家づくりの話

2020年07月06日






最近はどのメーカーも
高気密、高断熱が
当たり前になってきたので




webサイトを見ても
余り「売り」にしている
工務店も少なく




変わりに多いのが
内部結露ですね




工務店やハウスメーカーの
ブログや動画を見ると



昔の家は全部内部結露で
中は腐ってます位に
人を不安にさせますけど


内部結露a


実際にそんな家は余りありません






内部結露b


浴室周りは
木材がダメになっている家は
多いんですけどね



今はユニットバスなので
そこまで心配しなくて大丈夫ですし



他の部分は問題ない家の方が
ほとんどです


万が一内部結露なんて事になったら
大変ですが


とはいえ、この地域だと
30年前の解体する家って


断熱材が無い家もかなり多くて


そもそも内部結露って
断熱材を入れて
躯体の木材が見えなくなってから
出来た話ですから


もしかしたら
これから先


もっとボロボロの家が
増えるかもしれまんが


昔の家は何故
内部結露が無いかって仕組みが分かれば



自分でもある程度は対策出来ます







・まず木材はそんな簡単には腐らない




一番の誤解はここだと思うのですが



どのメーカーも工務店も
「すぐ木がダメになる、ダメになる」


それなら鉄骨売ってくださいって感じですが



たしかに木は水分を吸いますが
その分乾燥すれば水分を出しますし



余り不安を煽るのは好きではないので


外にある木材を
想像して頂ければと思いますが



日本は高温多湿と言っても



屋外にある木は土台以外は
そこまですぐには腐らないわけです


内部結露c


こちらは
私が通っていた小学校の
目の前の公園です



小学校を改築した時に
一緒に公園も完成したので



しっかり年数も覚えていて
35年前に出来ました



「35年ローンってあの年齢から
今まで払うのか・・・」
ちょっと衝撃的でしたが



・・・・・
・・・・
・・・
・・


内部結露d



こういう登り棒や
ターザンロープもあったのですが



数年前に
土台が腐って危険で無くなりましたが


内部結露e


こちらは35年間
防腐剤を塗って残っています






内部結露f


ダメになった遊具との違いは


こちらはコンクリートの土台なので
残ったんでしょうね


地面の水を吸いませんから


家だって布基礎でもベタ基礎でも
木材はかならずコンクリートの上にあります



昔の家は石の上って場合もあるのですが



この木材は当然ですが
雨や雪の日は濡れるので
耐久性は下がりますが



それでもコンクリートの土台にすれば
そこそこ持ちますし


内部結露g

こちらは同じ公園の
屋根付きベンチの木材ですが



雨、雪とシロアリさえ
凌げれば


木材はこのように
数十年は普通に持ちます



日本は高温多湿といいますが



夏なんて湿度70%とかありますけど
多湿程度なら平気って事ですね


夏に含んだ水分を
冬に出してを繰り返します





・外の木と同じ理屈の真壁工法




昔の家は真壁工法と言って
木材が見えていましたよね


内部結露h










「落ち着く、綺麗」と思うか

「古くさい」と思うかは



人それぞれですが



木が剥き出しなわけですから
さっきの公園の話でも分かるように




木には優しい作りで
長持ちします


内部結露i



今の工法は
木は見えないで


壁の中にありますから
木材は呼吸しにくいですし


何かしら対処しないと
含んだ水分を出せません



真壁工法は
木が見える訳ですから
集成材はおろか
安っぽい木は使えないですし



断熱材の厚みも減りますし
高気密化も難しいですし



なにより凄いお金がかかりますね・・・





・その写真は通気工法ですか?



木を壁内に入れるようになってから


今の通気工法が確立されるまでが


すぐ家がダメになる
大変な時期だったと思いますが




例えば
国土交通省の内部結露の写真


内部結露i2



こちらはちゃんと
直張り工法って書いてありますね





今の家は普通に作れば


内部結露j

木や断熱材の外に
透湿防水シートという



内側の湿気は通すけど
外からの雨は防ぐよという
シートがあって



透湿防水シート外壁には


このように隙間があって
湿気が逃げれるようになっていますから








施工さえちゃんと出来ていれば


軒が無いとか
設計で難しい事してない限り


そこまで内部結露に
必要以上に心配する事はありません


しかも通気工法は
難しい事はしていません







・家での対処方法



気密がよくなった今の住宅ですが



真壁工法時代の家で分かるように
夏の多湿程度なら平気なので



そこまで神経質にならなくても
大丈夫ですが



いかんせん昔の家は
気密が全然ないので



湿気の逃げ場が多かったという
点は気になります



とえいえ
冬場は石油ストーブなど
入れなければ
湿気が多いなんて心配は無いですし




換気システムは必ず点けて


夏の暑い日は
エアコンをかければ


外気よりは湿度は下がるのですから
施工ミスさえ無ければ問題はないと思います




まあ家の寿命の問題は置いといても


家の中全部が
湿気が少ない方が快適なので



我が家も24時間冷房したいのですが



もったいないお化けに
阻まれておりますが(笑)


24時間換気さえオフにしなければ
外気程度の湿度なら平気ですから


別に冷房がなくても大丈夫ですが


ただ春~初秋までの
湿度の多い時期の対処は



出来るエアコンと
出来ないエアコンがあります






・どうして再燃除湿エアコンが減ったのか




そもそも夏は暑いので
冷房を使いますから
湿気はエアコンから逃げますけど



梅雨の時期って
一番湿度が高いのに



そこまで暑くないみたいですね
(甲府は暑いですが・・・)



