家と土地の話

2019年01月18日



先日書いた記事




こちらで窓とサッシの
記事を書きましたが


では実際どれ位違うかというと

「誰でも体感出来る位違います」



家を買う方は30代、40代が
メインだと思いますので


小さい時や今住んでいる
賃貸アパートなどが


アルミサッシのシングル窓という方も
多いと思いますが


モデルルームや
オープンハウスなどで

実際に体感して頂くと
分かりやすいと思います





・アルミと樹脂の違い


窓の部分も大事ですが

一番大きいのは
アルミと樹脂の違いです



アルミサッシは文字通りアルミだけですが

アルミa

アルミ樹脂複合サッシは外側がアルミ
内側が樹脂製です


もちろん
オール樹脂窓もありますが

こちらは値段が高いのが難点ですが

お金に余裕があれば
当然こちらの方が高性能です




アルミd


アルミと樹脂では
熱伝導率が1000倍も違います


ヤカンなど

アルミ製で手で持つところだけ
樹脂の商品は多いですが


アルミc

これが全部アルミだったらと
想像してもらうと


恐らく熱くて触れないと思います


ちなみに熱伝導率ですが


アルミは236
樹脂は0.2です


数値が高い方が
熱を伝えやすいので


1000倍以上違ってきます


さらに熱伝導率の低い
木製サッシはさらに低く0.15です




こうやって数値だけ見ると

むしろ
「どうしてアルミなんか使ったんだろう」って
思いますが


多分昔は樹脂をサッシに出来る
技術が無かったんだと思います



木製サッシも
昔は技術がそこまで無かったので


私が小さい時は
窓も玄関も木製でしたが


隙間が結構あったり
なかなか開かなくなったりしてました


そもそも窓が薄い窓1枚でしたので
もの凄い低性能だったと思います





・ではアルミサッシのメリットは?


とにかく夏は暑くて
冬は寒いアルミサッシなので


メリットなんて何かあるのか?って
感じですが


一応メリットとしては
一番長持ちします


我が家のサーモスⅡHもYKKの同じですが
樹脂窓の保証期間は10年です



もちろん製品として
世に出てるので
もっと長く使えると思いますが


最初に樹脂窓が出た時には

アルミサッシに比べて持たないって
言われていたので


樹脂窓の方が劣化が早いと思います


ヤカンや鍋も
アルミ部分よりも樹脂部分のが先に
欠けてダメになる方が多いですし



後は将来のリフォームなどで
窓を廃棄する時に

ガラス部分を取ったとして


私の会社の場合ですが
(産業廃棄物の処分業)


樹脂製なら1kgあたり
35円で引き取りますが


アルミ製なら

処分でお金かかるどころか
金属買い取るお店に持っていけば
1kgあたり100円近くで買い取ってもらえます


まあアルミも樹脂も
軽いのでたいした金額では無いですが


重量のほとんどはガラスですし・・・


実際それくらいしかメリットが無いので


もちろん価格は一番安いのですが


アルミ樹脂複合窓

我が家みたいなローコストメーカーでも
標準で選べる位普及してきたので


アルミサッシを選ぶ必要は無いと思います





・窓の違い


個人的には
これがアルミサッシが
未だにある弊害だと思うのですが
(窓が悪いわけでも無いですが・・・)



