高度成長期以降の
日本人に合わなかったんだと思います




性能を守るには
3~5年に1回は
塗装をする必要がありますし


坪単価が一番高い
スウェーデンハウスは
木製サッシを使いますが


「新築後2年経ったら塗装して」と言われます



スウェーデンハウスで建てれるほどの
金持ちなら
業者に頼めば問題ないでしょうが


普通の人だと結構厳しいですよね


DIYでするといっても
届かない場所は危険ですし


何しろ日本人は
見た目を気にするので・・・






じゃあ本場の
スウェーデンはどうなんだ?って言うと


木製サッシh



こちらに理由と考察がありますが








たしかに北欧の人って
白一色で木目が無い窓枠が多いですね
(しかも凄い窓枠が太い)


DIYで塗っちゃいますから
木目とかよりも性能保護が第一なんですね




結構な偏見ですが
向こうの人って
バーベキューとDIYが
「いきがい」ですから(笑)



この辺で日本人には
「何もしなくていい」


アルミサッシが普及したのは
分かると思いますし



今は一気に樹脂サッシが
主流になりましたけど



これもメンテナンス要らないから
普及したんだと思います












・価格は当時で4倍



この時代は
かなりアルミサッシが安くなってきて


木製サッシg


1,800mmの大きさで
アルミサッシだと25,000円
木製だと100,000円という事で


価格差が4倍です



後は反り、変形が多いという
記述もあるので


木材が不足していて
乾燥不十分な木材が多く出回り


隙間が開く位なら
アルミサッシの方が
良かったかもしれないですね


C値とかはほとんど
考えてない時代なので


今よりも隙間がある分
結露も、そこまでは問題では
なかったかもしれませんが




むしろアルミサッシで
高気密化が出来たので


結露は仕方ないって
思う面もあったと思います




まだ日本には
樹脂サッシは無い時代ですし



樹脂サッシは
ドイツが50年程前に発明したのですが


・アメリカは当時はアルミサッシ
(元々アメリカから日本に来たものです)


・北欧は自分で直してDIYするので
 木製サッシ




そこで
「めんどくせえ・・・」って
割と合理的主義のドイツ


性能もよくてメンテナンスも要らない
樹脂サッシを作るっていうのは



お国柄を表してますね(笑)





技術が進化しても
「木」は「木」のままですから




メンテ、再塗装が
どうしても結構必要ですので



樹脂のが楽ですし
主流にはなれないですね・・・















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2020年05月01日






こちらの建築系雑誌
「建築知識」ですが


なんと1978年と
42年前の書籍です


建築知識a



工務店やハウスメーカーは
最新の知識を
学ばないといけないので



40年以上前の本は
見る必要も無いと思いますが



解体業と廃棄物の処分業を
している私には
必要な本だったりします





必要な理由のほとんどが


建築知識b


石綿(アスベスト)関係なのですが




この当時はアスベストが
屋根、壁、天井などなど
色々な所で使われていて



建築知識c


自信を持ってオススメしてしまう
時代ですから






石綿(アスベスト)が
使われていなければ


普通に解体→会社に運搬
会社で破砕や焼却処理出来ますが



石綿(アスベスト)が
使われていると
法律上何も出来ませんので




倒産していたり
合併して当時の資料が無かったりするので
この当時の雑誌は役立ちます



アスベストも
健康被害さえ考えなければ
不燃性で加工も楽、耐久性も抜群という
素晴らしい材料なのですが・・・


・・・・
・・・
・・



しかし、住宅ブログを
している私にとって




解体や処分には
余り関係の無い


建築知識a-2


今月の特集
「省エネルギー住宅の計画」は
非常に気になります(笑)



解体業は「元大工」さんも多く
年齢も高齢な人が多いので



当時はバリバリの
大工さんって人も多いですから
色々な話も聞けますし
(最近の家には疎いですが・・・)




今みたいな
何でも「高断熱、高気密」ではなく



高気密のデメリットも
しっかり書かれているので



今読んでも
参考になる点もあります



・・・・
・・・
・・




また、この時代は
有名な「ナミダダケ事件」
おきた年代です



詳細は検索などして頂いて
簡単に「ナミダダケ事件」を説明すると




・1970年前半にオイルショックが起きる


 それまでは家なんて
 ストーブ、暖炉、コタツなどで
 暖めればいいじゃんという考えでしたが
  (そのため家は基本スカスカで通気重視)






・燃料代が高騰する

 その結果、北海道などで
 「省エネ住宅を作ろう」と
 グラスウールが50mmから倍の100mmや
 それ以上の厚さになる





・しかし気密や換気がよく考えられてない家が出来る
 

 断熱材の使用で
 家の中と外の温度差が出来て
 グラスウールが結露する





・木材も腐って「ナミダダケ」というキノコが
 家から発生する



という物です・・・





もちろん「建築知識」は業界向けの
詳しい書籍ですから


この時代の省エネ特集も
断熱材を増やすだけではなくて



「気密と通気をどうする?」というのが
主体になっています



今ほど、性能のいい建材がないので
「設計」の工夫が凄いです






という事で早速
「家でも勉強!凄いね」
思われながら


書籍を会社から借りてきました(笑)