秋も気温は低めだけど
湿度は高いって日もありますが



必要以上に温度を下げると
結露が起きますし



なにより快適ではなくなります・・・


「部屋は冷やしたくないけど
湿度は下げたい」という時に


内部結露j-2


再燃除湿という
気温を下げない除湿を使います



昔は本当に中のヒーターで
暖房していたので
結構電気代が高かったですが


今は熱交換した排気熱も使うので
そこまで電気代は高くありませんが




最近この機能があるエアコンが
減ったんですね・・・


昔は全メーカーありましたが



東日本大震災で世間が
一気に省エネになったので


電気代がかかる除湿って
イメージ悪いですものね・・・




ダイキンなんて2013年に
要らない機能だと言って撤退したのに


さらっと去年復活させたら



「再燃除湿が無いとダメだよ」なんて
広告出してますからね・・・・




しかも

内部結露j-3



ハイブリッド除湿なんて
名前ですが



今はどのメーカーも
排気の熱も利用するので


何がハイブリッドかは不明ですが



それでも
やはり電気代が
高いイメージなんですかね・・・




日立は撤退もせずに
必死に再燃除湿の素晴らしさを
マンガでアピールしてましたが(笑)


内部結露j-4





製造コストも高いし
電気代がかかるイメージなのか



ダイキンと同じ時期に
パナソニックなども撤退して


一時期は
三菱と日立以外は作らなくなりました



前に日立製作所に
30年以上勤務している兄が言った


「日立と三菱はメインは重電だから
 白物家電で儲けようと思ってない」


「家電は宣伝費」

という言葉とおり


この2社だけは
ずっと作ってたわけですね(笑)



とはいえ
今の高断熱高気密住宅は


エアコン1台だけで快適って家ですから


5月6月は再燃除湿があれば
寒くならずに湿度だけ下げれますが



昔の家は
エアコン1台~2台で家の中全部の冷暖房が
出来ませんでしたら


イマイチ再燃除湿の
必要性が無かったんでしょうね




そこで省エネブームですから
一気に一度無くなりました


内部結露L



兄が日立勤務ですから
宣伝ってわけでもないですが(笑)



再燃除湿のページにも
「24年目の実力」と書いてありますし



実際

・温度25度
・湿度50%って


設定しておけば


勝手に冷房になったり排熱使ったりして
とにかく温度と湿度をキープしますし



結露抑制除湿とか
部屋干し除湿なんてのもあります













・という事で余り心配しなくても大丈夫ですが



私は不安商法って売り方が
嫌いなので



通気工法でも無い
昔の写真を見せて


「ちゃんと作らないとこうなりますが
我が社なら大丈夫です」


みたいな売り方は嫌ですが



今は通気工法
確立されていますし



通気工法は
仕組みも単純だし


一番結露しやすい部分が
通気層で空いているわけですから





外と同じ程度の湿度なら
大丈夫ですので


石油ストーブ使わないとか
禁止事項さえ守れば


春~夏の適度な除湿さえ
こころがけていれば問題はありません
(実際換気システムだけで大丈夫ですし)







通気工法の確認方法って
実際家が完成してからだと難しいのですが


通気工法に関しては
過去記事にあるので


施工が出来ているかは
こちらを確認して欲しいですが



基本変わった事してなければ
「こなれた技術」なので
問題ないと思います



慣れてない業者に
サイディングを縦貼りさせたり



普段使ってない
タイル使ったりなどなければ



こちらも必要以上に
心配しても仕方ないですが



設計図で通気の入り口と出口を確認して
実際の施工中でも確認すれば問題ないです


・・・・・
・・・・
・・・
・・


これは家を壊す側の仕事をしていて
思う事ですが



屋根だったり、外壁だったり
通気だったり



長年色々と頑張って
「これなら50、60年以上楽に持つ」って事が
建材で出来るようになると


なぜか変わった事に
チャレンジする会社が



「んでも30年持てばいいんじゃね?」

「それより快適性重視でしょ」

「やっぱり見た目が大事」
などなどで



新たな手法、工法が出て来ますが




私の家のプランは
基本メンテしてれば長持ちする家が
コンセプトなので


外張り断熱とか
通気工法じゃない家は分かりませんし・・・



そして
消費者として思うのは



なんでこの業界って
他社や他の工法を
ダメ出しするんだろうって思います



内断熱か外断熱かだけで
色々揉めて

「あっちはダメ、うちが正解」って話をして



さらに外断熱だって
何種類もあって


「他はダメ、外断熱二重通気が正解」とか
言われると




「分からないから大手メーカーで買っときます」
って思います




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2020年07月01日






ちょっと前に
レオハウスを検討している方で


外壁をタイルにしたいという
コメントを頂きました


外観a




過去にも書きましたが



慣れてない施工こそ
施工ミスの確率が上がるので






レオハウスには
標準にタイルは無く


またオプション費用を出して
タイルにする人も少ないと思いますので



タイル外壁が良くて
価格も安くという事なら


ウィザーズホームを
オススメしましたが




たしかに両隣が立派な家とか


新興分譲地で
自分の家だけ安っぽいとか嫌ですよね・・・






例えば
自分の家が


外観b
(規格プランとはいえ広告なのに安っぽすぎじゃないかと・・・)




