アクアフォーム
2021年07月26日
断熱材によっては
防湿層ってのは省略出来るのですが
「要らない」って人と
要らない理由と
セルロースファイバーは
5分の1程度ですね
「省略してもいい断熱材は
そもそも省略して
ダメな物でしたら
省略出来ません・・・
・室内は24℃
・外は0℃なんて時もあります
そもそも
冬並みの温度差になります
冬と違って
通気工法の通気層まで
心配する事はないですが
防湿シートを貼りませんから
確率ってかなり低いと思います

温度じゃない場所が多いですから
問題ないと思いますが
吹き付け断熱の場合は
ガチな寒い地域の方が
読んでると
10年で家がボロボロになるんじゃね?って位に
不安を煽ります


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2021年07月23日
吹き付けた後の余りですね
・左が普通のアクアフォームです
・アクアフォーム
・グラスウール
まずは
アクアフォームNEOと
普通のアクアフォームの違いです
アクアフォームNEOの
スタイロフォームなどの
アクアフォームも
表面はかなり硬いんですけどね
今から実験しますけど
硬い=透湿抵抗が高いですから
結露を防げるというメリットがあります
最近
「アクアフォームに防湿層は要らないの?」
とか
「夏型結露について」
などのコメントと
質問を頂いたので
まずは耐水試験を行います
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
水を吸う事はありません
断熱として
かなり長い時間水を掛けて
「もうこれ以上吸収しない」って位に水を掛けます
アクアフォームは
グラスウールに比べると
透湿抵抗値が高いので

これだけ水を掛けても
変形はしていませんが
グラスウールはペチャンコに
なってしまいました
水分は一切残っていません
大きさはほぼ同じなのに
約1.8倍重くなったので
アクアフォームより
アクアフォームNEOの方が
透湿抵抗が高いので
当然の結果です
こちらも開始前より
軽くなってしまいましたが
グラスウールは
透湿抵抗値が低く
めちゃ水分を含めるので
どれも素材自体は
水を吸いませんが
結局結露で水を入れても
その後の通気が
しっかり出来ていれば大丈夫です
ただ、グラスウールだけは
今回変形しましたから
これが防湿層が必須な主な理由ですね
・作る側と壊す側は
全く別の会社ですし
例えばアクアフォームを
・アクアフォームNEO55mmって場合なら
厚く吹いた方が隙間とか出にくいし
表面って凄い硬くて
ここは透湿抵抗もありますから
12cmのスペースに12cm入れちゃうと
表面をカットするしかないんですよね・・・
なのでマックス入れるなら
NEOにしてちょっと隙間入れて
内部結露にも強いですしね
先程も書きましたが
これは防湿層と内部結露
夏型結露の実験なのですが
こちらは次回に続きます
https://reogress.net/archives/29757673.html
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2021年03月29日

建物を解体した場合に
処分場に運搬して
ビルなどでは
昔からある工法なので
そういう建物も解体します

しかし吹き付け断熱は
・グラスウールだろうと
・吹き付け断熱だろうと
どちらも簡単に壊れますから
木製品の業者へ買い取られます
・木屑の処分料の差は
木屑の方が
処分料が安いのですが
うちの会社だと
キロあたり10円違うので