・まだ本州は断熱材が普及していません




まずは特集記事の
最初を読むと


建築知識d



気密化といっても
大変だし


結露や空気も悪くなるし
どうしよう・・・って考えです


断熱材を使えば
寒さは防げるけど


結露と換気対策が
また発達してなかったんですね






さきほどの「ナミダダケ事件」


「西欧の寒い地域は
断熱材をたくさん使うんだぞー」


当時では断熱では最先端の
設計士さんが使って


しかし日本はヨーロッパと違って
高温多湿ですから



向こうの家のマネをそのまま
持ってきただけでは


大変な事になりました・・・





建築知識d-2


まだルームエアコンの
普及率が25%の時代ですから



この時代、エアコンで家全部を
冷やしたり暖める発想が無いです・・・



冬はストーブでどうにかなっても
夏はどうしようもないので




本州は特に
夏重視の作りになっていました





断熱材のデメリットの方が
メリットを上回っていたんですね






その為、次に紹介する家は
断熱材を利用しているので
通気の為に非常に凝った家になっています



建築知識e


こちらは神奈川県の家ですが



省エネ住宅の特集ですけど
「天井を開閉自由の障子にしたプラン」
という住宅です



今の考えなら
「寒そうだし、暑そう」って思いますが



エアコン普及率25%の時代ですから
まずは夏の通気ですね・・・





建築知識f


たくさん使われている
アスベストはともかく


アルミサッシの単板
断熱材は高性能じゃない普通の
グラスウール50mmと


今の基準だと
夏暑くて、冬寒い家ですけど



この年代なら
神奈川県なら
断熱材が無い家も多いですから


さすがは建築知識の
省エネ住宅特集で出る家かなって思います



皆さんが住んでいる家
または今作っている家を


仮に夏場でもエアコン無しで過ごすと
想像したら


この家の方が多分快適です




とはいえ
この時代の本州の家は
断熱、気密の考えがほとんどないので



今の住宅で
参考になるのは
次の北海道の家です






・この時代、北海道で今の家の基礎が出来る



ヨーロッパにならって
断熱材たくさん入れたら
キノコが生えて家が腐りました・・・


という悲しい時代から


日本独自の
高断熱にしたいけど
多湿にも対応した



今の基礎となる家が
出てきます


建築知識g


北海道らしい
冬対策を前面に押し出した家ですね



全面ガラス張りに
ソーラーシステムです


夏は暑そうですが
北海道ですから


窓開けて対応すれば
快適なのかもしれません


逆に本州(の暑い地域)で
この作りしたら夏に死んじゃいます・・・





建築知識h


通気層、防湿層もあって
今の時代の家と似ていますね




屋根断熱の150mm
ブローイングウールってのは
余り聞きませんが


建築知識i


今の吹き付け断熱と
同じ感じで
グラスウールを吹き付けます






・アンバランスな家はダメです



なんでも数値が分かるこの時代だと



「窓は最低〇〇」とか

「断熱材も〇〇mm以上は必要」とか
色々言ってますが


要はバランスですね



何の為に高気密化して
防湿層や通気層まで作って


内部結露を抑えるかを
考えたら



壁、玄関、窓などの
性能はイコールが望ましいです



一部だけ超高性能なんて家は
アンバランスになって
逆に内部結露の原因になります
(窓などの見える結露の話じゃないですよ)









ちょうど「断熱と気密どうするよ?」って
考え始めた時代の書籍を読むと



家を長持ちさせたいなら


低断熱(もしくは無断熱)、低気密が
一番家が長持ちしますという
所からスタートしています


これは神社などを
見れば分かりますね



神社の造りは
木材は剥き出しですから
自然にある木と同じような環境です


しかし神社みたいに梁が剥き出し
作りも隙間だらけでは


快適性は無いので
(当然寒いし、暑い・・・)



断熱と気密と換気を研究してきて
今に至ります



この時代の書籍だと
当たり前の事ですが


今だと割と
忘れられている



快適性を求めると
家の長持ち度は下がるという
基本的な事も載っています




断熱と気密はイコールですが
今は気密が上がりすぎていますし



換気システムも義務化されているので
断熱、気密、換気がイコールですね



1年中窓を開けている
なんて家は無いと思うので


断熱=気密=換気


この1つでもダメになると
家は長持ちしません




高断熱、高気密、高換気が
現状は一番だと思いますが


我が家みたいな
予算の関係などで
全員が建てれるわけでもないですし・・・




そう考えると
断熱、気密、換気のバランスは良く
鉄骨の方が腐らないわけですから



積水ハウスなどの軽量鉄骨は
非常に理にかなっているなと思います
(値段が高いのだけが理にかなってない・・・)



特にこの時代は
在来の木材住宅では


今のような気密性は無理ですから
軽量鉄骨の優位性は高いですね




木材は高断熱、高気密化すると
腐るって事件があったわけですから・・・


・・・・
・・・
・・




ここからが大事な話しですが



実際、高気密高断熱
さらには
家の換気バランスまで考えて
作れる工務店、メーカーなんて
それほど数は多くありません・・・




twitterやブログなどを見ていると
そういう「高性能で長持ちする家が作れる」
工務店ばかりなので
感覚がマヒしますけど(笑)



実際はそこまで考えて
作れる方が圧倒的に少ないです


・・・・
・・・
・・



我が家だって
換気の設計なんて


ローコストの制限ある
作りですから
第一種換気にしました
(適当に作ってもある程度動くので)





第三種換気は

断熱、気密が完璧で
「C値1以下の家なんてまだあるんだ?」
なんて事が言えるメーカーが使える


上級者向け換気システムです(笑)
(3種はC値低いと計画換気が出来ません)