こういう感じで
両隣が



外観c
(どう見ても高い三井ホーム)


こうだったら
気にする気持ちも
分からないでも無いのですが



我が家の場合は
分譲地でも無いですし



隣は線路ですから
電車相手に比較出来ませんので(笑)


全く考えませんでしたが・・・




そもそも見栄えを考えるような
性格なら


こんな安い家を
堂々とブログに出していません(笑)



しかし、気になる人も
いると思いますので



半分ネタ、半分本気で



なるべく低価格で
マウントを取る方法を考えます(笑)






・①一条工務店にする




色々考えましたが
マウントを取るなら
これがオススメです


外観d

(こちらはi-cubeです)


外観はどこにでもある
普通の家ですが


性能は間違いなくいいですし



私でも検討出来るレベルですから
価格もそこまで高くないですし





一条工務店は
車で例えると


外観e


ノアみたいなものです






昔は
「いつかはクラウン」という言葉があって

外観f




新入社員は
安いスターレット(今ならヴィッツ)から始まって



カローラ、カリーナ、コロナなど
順に高い車に買い替えて



最後に一番高いクラウンという
車社会のヒエラルキーですが


そこに現れたのが
ミニバンです



無理してクラウンを乗る必要も無く
価格もクラウンより安い



でも大きさ的に
家族が乗ったりレジャーに
行くのに便利なので



「アウトドア好きなので」

「子供のお迎えが楽だし」

「多人数で乗るので」

などなど



一気に「いつかはクラウン」という



車社会のレールから
外れる事が出来ました



プリウスも最初は外れたのですが
ほぼ全車種にハイブリッド搭載という


今は必要あるのか分からない
車種になっちゃいましたね・・・





一条工務店も


・窓が小さいのも性能の為
・家が小さいのも性能の為
・箱型の外観も性能の為


という
ヘーベルとか積水とか


もっと価格が高い
ハウスメーカーに対して



「やっぱ性能がね・・・」
というマウントが取れます(笑)



そりゃ売れますねー





http://reogress.net/archives/17709650.html


この坪単価は実際の施主さんの平均なので



坪単価でレオハウスやタマホームと
一条工務店なら15~20万円差位です



レオハウス、タマホームで約50~55万円
i-cubeなら約70万円ですから



レオハウスで40坪の家を
34坪程度にすれば
充分手が届きます



問題点としては
こちらも車と同じように


余りに多くなりすぎたので
一条工務店同士で


マウントを取り合うという


ノア、VOXYや
アルファード、ベルファイアなどと


全く同じ構図ですね



実際お気軽に
マウントを取るには
いいメーカーだと思いますが



とはいえ
「家は小さくしたくないけど
安い方がいい」と言う方で



マウントを取りたい方は
次の方法がオススメです












・②こちらも唯一無二なCUBE系




ZEROCUBEでおなじみ

CUBE系の家ですね


外観g


最近はこういう家作るメーカーも
増えてきましたが



・総箱型
・ガルバ外壁


この外観が気に入れば


他には無いわけですし
値段も高くないですから
いいんじゃないでしょうか



アウトドア好きっぽいですし




庭で「ビール」を飲みながら
マウンテンバイクでも洗って


「うちはそんな重厚的な家
無理っすよー


みたいな感じでいけば
逆にマウント取れるんじゃないでしょうか


私は一応見学会には行きましたが



ちょっとこの外観や
スケルトン階段とか苦手なので


検討はしませんでしたが
ツボに入る方にはオススメですね




隣がガチのアウトドア住宅


外観h


ログハウスのBESSなら
負けますけど


実際、若い人には
結構人気だと思います


ただ、分譲地なら
比較的若い世帯が多いので
問題ないですが


高齢者が多い場所だと「トタンの家」と
言われる可能性がありますし



凄く安っぽく見える人も多いので
好きと嫌いが両極端な家ですね



うちの妻も
「50~60歳になって
この家に住みたいと思う?」

などなど低評価でした・・・


とはいえ
CUBE系でガルバ外壁が紺色とかの家って


オシャレっぽですし
アウトドア派って感じですし


値段とか関係なく
好きで建てる人多いと思います



ガルバ外壁なら
レオハウスでもタマホームでも
標準で作れますし


気に入ればオススメだと思います



とはいえ
「外観は普通の家で
40坪をローコストで建てたいんだよ」


という方には次の方法があります






・地元の工務店で頼む



性能を考えなれけば
ローコストメーカーより
さらに低価格で建てれますし



うまい事探せば
お手頃価格で
高性能で外観もオシャレな家が
建てれますが




今回は
特徴も無い安い地元工務店と仮定します


・・・・・
・・・・
・・・
・・




通常家というのは
建築中にメーカーが分かるわけですね



外観i


こちらは我が家ですね



「おー、ローコストな家だぁ」って
家が出来る前から分かるわけです



「レオハウス?」って知らない人でも
多分安いんだろうなぁと思わせる


安っぽいロゴの
フォントが良くないです(笑)







外観j


こちらはヘーベルハウスです




「おー、金持ちだなぁ」って
家が出来る前から分かるわけです




分譲地なら
「今度建つ〇〇の家ヘーベルだってよぉおお」
と噂になりますね



ここに誰も聞いた事が無い
地元の工務店の看板が来たら



そもそも高いのか
安いのかも分かりませんし(笑)



