家づくりの話

2019年09月06日





サイディングが普及して
20年ちょっとですが

今回は築30年のサイディング
さらに、ほぼノーメンテナンスという


劣化具合を見るには
貴重な建物がありました

30年a

こちらは今から解体するわけではなく
会社で所有しているアパートなのですが


数年前から誰も住んでいないので
そのままにしてあります


昔は寮として使っていたみたいですが・・・



その為劣化してても
何もしないので


どれくらい劣化するかを見るには
ある意味好都合かもしれません(笑)





・コーキングの劣化が凄い


サイディング本体よりも
コーキングの劣化の方が先に来るといいますが

30年b


今の高耐久シーリングだと
20年以上は持つとメーカーは言ってますが


まあ環境にも左右されるので
15年ほどでダメになる可能性もありますが



昔の一般的な性能の
シーリング材だと7~10年でひび割れの
劣化が始まります



そして30年間
打ち替え作業をしてない状態だと

30年c

かなりの隙間になります


このコーキングですが
建ててから10年ちょっとで
打ち増しはしていますが
それ以降は何もしていません




30年d

5ミリ以上は隙間があって


コーキングは
可塑剤が完全に抜けて
弾力性が一切無くなっていて
カチカチの状態になっています



建てて2年半の
我が家と比べてもしょうがないですが

30年e

見る限りは引渡し時と何も変わってない位に
綺麗さは保っています


30年f

コーキングも当然ですが
隙間もひび割れもありませんし
触っても弾力性がまだまだあります





・サイディング本体も劣化が結構あります


コーキングはボロボロですが
サイディング本体は


ボロボロってほどではないですが

30年g

結構塗装剥げが目立ちます



近くで見ると
ひび割れもありますが

30年h

30年前だと釘打ち工法しか
ありませんでしたが
(こちらはビス止めですけど


やはり釘打ちすると
そこからひび割れの原因になりますし


釘の部分を隠すのに塗装をしますが


サイディング本体と塗装面で
劣化具合が違うので


経年劣化で塗装部分が目立ってきています


昔は12ミリ~14ミリが釘打ち工法
15ミリ~16ミリが金具止め工法でしたが


今は最低が14ミリですので
14ミリのみ釘打ち工法で


厚みも18ミリサイディングもありますので


14ミリだけ釘打ち工法
15ミリ~18は金具止め工法ですから



最低でも15ミリ以上のサイディングを
選んだ方がいいです


30年i

釘打ち部分以外は
30年経過後でも
思ったほど劣化が無いですから


14ミリは止めたほうがいいと思います








・この建物ですが雨漏りしていません


サイディングのひび割れもありますし
コーキングの隙間は凄いですから


当然隙間から雨が入っていきますが
建物は雨漏りしていません


30年j

サイディングの奥には
タイベックシルバーなどの透湿防水遮熱シートが
ありますので


サイディングから雨漏りしても
防水シートで雨は防げます


ただ防水シートはタッカーという
ホッチキスみたいなもので留めますから


長期に同じ箇所が雨に降られると
木材まで浸透すると思いますし


そもそも防水シートの外に外壁材が
ある前提ですから


サイディングで雨漏りどんだけしても平気って
わけではないですが


少なくとも
建築中でまだ外壁が貼られてない時でも
防水シートの施工さえ終わってしまえば


木材に雨が浸透するような事はありません


ただ、この建物は誰も住んでいないので
このままですが


万が一木材まで雨漏りしたら
家がダメになりますし


さすがに見た目が悪すぎるので
補修工事した方がいいレベルですね


サイディングは15ミリ以上にして
なるべく高耐久シーリングを使って


15年程したら打ち替え出来る予算を
貯めておくことが大事です




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2019年09月02日





今回は何件か問い合わせを頂いてる
解体工事の話です



解体と廃棄物処理の会社にいますから
当然問い合わせも多いんですが(笑)



あくまでも個人ブログなので
宣伝はしませんが


まともな解体業者が
見つからないという方でしたら
個人的にご相談下さい(笑)