どちらにせよ
定期的なメンテナンスは必須ですから



工務店、メーカーの人も
日頃のメンテナンスの重要性を
売る際に言った方がいいと思いますが・・・



長持ちしたい家を作りたいのに


住み始めたら
三種、一種でも換気のフィルター交換を
しなかったりするのは


断熱=気密=換気がイコールの今
家がどんどんダメになります



ブログ見てると
「寒いから止めた」なんて人までいますし




我が家の第一種換気システムでは
毎月1回の清掃と
2年に1回のフィルター交換が推奨されています


建築知識j

もちろん三種でも
フィルター清掃、交換は必須です




換気以外にも
通気層、屋根、床下などはもちろん


サッシのパッキン類の劣化など


住み始めてからチェックする所は
他にもたくさんありますから




工務店やメーカーは
なんでも「ノーメンテ」
言わず



「点検はちゃんとしてね」
伝えて欲しいです








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2020年04月03日






解体現場で
実際に家を解体した
廃材を見ていると


「この家古いのに木がしっかりしてるなぁ」とか



「築30年なのにボロボロだなぁ」とか


色々思ったりします


通気工法a



私が家を建てて
住宅系のブログもしているので
興味があるだけですから



他の人は
何も考えずに解体しますけど(笑)



そして今回の話ですが


50年位前の
断熱材が無い家と


30年経っていない
断熱材が普及して入れてある家では



断熱材が無い家の方が
解体しても木材や家の骨格が
しっかりしている場合が多いです





・断熱材を入れた為にボロボロの住宅



北海道や東北など
寒い地域は違いますが



この地域だと
(断熱等級区分は5です)


築30年程度の家ではほとんど
断熱材は入っていません



1989年(31年前)に
当時の住宅金融公庫(今のフラット35)で
お金を借りる条件に



「断熱材を使ってね」
いう決まりが出来て

通気工法b


今は当然
もっと厳しい条件がありますが



当時は数値などは無く
「断熱材を使って」という
ルールになりました



北海道、東北など
寒い地域はともかく


この地域の大工さんは
「断熱材?」ってよく分かっていませんから


適当に壁だけ入れて
天井と床は入れなかったり・・・



壁の断熱材も隙間だらけだったり
本当に適当に入れていたみたいです



今まで使ってない物を
どんな物かも分からずに


「とりあえず使わないと
ローン通らないから」って言われたら



適当というか
ちゃんとした施工が
分からないまま作る家があっても
仕方ないですね・・・




そこからだんだんと
断熱性能、気密性能が
上がっていくのですが



「湿気を逃がす」という
考えが無い家もあったので


木材が湿気にやられて
ボロボロになっていきました・・・


通気工法c


とはいえ・・・


割とショッキングな
内部結露の画像を載せてる
ハウスメーカーの事例みたいな家は
余り無いですけどね



ただ、湿気で
やられている家は実際にあります
(在来も2×4もどちらも)



逆にもっと古い
断熱材を使わない時代は
当然隙間もたくさんあって


家の湿度が簡単に
外に逃げるので



全く問題は起きませんでした

通気工法d

母の実家は
築50年以上ですが


隙間が多く
断熱材も無いので
結露は起きません



昔の家は
石油ストーブも普通に
使っていましたが



家の中の湿度や空気が
簡単に外る家なら
問題ないですね
(健康や快適性には大問題ですが・・・)




「湿気を外に逃がす??」
「なのに防湿層も作る??」

という作る方も
意味もよく分かってない時代に
断熱材をふんだんに使った家は



中の躯体が
ボロボロになっているので


これも当時は
断熱材といえば
グラスウールしかほぼ無かったですから



グラスウール=ダメな断熱材って
誤解が多い理由かもしれませんね





・という事で湿度を逃がす研究



今の住宅の工法が
ベストかは分かりませんし


10年経ったらもっと
素晴らしい工法が
出来ているかもしれません



その辺は
家を作るんじゃなくて
壊す側にいる業界の私には
よく分かりませんが・・・



という事で今の家は


「どうすれば長持ちするの?」
↓ ↓ ↓ ↓
「湿気と結露をどうにかしないとダメらしい」


かといって
昔の断熱材未使用
家も隙間だらけなんて家は


余りにも住みにくいので




今のところ
換気システムと
通気工法などで湿気対策をしていますが





今回は通気工法のお話です


通気工法e

今の家なら
かならず


サイディングなどの
外壁の裏に
隙間があります


通気工法e-2


屋根にも床にも
通気層はあります



当然通気ですから
「入る所、出る所」
上下に2箇所あります




欠陥住宅のサイトで

通気工法f


片方が埋められていたという
事例がありますが



それだと通気が出来ませんので
自分で確認した方がいいですね




通気の下側は

通気工法g


この水切りの中を覗き込むと






通気工法h


こんな感じになっています



我が家のは
標準の防鼠付タイプですが


もっと小さい虫も入らない
穴の小さいタイプもありますし


逆にメッシュにすらなってない
タイプもありますが


必ず通気の隙間があります





上側は場所によっては
目視は大変ですが

通気工法i


こちらがバルコニーにある
上の通気層です



スマホがあれば
このように確認出来ますが



落としたら大変な
事になるので注意が必要です(笑)