仮に出来た家が
安っぽかったとしても



近隣の挨拶などで
「どこのメーカーなんですか?これ」



とか質問されて


「本当は三井ホームの予定だったのですが
どうしても友人の工務店に頼まれて」


と言えば
解決します(笑)



普通なら一生に一度の
大事な買い物を


友人に頼まれて買うという
余裕がある人っぽく見えます




まあ個人的には
そこまで周りの目を気にして建てるなら




億の借金背負ってでも
ヘーベルなどで
建てなよって思いますが・・・











・気にしなくていいようなとこで建てましょう



他人の車や服と比べたり
ひどい場合は他人の子供と比べたりと


そういう人は
少なからずいますが




我が家は安い家ですし
外構もまだしていませんが


外観k


庭で遊んでいて
安っぽいとか気になりませんし



結構幸せですよ



そうじゃ無ければ
ここまでブログに
載せていませんしね(笑)



同じ快適性を安い値段で
買えたなんてむしろ誇らしいと思います



だいたい家の外観で
そこまで比べられると思う人は


外構工事もかなりの費用
かけないといけませんから


自分の収入以上に
無理な家作ったら


絶対に生活が
安っぽくなっちゃいます・・・


それでも世の中には


旦那の年収で
階級が決まるママ友の集まりみたいなのも
あるらしいですし



20棟、30棟の新規分譲地などは
本人が良くても


妻が井戸端会議をして


旦那に
「なんでこんな安い家なの?」って
愚痴ってくる奥様もいるらしいですし



そうなると色々考えちゃいますね・・・


そんな事言う人とは
結婚しない事をオススメしますが



「そんなに周りの目が気になるなら
分譲地で建てるな」



多分これが正解です





我が家の場合は
割と本当にお金が無いのですが(笑)


