アクアフォーム

2021年07月26日






断熱材によっては
防湿層ってのは省略出来るのですが



この問題


「要らない」
って人と

「要る」って人が分かれていて


どちらも
一長一短な部分もあるのですが




私は
アクアフォームには
要らないと思ってますし



地域によっては
間違いなく無い方がいい場合もありますから



我が家は防湿層を入れていませんが



要らない理由と
メリットとデメリットを
なるべく分かりやすく説明します





ちなみに
前回記事の






吹き付け断熱と
グラスウールの耐水実験も
見て頂くと
さらに分かりやすいと思います






・要らない理由① そもそも湿気をそこまで通さない



本題の
夏型結露の問題は理由②に書きますが
大前提として


アクアフォームは
防湿層が要らない断熱材です



グラスウールなどの
防湿層が必要な
断熱材は
要らないという選択肢はありません



断熱材には
透湿率があって



素材によって
湿気を通しやすい断熱材
通しにくい断熱材があります




防湿層a


グラスウールとロックウール
セルロースファイバーは
めちゃくちゃ湿気を通しますね



アクアフォームは
硬質ウレタン3種ですから



スタイロフォームや
アクアフォームNEOに比べたら
湿気を通しやすいですが


防湿層b


それでもグラスウールの
5分の1程度ですね






それを室内側と室外側で
計算して透湿抵抗比を出して


防湿層c



断熱等級の地域も含めて
色々な計算をしますが




簡単に言うと


「まあ結露はこの断熱材なら
防湿層無くても問題ないんじゃない?」って
場合は省略してもいいよって決まっています



もちろん省略できると言っても
全然湿気を通さないわけじゃないんですが




前回記事の浸水実験ですね


防湿層d


こちらで水を掛けた時の
重さを測りましたが




吹き付け断熱は
グラスウールほど
水分を吸いません




そして
もうひとつ


防湿層e


これだけ水に浸しても
アクアフォームは
変形しませんが


グラスウールは
すぐにペチャっとなってしまいます



これは
透湿抵抗が高い物は
水を含みにくいですから


当然変形もしないのですが



まず


「省略してもいい断熱材は
湿気は多少は通すけど
簡単にはダメにならない」ってのを
覚えて頂いて



その②にいきます



そもそも省略して
ダメな物でしたら
省略出来ません・・・






・要らない理由②逆に夏型結露の原因になる 



最近問題になってる
夏型結露ですね







そもそも防湿層ってのは
家の湿気が
壁から断熱材に伝わるのを防ぐ物ですね


防湿層f


普通は赤い〇の位置に
防湿シートを施工します





一般的に
内部結露と言ったら冬ですが



室内側から見ると
断熱材の手前に
防湿シートがあるので



家の湿気が壁から排出されにくいので
内部結露しにくいという物です



真冬でも
24時間暖房していれば





朝方なんかは

・室内は24℃

・外は0℃なんて時もあります




まあ防湿層の位置は
ボードよりも奥ですから
そこまでの温度差は無いですが


ここに防湿層が無いと
家の湿気が排出されますから


グラスウールは
湿気に弱いのでベチャベチャになるので
防湿層は絶対に必要ですし



そもそも
グラスウールの場合は
防湿層は省略出来ません




・・・・・
・・・・
・・・
・・


防湿層を省略出来る
透湿抵抗値が高い断熱材でも


あった方が
壁から排出される湿気は
減るわけですから


冬だけ考えたら
あった方がいいのですが





結露なんて
夏でも冬でも温度差があれば起きますから


防湿層g



例えば
私の住んでいる甲府市だと
夏は外気40℃
室内はエアコンで24℃って事もありますし



外壁が太陽光に晒されれば
もっと温度差は出ますから
冬並みの温度差になります




しかも日本の夏は


防湿層i


超多湿ですからね・・・




温度、湿度は
高い方から低い方
低い方から高い方と移動しますから




先程の画像をもう一度見ると

防湿層f



夏は室内、室外の温度差が逆転しますが



冬と違って
防湿層の所で
湿気が止まっちゃいますね



ここは断熱材ですから
ここで長時間結露は