ここで湿気が通気出来ないと
簡単に家がダメになるので



最低でも年1回位は点検と
清掃をした方がいいです




あとは

通気工法j

我が家でも使っている
タイベックシルバーです


今の住宅は
ほとんどこれを使っていると
思いますが


透湿防水遮熱シートという


防水と遮熱はするけど
湿気は通すよっていう
便利な商品です


昔はここに
普通のアルミシートを
張っていましたから


湿気は逃げないので
壁内結露の原因になりました




そしてタイベックの裏は

通気工法k


タイベックの下の合板も
今は湿気を通すようになっています



通気工法L


今使われる事が多い
ダイライトやハイベストウッドは
普通の合板に比べたら
3~4倍は湿気を通します










・とはいえ内部結露を煽りすぎな気もしますが



もちろんちゃんと
施工してないと
いけないのですが


いろんな工務店や
ハウスメーカーの
内部結露の写真が


結構煽りすぎていて・・・


外張り断熱のメーカーなんか
ここはチャンスとばかり


凄い腐りきってる
画像とか載せていますし・・・



実際解体した木材を見ても
そこまで凄いのは見た事がないですし



今の家は通気層は
当たり前にありますから


施主点検時にチェックして


良く分からなければ
工務さんに


「通気層ってどうなってるんです?」
って聞けば教えて貰えますし


住み始めてからも
塞がってないか年1回でも
確認すれば



どの工法でも
そこまで問題は
「今は起きないはずです」



解体している
ちょっと前の家だと
モルタル外壁が主流でしたので
(25~30年前くらいの家です)


通気1

石膏ボードにモルタルが
塗られていたり

透湿じゃないルーフィングが
貼られていたり


湿気を逃がすようには
考えられていません







通気2

こちらはちゃんと
通気工法していた家です




通気工法してあれば
ボードや防水シートが
張り付いている事はありませんが



中には実際に
そういう家もあります




今なら一般的な工法なので
そんな施工はないと思いますが



とはいえ実際に
通気層埋められて
作られた施工ミスの家も
あったりするんですよね・・・





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2020年02月15日






今年の正月休みに


光熱費a

住宅展示場に行きました(笑)



家を買う予定は無いのですが・・・



新幹線の乗り物や
スタンプラリーがあって

光熱費b

子供がイベントに行きたいと言うので



家を建てた後でも
外構やウッドデッキなどの参考になりますが



さすがにモデルルームに入って
「家を見に来ました」とかはしませんけど


・・・・
・・・
・・



しかし、どのハウスメーカーも
必死に呼び込みをしてますので



某メーカーさんの
入り口の看板を見ると


「光熱費で年間16万円得するので
家を建てた方がお得ですよ」って




なかなか目を引く看板があったので
ちょっとチラシを見ると

光熱費c
(こんな感じのチラシがありました)

このような看板があって




4人家族の場合


一般住宅での年間光熱費が28万円
(毎月23,300円)


某メーカーで建てた場合の
年間光熱費が12万円
(毎月10,000円)


という事で
30年で480万円変わりますよと


入り口の営業さんから
説明されて



「なのでタマホームなどで
建てるよりお得です」と言われました



ローコストと比較すると
必ず名前が出るタマホームも
「いい迷惑ですが(笑)」



その某メーカーの
価格や性能は
だいたい分かっていますし


タマホームなら
我が家の性能と似たようなものですから


「タマホームにすると
そこまで光熱費かかるんですねぇ・・・」


なんて話しをして
特にモデルハウスの中に入る事はありませんでしたが



さらに一条工務店の
webサイトを見ると

光熱費d


年間214,000円も違うと
記載がありますが



絶対にここまでの差は出ない
理由があります





・絶対に光熱費で年間16万円や21万円も得をしない


これは自信を持っていいますが


ものすごい高性能な家と
我が家のような
ローコスト住宅を比べても


絶対に年間16万円も変わりません




なぜかと言うと

光熱費d-2


我が家も
例と同じ4人家族ですが


1年間トータルの
電気代が16万円かかっていません



ちなみに
オール電化なので
ガス代は0です


ちなみに我が家は
太陽光がありますので


実際はもっと安く
実際の年間電気代は
65,000円ほどですが



太陽光を抜きにしても
年間で158,000円ですから



どうやっても
年間16万円も得しようがありません



本当に16万円得するなら
太陽光パネルなど無しで
電気代が0円になってしまいます・・・






しかも、これは
冷暖房費ではなく
全部の電気代ですから

光熱費e


1年で一番安い
5月~6月の平均電気代が
約7,500円です



この期間はエアコンなんて
使いませんので


冷蔵庫やテレビ
パソコンなどなど


冷暖房費とは
関係ない電気代です




なので、冷暖房費とは
関係ない電気代が


約7,500円×12ヶ月で
90,000円かかりますから



それ以外が
全部冷暖房費としても



実際にかかった
年間の電気代158,000円から


毎月かかる冷暖房費以外の
電気代90,000円を引くと


年間の冷暖房費は68,000円です


年間で68,000円しか冷暖房費が
かからないのに


16万円や21万円も
差が出るわけがありませんね






決して我慢している訳でもなく
1日中暖かく快適に生活して
この冷暖房費です


もっと寒い地域なら
冷暖房費はさらにかかりますから
これくらいの差が出るかもしれませんが


甲府市の住宅展示場で
「16万円得します」と言うのは
誤解を招くというより
ただの嘘ですね・・・


ちなみに住んでいる場所の
断熱等級の地域は
5地域になります





・一条工務店の誤解を生む記載



どうして実際には
そこまで差が出ないかと言うと

光熱費f

(名古屋のモデルなので断熱等級地域は6地域です)


こちらの比較対象になる
次世代省エネ基準Q値2.7は


「次世代」という名前ですが
実際は平成11年の基準です





そしてQ値2.7は


・高性能じゃない普通の10Kグラスウール
・アルミサッシのペアガラス


これでも可能な数字なので


20年前の家なら
次世代かもしれませんが



今の家の基準なら

光熱費g

よくチラシに入っている
768万の家などは分かりませんが
(これでも今はそこそこ性能ありそうですけど)