子育てや趣味に使っても
家につぎ込んでも
それは各家庭の自由ですから



周りの目が気になる人なら



周りの目が無い所で
建てるしかありません



そういう方って
どんなに家や外構を頑張っても



今度は車を比べてと
キリがありません・・・







・最後にマジメなデザインの話



仕事で古い家をたくさん見ますので
まず思うのが



日本の住宅って
デザインが変わりすぎるので



10年~20年したら
逆に古くさいって思われる
可能性もありますが


今現在
なるべく安っぽくなく
見えるようにするには



掃き出し窓を無くす事です



家の性能も良くなりますし
見た目も高くなるんだから


いい事も多いですね


外観L


こちらは我が家の裏側ですけど


縦すべり窓を3つ並べて


1階と2階で位置も合わせるってのは
今はかなり多いですね


正面側もこうして
さらに紺のガルバ外壁にすれば


我が家も見た目はちょっとは
今ならオシャレ感が出る家になります





最近は余りにも
採用しているのが多いので
箱型で3連窓の並びだけだと


外観m


普通になってきましたけど


この家を10年前に見たら
かなりオシャレ感が
出ている家だったと思います


なので他にもプラスαが必要ですが


掃き出し窓がたくさんあるよりは
いいんじゃないでしょうか




「じゃあなんでしないの?」って言われたら



庭に出れるように
作りたかったですし


ベランダ欲しいから
ベランダにも出ないと行けないし


という利便性ですね


外観n


ラティスフェンスで囲っているので


リビング、ダイニングから
外に出れると
庭とリビングの一体感が出ます




ただ、必要もないのに
掃き出し窓つけても意味ないですし



やはり断熱、気密と同じで


知った上で利便性、快適性を取るのと


何も知らないで建てるのとでは
全然違いますからね・・・



服はコムデギャルソンとか
割と高い服好きですから


見た目を気にする
気持ちも分かりますし



高い買い物ですから
自分が納得する外観って
言うのは分かりますが



周りの家と競っても
余りいい事はないですよ・・・





2020年06月22日






最初に結論から言うと
どんなに住宅の性能が上がっても



今のままでは
日本の住宅寿命は
まだまだ短いままだと思います



ハウスメーカーや
工務店が考える
家の寿命というのは



木造住宅の場合なら
躯体の木材が
まだ大丈夫かどうかですが





じゃあ作り手じゃなくて
壊す側はどうかと言うと


住宅寿命a


解体して運ばれてくる木屑の7~8割位は
まだまだ住める木材です




木材以外も



長持ちする建材の
タイルやレンガはもちろん




耐用年数の少ない
サイディングでも


住宅寿命b


解体して破砕処理しますので
写真はバラバラですけど


まだ使える状態の物もあります






住宅寿命c


瓦なんて100年近くは
平気だと思いますが
壊されてしまいます





「最低60年は持つ」という家が
実際は30年で解体されるのですが




実際壊す家を見る側だと


「こりゃ30年で
壊しても仕方無いなぁ」って
家も多いんですね






・メーカーと施主の考え方の違い


実際の解体現場には
施主さんは
その場にほとんどいませんが


たまに話せる事もあって
理由を聞くと


「色々と古いから建て替える」という



住めるけど色々と古いから
建て替えって理由が
一番多いのですが



あくまでも30年と
発表している国交省の
住宅寿命は



こちらは国土交通省のデータですが



住宅寿命d


この30年というのは



まだ住める状態でも
解体しちゃったら
その時点で寿命ですから





日本の住宅寿命が短いのを逆手にとって
この手のデータをお客に見せて





「あのメーカーはすぐにダメになる」
とか


「あの工法だとすぐ家がダメになる」
とか


不安商法
色々と言って



「我が社の家なら60年、70年は平気です」って
売り文句のメーカーも多いのですが



実際に壊す側から見ると


家は平気でも
みんな建て替えるので
そんなに住みません





我が家みたいなローコストや
もっと安い住宅


さらに10年程前の住宅でも


欠陥住宅じゃなければ



適切なメンテナンスさえしてあれば
最低でも50年~60年は住めます



実際にそれだけ古い家をたくさん見ますので
間違いないです






・なぜ住める家を壊すのかの理由



まだまだ住めそうな家なのに
壊す理由を聞くと


たいていの人が
「古いから」って言います



服やカバンと同じで
まだ使えるけど


色々と古いから
解体してしまいます




国土交通省のデータでも


住宅寿命e


耐震や断熱に不安があるのは
僅か10.6%しかありません




「新しくて気持ちがいい」って言う
34.4%もとりあえず置いといて



一番多い41.9%は
間取りやデザインが原因です






30年前の
デザインを見ると


住宅寿命f


こちらは30年前の
一番多いタイプの家だと思いますが




デザインや使っている建材が
古いんですよね






先程の家より高い金額の
30年の前の家というと


住宅寿命g



こんな感じですが
やはりデザインが古いです




もちろん30年前の
木造住宅で


C値1以下とか
ありえませんから


デザイン以外にも



・性能も良くなるし
・当然全部新品になる
・内装も新しくなるし
・間取りも自由に変えれます






大規模リフォームと比較した場合


住宅寿命h


リノベーションすると
1,500万円位かかりますが




新築だと
建物だけなら
1,500~2,000万円位から可能です



「新築の7割で
リノベーション出来る」って
広告に書いてありますが



7割も出すなら
建て替えしようって
人も多いと思います





住宅ローン減税は
新築でもリフォームでも
10年間の減税ですが



固定資産税の割引は

・リフォームは1年間
・新築は3年間ですし



すまい給付金は
リフォームだと支給すらされません



住宅ローンの金利も
新築の方が優遇されますし



とにかく国も
企業も


「家建てた方がお得だよー」

という状態ですね



長く住みましょうと言いながら
デザインをどんどん変えていくので


当時の普通の家って
どうしても古く見えてしまうし


リフォームも
そこまで安くないし



それなら建て替え
しましょうって感じですね



・リフォームなら500万円
・建て替えなら3,000万円



これくらいの差があれば
リフォームで済ます人も多いですが


日本の住宅は
デザインがコロコロ変わるので


部分リフォームしても
古いままです





・本当に長く住みたいならこのメーカー




もちろん30年前の家でも
全く古く見えない家もあって


住宅寿命h-2


こちらは築33年ですが


家というより
雰囲気はビルに近い
ヘーベルハウスは
そこまで古く見えませんし



住宅寿命i


ヘーベルハウスは
メーカーの方で


自社の中古住宅も
販売しています





他には


住宅寿命j



スウェーデンハウスみたいな
北欧風というより
完璧にヨーロッパの家してますので
古臭くないですね



あちらの家は
全然デザインが変わりませんから



この2つに共通しているのは
そもそも金額高いですし



アフターにかかる
金額も高いんですね


ヘーベルハウスは60年
スウェーデンハウスも50年
無料点検はありますが


「点検は無料で
するよー」って言うだけで


メンテナンス費は
高いです・・・




まあ、この2社の場合は
メーカーも買う方も
60年、70年持たすんだから



「家もメンテナンス代も高くて当然でしょ」って
考えですから



60年間メンテナンス代も入れた金額なら
私の家なら3戸建ちますからね



このタイプのハウスメーカーは
ノーメンテとか言いませんしね・・・


家は定期的に
お金かけてメンテンスするのが
当たり前という考えですし


その辺も欧米と同じですね





じゃあアメリカとか
ヨーロッパは


全部ヘーベルや
スエーデンハウスみたいに
高い家なのかというと


注文住宅は
実際そうなんですね






・何故欧米は寿命が長いのか



アメリカとか
いかに住みやすい気候で
湿度も少なく腐らないからと言っても



日本人の建て替えで
一番多い理由の


「なんとなく古い」って
発想はないのかなぁと
思っていたのですが




日本の住宅産業の方が
優れていると
アメリカに会社を建てた方がいて



canvas




アメリカって本当に
100年間近く
住宅デザインが
ほとんど変わってないんですね



住宅寿命j-2


住宅販売の9割が中古住宅
1割が新築で


さらにその新築の8割が
建売で同じデザイン



残り2割の
注文住宅は


日本でいう
ヘーベル並みの
お金持ち仕様なので


普通の人は
頑張っても建売住宅


その建売の見た目が
中古住宅と同じっていうなら



それは中古住宅が
活発になると思います





実際にアメリカの
新築建売住宅の画像検索すると


住宅寿命k

(Lennar House for saleで検索)



全部が
スウェーデンハウス状態ですね(笑)



本当に数十年間
デザインが変わっていません



一条工務店
元々フィリピンでほぼ作りますから


日本に持っていくのと
アメリカに持っていく違いだけですが





ICHIJO USAになると


住宅寿命L


売りのタイルもなくなり
壁パネルになって





住宅寿命m


アメリカっぽい
普通の家になりますね





向こうは景観の法律も
厳しくて


日本みたいに
家ごとにデザインは違うってのも
ないですから


デザインもずっと
変わらないかもしれませんが




この状態を
日本で例えたら

住宅寿命n


アーネストワンの建売住宅が
8割ある状況って事ですから
見た目はほぼ同じになりますね




しかも長い間
デザインも
変わっていないですから



30年前と今の家の
見た目が同じで


自分で直せる人も多いですから


彼らはBBQとDIYが
生きがいですし(笑)





