吹き付け断熱
2021年03月29日

建物を解体した場合に
処分場に運搬して
ビルなどでは
昔からある工法なので
そういう建物も解体します

しかし吹き付け断熱は
・グラスウールだろうと
・吹き付け断熱だろうと
どちらも簡単に壊れますから
木製品の業者へ買い取られます
・木屑の処分料の差は
木屑の方が
処分料が安いのですが
うちの会社だと
キロあたり10円違うので

・解体費用が高くなるパターン
うちの会社は
処理場じゃないとありませんし
・瓦やガラスなどは別の処理場へと

・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「木材は再利用するからエコ」って
言う人も多いですけど
グラスウールは埋め立てですから
再利用=エコって観点なら
吹き付け断熱の方が
グラスウールよりエコです
2021年03月19日
今回
吹き付け業者さんから
アクアフォームの
切れっぱしを頂きました(笑)
こんなもの欲しがる人も
少ないと思いますが
せっかくなので
世間で言われている
吹き付け断熱の疑問や性能が
本当に正しいかどうか色々と実験してみます
・なかなか見れないアクアフォームの中身の紹介
通常、施主さんが
吹き付け断熱を見るのは
この状態なので
触ってみると分かりますが
結構表面は硬いんですね
発泡スチロールみたいと紹介されますが
実際に中身を見ると
表面とは違い
中身はもっと「ふわふわ」って感じです
例えるなら
発泡スチロールよりも
コットンパフみたいな感触ですね
少しくらいなら
押しても戻ってきます
せっかく頂いたので
色々と実験をしてみます
ちなみに
缶のアクアフォームもありますが
缶のは微妙に成分が違います
今回のは吹き付け業者さんから
頂いた物なので
家で使うのと全く同じ成分です
・まずは追随性について
他のブログ記事で
割と間違っていると思うのが
「アクアフォームで硬質で硬く
アイシネンは軟質で柔らかい」って奴でしょうか
アクアフォームは硬質で
アイシネンは軟質で
・アクアフォーム=発泡スチロール
・アイシネン=スポンジ
という記事もありますが
ブログの中には
全く物を見ないで
想像で書いている人も多いので
「アイシネンはスポンジみたいに柔らかく
アクアフォームは発泡スチロールみたいに硬い」と
思われている人が多いのですが
こちらはアイシネン
引用 : http://www.tukuruhouse.biz/blog/index.php?page=2&id=37
押したら当然ですが
跡が付きます
だいたい、本当に
スポンジ並みに柔らかければ
空気を簡単に通しすぎるわけで
断熱性能が無くなります・・・
一方アクアフォームも
そこまで硬くなくて
少しなら
押しても戻る程度の柔らかさと
追随性はありますね
過去に
吹き付け断熱業者に
「地震の時大丈夫なの?」って聞いた疑問
https://reogress.net/archives/18519840.html
この時に業者さんは
「隙間なく吹き付けるんだから大丈夫だよ」と
言っていましたが
この動画を見ると意味が分かりますね
そうは言っても
これだけ「グシャ」って押すと
当然元には戻らないのですが
ある程度は戻りますね
まあこれだけ断熱材がグシャっとなる
地震なら
断熱材だけじゃなくて
家全部にダメージが出ると思いますけど
・耐震実験をしたら思わぬメリットも発見しました
次に用意したのがこちら
セリアのソフトレザーケースに
アクアフォームを入れて
地震の揺れをシミュレーションをします
実は家に近い状態・・・
木材の商品を最初に買ったのですが
100均のなんて木材も弱いだろうと思い
これにアクアフォームを入れれば
耐震実験って
これくらい木材を揺らすのですが
木製ケースは全然動きませんでした(笑)
という事で
柔らかいフェイクレザーのケースを買って
このケースに詰めます
この状態では接着しないので
ボンドを使いましたが
本来、業者さんが
「服に付いたアクアフォームが
全然取れない」という位に
自己接着力は強い商品です
と言うわけで
地震が来たみたいに
ケースを変形させてみましたが
何も入ってない状態だと簡単に
「グニャ」っと変形する素材ですが
アクアフォームが入っていると
なかなか変形しません
なので断熱材を入れるだけでも
耐震性が上がる事が分かりますね
もちろん、耐震性は
断熱材じゃなくて他で考える事なのですが
スタイロフォームなんか
触っても硬いですから
これだけでも
ちょっとは耐震性が上がるような気がします
そして押したのを
元に戻すと
「お、結構元に戻る」
思った以上に元に戻りますね
並べてみると
左の画像のように潰しても
右のように戻ります
触った感じ
袋に入っていない
グラスウールのが元に戻る力は強いですけど
吹き付け断熱も
思った以上に元に戻りました
接着力も強力ですし
ちょっとした地震なら
隙間の問題は大丈夫っぽいですね
・グラスウールでも何でもいいのですが・・・
私が吹き付け断熱をオススメしてるのは
まずは
「ローコスト住宅では絶対にオススメ」という
大前提があって
・施工が簡単でミスが起きにくい
・その割に気密が取れる
という理由ですが
グラスウールだって
他の断熱材だって
性能自体は
それほど変わるものではありませんから
高気密高断熱が得意って
工務店さんが
グラスウールを使うなら
それで性能には問題ないですから
グラスウールでも大丈夫です
この辺が
ローコストメーカーの大工さんは
何しろグラスウールの施工は難しいですし
袋入りしか使った事ないって大工さんも多いですし
ローコストでは
オススメしてない理由です
何度も言いますが
性能自体に問題があるなんて事はありませんから
・施工に自信があって
・その施工が正しいかどうか分かるなら
何の問題もないですし
中には
グラスウールは性能が悪いとか
吹き付け断熱はすぐ縮んでスカスカになるとか
とんでもない間違い記事も多いですけど
断熱材に悩んだら
自分でこんな記事書いといてアレですが
個人のブログなんか見るより
各商品の公式サイト見た方がいいですね(笑)
だいたい、商品に欠陥があるような製品なら
今のご時世
国に認められません・・・
ただ、袋入りグラスウールで
気密テープも貼らずに
「高気密はやはり無理だろう」って
思いますけどね
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2019年09月23日