タマホームクラスの
ローコスト住宅なら
(大安心の家クラス)



ここまで悪い性能ではないですから
ここまで光熱費に差が出ません

光熱費h


今ならローコストでも
高性能グラスウールや吹付け断熱
サッシの熱貫流率も最低2.33はありますから




Q値1,9にまで
持って行くことは
普通に作れば充分可能です








・実際にどれくらい光熱費に差が出るか


ここまでは差が出なくても
当然ですが一条工務店などの方が


ローコストな我が家よりは
光熱費は安く済みます


その分建築費も高いですけど・・・




とはいえ、いくら住宅の価格が安くでも
寒い家では建てる意味が無いですし



平成11年基準のQ値2.7では
おそらくエアコン1台で
家の中全部を暖めるのは不可能です



Q値1.9までいけば
エアコン1台で問題なく暖かいですし
実際に住んでいて「快適だなぁ」って思います



一条工務店の
シミュレーションだと

光熱費i
(i-smartで0.51 ブリアールやグランセゾンで0.98と記載してあります)

このようになっていますが


こちらのシミュレーションは
述床面積が50坪
さらに365日、24時間冷暖房を
使っているので


我が家の大きさは
延床面積35坪と4人家族なら
ほぼ標準の大きさだと思いますが



これで我が家が
実際にかかった冷暖房費
68000円で比較すると

光熱費j

だいたいこんな感じです


実際にはC値や
面積、間取り、窓の大きさなどなど


色々な物に左右されますけど


一条工務店の
シミュレーション通りに計算すると
こうなります


やはり
一条工務店などの性能は
凄いなぁと思いますけど


コスパだけで考えたら
我が家の68,000円と
i-smartの15,000円の差は


年間で53,000円なので

30年間では160万円の差です



建物価格は500万円以上違いますから
性能がいい事は間違いはないですが


冷暖房費で得になるという
宣伝文句は半分嘘です



「20年~30年前の家の性能と
比べたら得ですよ」


なら正解だと思いますが


分かっていて嘘言っているのか
営業さんが本当に知らないのかは
分かりませんが


タマホームと比べても得するのは
間違いですね・・・



もちろん
色々探せば


地場の工務店さんで
我が家と同じくらいの建設費で
ずっと性能がいい家もありますが




大手メーカーで宣伝している
「光熱費を考えると得ですよ」
というのは


実際に我が家の冷暖房費が
68,000円な以上
間違いですね



ローコストで建てた私が言うのも
何ですが


高性能なメーカーは
もっと快適性とか
エコとか売りにすればいいと思うのですが



得をするって言うメーカーが多いですね


「余り売りの無いハウスメーカー」
こういう事言うのが多いのですが


もっと高い
ヘーベルハウスとか積水ハウスとかだと


宣伝も
そういう次元で戦ってないですし(笑)







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2020年01月14日






新築の際に
最初からエアコン用の配管を施工しておく
「先行配管」(先行スリーブ)

先行配管a

このように最初に用意しておくか





最初に穴は開けないで
エアコン設置時に穴を開けるかという話しです

先行配管b

こちらは我が家の画像です


エアコン用のコンセントは
設置してありますが


我が家は先行配管は
一切しませんでした



どちらにしても
メリットデメリットがあって




特に家の作りによっては
絶対に先行配管をしておいた方がいい場合もあります





・先行配管をしたほうがいい場合の作り


あらかじめエアコンの配管を
施工しておく


最大のメリットは
「間違いない施工」です



特に家電量販店や
ネットで購入した際に


施工業者が割りと適当だった場合に




断熱材や筋交いを破損してしまい
家の気密性能や断熱性能が下がる場合があります

先行配管c


このように筋交いを
壊されたら大変ですし





特に注意をしたいのが

先行配管d

グラスウール断熱の場合


後から適当に施工されると
袋がやぶけた状態のまま放置されて


そこから湿気が入り
グラスウールがボロボロになる可能性も
結構ありますから


グラスウールの場合は特に
先行配管をした方がいいかなぁって思います



ハウスメーカーで
最初からスリープを施工すれば


断熱、気密の事は
当然家電屋さんの下請けさんより
詳しいですし


ちゃんとした施工も出来ますし


万が一何かトラブルが起きた場合は
ハウスメーカーの保証で修理が出来ます





・我が家が先行配管をしなかった理由


先行配管をした場合の
一番のデメリットは



「見た目が悪くなる」という可能性があります

先行配管e

こちらは我が家のリビングのエアコンですが


後で配管を通せば
当然ながらエアコンの裏に穴を開けれますので
配管は見えませんが



最初に配管を通すと
購入したエアコンの機種、大きさや
設置する位置によっては
穴が見えたままになってしまいます



先行配管f

この位置に
配管穴があればエアコン設置後は
見えませんから



新居完成後
すぐにエアコンを設置する場合なら



候補のエアコンが決まっていれば
サイズも分かるので問題ないとは思いますが


先行配管g


我が家の場合
子供部屋なんてまだまだ使いませんから
エアコン設置は10年近く先になりますので


コンセントだけ設置して


スリーブ
先行配管はしませんでした








・引越し後すぐに設置するリビングにも先行配管しなかった理由


10年近く設置が先の
子供部屋はともかく


引渡し後すぐに
設置するリビングにも
先行配管は行いませんでした


まあ
レオハウスでエアコンを購入しない場合
基本スリープはしないという事で


希望した場合に
結構な金額がかかるというのと





それでも先行配管をしなかった
理由としては

先行配管h

筋交いや制震ダンパーの位置は
写真に撮って全て分かりますし


もちろん設計図にも載っています



こちらを確認出来れば
筋交いなどを壊される事も無いですし


吹きつけ断熱なので
グラスウールと違い袋が壊される事もないですし

先行配管i

工務さんから
「自分でするなら使ってねー」

缶のアクアフォームを頂きました





仕事上、施工業者さんが不安なら
先行配管j
私自身でエアコンの家の壁どころか
コンクリートのコア抜きも出来ますし


兄も日立で働いていて
学生時代はダイキンの下請けで
取り付けしてましたので


兄弟だけでエアコン取り付けが出来ますから
施工に関しては心配していないので(笑)