私の会社の場合は
ビルとか商業施設の解体の方が多いですが


個人の建物も解体もしますし


検討している解体業者が
ちゃんとしているかどうかの
アドバイスも可能です





・なぜハウスメーカーから解体工事をすると高いのか


業者に寄って若干違いますが


ハウスメーカーに依頼するのと
自分で直接解体業者に依頼するのでは
2割から4割ほど価格が違ってきます


ただ、解体業者は後述しますが
いいかげんな会社も多かったりしますので


そういった会社でしたら
ハウスメーカーから依頼するのと比べたら
半額以下になる会社もあります



ハウスメーカーから依頼すると
高い理由としては
こんな感じです

解体a

仲介料、手数料はもちろんですが
解体業者の管理料も含むので
金額があがります





・ハウスメーカーに頼むメリット


一番のメリットは


施主さんは高いお金を支払う代わりに
手間が減ります


ただの解体なら
解体工事が終われば当然終わりですが


今から家を建てるならば
解体工事というのは
あくまでも途中でしかありません




その為のスケジュール調整などを
別々に頼んだ場合


・ハウスメーカー 
・施主
・解体業者


この間に入ってやり取りをしないといけません



その点、ハウスメーカーに依頼すれば
施主さんは基本何もしなくて大丈夫です



まあ日程に関してはそれほど難しくもなくて
余裕を持ってスケジュールすれば大丈夫ですが


工事の範囲などは
細かく話し合った方がいいと思います



今ある塀、庭石や地中配管など
どこまでを解体するか等ですね



こちらも
分離発注したとしても
ハウスメーカーさんから
色々教えて貰えますし


ちゃんとしている
解体業者さんなら
色々と教えてくれますから



手間は増えますけど
そこまで難しい事はありませんが



ただハウスメーカーが
何もしないでマージンを取ってるだけじゃなくて


管理して、何かあった時の
責任も取るので


その分金額が高くなります
(それにしても値上がりすぎな気はしますが





・ちゃんとした解体業者の見つけ方


オススメの確認方法の1つは
「経営事項審査」を確認しましょう

解体b

一版財団法人 建設業情報管理センター
http://www.ciic.or.jp/



解体業を含む建設業は

「経営事項審査」というものを受けて
会社に点数を付けられます


当然私の会社も点数が付いています



こちらのスコアに寄っては
公共工事の入札に参加出来ないなどが
あります


解体c



会社名が分かれば
検索出来ます



解体d

ちなみに解体工事業の項目は
新設されたばかりなので
平成33年までは「とび・土工」で取っている業者もありますが
問題ありません



解体e

工事の評価点以外にも
経営状況や保険加入など
会社としての審査をしています


ただ、民間専門の場合や
小規模な会社の場合は


経営事項審査を
受けていないと思うので



その場合なかなか電話帳やネットで
調べても


どれがちゃんとしている会社か
良く分からないと思うので



その場合のオススメは
ちゃんとしたハウスメーカーの
解体をしている業者の
名前を覚えましょう(笑)







