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新築のローコスト建売住宅へ内覧、見学する際の大事なチェックポイント(1)外壁、基礎、庭編
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友人が建売住宅を買う事になり、断熱とか気密とか耐久性とかより大事な物が分かった
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家の事は分からないから
一緒に見に来て
という事で
建物を確認する前の
家までの道路状況や
道幅などは
あらかじめ確認してもらって
内覧までに
「一回
行ってみたけど問題ない」って事で
今回は建売業者さんに予約して
担当の方と一緒に
内覧に来ました
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見a.jpg)
色々と新築建売住宅を 見て来たので これから内見という方は 重要なチェックポイントをまとめたので 参考にして下さい 今回の記事は アイダ設計、飯田産業や 地域のローコスト工務店などの 安い建売住宅のチェックポイントなので 積水ハウスや大和ハウスなどの 高い建売住宅とは 色々と違うと思います・・・ また今回の内見時間は 先方の営業さんの都合もあって 1時間だけでしたので 本来なら2~3時間は見た方が 色々と分かると思いますが 限られた時間でチェックする 重要ポイントをまとめてあります
目次
・まずは外壁のチェック
いきなり建物内に 入りたい人も多いかと思いますが 見る時間としては 中が8割、外が2割で 見学時間が1時間だとしたら 10分は外回りで使います 今回購入予定の友人は 女性なので家には詳しくなくて 外壁を見ても それがサイディングなのかタイルなのか 分かっていませんが まあ、ローコストの建売なら ほぼ100%サイディングだし 我が家ももちろん サイディングです それでですね これは過去記事ですが
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土地、建物の総額1,800万円台のローコスト格安建売住宅を見学しました。設備や断熱性能、耐久性は大丈夫?
ここ数年は 建売住宅も性能が上がっていたのですが その分金額も値上がりしていて 特にここ最近は木材、コンクリート その他住宅建材が凄い値上がりしたので 5年前だと …
今回の建売よりかなり安い格安の
建売住宅を見に行った記事なんですけど
サイディングというのは
厚さが14ミリまでなら
釘で打ち付けるので
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見b.jpg)
こういった
釘穴が将来広がって
水が入る可能性があるから
チェックも大事なのですが
厚みが15ミリ以上だと
金具止め工法になって
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見b2.jpg)
このように専用金具に ハメ込んでいくので 釘穴からの水漏れなどの 心配が少なくなります 出来ればローコスト建売住宅だって 厚みが15ミリ以上あれば こちらの方が劣化が少なくてオススメですし 凸凹が厚ければ 見た目も良くなります 今回見た住宅は
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見b3.jpg)
釘打ちの跡がないので
金具止め工法です
営業さんに聞いたら
厚さは16ミリだそうですが
2年前までは14ミリで釘打ちだったそうで
今は時期が良かったですね
もちろん厚みがあるほど
値段も上がりますから
未だに14ミリの場合もありますので
ここは要チェックポイントですし
15ミリ以上のサイディングを
工法を間違えて
全部釘打ちしている場合もあるので
確認が必要です
・次に基礎やシール処理をチェック
次に外壁の下
基礎のチェックです
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見c.jpg)
この部分ですね ここにクラックと言って ひび割れがないかどうか 確認します クラックがある例はこちら
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見c2.jpg)
このような ヒビ割れがあるか確認します クラックも 幅が0.3ミリ以下は ヘアクラックと言って さほど問題もないし 保証も効かないと思いますが 数年してコンクリートが 収縮した原因ならともかく 新築時にあるのは施工不良の可能性が高いので 補修してもらいましょう 今回の建売住宅は 基礎が見えていますし ほとんどの建売住宅がそうだと思いますが こちらは我が家ですけど
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見c3.jpg)
基礎部分がコンクリートじゃなくて
モルタルになっています
これは化粧モルタルと言って
文字通り「化粧」が主な目的なので
家の強度的には変わりませんから
どちらでも大丈夫です
化粧モルタルしちゃうと
基礎のクラックが見えなくなる
デメリットがありますので
建売だと一長一短ですが
注文なら化粧する前に
基礎を確認すればいいので
問題ないです
後はシーリングと言って
サイディングや
窓、換気扇は
目地材を使っていますから
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こちらの仕上がりを チェックします 隙間も無く 雑でも無ければ大丈夫です サッシや庇の上など 下から見えない部分は 2階のベランダや窓から確認します
・通気工法の確認ポイント
今の家がローコストでも
50年以上平気で長持ちするようになったのは
通気工法が確立されたからです
簡単に言うと
室内を湿気を外に逃がすので
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見e.jpg)