ちょっとよろしくないです・・・



でも、ここに防湿層が無ければ
室内に多少は入ってきますから


断熱材部分で長時間
湿気が滞在する事を防げます




もちろん冬場は
あった方がいいですけど



室内→石膏ボード→断熱材を通して
最後の合板と透湿防水シートまで
抜けるようにしたいので



https://reogress.net/archives/21588832.html



構造用合板も
湿気を通しやすい物と
セットで考えないとダメですね




防湿層h


昔の家は
よく合板が腐ってるなんてのもありますが



通気工法の通気層まで
ちゃんと湿気が通るように
した方がいいですね



透湿防水シートは
今はほぼタイベックですから
ちゃんと施工してあれば
心配する事はないですが


せっかく
湿気に強い吹き付け断熱を
使っているなら



冬は通気層に湿気を逃がして
夏は室内側にまで逃がして


断熱材に水分を
留まる事を防ぐには
防湿層は要りません



冬だけの事を考えたら
アクアフォームでも
防湿層があった方がいいんですけど



特に袋入り
グラスウールは
ちょっとした水分で
潰れちゃいますから



夏、冬問わず
完璧な防湿対策が必要になってきます







・要らない理由③ 施工精度で逆に問題になる



そもそも防湿シートが
あっても無くても
湿気に強い断熱材であれば
問題ないのですが



特に吹き付け断熱なら
何もしなくても気密が取れますし


防湿気密シートを貼れば
さらに気密が上がる可能性もありますが



ここで問題になるのが
防湿層の施工です



そもそも私が
グラスウール否定派なのは





正しい施工が出来ない問題です



袋入りグラスウールを完璧に
施工出来る業者なんて


北海道、東北を除けば
本当に少ないです




どこでも
オプション費用を払えば
防湿層は付けてくれると思いますが



例えば畳1畳分の石膏ボードに
針で穴を開けると
湿気はそこに集中します



針1つ分も隙間が無ければいいですが




温暖地の慣れてない業者が
まして標準が吹き付け断熱なら


ほとんどの家は
防湿シートを貼りませんから


オプションでシートを貼って
完璧に施工出来る
確率ってかなり低いと思います



何もしなくても問題が無い物を
あえて問題を起こす必要もないので
我が家は何もしていません






・地域で考えは違うのでよく考えて



「じゃあアクアフォームなら
防湿シート要らないね」って訳でも無く



例えば北海道、東北なら
夏型結露が起きるような
温度じゃない場所が多いですから


そうなると
防湿シートのメリットもあると思います



なにより寒い地域は
業者も慣れていますし



私が東北、北海道の人間なら
間違いなく付けてますね



・・・・・
・・・・
・・・
・・



結局、結露ってのは
夏、冬関係なく
温度差で発生しますから



簡単に結露が起きないようにするには
外と室内を同じ気温にすれば
結露は起きません




昔の人は
良く家に帰ると
窓開けてましたけど



こうすると
家と外の温度、湿度差が
すぐ同じになるので


結露部分も乾きますからね



一番良くないのは
完璧に計算、施工がされてない家での
24時間エアコンですかね


下手すると乾く暇がありません・・・




だいたい
「夏型結露って大丈夫ですか?」って
質問した際に



色々と答えられるような業者なら
問題ないと思いますし


高性能な住宅なら
冬は完璧に防湿層が防いで



夏は外張りの二重断熱で
外側に透湿抵抗のある
EPS系の断熱ボード使ってたりしますから


24時間エアコン使っても
問題ないと思いますが



ローコスト住宅で
そこまでしている所は少ないので



少なくとも
関東以南なら


吹き付け断熱の場合は
防湿層は無い方が
将来のメリットは高いかなと思います


完璧な施工が出来るなら
冬場はメリットがあるし



夏はまぁ・・・
そこまで暑くならない地域なら
無いよりは
あった方がいいかなぁって程度です



そもそも私の住んでいる甲府市なら
40℃超えますから


ちょっとでも
夏型結露の心配をする業者さんなら
わざと防湿層付けないんじゃないでしょうか






ちなみに
前回実験でも使った
アクアフォームNEOは


さらに透湿抵抗値が高いので
予算に余裕があるなら
やはりこちらに変更ですね