私の職場は廃棄物の処理場ですので
自分の会社以外の


解体業者のゴミもたくさんきますが


・〇〇工務店はこの解体業者
・〇〇ハウスはこの解体業者というのは
 だいたい決まっています


そして、ちゃんとした
ハウスメーカーの依頼を受けている
解体業者は


ちゃんとしている会社が多いです


さすがに名前は言えませんが


「あそこ、あの解体業者使って大丈夫なの?」
っていうハウスメーカーもありますので




かといって工事現場に行って


「直接解体依頼したいけど大丈夫ですか?」
と聞いても

現場の人は答えてくれないと思いますが


ちゃんとした会社なら
車や作業着に
会社名入っているので大丈夫です


作業中は邪魔ですけど
解体って余り残業が無いですから
(工期によりますけど


作業が終わって後片付けしてる時に
社名チェック位なら可能だと思います

解体f


解体したゴミを運ぶ場合には
許可を取った上で
必ず車に会社名を記載しないといけないので
車を見れば会社名は分かると思います





・問題あるところも「正直あります」・・・



ハウスメーカーなら
家が完成して終わりですが


解体業者は
物を無くせば終わりなので


なかなかいい業者と悪い業者が
分かりにくいのですが



本当に安い所などは
解体した廃棄物を不法投棄したり
する場合もまだ若干ですがあったりします


私の会社も決して
ボッタクリしてる訳ではないのですが


例えばサイディングや石膏ボードなどは
1立方メートルあたり20,000円の処分料金を頂きます



不法投棄すればその分が
解体業者の利益になりますが

解体g

当然違法ですので
逮捕や、処分取り消しになります



「〇〇県 解体業 行政処分」などで調べれば

解体h

過去に違法行為をした会社なども
分かります


法律違反していても
それでも安い方が良いって言うと困りますが


やはりそういう会社は
解体も適当ですから


地中ゴミなんかも
放っておかれたりする可能性もありますし


解体工事終了後に必要な
届け出をしないという
いいかげんな可能性も出て来ます





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2019年08月28日





先日ですが母親の実家に
お墓参りに行きましたが


母親の実家は
なんと築70年です!



戦後すぐに建てられた建物です
築70年a

古民家として誰かに
引き取って欲しい感もありますが


ちゃんと普通に
母親の姉夫婦と子供が住んでいます



そして、この家は
エアコンがありません!
(扇風機はあります)



そもそも70年前には
エアコンなんてありませんでしたから


よく「古民家は涼しい」って
言う人がいますけど



昔の家がどうやって暑さ対策をしてきたか
多少は参考になる部分もあります





・昔の家の標準装備「縁側で遮熱」


今の家はこういった
間取りにする方は少ないですが


縁側があります

築70年b

今は縁側なんてほとんど無いですが

居間と外の間に廊下を作って


軒だけでは不十分な遮熱を
廊下でカバーします

築70年c

この間取りだと
夏の太陽は居間には届かず


冬の角度が低い太陽の
日射は取り込めます


今の家で参考にするとしても


縁側は余りにも
贅沢な空間ですから
簡単には作れませんが


暑さ対策としては
軒を出すという事でしょうか


この時代だとCUBE系の家なんて絶対になく



窓サッシの性能なんて

築70年d

隙間だらけの木製サッシにシングル窓ですから



軒は絶対に必要で
さらに縁側でカバーしています





・コンクリート土間で「ひんやり」


この家が
性能は良くないのに
入った瞬間に「多少涼しい」のは

築70年e

玄関を開けると
コンクリート土間になっています


こちらは今の家なら
ベタ基礎だし床断熱も標準ですので


余り参考にはなりませんが
昔の家の知恵ですね


ただ暑さ対策って訳ではなくて


泥だらけの農作物置くので
その対策だと思いますが





・蔵や高い天井



こちらの家ですが

築70年a

外観は2階建てっぽいんですが
平屋です


天井断熱なんてありませんから
暑い空気は上に行きますので



高い天井と
築70年f

上のスペースを蔵として利用しています
(蔵に行く階段の角度が急で怖いです)


その為、蔵に行くと非常に暑いですが
居間はそれほどでは無くなります


ただ、これは昔の家の
気密の悪さがある分
天井を高くした方が効率がいいので
(上に空気が逃げれる隙間があるので)