このように外壁材の裏側は
隙間が出来ます
注文住宅でしたら
サイディングの裏側
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見e2.jpg)
ここの処理は非常に大事で 透湿防水シートや 通気胴縁の施工も確認しますが 建売住宅だと既に 中身は見れません それで建売住宅で 確認するのは 外壁と水切りとの隙間です
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見e3.jpg)
ここが10ミリ~15ミリは無いと
ダメなので確認します
ちなみに掃除して取れる汚れや
小さい傷、接着剤跡などは
引渡し前に美装屋さんが入るので
大丈夫ですが
既に購入するって気持ちなら
引渡し前に直してもらいたい場所があったら
全部写真などを撮っておきましょう
・外構はどこまで業者がするのか確認
注文住宅と違って
建売の場合は
外構工事も全部する場合もあれば
駐車場部分のみで
残りは放置する場合もあり
また放置でも
色々とあって
これは他の建売ですが
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見f.jpg)
この状態で
引渡しという事ですが
駐車場2面のみは
外構をしていて
残りはマルチシートを
敷いているだけです
マルチを敷くって事は
転圧もせずに
何もしていない可能性が高いです
何もしていない部分でも
砕石敷いて転圧といって
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このような処理が出来れいば DIYで人工芝敷くのも簡単だし なんならコンクリート舗装も可能ですし そのままにしていても大丈夫です 何もしてないと 雑草の伸びも早いし 雨で土が流れてしまいます 写真やイメージ図だと 庭も全部完成されていたりしますが だいたい建売の説明には 「図面と現地で異なる場合は 現地を優先します」と 案内があるので注意しましょう 今回の建売も
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見f3.jpg)
駐車場部分は コンクリート舗装でしたが それ以外は柔らかい土の 状態でした 駐車場の外構工事で出た 残土をそのままこちらに 移動したので余計に柔らかいのですが これは営業さんに確認したら 「転圧して引渡しします」 という話しになったので 確認して文書なりで 残した方がいいと思います 家を買うというのは 家具、家電、引っ越し費用だけでも 家のお金以外に多額の費用がかかるので ハウスメーカーに して頂ける部分は お願いした方がいいです 後、この建物は 隣家と2棟で売り出しているので
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/03/新築建売内見f4.jpg)
フェンスと境界のブロックは
どちらの物なのか
確認しておきましょう
今回は確認したら
隣家の物だったので
仮に台風などで壊れた場合に
修復義務などは隣家ですが
まあ半分負担しますみたいな話しも
よく聞きます
・雨への対策がある家は長持ちする
理想を言えば
瓦の屋根で軒は長く
雨対策がバッチリな家ですが
ローコストの建売なので
値段との兼ね合いで
色々と妥協する部分もあるのですが
こちらは
アイダ設計の建売
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/04/新築建売内見g.jpg)
理想を言えば もう少し軒の出が欲しいですが まあ標準だし なによりも 屋根材が耐久性の高い瓦です 1階の引き違いはシャッターがあって 他の窓は半外で水切りがありますね こちらはさらに安い 工務店の建売
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/04/新築建売内見g2.jpg)
先程の家よりも
軒が短くて
シャッターも無いし
水切りもないですね
雨が降った場合を
イメージして
どれだけ外壁に雨が
付くかどうかで
耐久性が変わるので
もちろん好みのデザインも
大事ですが
雨対策をイメージして
外観を見るのも大事です
・デザインや傷は女性、他は男性がチェック
今回は外回りの
外壁、基礎、庭のチェックでしたが
普通ですね
一緒に来る営業マンさんは
屋外のアピールとしては
![](https://reogress.net/wp-content/uploads/2024/01/バリアフリー1-150x150.jpg)
ここは駐車場が3台分あって
既に外構も出来ていて
門柱も建っていて
日当たりも良く・・・
なんて話しをします
もちろん今回書いた
ポイント以外だって
住む人が
車でストレス無く
買う予定の家まで着けるとか
日射に関しては
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日当たりの良い家、冬の日射取得を考えると南側の隣家距離は最低10メートル以上は必要
初夏~夏に土地を見に行って「日当たりも大丈夫ですよー」なんて言われて 冬に日が入らなかったとか悲しいですね・・・パッシブハウスとか日射取得値などを計算してくれ…
季節と時間でも違いますから
ちゃんと調べるには
色々とシミュレーションも必要ですが
土地に関しては
住む人のインスピレーションが
一番大事なので
おまかせして
・デザインや色なども
全部女性におまかせして
・男性が
今回言ったチェックポイントを
確認した方がいいです
次回は建物内部の
チェックポイントを
書きますが
扉の傷を探すなんてのは
女性の方が得意だし
限られた時間しかないので
夫婦などで見るなら
あらかじめチェックポイントを
書き出して二人で分担して
チェックするのがオススメです
内覧のチェックポイント
その2は建物の中へ入ります
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