・解体費用が高くなるパターン
うちの会社は
処理場じゃないとありませんし
・瓦やガラスなどは別の処理場へと

・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「木材は再利用するからエコ」って
言う人も多いですけど
グラスウールは埋め立てですから
再利用=エコって観点なら
吹き付け断熱の方が
グラスウールよりエコです
2021年03月19日
今回
吹き付け業者さんから
アクアフォームの
切れっぱしを頂きました(笑)
こんなもの欲しがる人も
少ないと思いますが
せっかくなので
世間で言われている
吹き付け断熱の疑問や性能が
本当に正しいかどうか色々と実験してみます
・なかなか見れないアクアフォームの中身の紹介
通常、施主さんが
吹き付け断熱を見るのは
この状態なので
触ってみると分かりますが
結構表面は硬いんですね
発泡スチロールみたいと紹介されますが
実際に中身を見ると
表面とは違い
中身はもっと「ふわふわ」って感じです
例えるなら
発泡スチロールよりも
コットンパフみたいな感触ですね
少しくらいなら
押しても戻ってきます
せっかく頂いたので
色々と実験をしてみます
ちなみに
缶のアクアフォームもありますが
缶のは微妙に成分が違います
今回のは吹き付け業者さんから
頂いた物なので
家で使うのと全く同じ成分です
・まずは追随性について
他のブログ記事で
割と間違っていると思うのが
「アクアフォームで硬質で硬く
アイシネンは軟質で柔らかい」って奴でしょうか
アクアフォームは硬質で
アイシネンは軟質で
・アクアフォーム=発泡スチロール
・アイシネン=スポンジ
という記事もありますが
ブログの中には
全く物を見ないで
想像で書いている人も多いので
「アイシネンはスポンジみたいに柔らかく
アクアフォームは発泡スチロールみたいに硬い」と
思われている人が多いのですが
こちらはアイシネン
引用 : http://www.tukuruhouse.biz/blog/index.php?page=2&id=37
押したら当然ですが
跡が付きます
だいたい、本当に
スポンジ並みに柔らかければ
空気を簡単に通しすぎるわけで
断熱性能が無くなります・・・
一方アクアフォームも
そこまで硬くなくて
少しなら
押しても戻る程度の柔らかさと
追随性はありますね
過去に
吹き付け断熱業者に
「地震の時大丈夫なの?」って聞いた疑問
https://reogress.net/archives/18519840.html
この時に業者さんは
「隙間なく吹き付けるんだから大丈夫だよ」と
言っていましたが
この動画を見ると意味が分かりますね
そうは言っても
これだけ「グシャ」って押すと
当然元には戻らないのですが
ある程度は戻りますね
まあこれだけ断熱材がグシャっとなる
地震なら
断熱材だけじゃなくて
家全部にダメージが出ると思いますけど
・耐震実験をしたら思わぬメリットも発見しました
次に用意したのがこちら
セリアのソフトレザーケースに
アクアフォームを入れて
地震の揺れをシミュレーションをします
実は家に近い状態・・・
木材の商品を最初に買ったのですが
100均のなんて木材も弱いだろうと思い
これにアクアフォームを入れれば
耐震実験って
これくらい木材を揺らすのですが
木製ケースは全然動きませんでした(笑)
という事で
柔らかいフェイクレザーのケースを買って
このケースに詰めます
この状態では接着しないので
ボンドを使いましたが
本来、業者さんが
「服に付いたアクアフォームが
全然取れない」という位に
自己接着力は強い商品です
と言うわけで
地震が来たみたいに
ケースを変形させてみましたが
何も入ってない状態だと簡単に
「グニャ」っと変形する素材ですが
アクアフォームが入っていると
なかなか変形しません
なので断熱材を入れるだけでも
耐震性が上がる事が分かりますね
もちろん、耐震性は
断熱材じゃなくて他で考える事なのですが
スタイロフォームなんか
触っても硬いですから
これだけでも
ちょっとは耐震性が上がるような気がします
そして押したのを
元に戻すと
「お、結構元に戻る」
思った以上に元に戻りますね
並べてみると
左の画像のように潰しても
右のように戻ります
触った感じ
袋に入っていない
グラスウールのが元に戻る力は強いですけど
吹き付け断熱も
思った以上に元に戻りました
接着力も強力ですし
ちょっとした地震なら
隙間の問題は大丈夫っぽいですね
・グラスウールでも何でもいいのですが・・・
私が吹き付け断熱をオススメしてるのは
まずは
「ローコスト住宅では絶対にオススメ」という
大前提があって
・施工が簡単でミスが起きにくい
・その割に気密が取れる
という理由ですが
グラスウールだって
他の断熱材だって
性能自体は
それほど変わるものではありませんから
高気密高断熱が得意って
工務店さんが
グラスウールを使うなら
それで性能には問題ないですから
グラスウールでも大丈夫です
この辺が
ローコストメーカーの大工さんは
何しろグラスウールの施工は難しいですし
袋入りしか使った事ないって大工さんも多いですし
ローコストでは
オススメしてない理由です
何度も言いますが
性能自体に問題があるなんて事はありませんから
・施工に自信があって
・その施工が正しいかどうか分かるなら
何の問題もないですし
中には
グラスウールは性能が悪いとか
吹き付け断熱はすぐ縮んでスカスカになるとか
とんでもない間違い記事も多いですけど
断熱材に悩んだら
自分でこんな記事書いといてアレですが
個人のブログなんか見るより
各商品の公式サイト見た方がいいですね(笑)
だいたい、商品に欠陥があるような製品なら
今のご時世
国に認められません・・・
ただ、袋入りグラスウールで
気密テープも貼らずに
「高気密はやはり無理だろう」って
思いますけどね
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