先行配管はしませんでした







最近ではこのような
高気密、高断熱を理解している
エアコン設置業者さんもたくさんいますので


安いからとネットなどで
買いたいけど


設置はちゃんと出来るか不安という方でも
ちゃんと施工出来る業者さんも多いです


先行配管をする、しない
どちらの場合でも


施工ミスすると
かなり気密、断熱にダメージを負うので


業者選びと施工のチェックは
念入りにした方がいいと思います






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2019年12月27日






最近の施工はグラスウールか
もしくは吹き付け断熱が多いので


余りロックウールは
見なくなった気がしますが



解体するとグラスウール20軒あたり
1軒くらいはロックウールを使っています



ちなみに私の会社では


「断熱材」って言うと

グラスウールの事を指すほど


圧倒的にグラスウールが
メジャーですので


それ以外は少数派です



その中でも
ロックウールは見た目が

ロックウールa

非常にグラスウールと似ています






ちなみにグラスウールはこちら

ロックウールb

ほとんど一緒ですね




採用している工務店や
ハウスメーカーからは

「グラスウールより高性能ですよ」って

オススメされるらしいんですが



正直なところ

グラスウールとそれほど変わらず
また施工はもっと難しかったりします





・中身は別物です


外見は似ていますが


ロック=岩ですから
名前の通り鉱物繊維で出来ています



ちなみにグラスウールの
グラスは草じゃなくて
ガラスですから


素材は全然別物です




岩とガラスの一番の違いが
耐火性能で

ロックウールc
グラスウールは400度ですが
ロックウールは700度の耐火性能です



ただ、ビニールに覆われているので
それ以下の温度で
燃えた段階で黒煙が出てしまいますが






・性能は変わらないです


ロックウールを使うメーカーは

「グラスウールより高性能ですよ」
オススメしますけど


これは通常のグラスウールと比べた場合なので



今はほとんどが
高性能グラスウールですから
こちらと比較すると

ロックウールd


性能はほとんど変わりませんし



使う断熱材の厚みでも
断熱性能は変わってきますから



ロックウールの方が高性能とは
一概には言えません








・メリットが見つからなかった・・・




一応グラスウールよりは
吸音性がありますが


吸音は施工でも左右されますし



グラスウールもロックウールも
非常に施工が難しく


並の大工が作ったら
C値2以上になってしまいますので


こうなると吸音性も下がります



ちなみに吹き付け断熱と
ツーバイ、もしくは面材を使えば
簡単にC値2以下になります




グラスウールのメリットである
価格が安いって言うのも


ロックウールの場合は
グラスウールより高いですし



グラスウールより圧縮性が
悪いですから、さらに施工が難しいですし



耐火性能はいいらしいんですが



個人的に断熱材まで火がいってしまったら
その時点でアウトだと思いますし・・・


予算って言うのは
ものすごい大事ですから


予算の関係上グラスウールってのは
分かるのですが


わざわざロックウールにするなら
吹き付け断熱にした方がいいですし


これといって使うメリットが
思い浮かびません・・・




高性能グラスウールが無かった時代なら


こちらの方が高性能って事で
使う理由になったと思うのですが



もちろん希望のメーカーの標準が
ロックウールなら


わざわざグラスウールに変更する
必要は無いですが



オプション費用を払ってまで
変更する断熱材では無いですね


ロックウールe


ビル、店舗用の
吹き付けロックウールなら


施工、断熱、耐火と
色々メリット多いのですが・・・




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2019年12月19日





この時期になると
色んなブログで


結露する、しないって記事が増えるのですが


・オール樹脂のトリプル窓でも結露するって人

・トリプル窓だから結露しなくて快適って人

・アルミ樹脂だから結露が凄いって人

・アルミ樹脂でも結露しないって人


などなど色々記事があるのですが


そもそも窓の性能や
家の断熱性能だけで


結露する、しないは決まりません

温度a

こちらは我が家だと一番
結露しやすい北側窓ですが


ここで結露は見た事がありません


我が家は
アルミ樹脂のサーモスⅡ-Hですが
ほぼ結露は起こしません
(雨などなければ結露はしません)