吹き付ける現場あるのかなぁ」と思いますが
使わない方がいいです


これに外側の合板が貼られてない状態を

協会があるのですが
こちらでは防水シートに吹き付けないで
そこに施工して下さいと言ってます
取れなくなるからですが


ここが無いと湿気が逃げれませんから


契約前でもパンフだけで分かる場合もありますし
施工内容は必ず確認してから契約期間すると思いますが


2019年07月12日


追随性があるとは
公式にもデータが無く







さらに1.5以下になると
逆流してしまいます

可能性が出て来ます




高気密が超得意の
測っているいるデータがあるんですね


パッキンやコーキングの劣化なので

ゴムパッキンの交換や
またC値は上がると思いますし


10年経ったら平気そうですし

何年経っても
欠陥でも無ければ
建てて数年で一気に
気密が悪化する事はないですが
木材の収縮は防ぎようがないですから
やはり10年後をめどに
パッキンやコーキングなど
気密に関係するメンテナンスも
行ったほうがいいですね
2019年05月06日
過去の断熱材についての記事で


一番使用率が高い
大工さんもたくさんいますが

そして見習い、研修といった
システムが出来てない会社も多いので
正解が分からないまま
施工している方がいるのも事実です・・・

隙間があってはいけません


施工と言われています・・・



先日まで違う工務店だった方が




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2019年04月01日
アクアフォームに限らず
吹き付け断熱は

100倍で発泡しますから
木材よりも厚い部分が出てしまって
当然ですが切り取らないと
なりませんが
その部分がゴミになります

20,000円の処分費になります
施工するわけではなくて

このように


今度来た方も
他県でかなり長くしてたみたいなので
少なくとも山梨県のアクアフォーム施工は
経験が長い方が多いので
大丈夫っぽいですね

もちろん
私の会社以外に捨ててる方は
分かりませんが・・・

リフォームコーナーでの実演でした

代理店の方に聞いても

接着力が強いほうが
断熱材としては安心です
支払いになります


もちろんかかる経費以上の
収入があるので
普通なら問題ありませんが




木材とピッタリなサイズにすると
天井部分は定規で測れませんので
目視しかありませんが
望遠鏡などがあると便利かと思います
私の場合は

FLIR ONEというスマホが
サーモグラフィーになるアイテムを持っているので
望遠鏡は持っていきませんでした


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2018年10月19日
過去に何度か
吹き付け断熱を
選んだ記事を書きましたが
グラスウールは
見た目で損してる気がするのですが












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2018年08月07日
当たり前の時代ですが
高気密、高断熱か分かりません

長期優良住宅を取るには
建築基準法で定められてるので
義務はありませんので

※追記
断熱性等級の義務化が
国交省の法案で見送りになりました
なので、何も調べなくても
最低基準は超えてるという事はなくなりますので
注意が必要です




なんていうメーカーは

我が社は2020年の
基準を超えてますと
大々的に言うメーカーもありますが
それが普通だったりしますので

私が申込みした時には
10年間金利が0.3%下がりました

冬は氷点下7~8度まで下がる

温度的には厳しい地域ですが
「高性能だなぁ」と
快適に過ごしています

数値が低いほど性能がいいのですが
いい数字ではないです

樹脂複合窓でも3.5の数値なので




止めた方がいいですし
施工不良があったら
寒い家になってしまうので