今の家の高断熱でエアコン使用なら
天井は低い方が効率はいいですね



今の住宅は
家の中全部を冷やすという考えなので



もちろん見た目、開放感は
天井が高い方がいいですし


そこまで暑くない地域で
エアコンを毎日使う訳ではなければ
天井は高い方が涼しくなります








・冬は割と危険です・・・



この家は私が住んでいる甲府市から
2つ隣の南アルプス市

築70年f-2

それも山の方なので
夏の気温は甲府より若干低いので


まあ生活出来なくも無いのですが
(かなり暑いですけどね



そのかわり冬は寒いので
結構キツイです・・・


コンクリート土間なので
今は石油ストーブが


私が小さい時は
火鉢が2つほどあって


後は石油ファンヒーターに電気コタツと
若干の文明の利器を使っていますが


それでも寒いです


私が小学生の時は
電気コタツではなくて


炭のコタツだったので
注意しないと「大やけど」の可能性があったので
暖まるのも命がけでした



それでも寒いんですけどね・・・
築70年g

何しろ隙間だらけですから・・・



最新の木製サッシの高性能というのは
隙間が無いから高性能な訳で・・・


この時代の木製サッシは隙間だらけです



築70年h

後はトイレとお風呂も離れだったり
隣にお蚕の建物があったり


私が小さい時はヤギがいて
雨が降ると家の中に居たりと



色々とファンタジーな家なので
「じゃあ住め」と言ったら断ります


実際に古民家カフェとか
オシャレと思いますけど


あれは古民家風の現代の家ですから
ガチの古民家は住みにくいです





・という事で現在に参考になる事は


今の家で参考に出来る事と言ったら
遮熱だけですかね


縁側は簡単には作れませんが
軒は作れます


もちろん昔に比べたら
窓サッシの性能が段違いにいいですから


軒が無くても大丈夫なのですが
あった方が快適性はあがります


後は天井が高い方が夏は快適ですが


エアコン使う場合は
無駄な空間にも光熱費がかかります


エアコンはほとんど使用しない地域なら
軒の長さと天井の高さは
かなり意識して作った方がいいですね


コスパ考えたら
エアコン使う光熱費の方が


軒を長くしたりや天井を高くしたりで
対策するより安く済むとは思いますけど・・・



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2019年08月03日





間取りを考えている時は
「新しい家での生活」
色々想像すると思います


営業さんや
設計士さんとも相談して


家事のしやすさや子供の事など考えて
「この間取りは問題ない」って思っても



実際に新しい家で生活を始めると
「うーん・・・面倒だなぁ・・・」っていう部分が
出て来る場合があります





・設計士さんと話をしても分からない事


営業さん、設計士さんは
何百、何千という
間取りを見て来ていますから


的確なアドバイスも多いですが


生活スタイルは
人それぞれ全員違うのですから


他の人では
「そこに必要なの?」という物でも


実際に住む人に取っては
どうしても必要だったりします


間取りa

こちらは
私のYシャツや作業着など
仕事で着る服のクローゼットですが



これが置いてあるのは
間取りb

玄関です




そして

間取りc

私の靴下やズボンが置いてあるのは





間取りd

スキップフロアです






・この場所に置いてある理由



もちろん寝室には

間取りe


間取りf

ウォークイクローゼットがあって
休日用の私服などは入っていますが



・小さい時の家は平屋

・東京に進学と就職した時はワンルーム

・その後は2LDKのアパート


このような生活スタイルだったので


仕事に行く為の身支度

毎日離れている場所まで行くのは
「めんどくさい」と思ってしまいます



まあ「めんどくさい」以外にも
私は仕事に行く時間が早いので


クローゼットまで行くと
子供や妻が寝ている時もあります



我が家の階段は
平均よりかなり低く作ったので
1歳の子供でも平気で昇り降り出来ますが


ワンルームで完結出来る生活スタイルが
長かったので



出来れば着替えは
リビングに置いておきたい位です



逆に妻の場合は


小さい時から2階建ての家で
自分の部屋が2階だったので


そのまま30数年間
実家で暮らしていましたから


「着替えるのは離れた場所」というのが
当たり前の事になっています





・リビングに置きたいけれど・・・



20代でしたら
新しい家のスタイルに
合わす事も出来ると思いますが



私みたいに40過ぎてから家を建てると
今までの生活スタイルは
なかなか変えれないので


しかしせっかくのマイホームですし


リビングに生活臭丸出しの
衣類は置きたくないですから



間取りg

作業着はここに





間取りh

靴下やズボンなどは
ここにあって
着替えもここでします



こんな感じで楽に着替えは出来る場所だけど
見えないような配置になっています


もちろん
新しい家ですし


「自分の行動パターンを直そう」という方なら
問題ないですが



私は無理って分かっていましたので




間取りを作る際に
会社に行く時のルーチンワークを考えて


・起床して1階へ

・歯磨きは脱衣場

・電動ヒゲソリでヒゲを剃るのはスキップフロア

・着替えもスキップフロア


これが全部コンパクトに
済むようにと考えて間取りを考えました



朝食も食べませんし
起床後25分位で家を出る生活を
何十年もしてきたので


今さら優雅にWICで着替えっていうのは
出来ません


休日で私服の着替えは
時間あるので2階でも平気なんですけど








・日頃のパターンを観察して下さい(笑)