これは家の性能だけではなく


結露をさせないように
コントロールしているだけです





・なぜ結露しない事が出来るのか



私は昔から皮膚が弱く
蕁麻疹と20年近く付き合っていて


皮膚科にも10年以上通いました。


その為に家の湿度には
非常に敏感です


乾燥しすぎても、湿度が多すぎても
蕁麻疹が出ますし


温度の急激な変化でも
蕁麻疹が出るので


家の湿度と温度は
めちゃくちゃコントロールしています


私の妻は
逆に湿度には無頓着で


加湿器のオンオフも
全て私がしています



実際、普通の人は
かなり湿度は
鈍感みたいで



昔NHKの「ためしてガッテン」で
加湿器と湿度の実験をしていましたが

温度b


このような空気を学んでいる
大学院生が体感だけで実験したところ



温度c


湿度80%で
凄い乾燥していると言い





温度d


逆に湿度20%で
かなり高めと言っています



普段空気を学んでいる
大学院生でも



何故このような勘違いをするかと言うと

温度e


人間は
温度が高い、もしくは低い状態だと
敏感に湿度が分かるのですが


快適なちょうどいい気温だと
湿度は体感では分かりにくいのです



私の場合は
皮膚が弱く、湿度の変化で
蕁麻疹が出るので


快適な温度でも
湿度の変化に敏感です





・要は湿度と温度に気をつければ結露は起きません




中学か高校で
おそらく一度は習ったと思いますが

温度f


相対湿度、絶対湿度のグラフです




その他湿度の詳細は




こちらに詳しく載っています





結露で悩んでいる方なら


同じ湿度なら
温度が高い方が


空気中の水分は多く含めるのは
ご存知だと思いますが


グラフの黄色い線は
温度が25度で湿度が60%の状態ですが


この状態のまま
温度が16.7度以下に下がると
結露が起こります



そのため、高断熱高気密の家は


温度差が少なく
夜中に外の温度が下がっても


家の温度はそこまで下がらない為に
結露が起こりにくいのですが



結露が起こりやすい家は
普段の家の湿度が高すぎる家が多いです








過去記事で加湿器の
紹介をしましたが


・スチーム式
・超音波式
・ハイブリッド式
・気化式


現在加湿器は
この4タイプに分かれますが


この中で
適切な畳数を守れば


唯一気化式だけは
湿度は60%以上にはなりません


もちろん
家の大きさと加湿器の性能がアンバランスなら
気化式でも加湿しすぎって事はありますが



我が家では雨など降っていなければ
24時間ずっと稼動させていますが
MAXでも50%ちょっとを保っています


温度a2

我が家はもちろん気化式です。

こちらを2台使っています









唯一、気化式だけは
湿度が60%に届きませんので



逆を言えば
凄い乾燥している部屋などは
すぐに湿度が増えたりしないのですが


24時間運転させれば
この問題は解決します






インフルエンザなどの
ウイルスも心配ですが

湿度g


温度が20度なら
湿度は50%あれば充分ですから


結露が非常に多い家のほとんどが
湿度が高すぎです




そしてもう一つ

湿度h

寝室には加湿器は置きません


寝室の大きさと
寝る人数にもよりますが


人間が吐く息の水分だけでも
結構な加湿になります





もちろん寝る前に
凄い乾燥していたらダメですが

湿度i


我が家はエアコン1台と
加湿器2台で


家の中全てを暖めて
加湿しますが



吹き抜けとリビング階段があって


寝室のドアは
寝るまで開けっ放しなので



1階と同じ気温、湿度ですから
寝室に加湿器はいりません









・気温も上げすぎず、下げすぎない



後は気温ですが



こちらも今の家なら
普通に高気密、高断熱だと思いますが








大晦日に温度と湿度の実験をした
過去記事がありますが

湿度j

夜10時で
温度は22.3度
湿度は50%以下です



温度が下がり過ぎないように
朝4時00分に暖房を入れていて
(24時間暖房はしていません)