アルミe

最近はほとんどの窓に採用されている
Low-E複層ガラスです


もっと高い商品だと
トリプルガラスもありますが

我が家のサーモスⅡHは
Low-Eのダブル窓です



樹脂サッシと違いLow-Eガラスは
シェア80%超えという事なので


ほとんどの新築家庭に採用されていて


遮熱や断熱性能も普通のペアガラス
もちろんシングルガラスとは全然違うので


効果も高いのですが

これがあるために


「窓は省エネ、断熱性に優れた
Low-Eペアガラスを使用!」


なんて大きく書いてある
ハウスメーカーや建売住宅が出て来ます・・・


せっかくのLow-Eペアガラスも
アルミサッシに使われると


窓部分よりも
サッシ部分のが

暑い、寒いの影響が大きいので


知らないままLow-Eガラスなら
大丈夫かって思ってしまって


アルミサッシ窓を性能が良く分からないまま
選んでしまって


「思ったほど暖かくない」ってなってしまいます




アルミf


左がLow-Eではない普通の複層ガラス
右がLow-E複層ガラスのサーモスⅡHです



数値が3.49と
2.33なので結構違いますが



アルミg

せっかくのLow-E複層ガラスも
アルミサッシだと余り意味がありません・・・






・アルミ樹脂複合サッシとオール樹脂サッシの違い


金額が

アルミサッシ<アルミ樹脂複合<オール樹脂で


高くなっていくので

我が家みたいなローコストだと
アルミ樹脂複合なのですが


アルミ樹脂複合窓が世に出た時に


樹脂は断熱効果は高いけど
アルミの方が長持ちするので


外側は耐久性に優れたアルミ
内側は断熱性に優れた樹脂

なんていう名目で出てましたが




アルミh


アメリカは約半分
ヨーロッパだと半数以上が樹脂なので


単に価格を抑えたいからかなぁと
思ってしまいますが・・・


それほど長持ちしない商品なら
日本以外でこれほど使われるのもおかしいですし


アルミ樹脂複合窓でも
結構高い商品もありますが


我が家みたいな普及クラスなら
ローコストメーカーでも採用が多いですし



せっかくなので今から家を建てるなら
アルミサッシは止めた方がいいと思います





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2019年01月15日



そろそろ住んで2年経ちますが
毎日不満も無く快適に過ごしてます


間取りは住む人それぞれで
快適な間取りは違いますが


夏に暑い
冬に寒い

全ての人共通で
不満になると思います



結構多いのが

せっかく家を建てたのに

夏に暑い
冬に寒いという不満で


ローコストで建てた系のブログだと


「ローコストなので仕方ない」って
感じで書かれたり



工務店等のブログだと
「なのでローコストは止めた方がいい」って
書かれていたり・・・


もちろん個人差は
あるとは思うのですが


先日の記事で
我が家の気温を1日測りましたが
かなり快適に過ごせています


同じローコスト住宅でも
どのような差が出るのかと考えた時に


色々な要素がありますが
一番大事なのは「窓」かなぁと思います







・窓の性能と価格差


窓以外にも

・断熱材の仕様
・屋根材
・間取り

などなど色々な部分の
積み重ねになりますが


一番影響が大きいのが
窓だと思います


たしかに賃貸時代の
シングル窓のアルミサッシ


冬は近くにいるだけで
寒いのが分かりましたし


夏は触るだけで熱かったですが
今はそのような事はありません


我が家の窓は
レオハウスの標準窓

窓a


LIXILのサーモスⅡHです

YKKならエピソードあたりの
アルミ樹脂複合窓の中では
高い商品でもなく普及品クラスです


それほど高くもないので
ローコストメーカーでも標準で
選ばれていますが・・・




窓b

全てサーモスⅡHで
窓枠は全て白です




高気密、高断熱が得意のメーカーで
さらにお金をかけれるなら



同じLIXILなら

窓5

サーモスⅡHの上位版
サーモスX

オール樹脂窓のエルスター

YKKなら
APW330あたりを使ってますので



サーモスⅡH
別に高性能という訳でもなく

ローコスト住宅だし
「まあ普通」位だと思っていたのですが



なんと窓サッシの
出荷数は未だに(2018年現在)
半数はアルミサッシだそうです


住宅系のブログをたくさん見てると
最低でもアルミ樹脂複合


出来れば
オール樹脂窓なんて思っていましたが


実際はいまだに半数は
オールアルミだったりします


なので
未だに新築でも「暑い、寒い」って
なるのですね・・・


窓が「アルミサッシでいいや」って
ハウスメーカーなら
他の部分も何となく想像つきますし


レオハウスと同じ位の価格の
ローコストメーカーだと


タマホームも大安心の家は
標準でアルミ樹脂複合窓でしたが



他で見た
地元のローコスト系メーカーや

全国区のハウスメーカーだと
アイダ設計は標準がアルミサッシですね


もちろん両社とも
オプション費用を払えば
変更出来るかと思いますが


後は比較的価格が安い
建売住宅も

Low-eペアガラスを売りにしてますが
サッシは全部アルミでした



樹脂サッシ工業会という
団体のサイトですが

窓c

左から性能が低い順ですが
サーモスⅡHだと左から3番目です



熱貫流率2.33というのは

窓d


決していい数値では無いのですが


日本の基準だと
最高ランクの断熱性能になります



そして実際に住んでいて
普通に快適なので


他はともかく窓だけは

最低限LIXILならサーモスⅡh
YKKならエピソードにした方が

絶対にいいと思います


もちろんもっと余裕があったら
オール樹脂窓でもいいと思いますが


個人的には
サーモスⅡHのサッシ幅の狭さ
気に入ってます

窓e

窓部分が広いので開放感があがります



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2018年12月21日



我が家は何も悩まず


階段a

リビング階段にしましたが



いくつかのブログで
リビング階段の
デメリットというのを見たのですが


実際に住んでみても


書いてあるデメリットに
当てはまらないので



特に子供が小さい家庭は
リビング階段にした方が
いいと思いますし


エアコン代などの
光熱費も


リビング階段の方が
お得なので


リビング階段で良かったという
理由を書いていきます






・まずは一般的に言われているメリット



①子供や家族と顔を合わすことが出来る


子供が1歳と2歳なので
リビング階段ではなくても

起きたら必ずリビングに来るので
顔は必ず合いますが


もう少し大きくなっても


起きた時、帰って来た時など
リビングを必ず通りますので


それだけ家族が
揃う機会が増えますし


中二階にあるスキップフロアと合わせて

2階にある子供部屋とも
コミュニケーションが取りやすくなります




②見た目が開放的になります

階段a-2

我が家は吹き抜けもありますが
吹き抜けが無くても


階段部分は天井が高いので
見た目の開放感が上がります


間取り的にも簡単に
吹き抜けが作れるようになりますし


開放感が欲しいという方には
絶対にオススメです



③2階との会話も簡単に出来ます

朝私が先に起きて
支度をしていると

2歳の子供が途中で起きて来て
(寝てる時も多いですが

「ぱぱー起きたー」と言ってきます



階段b

階段を子供が昇り降りしないように
1階、2階にゲートがあるのですが


リビング階段なので
起きたらすぐに分かります


もうちょっと大きなって
自分の部屋で遊ぶようになっても

「ご飯出来たよー」なども
会話出来ますので


2階とのコミュニケーションが
取りやすいです



④オシャレになるらしい?