高断熱化出来て
結露にも強いですから



残念ながら
私が建てた時には
まだアクアフォームNEOは無かったんですけど



あったら50万円程度の増額なら
そちらにしてましたね



窓を変えるよりも
家の長持ち度的に
メリットがかなり大きいと思います










・どちらにしても心配しすぎな面も・・・



一応、このような考えもありますよって
話をしましたけど


解体屋として昔の家の中身を
かなり見る立場からすると



「そこまで心配なくても
大丈夫じゃない?」ってのは思います



もちろん地域差もありますから


ガチな寒い地域の方が
冬の結露多いと思いますが



温暖な地域で
通気工法がちゃんと出来ていれば


「そこまで心配しなくてもなぁ」とも思います




特に売り手側のサイトは
他社との差別化って意味でも
割と大げさに書いている会社も多いんですけど



読んでると
10年で家がボロボロになるんじゃね?って位に
不安を煽ります




実際断熱材がダメになっている家よりも


野地板がダメな家の方が
圧倒的に多いですから


結露に気を使うよりも
屋根に気を使った方がいいですね



やはり結露の水分より
雨の方が圧倒的に家に影響しますから




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2021年07月23日







ちょっと前に
アクアフォームを
吹き付けた後の余りですね



こちらを貰って
耐震実験とかしましたが







私が貰って嬉しそうにしたからか





次に会った時に
「アクアフォームNEOも出たのでどうぞ」


アクアフォームNEOa


また頂いちゃいました(笑)



・右がアクアフォームNEOで

・左が普通のアクアフォームです





せっかくなので


アクアフォームNEOb


・アクアフォームNEO

・アクアフォーム

・グラスウール


この3つで色々と比較実験をしたいと思います







・密度が高いアクアフォームNEO



まずは
アクアフォームNEOと
普通のアクアフォームの違いです




アクアフォームNEOの
性能数値は
カタログとか見て頂ければ分かりますが


アクアフォームNEOb2


密度が3倍で
今までのアクアフォームより
高性能です



性能の数値で言うと


アクアフォームNEOの
熱伝導率は0.021W/mKです


数値が低いほどいいのですが



普通のアクアフォームが
0.034W/mK



高性能グラスウールは24kでも
0.036W/mKなので



同じ厚さを施工するなら
かなり性能の違いが出ますね




差額がどれくらいか分かりませんけど
出せるなら絶対にNEOの方がオススメですが



もちろん断熱材は
数値だけじゃなくて
厚みも大事なので


厚みはある程度吹いた方がいいと思います




・例えば普通の
 アクアフォーム90ミリと


・アクアフォームNEOの55ミリは
 性能値はだいたい同じ位ですが




余り薄く施工すると





このように隙間が出来る可能性増えますので
出来れば厚い方がいいですね




まあ、厚くても薄くても
隙間があったら再施工してもらうので






必ずチェックはした方がいいです


・・・・・
・・・・
・・・
・・




まずはカットして
断面図を見ると


アクアフォームNEOc


かなり密度が高いですね


スタイロフォームなどの
発泡スチロール系に似た感じです



普通のアクアフォームは

アクアフォームNEOd


もうちょっと「ふわっ」としてる感じです







・かなり硬いアクアフォームNEO



色も違いますが
触ってみると


アクアフォームNEOe


まずは硬さが
全然違いますね



スタイロフォーム並みに
硬いです



同じくらいの力で
普通のアクアフォームを押すと


アクアフォームNEOf


中身は
これくらい凹みます



アクアフォームも
表面はかなり硬いんですけどね




グラスウールは
さらに柔らかいですから


アクアフォームNEOg


こんな感じですね



グラス・ウールの
名前の通り


ガラスで出来た繊維なので
羽毛などを想像すると
だいたいあんな感じです




アクアフォームNEOh


子供も
ピンクのが一番硬いと言ってます(笑)




