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新築のローコスト建売住宅へ内覧、見学する際の大事なチェックポイント(1)外壁、基礎、庭編
前回記事で 建売住宅を購入したいという 友人が
友人が建売住宅を買う事になり、断熱とか気密とか耐久性とかより大事な物が分かった
工務店の人や 住宅系のYoutuberなんかは G2以下の住宅なんて寒すぎて暮らせないから家じゃない構造計算をしてない耐震3は偽物なので地震で壊れる こういう馬鹿な事を 言…
家の事は分からないから
一緒に見に来て
という事で
建物を確認する前の
家までの道路状況や
道幅などは
あらかじめ確認してもらって
内覧までに
「一回
行ってみたけど問題ない」って事で
今回は建売業者さんに予約して
担当の方と一緒に
内覧に来ました
色々と新築建売住宅を 見て来たので これから内見という方は 重要なチェックポイントをまとめたので 参考にして下さい 今回の記事は アイダ設計、飯田産業や 地域のローコスト工務店などの 安い建売住宅のチェックポイントなので 積水ハウスや大和ハウスなどの 高い建売住宅とは 色々と違うと思います・・・ また今回の内見時間は 先方の営業さんの都合もあって 1時間だけでしたので 本来なら2~3時間は見た方が 色々と分かると思いますが 限られた時間でチェックする 重要ポイントをまとめてあります
目次
・まずは外壁のチェック
いきなり建物内に 入りたい人も多いかと思いますが 見る時間としては 中が8割、外が2割で 見学時間が1時間だとしたら 10分は外回りで使います 今回購入予定の友人は 女性なので家には詳しくなくて 外壁を見ても それがサイディングなのかタイルなのか 分かっていませんが まあ、ローコストの建売なら ほぼ100%サイディングだし 我が家ももちろん サイディングです それでですね これは過去記事ですが
土地、建物の総額1,800万円台のローコスト格安建売住宅を見学しました。設備や断熱性能、耐久性は大丈夫?
ここ数年は 建売住宅も性能が上がっていたのですが その分金額も値上がりしていて 特にここ最近は木材、コンクリート その他住宅建材が凄い値上がりしたので 5年前だと …
今回の建売よりかなり安い格安の
建売住宅を見に行った記事なんですけど
サイディングというのは
厚さが14ミリまでなら
釘で打ち付けるので
こういった
釘穴が将来広がって
水が入る可能性があるから
チェックも大事なのですが
厚みが15ミリ以上だと
金具止め工法になって
このように専用金具に ハメ込んでいくので 釘穴からの水漏れなどの 心配が少なくなります 出来ればローコスト建売住宅だって 厚みが15ミリ以上あれば こちらの方が劣化が少なくてオススメですし 凸凹が厚ければ 見た目も良くなります 今回見た住宅は
釘打ちの跡がないので
金具止め工法です
営業さんに聞いたら
厚さは16ミリだそうですが
2年前までは14ミリで釘打ちだったそうで
今は時期が良かったですね
もちろん厚みがあるほど
値段も上がりますから
未だに14ミリの場合もありますので
ここは要チェックポイントですし
15ミリ以上のサイディングを
工法を間違えて
全部釘打ちしている場合もあるので
確認が必要です
・次に基礎やシール処理をチェック
次に外壁の下
基礎のチェックです
この部分ですね ここにクラックと言って ひび割れがないかどうか 確認します クラックがある例はこちら
このような ヒビ割れがあるか確認します クラックも 幅が0.3ミリ以下は ヘアクラックと言って さほど問題もないし 保証も効かないと思いますが 数年してコンクリートが 収縮した原因ならともかく 新築時にあるのは施工不良の可能性が高いので 補修してもらいましょう 今回の建売住宅は 基礎が見えていますし ほとんどの建売住宅がそうだと思いますが こちらは我が家ですけど
基礎部分がコンクリートじゃなくて
モルタルになっています
これは化粧モルタルと言って
文字通り「化粧」が主な目的なので
家の強度的には変わりませんから
どちらでも大丈夫です
化粧モルタルしちゃうと
基礎のクラックが見えなくなる
デメリットがありますので
建売だと一長一短ですが
注文なら化粧する前に
基礎を確認すればいいので
問題ないです
後はシーリングと言って
サイディングや
窓、換気扇は
目地材を使っていますから
こちらの仕上がりを チェックします 隙間も無く 雑でも無ければ大丈夫です サッシや庇の上など 下から見えない部分は 2階のベランダや窓から確認します
・通気工法の確認ポイント
今の家がローコストでも
50年以上平気で長持ちするようになったのは
通気工法が確立されたからです
簡単に言うと
室内を湿気を外に逃がすので
このように外壁材の裏側は
隙間が出来ます