このメリットも結構書かれていますが
多分オシャレになるのは

階段c

こういうスケルトン階段だと
思うのですが


これは私がダメなので
採用しませんでした

見に行った家ではcube系の家は
全部スケルトン階段でしたが


私の実家が平屋で
その後も賃貸アパートなどで

階段に慣れていなくて
スケルトン階段がダメでした


子供も小さいので危ないですし・・・






・一般的に言われているデメリット


①リビングが寒くなる


色んなブログのデメリットに
寒くなるって書かれていますが


これはもっと古い時代の
家だと思います・・・


今の家なら
普通の高気密、高断熱レベルの家でも
リビングが寒くなるこ事はありませんし



階段e

むしろリビング階段と吹き抜けで
リビングの暖房1台だけで


1階、2階全部暖まるので
光熱費も節約できます


我が家みたいなローコスト住宅でも
断熱性等級は4取れますし
吹き付け断熱も可能です


窓も今はローコスト住宅でも
ほぼ標準な位のサーモス2Hですが

これでも充分暖かいので


逆に
「リビング階段だと寒くなります」なんて言う
ハウスメーカーは
止めた方がいいと思います


もちろん北海道や東北だと
事情は異なると思いますが・・・



②プライバシーをたもつことが難しい

今の家は断熱性は高いですから
①の寒くなる事はほぼ無いので


結局デメリットというか
考え方はこのプライバシーに
なってくると思います


私は必ず顔を合わすのが
メリットだと思っていますが


反対に言えば
どんな時でも家族と
顔を合わせなくてはいけないので

これをデメリットと思う方もいます


子供も高校生位になると
顔を合わせたくないって思う
子供もいると思いますが


家族が仲良く便利に生活出来るアイテムが
新築の注文住宅なので


「顔を合わせなくてはいけない」なんて
思わないようにして欲しいですが


仮に私も2世帯同居だったりしたら


「リビング階段は嫌だなぁ」って
思ったかもしれないので

これは建てる人の考え方次第ですね


ただ寒くなるって事は
今の家なら無いと思うので


これだけで「リビング階段はちょっと・・・」
思っている方は今の家なら問題ないので


リビング階段にした方がいいと思います




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2018年12月03日



年末に近づくにつれ

公共工事のコンクリートや
家の解体の廃棄物が

私の会社も非常に多くなってきています

石綿001

建て替えで家を解体する際は

解体費用は
「一式で〇〇万円」って契約が多いと思いますが


追加料金が発生する場合の多くは


解体する物に
アスベスト(石綿)が入っていた場合です






・単純に料金は倍以上になります



今の建築部材は
当然アスベストは使っていませんが


20年前には普通に使われていて

完全に禁止されたのは
2006年からですので


それより前の屋根材(スレートなど)や
壁材床材にも
アスベストを含む商品がありました



私の会社の場合だと


石綿が入っている
スレートと入っていないスレートでは

処分価格は倍の値段違います


石綿が入っていないスレートなら


会社で破砕処理をして
埋立もしくは再生処理など出来ますが


石綿入りは何も出来ないので

石綿002


そのまま石綿を埋立出来る所まで
運ぶのですが


埋立の費用が倍以上違うので
経費が倍以上かかります







・アスベストが多く使われていた商品



まず名前だけで

「これはアスベスト使っているな」と思うのは


石綿003

・スレート
屋根材や壁材に使われています


その他では

・ケイカル板
・石膏ボード

このあたりです


20年以上前の物なら
ほぼ100%アスベストが使われているので


仮に法律で禁止された時期と
微妙のものでも


石綿004

商品に無石綿と印字がなければ取りませんし


破砕してあって確認出来ないものは
メーカーの無石綿証明書も必要です


石綿005

波板も「波板スレート」なので
半分以上はスレートです




瓦も比率が多いですが
昔ながらの本当の瓦では無く