我が家が一番寒い
4時30分が

湿度k


気温18.5度で
湿度は50%近くなので


気温は1日の中で
上下4度以内


湿度も上下10%の中
収まるようにコントロールしているので



結露はほとんど起きません




結露を起こさない為にも


加湿器は気化式を
冬の間は24時間ずっと稼動させていて
エアコンも深夜から動かしています



もちろん
窓の性能を上げれば


家の温度差は下がりますから


結露が起こりにくいのは
間違いないですが


エアコンや加湿器の設定を間違えると
どんな窓でも結露しますし


ちゃんとコントロール出来ていれば


昔のアルミサッシのペアガラスでも
結露がほとんど起きないようにするのは可能です


さすがにシングル窓だと
窓付近の温度が下がりすぎるので
不可能だと思いますが



こちらも過去記事の




http://reogress.net/archives/18683393.html





気温20度で湿度50%の時に
サッシの温度が9度まで下がると
結露が起きますが


湿度m

外が氷点下12.8度
家の中が27.2度の時

サーモスⅡ-Hのサッシは16.2度です


これ位寒い地域だと
家の気温が20度なら厳しいですが


私が住んでいる地域は
ここまで寒くないので


外が氷点下5度
家が20度なら



サッシも10度以下にはなりませんから
湿度が50%なら結露は起こりません



この時に湿度が80%近くまであると
結露しますので



結露で悩んでいる方は
まずは湿度を管理されるといいと思います



後は電気代をとりあえず無視すれば


風さえ当ててれば
絶対に結露しませんので



結露が起きやすい窓は
カーテンを閉めないで
エアコンの風を当てたり


扇風機やサーキュレーターを
当てると結露は起きません




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2019年10月11日





一般的に言われる数値


アルミ樹脂複合サッシの
熱貫流率は2.33って言われますから


割と知らない人が多いのですが


実はサーモスⅡ-H
引き違い窓でも物によってはUA値1.78
割と高性能なんだよってお話ですが




過去記事に

サーモスⅡ-HとサーモスLの違いは
選べる色の違いと書いてしまったんですが


熱還流率も違いました






・ショールームでも同じって言われましたが・・・




こちらの過去記事






色々と話しを聞いたのですが
ショールームの女性の方にも


サーモスLは室内側と室外側で同じ色になりますが
サーモスⅡ-Hは違う色が選べるだけですって
言われたんですが



仕事の産廃処理の事で


たまたまアルミ樹脂複合サッシの
適切な処分方法という事で
色々見てたのですが
(サボリじゃなくてちゃんと仕事で見てますよ


サーモス1



こちらはサーモスⅡ-HとサーモスLの
共通カタログなのですが


この画像の位置は
引き違い窓の下枠なのですが


サーモスⅡ-Hのみ
サーマルブレイク構造といって



簡単に言うと
室外側のアルミの熱を
伝えにくくする機能なのですが



という事は
サーモスⅡ-HとサーモスLが
同じ熱貫流率では無いという事になります





という事で
LIXILの全データの試験結果が載っているサイト

サーモス2





こちらを見てみると


我が家の窓も引き違い窓や
縦スベリ窓、FIX窓と色々ありますが



一番のメインの
引き違い窓

メーカーd

我が家は1階のLDKは全部引き違い窓です




こちらの数値を見てみると


サーモス3




アルゴンガス入りや
透明と型の違いで
数値が異なりますが
(ちなみに型って言うのはスリガラスです)




我が家のガラスは
アルゴンガスは入っておらず
空気層の16ミリなので


サーモス4

ガラス3ミリのA16
高遮熱型なのでBになります




Bの熱貫流率を見てみると

サーモス5
UA値は2.04です



ちなみに我が家の窓は
シャッター付ですから
シャッターを閉じていれば1.87になります





同じ設定でサーモスLを見てみると

サーモス6


UA値は2.08になりますので
0.04数値が違います



つまり
サーマルブレイク構造という機能で
0.04違うという事ですね




ほんのちょっとなのですが
色以外は同じと過去に言ってしまったので
訂正します





それより驚いたのが

サーモス7

アルゴンガス入りを選べば


サーモスⅡ-Hでも
UA値1.78と
かなりの高性能になることです
(サーモスLだと1.90)




空気とアルゴンガスで
ここまで差が出るとはって感じです・・・



サーモス8


サーモスXのアルゴンガス入りトリプルガラスの
かなり高性能な仕様でも1.42ですから



値段考えるとかなり
頑張っていると思います






・サーモスⅡ-HとサーモスXでUA値0.36違い




サーモスⅡ-HとサーモスLというと

サーモス9


このように熱貫流率2.33という数値で
広告出してますので



2.33って思っている方も多いですが
割と低性能になる引き違い窓でも


アルゴンガスなら1.78
空気層でも2.04なので


LIXILも商売が下手というか・・・



私が広告作成担当なら



「1.78(アルゴンガス入りの場合)って
書くと思いますけど



どうして
わざわざ一番悪いほうの
数字を書くのかなぁと考えると



「むしろ悪く数字書いて
高いサーモスX売りたいのかなぁ・・・」
って思ってしまいます・・・


なにしろ
1.42と1.78で書いてしまったら


50万円も差があったら
売れないと思いますし・・・


なので
サーモスXにする予算はないけど



サーモスⅡ-Hではちょっとなぁ・・・
もう少しなら予算出せるし・・・




という方は
アルゴンガス入りの
サーモスⅡ-Hがオススメです




その点で言うと
YKKの方が商売上手だなぁって思います


サーモス10



APW330のカタログですが
UA値1.31って表記していますが
アルゴンガス入りの方ですから



カタログだけ見ると
サーモスⅡ-Hとapw330は
約1.0違うように見えますけど



YKKにもLIXILと同じ
実験結果があって



我が家と同じ
空気層の16ミリだと

サーモス11

樹脂スペーサーで1.58
アルミスペーサーで1.64になります


さすがはオール樹脂ってところですが
カタログ数値よりは劣ります


サーモスの場合
カタログの見出しより
実際の性能の方がいいので逆ですね



ちなみに同じ空気層同士でくらべると
0.5違いになって




サーモスⅡ-Hは
アルゴンガス入りにすれば
0.2しか性能は変わらなくなります



まあトリプルが標準で用意されている
APW330で
わざわざ複層のガス無しを
選ぶ人も少ないと思いますが








・0.2なら開放感のメリットもありますし・・・




わずか0.2の違いなら
開放感が希望の人なら

サーモス12




サーモスの窓枠が狭い方がいいって人も
出てくるかもしれません




サーモス13




フレームイン構造といって
上部には少しだけフレームが見えますが
左右と下部はフレームが見えません




サーモス14

こちらは我が家の縦スベリ窓とFIX窓ですが
縦スベリの上部だけ少しフレームがありますが
左右と下はフレームがありません



部屋からみると
サッシが見えませんから


窓をくり抜いたように見えるので
非常に開放感が高いです



これは外側がアルミなので
強度があるから出来ることなので
もっと売りにしてもいいとおもうのですが・・・




特に開放感を求める
吹き抜けにはピッタリだと思います



とはいえ
最終的には値段次第ですけどね(笑)


サーモスLやサーモスⅡ-Hの売りは
「この価格にしては高性能」ですから



apwの方が安かったら

開放感は仕方ないと言いながら
apw選んでいると思いますし(笑)



ちなみに今回のタイトル
サーモスⅡ-HとサーモスLについては


0.04しか違わないので
どうしても室内側と室外側を違う色にしたいとか無ければ


サーモスLの方が安いと思いますから
こちらの方がコスパがいいかと思います



ただ窓の仕様はたくさんあるので



特にサーモスLだと
low-Eでは無い仕様もあるので



今から建てる方は型番等
よくチェックした方がいいと思います



サーモスⅡ-Hは全てLow-E仕様なので
一般複層ガラスはありません






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