まあグラスウールも
セルロースファイバーも柔らかいのですけど



硬いからといって
断熱性能にメリットがあるわけではないですが



今から実験しますけど
硬い=透湿抵抗が高いですから
結露を防げるというメリットがあります





あとは、硬い方が
それだけで計算には含みませんが
耐震性能的にはいいですし



大地震のズレも少ないと思います



前にアクアフォームで
大地震時の復元実験をしましたが






アクアフォームはズレでも
グラスウールと同じように
元に戻りますが



NEOの方は
そもそも硬いので手では
ズラす事が出来ませんね



その分
スタイロフォームや
今回のアクアフォームNEOは



手で凹ますと
復元はしないので
ちょっと方向性が違う断熱材ですね






・耐水実験をしますけど・・・


最近
「アクアフォームに防湿層は要らないの?」

とか

「夏型結露について」


などのコメントと
質問を頂いたので


まずは耐水試験を行います



これ、やる前から結果は
分かってるんですけどね(笑)



余りに心配している人が多いので
実験します


・・・・・
・・・・
・・・
・・



断熱材の一番の敵は
湿気ですね



グラスウールや吹き付け断熱が
湿気を吸い取って
カビだらけになって
ダメになるって奴です



・冷静に考えれば
 アクアフォームなどは硬化プラスチック


・グラスウールはガラス繊維に
 ビニールですから



素材そのものが
水を吸う事はありません



「じゃあ、何で湿気を吸うの?」と言うと



断熱として
大量の空気がありますから
そこに水が溜まりますね




という事で
思い切って水を大量にかけます


アクアフォームNEOi


かなり長い時間水を掛けて
「もうこれ以上吸収しない」って位に水を掛けます




どんなに結露しても
ここまでは濡れませんが実験なので
家が浸水したかのように濡らせます





アクアフォームは
グラスウールに比べると
透湿抵抗値が高いので



アクアフォームNEOp



これだけ水を掛けても
変形はしていませんが
グラスウールはペチャンコに
なってしまいました









アクアフォームNEOj


これを1週間
物置に入れて


まずは水分がどうなってるか
確認します






・断熱材を水に漬けるとどうなるか




まずは普通のアクアフォーム


アクアフォームNEOL


風の影響もあるので
1,2グラムはズレると思いますが
濡らす前は9グラムです





濡らした時の重さは


アクアフォームNEOL2


24グラムなので
約2,7倍分は
水を吸収してますね





そして1週間経過したのが


アクアフォームNEOL3


開始前より減ってしまいましたが
風の影響だと思いますけど
水分は一切残っていません





アクアフォームNEOは
開始前が


アクアフォームNEOm


18グラムですね


大きさはほぼ同じなのに
アクアフォームの倍重いので
かなりの密度です



これを濡らしたのが


アクアフォームNEOm2


32グラムですね


約1.8倍重くなったので
アクアフォームよりは
水分を貯めれませんね



アクアフォームより
アクアフォームNEOの方が
透湿抵抗が高いので
当然の結果です





そして1週間後の数値が


アクアフォームNEOm3


16グラムです



こちらも開始前より