「本当に日本の住宅寿命が短いのを
どうにかしたいなら
デザインを変更しない事だと思います」



デザインが
100年間変更しませんってなったら



中古市場も賑わいますし
寿命も延びると思います





100年住めるようにと
高温多湿の日本で色々頑張ってはいますけど


こうもデザインが10年単位で
変わるとどうしても
古く見えてしまいますから



「なんとなく色々古いから
建て替える」

という意見になってしまいます




最近は国の方でも
色々と景観規制がたくさん出てきて


住宅寿命o


デザインのルールもあって
統一感を出しています




アメリカなどは
国全体で
こういう状況なので
中古住宅が売れますね




かといって
今の日本で1社だけ

「我が社は100年持たせるので
デザインは変えません」


とかやっても
10年経ったら


古く見えるデザインで
売れないと思いますし・・・












・寿命が短いのもアリだと思いますよ



「日本も100年住めるようにしよう」って
言うメーカーも多いのですが



個人的には
「ならデザイン変えるなよ」
って思いますが



そうしないと売れないという
ジレンマですね・・・




そもそも注文住宅なら
施主がデザインも
決めれる訳ですし・・・




もちろん住みたいのに
家が壊れたでは


洒落にならないので


住もうと思えば
100年住める家の方がいいのですが




どうも

・欧米は素晴らしい
・家が100年持つという話が


美化されすぎていて


特にアメリカなんかは
本来消費大国ですからね



日本みたいに
新しい技術をどんどん出して


デザインもころころ変えれば
絶対に寿命は短くなります



私なんかは
平均年収程度でも


注文住宅が買えるなんて
欧米ではありえませんから
(建売は逆に日本より安いのですが)



日本の30年サイクルというのは



衣食住の住にお金をかけてる
日本の素晴らしさだと思いますし
住宅の愛着も多いと思います



各社が競い合うから


新しいデザインになって
新しい技術が出来るわけですからね





要はアメリカの住宅寿命が長い
というのは


建て替えをしないで
中古住宅市場が多いんですから




当然ながら


売る事を前提に考えて
家を買いますので


間取りはみんな同じ
一般的なもの


高く売れるように
外壁や屋根の修繕も自分でします




日本の場合は売る事を
考えて作りませんから


注文住宅なら
間取りは家ごとに違う


古くなっても
その土地は自分の物ですから


また同じ場所に住むので
建て替える


むしろ
家に愛着があるから
建て替える感じですよね





家族で「間取りどうする?」とか
子供部屋の壁紙1枚だけでも


色々と夫婦で
相談して揉めたりしますが



これだけ家作りに真剣になるのは
アメリカ人にとっては
理解できない行動でしょうね


どうせ売るんだしって考えですから






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2020年05月18日






オシャレな家や
完成して満足する家を目指すなら



やはり外構工事は
大事だと思います


外構工事a


こちらが引越しして
3日後くらいの我が家です



何もしていない状態なので
駐車場も土のままですね



こちらに



ガーデンプラスさんの
施工事例を
得意の雑コラ(笑)で重ねると


外構工事b


めちゃくちゃ
オシャレになりました(笑)



外構工事って
かなり重要ですね・・・




駐車場のみで110万円と
書いてあったので


総額で250万円くらいかなと思いますが
(それでもここの会社は他社より安いです)



だいたい平均すると
全面オシャレにするのは
最低でも200万円は必要で



普通に外構工事に
300万円~400万円ほど
掛ける人が多いですね





・我が家は100万円しか掛けてないですし・・・



我が家の場合は外構に
100万円しか使っていません







最初から外構工事は
する予定は無かったのですが


子供の安全対策など


最低限の工事でも
100万円は必要でした





まずは我が家は線路沿いの土地なので

外構工事d
(土地購入時の画像です)


隣が線路ですから
子供が線路に行かないように
フェンスが必要です



一応JR東海側
フェンスみたいな柵は
あるのですが

外構工事e

柵の意味が無いというか



プロレスのリングインみたいに
簡単に中に入れます・・・



そのため

外構工事f


3面にフェンスを施工して
こちらが約50万円かかりました
(数年後に取り返る予定なので安い奴・・・)



義父が建築業なので
「俺がするよー」と言っていたので



そうすれば
予算もフェンス代だけで
済むのでありがたいですが



「何かあった時に
クレーム等一切言えませんので」




速攻で
業者に依頼しました(笑)