という事で間取りを決める際に
仮に充分なスペースを取っていても


配置によっては
全く使わないという事も
考えられるので


特にこのパターンは
男性の方が多いと思いますから



奥様は、今の旦那様の
行動パターンも考えて


旦那様の「大丈夫」は信用せずに(笑)
間取りを作った方がいいと思います






・間取り以外の行動パターンも注意


次は妻の直らないパターンですが



高断熱、高気密にしたければ
「窓をいいものに変えて」というのは
分かると思いますが


極論を言えば
どんなに高い窓でも
無い方がさらに高断熱になります


間取りw

南側の掃出し窓2つは
必要ですが東と西の腰高窓は
要らないと思うのですが・・・



そして
今の家は「窓は開けない方が」
効率も良く快適ですし


私からだけではなく
工務さんからも


「窓は開けない方がいいです」
と言って頂きましたが


うちの妻は窓を開けます・・・


とにかく良く開けます・・・


光熱費の事を考えても
窓は全部閉めて
夏、冬はエアコンを
24時間起動しっぱなしの方が
いいのですが


私は夏などは
大の虫嫌いですから

夏、冬と言わず
365日いつでも窓は閉めたいのですが
(妻は虫が平気な人です・・・)


これもずっと窓を開ける生活をしていたので
仕方が無いですね



妻が住んでいた所が
大自然溢れる田舎ですので


結婚前に
「ホタルを見に行こう」と誘ったら


「家の前に普通にいるから」って言われた位なので
やはり自然の風がいいんだと思います


換気システムもありますし
高断熱、高気密は息苦しいって言うのも
実際はそんな事はないのですが



「気分の問題」も大きいですからね



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2019年07月20日





私の会社に来る解体の廃棄物で
割と厄介な物の一つが

ルーフィングa

屋根に敷く「ルーフィング」です


見た目は「紙くず」っぽいのですが
名前が「アスファルトルーフィング」って言う位ですから


紙にアスファルトを染みこませているので
通常の紙くずの金額では取れません
(やや割高になります)



見た目はロール紙っぽいんですけどね


さらに耐久性が高い
ゴム入りのルーフィングなどは
もっと処分価格が上がっていきます



解体屋さんは「紙くず~」「フェルト」「ルーフィング」などと
言って捨てに来ますが


こちらは見てすぐに
素材を判断しないと


処分価格を間違ってしまうので
割と厄介な商品です


解体業者さんなんて
昨日も「ザラザラしてるゴムみたいなの」って言って
アスファルトシングル持ってきましたし


さらに建築部材を知らない
受付の女性社員だと


名前だけで
「アルファルト?」ってなりますし


しかし、割と家作りの
重要な部分なので



自分の家で使われる
ルーフィングを知って
耐久性が無い物を使うようなら
変更等した方がいい場合もあります





・どんな屋根材でも必ずルーフィングは使います



今の家は、瓦屋根でも
スレート屋根でもガルバリウムでも
その下には必ずルーフィングを敷いています


ルーフィングb


レオハウスのカタログですが


野地合板の上に防水シートである
ルーフィングを敷いて


その上に瓦なりガルバリウムなど屋根材を
施工していきます



どんな屋根材でも
必ずルーフィングは使っています


昔の家はルーフィングなんて無くて


土葺き工法と言って
土敷いてましたので


雨の日は土が水分を吸収して
晴れの日は蒸発するのですが


土ですから吸収出来る
水分に限界があるので


いかに瓦の部分で
雨を止めるかが大事でした




逆に言えば今は
瓦もスレートもガルバリウムも
ルーフィングを守る物って感じです


特に今のガルバリウム屋根などは
かなりの緩勾配ですから
ルーフィングがダメになると


すぐに野地板までダメになってしまいます



瓦の遮熱性が一番
ルーフィングを長持ちさせるのですが
(ルーフィング劣化の一番の原因は熱です)