軽くなってしまいましたが
水分は残っていません




最後にグラスウールですが


アクアフォームNEOn


こちらは開始前が
10グラムですが




グラスウールは
透湿抵抗値が低く
めちゃ水分を含めるので





タオルを濡らして
絞ってない状態と同じですから


アクアフォームNEOn2


持ち上げるだけで
水が滴ってきます・・・





なので
本来はもっと重いはずですが
ある程度水が落ちましたけど


アクアフォームNEOn3


36グラムです



ある程度絞っても
3.6倍ですから
かなり水分を閉じ込めますね




そして
1週間後が


アクアフォームNEOn4


全て開始前より
軽くなりましたが
9グラムですね




どの断熱材も
見た目に水分は無くなりましたし



全く変化もありませんし
もちろんカビも生えていません



梅雨時の物置保管なので
湿度も結構あるはずですが
全く問題は起きませんでした


・・・・・
・・・・
・・・
・・



本来は
防湿層とか透湿抵抗値とか


なぜ吹き付け断熱には
防湿層が要らないかの実験なのですが



ちょっと長すぎるので
こちらは次回に書きますが



どれも素材自体は
水を吸いませんが



結局結露で水を入れても
その後の通気が
しっかり出来ていれば大丈夫です




ただ、グラスウールだけは
今回変形しましたから
これが防湿層が必須な主な理由ですね






・売る方は施主を不安にさせすぎ



今回、この3つを色々実験しましたが


どれ使ってもいいんですけどね
別に性能に劣る物はありません



特にセルロースファイバー使ってる会社さんだと


「吹き付け断熱や
グラスウールは湿気に弱くて
水分を含むとすぐダメになる」とか



「カビだらけ」とか
色々言いますけど


決してそんな事はありません



だいたい
食パンやお風呂にカビが出やすいのは
栄養があるからであって


断熱材と雨では
そこまで心配するほどではありません




もちろん
何か月も水分があれば
カビるでしょうけど




その点は
断熱材の種類と言うよりも
通気の問題ですね



https://reogress.net/archives/10499899.html



湿気が入り込んでも
ちゃんと通気が出来ていれば
問題ありません




解体した昔の家は
たしかにボロボロなの多いんですけど


それは内部の結露を排出出来る
仕組みが無かったからです





今は通気工法なので
その心配も
ちゃんと施工すれば
問題ありませんし




そもそも
工務店さんが


「古い家を解体すると
ほとんどボロボロの状態です」なんて
発言する場合がありますけど


そんなに古い家の解体を
見るような職業じゃないですからね(笑)



・作る側と壊す側は
 全く別の会社ですし


・建て替えの現場だって
 別に来ませんし


・来たって邪魔ですし(笑)


もしかしたら
休日に見に来てるかもしれませんが


産廃はすぐ処分場に運ぶので
見れませんし(笑)



実際に
見れる側の仕事してますと


アクアフォームNEOq


解体しても
こういう綺麗な状態のも
多いんですよ







後は、今までカビだと
言われてたのは
実際はホコリだったりします



さすがに通気工法前の建物は
湿気の逃げる場所がないので
ボロボロな場合もありますけどね










・アクアフォームNEOは買いか?