後は駐車場が土のままだと
雨の日は大変ですし


家の周りは泥が
跳ねてしまいますし




防草シート敷かないと
雑草が凄い事になりますから


外構工事g


・防草シート施工

・駐車場は最低限のコンクリート

・周りは砂利敷き

・家の前は子供の遊び場に人工芝


これで50万円かかっているので




最低限の工事だけでも
100万円かかっています・・・


外構工事h

遊び場のフェンスとか
ウッドパネルとかは
DIYですから
金額には入れていませんけど




http://reogress.net/archives/8815921.html



とりあえず
最低限
遊べる場所があって


不便なく生活出来てはいますけど



オシャレ度は
ゼロに近いですね



玄関周りとか
何もしていませんし・・・


実際、外構工事の
完成度はまだ20%位だと思います・・・






・理由が無ければ一緒に外構工事をした方がいいと思います



どうにかして
家を売りたい営業さんだと


例えば総予算が2,000万円で
家の総額と土地代で2,000万円かかるなら



「外構は落ち着いてからでいいですよ」
とか言うと思います


ここで
200万円グレードを落として
残りは外構に回しましょうって
言える営業さんは少ないと思います



もちろん性能を下げては
意味がないですが



必要以上の広さとか
設備をうまく削って
200万円ほど削れる可能性もあります




我が家の場合はローコストですし
そうそう値段を削れる場所は無いですが






元が安い家ですが


総予算が3,000万円
自己資金500万円で
ローンが2,500万円という予定でしたが




何も節約せずに
2,700万円ちょっとの
総額で収まったので



予算は残っていましたが



どうしても外構工事をしない
深い理由があります










・涙無しでは見れない(笑)外構工事をしない深い理由・・・




私が生まれた家は
非常に貧乏で



父親は全く働かずに
ずっと飲んでいましたし・・・


たまに新聞屋で働いたと思ったら
集金を使い込んで
逃げるという


どんでもない人だったので



家も長屋という
まあ貧乏な人が集まる
バラックみたいな場所でした




家の前で撮った
写真があるのですが

外構工事i

戦後すぐの家みたいな画像ですが
昭和54年ですから

1980年の写真です



これが戦後すぐの1950年とかなら
分かりますが



一般的にこの時代だと

築40年


1979年の建物ですが
こういう家が普通にありました






間取りは4.5畳の居間と
6畳の寝室だけで
ここに家族3人で寝ていました


外構工事j

今の家に置き換えると
リビングより狭い場所で
全ての生活をする感じです・・



兄の部屋ってのも
トタンで適当に作ったみたいな
感じですし


長屋ですから
隣家とくっついていて
半分ずつ使うので


騒音というか
普通に会話が聞こえますし


我が家は同級生だったので
普通に会話してました(笑)



近所に覚せい剤の
ガサ入れがあったり


学校から終わって家に帰ると
闇金のオジちゃんが
待っていたりと
なかなか壮絶な家庭環境でした




ちなみに
同じ時期の親戚宅があったので

外構工事k

この家はちょっと
金持ちだったと思いますが・・・



さすがに
バラックみたいな家は
ほとんど無い時代でした





ここに15歳まで住んで
その後は親が離婚して


ここよりはマシですが
ボロい借家に引っ越しました


なので
小中学生で普通の家の
友人を呼ぶのが
嫌でしたし


自分の部屋も庭も無いですから



とにかく子供には
そんな思いはさせたくないので



子供が小学生になって
自分で「こういう庭がいい」って
言えるようになるまでは

外構工事はしないつもりです



外構も流行があるので
家は10年経って
新築感が無くなっても


その時に外構工事すれば
全部新しく見えますし


友人を呼んで恥ずかしくない家には
させたいですね


なので予算は300万円ほど余りましたが


子供が友達を
連れてくるような
年齢までは
工事をする予定がありません





家の中は満足出来ていますし



子供はまだ庭が安っぽいとか
分かっていませんし


妻も納得していますので問題ないですが


予算の都合で
したいけど出来ないってのは
割とストレスが溜まりますし


せっかくの家も満足度が
下がってしまうので


営業さんのいう
「外構工事は落ち着いてからで」
とかは鵜呑みにしないで



ちゃんと予算は
回した方がいいと思います


ギリギリの予算で外構工事無しで
建てたとしたら


住宅ローンは始まるし
税金も増えますし


家の中の家具類なども
結構な出費がありますから


なかなか外にまでは
予算を回せないですから・・・




後は外構工事をしないという事は
「無駄な土地が余っている」
という事なので


キャンa


こういうのも
子供の成長に合わせて
自分で勝手に作れます






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2020年05月15日






前回、前々回と
地震関連の記事を書きました




決して耐震等級3なら大丈夫ではない



・ちゃんとした耐震等級3と

・そうでも無い耐震等級3もある


という事は前回記事に書きましたが




http://reogress.net/archives/24244709.html





今回は
よくハウスメーカーの営業が言う


「熊本地震では耐震等級2の建物は
倒れましたけど」


「耐震等級3なら大丈夫です」という
セールストークの



実際に倒壊した住宅の話です


地震3a


2010年築の
長期優良住宅認定の家が倒壊したので



住宅業界でも
「まさか倒壊するとは・・・」
というショッキングな出来事なので
書籍にもなりました




こちらを読むと



やはり耐震等級や地盤にも
問題がありますが


倒壊した家自身に
問題がある事も分かります







・耐震等級2の家は耐震等級3が取れる?