注文住宅でしたら
サイディングの裏側
ここの処理は非常に大事で 透湿防水シートや 通気胴縁の施工も確認しますが 建売住宅だと既に 中身は見れません それで建売住宅で 確認するのは 外壁と水切りとの隙間です
ここが10ミリ~15ミリは無いと
ダメなので確認します
ちなみに掃除して取れる汚れや
小さい傷、接着剤跡などは
引渡し前に美装屋さんが入るので
大丈夫ですが
既に購入するって気持ちなら
引渡し前に直してもらいたい場所があったら
全部写真などを撮っておきましょう
・外構はどこまで業者がするのか確認
注文住宅と違って
建売の場合は
外構工事も全部する場合もあれば
駐車場部分のみで
残りは放置する場合もあり
また放置でも
色々とあって
これは他の建売ですが
この状態で
引渡しという事ですが
駐車場2面のみは
外構をしていて
残りはマルチシートを
敷いているだけです
マルチを敷くって事は
転圧もせずに
何もしていない可能性が高いです
何もしていない部分でも
砕石敷いて転圧といって
このような処理が出来れいば DIYで人工芝敷くのも簡単だし なんならコンクリート舗装も可能ですし そのままにしていても大丈夫です 何もしてないと 雑草の伸びも早いし 雨で土が流れてしまいます 写真やイメージ図だと 庭も全部完成されていたりしますが だいたい建売の説明には 「図面と現地で異なる場合は 現地を優先します」と 案内があるので注意しましょう 今回の建売も
駐車場部分は コンクリート舗装でしたが それ以外は柔らかい土の 状態でした 駐車場の外構工事で出た 残土をそのままこちらに 移動したので余計に柔らかいのですが これは営業さんに確認したら 「転圧して引渡しします」 という話しになったので 確認して文書なりで 残した方がいいと思います 家を買うというのは 家具、家電、引っ越し費用だけでも 家のお金以外に多額の費用がかかるので ハウスメーカーに して頂ける部分は お願いした方がいいです 後、この建物は 隣家と2棟で売り出しているので
フェンスと境界のブロックは
どちらの物なのか
確認しておきましょう
今回は確認したら
隣家の物だったので
仮に台風などで壊れた場合に
修復義務などは隣家ですが
まあ半分負担しますみたいな話しも
よく聞きます
・雨への対策がある家は長持ちする
理想を言えば
瓦の屋根で軒は長く
雨対策がバッチリな家ですが
ローコストの建売なので
値段との兼ね合いで
色々と妥協する部分もあるのですが
こちらは
アイダ設計の建売
理想を言えば もう少し軒の出が欲しいですが まあ標準だし なによりも 屋根材が耐久性の高い瓦です 1階の引き違いはシャッターがあって 他の窓は半外で水切りがありますね こちらはさらに安い 工務店の建売
先程の家よりも
軒が短くて
シャッターも無いし
水切りもないですね
雨が降った場合を
イメージして
どれだけ外壁に雨が
付くかどうかで
耐久性が変わるので
もちろん好みのデザインも
大事ですが
雨対策をイメージして
外観を見るのも大事です
・デザインや傷は女性、他は男性がチェック
今回は外回りの
外壁、基礎、庭のチェックでしたが
普通ですね
一緒に来る営業マンさんは
屋外のアピールとしては
ここは駐車場が3台分あって
既に外構も出来ていて
門柱も建っていて
日当たりも良く・・・
なんて話しをします
もちろん今回書いた
ポイント以外だって
住む人が
車でストレス無く
買う予定の家まで着けるとか
日射に関しては
日当たりの良い家、冬の日射取得を考えると南側の隣家距離は最低10メートル以上は必要
初夏~夏に土地を見に行って「日当たりも大丈夫ですよー」なんて言われて 冬に日が入らなかったとか悲しいですね・・・パッシブハウスとか日射取得値などを計算してくれ…
季節と時間でも違いますから
ちゃんと調べるには
色々とシミュレーションも必要ですが
土地に関しては
住む人のインスピレーションが
一番大事なので
おまかせして
・デザインや色なども
全部女性におまかせして
・男性が
今回言ったチェックポイントを
確認した方がいいです
次回は建物内部の
チェックポイントを
書きますが
扉の傷を探すなんてのは
女性の方が得意だし
限られた時間しかないので
夫婦などで見るなら
あらかじめチェックポイントを
書き出して二人で分担して
チェックするのがオススメです
内覧のチェックポイント
その2は建物の中へ入ります
ローコスト建売住宅へ内覧、見学する際の「性能と施工」で大事なチェックポイント(2)建物内部編
前回に引き続いて今回も新築のローコスト建売住宅へ内見行く際の大事なチェックポイント前回記事は 外壁、基礎などの建物の外でしたが今回は建物の中に入ります住宅性能…
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