同じ金額って事はないでしょうから
多分オプション費用かかると思いますが



個人的には
結構アクアフォームNEOは
オススメだと思います



付加断熱が無ければ


断熱材は柱の厚みまでしか
入れれませんので
4寸だと12cmですね


例えばアクアフォームを
これ以上入れるのは無理なので


そうした場合は
同じ厚みなら性能のいい
アクアフォームNEOのがいいですからね



ローコストでも高性能にって場合は
付加断熱までは入れれないけど



Ua値上げたいなら
単純に熱抵抗値の低い
アクアフォームNEOのがオススメですが


同じ性能値
・例えばアクアフォーム90mmと

・アクアフォームNEO55mmって場合なら

アクアフォームのがいいかなぁと思います


厚く吹いた方が隙間とか出にくいし
施主さんも見分けるのが簡単ですから





ただ、断面カットすれば分かりますけど


アクアフォームNEOr


表面って凄い硬くて
ここは透湿抵抗もありますから




12cmのスペースに12cm入れちゃうと
表面をカットするしかないんですよね・・・




なのでマックス入れるなら
NEOにしてちょっと隙間入れて



予算次第ですが
これで壁100mm
屋根200mmとか吹けば
結構な高性能住宅になります


内部結露にも強いですしね



先程も書きましたが
これは防湿層と内部結露
夏型結露の実験なのですが




こちらは次回に続きます



https://reogress.net/archives/29757673.html



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2021年03月29日







ブログのコメントや
ツイッターなどで



吹き付け断熱の
解体時の費用などの質問を
何件か問い合わせを頂きまして



家を建てる段階で
解体の事を考えるなんて素晴らしいですね




私の場合
会社に自宅の解体なんて相談したら
「一人でやれ」って言われそうですが(笑)



という事で
相談内容の



・吹き付け断熱した際の
 解体費用や


・解体業者からお断りされる件に
 回答します






・まずはネット上にある色々と間違った認識について




最初に回答から言うと



吹き付け断熱した場合の
建物を解体した場合に


①高くなる

②変わらない

③そもそもお断り


この3パターンがあると思います




そして、私の会社は②の
変わらないです





私の会社は

・解体業と

・廃棄物処分業の両方をしています



解体してその廃棄物を処理するまでを
しますが



~簡単に流れを書くと~




建物の解体ってのは
最終的に更地にしますから



まずは建物を壊して


解体a






解体して出た廃棄物を
処分場に運搬して


解体b


廃棄物処理場で処分



これが解体工事でかかる費用です




古い解体するような戸建て住宅で
吹き付け断熱を使っている家は
まだありませんけど



ビルなどでは
昔からある工法なので
そういう建物も解体します





古い家の解体以外にも



新しい家の廃材


解体c


石膏ボードや
サイディング、木材などの余りですね




これらを新築現場に
コンテナを置いて



それを回収して処分しています




という事で
使ったアクアフォームも回収しますが



前にアクアフォームの余りを貰って
実験しましたけど







私が喜んでいるのを見て
もっといっぱいくれました(笑)

解体d

(大量のアクアフォームの余りです)



すぐ縮むとか液状化するとか
書いてるブログもありますが


実際に見ると
そんな事はありません




もちろん公式でも
案内してます


解体k




しかし吹き付け断熱は
解体する場合は
木材に付着していて



これが強力な接着力なので
綺麗に取れません




解体e


その分
住んでいる時は
気密性に優れているのですが



解体する時は
接着してて剥がれないので



吹き付け断熱と
木材を綺麗に分ける事は出来ません・・・




なので
業者によっては


「解体費用が高くなったりする」
書いているブログも多いんですけど




色々と見てみると
吹き付け断熱否定派の営業さんの話だったり



工務店さんの話だったりしますが



実際の解体屋さんの
記事って全然無いんですね(笑)