ルーフィングも種類によって
耐久性が10年ちょっとな物から
30年以上は持つものまでありますので


どうせなら使う
ルーフィングも選んだ方が
将来のメンテナンス時期が長くなります


特にガルバリウムだと
かなり緩い勾配の屋根もありますので


そういう屋根は
ルーフィング頼りです





・ルーフィングの種類



①アスファルトルーフィング

ルーフィングc

昔はこれしか無かったので
一番スタンダードなルーフィングです


今でも30~40%は使っていると思います。


アスファルトルーフィング940という
名前が非常に有名で


私の会社に廃棄で来る
ルーフィングもほとんどがこちらです


耐用年数は
10年ちょっとと言われているので
将来のメンテナンス時期は短くなります


正直余りオススメ出来ません・・・




②改質アスファルトルーフィング

ルーフィングd

「ゴムアス」とか「改良アスファルトルーフィング」とも呼ばれます


ゴムアスも改良も改質も
全部同じものです


名前の通り今までのアスファルトルーフィングに
ゴム等を混ぜて耐久性を上げています


ルーフィングe

我が家もゴムアスを使っていますし
今の新築だとこちらは60~70%のシェアがあって


①のアスファルトルーフィングと合わせて
ほぼどちらかを使っています


耐用年数は20年程
普通のアスファルトルーフィングよりは
倍近く持ちますが
価格も倍近くします


それでも定価が安い物なので


通常のアスファルトルーフィングから
ゴムアスに変更しても
3万円位の増加だと思います


タマホームの大安心の家と
レオハウスの大人気の家は


両方ともゴムアスでしたので


割とローコストメーカーでも
今はゴムアスの方が多いかもしれません






③マスタールーフィング

ルーフィングf

まだ廃棄物では見た事がないのですが
メーカーでは耐用年数50年以上と言っています


瓦屋根も50年は
ノーメンテで大丈夫ですから
上手に施工すれば


屋根を50年間何も
しなくていい商品になりますが

(点検は必要ですけど)


かなり価格が高いみたいですし


スレート屋根なら
そもそも屋根の方が先に交換になるので
余り意味が無いような気もします


①と②はそこまでの
値段差は無いので


改質ルーフィングやゴムアスって
図面に書いてなければ
予算があれば変更した方がオススメです



ゴムアスの中でも
粘着系という
タッカー(ホッチキスみたいな奴)で
留める必要の無いものもありますが



こちらだと通常の
ゴムアスの倍程度の値段します



その他にも
いくつか商品があります

ルーフィングg



画像は屋根の修理屋「テイガグ」さん
https://yanekabeya.com/
からお借りしています



中には瓦にしか適さない物
逆にスレートやガルバ屋根にしか
適さない物もありますが


基本は安い物は耐久性が低く
高い物は耐久性が高いです


もちろん予算との兼ね合いですけど


通常のアスファルトルーフィングは
ちょっと耐久性が無さすぎなので


そこまで金額は上がりませんから
もう一つ上のグレードに変えた方がいいと思います





・建設中の木材が濡れる問題


たまにツーバイフォーで建てている方が

家が水浸しになったという
ブログがあります



詳細は↓↓↓

日本に昔はツーバイフォー工法が無かった理由 ~今はどちらでも問題ありません~

http://reogress.net/archives/18456120.html


こちらも見て頂ければと思いますが


ツーバイフォーでも在来工法でも
屋根のルーフィングまで終われば


その後の屋根工事はまだまだ終わってなくても
雨漏りする事はないので大丈夫です

ルーフィングh

こちらは我が家のスケジュールですが
上棟の翌日午前中には
ルーフィングの施工が終わりましたので


1日半雨が降らなければ
大丈夫です


上棟を雨の日にする
メーカーも余り無いと思うので


実際は翌日の午前中雨が
降らなければ在来工法なら大丈夫ですが


もちろんメーカーどころか
各家庭でスケジュールは違いますので
確認は必要です


在来工法でもただ野地板を貼っただけでは
雨は完全には守れないので


ルーフィング工事までに雨が降らない
スケジュールにすれば安心です



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