石綿006

波型スレートで「瓦」と言われてる商品も
昔は多かったです





・アスベストが使われているかの見分け方


逆に解体屋さんの言いなりで
「これはアスベストなので高いですよ」

高い費用を払いながら
実は使っていなかったという事になったら


損しますので・・・



およその目安ですが

・屋根材の場合

法律で禁止になったのは2006年からですが

実際もっと前から
健康被害の問題があったので


・1975年に5%以上の石綿含む製品は禁止

・1995年に1%以上の石綿含む製品は禁止

・2006年に完全に禁止


このような流れになっていて


屋根材に関しては
メーカーの自主基準で

1999年以降からは
アスベストが使わなくなっているので


それ以降に出来た商品なら
アスベストは使われていません

石綿007


2000年を超えたあたりから
どんどん減ってきたので


微妙な時期の物なら

メーカーなどに問い合わせると
教えてくれます



はっきり言えば
見ただけは微妙なのですが


この時期の商品で
アスベストが使われていない物は

今まで健康被害以外は
高性能な石綿が急に使えなくなったので

10年くらいでボロボロになります


なので

・2000年前後の物で
・他の家に比べて劣化が激しい

こういう商品は無石綿の可能性が高いです


今は改良、研究のおかげで
多分すぐには劣化しないとは思いますが


毎日こういった屋根材を見てるので
私は昔ながらの瓦にしました



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2018年11月26日



私の職場(産業廃棄物の処分業)には

毎日色々な廃棄物が来ますが


最近多いのが

「地中埋設物」という名前で

地中の土に混じって

ガラス、コンクリート
モルタル、スレートなどや

その他ゴミなどが混じっていて



地中b

このままでは
建物が建てれないので



一度全部処分してから
再度土を埋める作業が必要になるのですが


土にこのような処理困難物が
混じっていると
処分費が高額で


私の会社の場合は
1立方メートルあたり
20,000円頂いています


そのため全部で百万円は
掛かってしまう場合もあるのですが



土地売買が
法人同士だと
契約もしっかりしてるので


売主負担になる場合が
ほとんどなので

購入者の金銭的な負担はないですが
(それでも工事が遅れる被害は出ますが)


個人の場合
気を付けないと

購入した側が負担する契約に
なっている可能性もあります






・契約以外で気を付けたい点

土地の契約書は
難しい事が色々書いてあって


「まあ、いいか」で済ます事もありますが


極端な話ですが
ゴミならまだしも
不発弾などが出る可能性も0ではないので


最低限個人同士の契約はせずに
プロである
不動産屋を間に入れた方が
間違いがありません


どうしても
金銭の事ばかり気になるのと


土地購入後に
地盤改良が必要かの調査をするので



そちらに目が行きますが

「地中からゴミが出たら
撤去費用はどうなりますか?」


と確認してから契約したほうがいいです





・元の土地が工場などは特に注意が必要です


何故最近このような
地中埋設物の処理が増えたかと言うと


昭和の時代は
環境問題はいいかげんで

それこそ
何処にでもゴミを捨てていたので

工場の新設や建て替え時など
地中に埋めちゃっていたからですが



今はゴミ関係の法律も多く
環境問題も敏感なので

最近になって
土地を購入して掘り返したら

昔のゴミがたくさん出てきた
という感じです




我が家の場合は

地中c

購入時はこの状態で



過去を調べると

地中d

売主さんの畑になっていたので

若干のゴミはあっても
工場や会社などと違い


たくさんの埋設物は
まあ無いだろうと思い

実際問題無かったです


気分的に問題が無いレベルなら
ゴミをそのままでも
大丈夫かもしれませんが


昔と違って
今は耐震も大事なので

土地購入時には
気を付けた方がいいと思います


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