・何故解体費用が上がる場合が出てくるか




ぶっちゃけ
解体するだけなら手間は変わりません




解体f


重機で

・グラスウールだろうと

・吹き付け断熱だろうと



どちらも簡単に壊れますから



解体出来ないなんて事は
絶対にありませんが



この後の
廃棄物の処理によって
金額が上がります





まず
木材だけでしたら


解体g


こちらは私の会社の
木くず置き場です




この後の処理は
機械にかけて
木材をチップにして


木製品の業者へ買い取られます





一方で
吹き付け断熱が付いた木材は
木材チップに出来ませんから


解体h


焼却炉で燃やします



・燃やす可燃ゴミと

・木屑の処分料の差は



木屑の方が
処分料が安いのですが



うちの会社だと
キロあたり10円違うので


1トンあたり10,000円の差になります



だいたい戸建ての木材が
10トンとすると
処分費用で10万円変わりますね





これだけだと吹き付け断熱の方が
高くなりそうですが


解体i


その分グラスウールの
処分料がかかりません



こちらは燃やさないので
破砕した後に


埋め立てしないといけませんから
これが非常に高額です



私の会社では
こちらは1m3あたり20,000円の
処分料を頂きます



なので
トータルとして
解体費用は
どちらも変わりません










・解体費用が高くなるパターン



うちの会社は
解体から処分までを
全部行いますが



通常、解体屋さんは
解体して



他の廃棄物中間処理場に
ゴミを運びます





その中間処理場が
焼却施設があって
吹き付け断熱が付いた木材は
燃やせるなら


費用は変わらないと思いますが





解体業者が
廃棄物を持っていく処分場に


焼却施設が無い場合ですね


実際に
焼却施設なんて
そこそこ大きな
処理場じゃないとありませんし



中には
木材以外は受け付けない



木材専門の処分場ってのもあります


解体j


色々と処分場によって
持っている許可が違います



そういう木材専門の
処理場を使っている
解体屋さんは



・木材は木材の処理場へ

・瓦やガラスなどは別の処理場へと
 運ぶのですが



今まで木材の処分場に
持って行った物が


吹き付け断熱が付着してると
受入出来ない場合



他の処分場へ行く必要がるので
その場合は費用が若干は
上がる可能性がありますね


・・・・・
・・・・
・・・
・・



なかなか
解体業者すら
一般の方には縁のない業界で


まして
廃棄物の処理場なんて
気にしないと思いますが





こちらから
焼却施設の有無や


どのような廃棄物が
処理出来るか
全て分かりますので




少なくても全ての
解体業者で

・お断りされるとか

・凄い高額になるとか


そんな事はありませんので
安心して下さい




昔の家など
もっとめんどくさい



木材に石膏ボードやモルタルが
付着して取れない廃棄物も出ますので



それに比べたら
どちらも燃える
木材と吹き付け断熱なんて
ずっと簡単に処理出来ます




ちなみに
「木材は再利用するからエコ」って
言う人も多いですけど


焼却物も燃え殻を
路盤材として再利用しますので


どちらもリサイクルしています



グラスウールは埋め立てですから
再利用=エコって観点なら



吹き付け断熱の方が
グラスウールよりエコです









2021年03月19日








今回

吹き付け業者さんから



アクアフォームa


アクアフォームの
切れっぱしを頂きました(笑)