倒壊した耐震等級2の住宅は
耐震等級は受けてないみたいですが


長期優良住宅の
認定を受けていますので



長期優良住宅の認定基準が
耐震等級は最低2以上なので



耐震等級2の住宅が倒壊したと
言われていますが

地震3b


この建物は
壁量計算上は


耐震等級3が取れる住宅になります



ちなみに1.12倍でも
耐震等級2が取れるというのは




地域係数という
謎の基準があって

地震3c


「地震が少ない所は
0.8とか0.9でいいよ」という
決まりがあります



なので熊本県の場合は


・1.12倍で耐震等級2
・1.35倍で耐震等級3が取得出来ます



壁倍率約1.5倍という事で
壁量計算だけなら


耐震等級3が
取れる住宅になります




実際にこのような
大地震が起きたのですから
地域係数なんていらないと思いますが・・・





・構造用合板は使用していません




こちらの家の
平面図を見ると

地震3d



最近の住宅は
ほとんどがダイライト
ハイベストウッドなどの


構造用合板を使いますが



こちらの住宅は
昔ながらの筋交いのみです



1枚だけ
構造用合板を使っていますが・・・



もちろん筋交いも
ちゃんと施工すれば
全く問題ないと思いますが





1階部分を見ると

・両筋交いが4箇所で
・残り25箇所は片筋交いです


地震3e


壁量計算は
このような壁倍率で計算しますが



方筋交いだと2倍
両筋交いだと4倍になりますので


当然ですが
両筋交いが多い方が
地震に強くなります



最近の家は
ほとんどが
構造用合板を使いますので



我が家の平面図ですが

地震3u


このように
筋交いと合板を併用するのが
最近は多いですね





我が家の1階は


・筋交いは全部で15個で

・外周全部が構造用合板です


後は制震装置が7箇所付いています



地震3g


内側から見ると
このようになっていて



・筋交いがあって
・構造用合板があって
・制震装置があります




・方筋交いの部分は2.0倍

・構造用合板を貼ると2.5倍



という感じで当然ですが
数字が高いほうが耐震性は高くなります



また最大5.0倍までは
併用して数値が上がります



ちなみに
よく使われる
ダイライトとハイベストウッドは
最低が9mmの厚さです
(我が家も9mmです)



構造用合板は
7.5mm以上で2.5倍ですから
9mm厚だと
実際はもう少し性能は良いと思います







・耐震等級には関係ない直下率




次に問題になったのは
直下率です


地震3i


簡単に言うと


1階と2階で壁が
繋がっている方が地震に強いよ
という事です




我が家の平面図を見ると





まず1階がこちら

地震3j


通常1階にLDKがある場合は
壁が少ないですね




特に真ん中に壁が無いですから
階段、フリースペース
冷蔵庫の壁はうまく耐震に使いたいですね




そして2階がこちら

地震3k


2階の方が部屋数が多いので
壁も多いです





1階を黒
2階を赤にして合わしてみると


地震3L


このようになります



リビングとダイニングは
2階のみに壁があるという
箇所が多いですね・・・






ちょっと分かりにくいので
1階と2階で両方とも
壁になっている箇所を
青色で描くと


地震3m


ちょうど半分位でしょうか・・・



倒壊した家は17.8%しか
無かったそうなので
それよりはずっと多いですが



・30%未満は×
・30~50%は△
・50%以上が〇という事です



この辺は
余りに間取りの希望を出すと
下がっていくと思いますが



「これ以上は危険ですよ」って
言える設計士さんじゃないと
危ないですねぇ・・・



2階に関しては部屋数と大きさ位で
後は設計士さんにおまかせしていたので



1階の希望
「一部屋でワンルームにして」という
ほぼ壁がなくなる希望でしたが


その割には
結構うまく設計してくれたんだなぁと
今更ながら関心しましたが



直下率だけ考えたら
我が家はそこまで地震に
強そうではないですね






・地盤の影響はかなり大きい



その他にも
接合金具が弱かったなど



詳細が書かれていますので
是非、興味がある人は
一度読んでもらいたいですが


地震3n



軟弱な地盤で
震度7に2回耐えれる壁量が無かったと
専門家が言っています



地震3o


地盤の弱い地域が
やはり被害も大きく






地震3p


地中10メートル程度まで
かなり弱い地盤になっていますが





しかし、問題なのは・・・


地震3q


地盤調査では良好と
判断されやすいけど


実際は危険な地域なんて


後で言われても
困りますね・・・



熊本県は
地域係数が0.9ですから


大きな地震が起こる確率は低いと
思われていたわけですし



これで地盤調査でも
出てこない問題となると


古地図などを探して
自分の土地が100年前は
どうなっていたかなどを
調べるしかないですね・・・




幸い私が住んでいる場所は
武田信玄さんのおかげで



昔の方がずっと栄えていたので
(今は衰退していますが・・・)


地震3r


私の土地も
天保14年ですから
1843年には既に居住地として
使われているのが分かりますが



この辺は図書館などで
探すしかないです






・修復にいくらかかるか



この倒壊した家は
欠陥住宅という訳では無く




熊本地震は
震度7が2回続けて起きましたが


地震3s

倒壊した耐震等級2の住宅も



1回目の地震では
倒壊する事なく耐えています



幸いにも
この方は倒壊時は家に居なかったので
人的な被害は0だったそうです


地震3t
地震保険に入っていれば
全壊は100%保険が降りますが



実際は1回目の地震で
家はかなりの
ダメージだったわけですが



仮に2回目の地震が無ければ


保険金の支払いは
一部損壊の5%もしくは0です





見た目は無事でも


気密はかなり性能が下がるでしょうし
快適な家とは程遠いかもしれません・・・


昔みたいに
藁葺き屋根で
壊れる前提で建てる訳にもいきませんから



少なくとも
耐震等級3という名前だけで
安心せずに



地盤、壁量、バランスなど
自分で調べられる事は
調べてから建てた方がいいですね





かなり分かりやすく
この書籍は書かれてますから


今から建てる人には