こんなもの欲しがる人も

少ないと思いますが




せっかくなので
世間で言われている

吹き付け断熱の疑問や性能が

本当に正しいかどうか色々と実験してみます








・なかなか見れないアクアフォームの中身の紹介





通常、施主さんが

吹き付け断熱を見るのは



アクアフォームb


この状態なので




触ってみると分かりますが

結構表面は硬いんですね







発泡スチロールみたいと紹介されますが

実際に中身を見ると



アクアフォームc


表面とは違い

中身はもっと「ふわふわ」って感じです




例えるなら

発泡スチロールよりも

コットンパフみたいな感触ですね







アクアフォームd


少しくらいなら

押しても戻ってきます





せっかく頂いたので

色々と実験をしてみます






ちなみに

缶のアクアフォームもありますが




缶のは微妙に成分が違います




今回のは吹き付け業者さんから

頂いた物なので




家で使うのと全く同じ成分です







・まずは追随性について




他のブログ記事で
割と間違っていると思うのが



「アクアフォームで硬質で硬く

アイシネンは軟質で柔らかい」って奴でしょうか




アクアフォームは硬質で
アイシネンは軟質で


・アクアフォーム=発泡スチロール
・アイシネン=スポンジ



という記事もありますが


ブログの中には

全く物を見ないで

想像で書いている人も多いので





「アイシネンはスポンジみたいに柔らかく

アクアフォームは発泡スチロールみたいに硬い」

思われている人が多いのですが






こちらはアイシネン



アクアフォームe


引用 : http://www.tukuruhouse.biz/blog/index.php?page=2&id=37




押したら当然ですが

跡が付きます





だいたい、本当に
スポンジ並みに柔らかければ
空気を簡単に通しすぎるわけで
断熱性能が無くなります・・・




一方アクアフォームも

そこまで硬くなくて






少しなら

押しても戻る程度の柔らかさと
追随性はありますね





過去に

吹き付け断熱業者に

「地震の時大丈夫なの?」って聞いた疑問



https://reogress.net/archives/18519840.html




この時に業者さんは

「隙間なく吹き付けるんだから大丈夫だよ」
言っていましたが



この動画を見ると意味が分かりますね






そうは言っても



アクアフォームf


これだけ「グシャ」って押すと









アクアフォームg


当然元には戻らないのですが
ある程度は戻りますね




まあこれだけ断熱材がグシャっとなる

地震なら




断熱材だけじゃなくて

家全部にダメージが出ると思いますけど







・耐震実験をしたら思わぬメリットも発見しました






次に用意したのがこちら



アクアフォームh



セリアのソフトレザーケースに

アクアフォームを入れて

地震の揺れをシミュレーションをします








実は家に近い状態・・・
木材の商品を最初に買ったのですが



アクアフォームi



100均のなんて木材も弱いだろうと思い




これにアクアフォームを入れれば





耐震実験って



アクアフォームj


これくらい木材を揺らすのですが

木製ケースは全然動きませんでした(笑)







という事で

柔らかいフェイクレザーのケースを買って



アクアフォームk


このケースに詰めます





この状態では接着しないので

ボンドを使いましたが




本来、業者さんが

「服に付いたアクアフォームが

全然取れない」という位に



自己接着力は強い商品です






と言うわけで

地震が来たみたいに
ケースを変形させてみましたが



アクアフォームL


何も入ってない状態だと簡単に

「グニャ」っと変形する素材ですが



アクアフォームが入っていると

なかなか変形しません




なので断熱材を入れるだけでも

耐震性が上がる事が分かりますね





もちろん、耐震性は

断熱材じゃなくて他で考える事なのですが



アクアフォームm


スタイロフォームなんか

触っても硬いですから




これだけでも
ちょっとは耐震性が上がるような気がします





そして押したのを

元に戻すと



アクアフォームn

「お、結構元に戻る」



思った以上に元に戻りますね




並べてみると


アクアフォームo

左の画像のように潰しても

右のように戻ります





触った感じ

袋に入っていない

グラスウールのが元に戻る力は強いですけど




吹き付け断熱も

思った以上に元に戻りました




接着力も強力ですし
ちょっとした地震なら
隙間の問題は大丈夫っぽいですね











・グラスウールでも何でもいいのですが・・・





私が吹き付け断熱をオススメしてるのは




まずは
「ローコスト住宅では絶対にオススメ」という
大前提があって



・施工が簡単でミスが起きにくい


・その割に気密が取れる



という理由ですが





グラスウールだって

他の断熱材だって



性能自体は

それほど変わるものではありませんから





高気密高断熱が得意って

工務店さんが

グラスウールを使うなら



それで性能には問題ないですから

グラスウールでも大丈夫です





この辺が

ローコストメーカーの大工さんは




何しろグラスウールの施工は難しいですし

袋入りしか使った事ないって大工さんも多いですし



ローコストでは

オススメしてない理由です





何度も言いますが

性能自体に問題があるなんて事はありませんから




・施工に自信があって


・その施工が正しいかどうか分かるなら



何の問題もないですし





中には

グラスウールは性能が悪いとか

吹き付け断熱はすぐ縮んでスカスカになるとか




とんでもない間違い記事も多いですけど





断熱材に悩んだら

自分でこんな記事書いといてアレですが



個人のブログなんか見るより

各商品の公式サイト見た方がいいですね(笑)




だいたい、商品に欠陥があるような製品なら

今のご時世

国に認められません・・・





ただ、袋入りグラスウールで

気密テープも貼らずに




「高気密はやはり無理だろう」って
思いますけどね







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