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熊本地震で耐震等級2の住宅が倒壊した理由
前回、前々回と
地震関連の記事を書きました
決して耐震等級3なら大丈夫ではない
・ちゃんとした耐震等級3と
・そうでも無い耐震等級3もある
という事は前回記事に書きましたが
https://reogress.net/archives/24244709.html
今回は
よくハウスメーカーの営業が言う
「熊本地震では耐震等級2の建物は
倒れましたけど」
「耐震等級3なら大丈夫です」という
セールストークの
実際に倒壊した住宅の話です
2010年築の
長期優良住宅認定の家が倒壊したので
住宅業界でも
「まさか倒壊するとは・・・」
というショッキングな出来事なので
書籍にもなりました
・両筋交いが4箇所で
・外周全部が構造用合板です
・構造用合板を貼ると2.5倍
こちらを読むと
やはり耐震等級や地盤にも
問題がありますが
倒壊した家自身に
問題がある事も分かります
・耐震等級2の家は耐震等級3が取れる?
倒壊した耐震等級2の住宅は
耐震等級は受けてないみたいですが
長期優良住宅の
認定を受けていますので
認定を受けていますので
長期優良住宅の認定基準が
耐震等級は最低2以上なので
耐震等級2の住宅が倒壊したと
言われていますが
この建物は
壁量計算上は
耐震等級3が取れる住宅になります
ちなみに1.12倍でも
耐震等級2が取れるというのは
地域係数という
謎の基準があって
「地震が少ない所は
0.8とか0.9でいいよ」という
決まりがあります
なので熊本県の場合は
・1.12倍で耐震等級2
・1.35倍で耐震等級3が取得出来ます
壁倍率約1.5倍という事で
壁量計算だけなら
耐震等級3が
取れる住宅になります
取れる住宅になります
実際にこのような
大地震が起きたのですから
地域係数なんていらないと思いますが・・・
・構造用合板は使用していません
こちらの家の
平面図を見ると
ほとんどがダイライトや
ハイベストウッドなどの
構造用合板を使いますが
こちらの住宅は
昔ながらの筋交いのみです
1枚だけ
構造用合板を使っていますが・・・
もちろん筋交いも
ちゃんと施工すれば
全く問題ないと思いますが
1階部分を見ると
・両筋交いが4箇所で
・残り25箇所は片筋交いです
壁量計算は
このような壁倍率で計算しますが
方筋交いだと2倍
両筋交いだと4倍になりますので
当然ですが
両筋交いが多い方が
地震に強くなります
最近の家は
ほとんどが
構造用合板を使いますので
我が家の平面図ですが
筋交いと合板を併用するのが
最近は多いですね
我が家の1階は
・筋交いは全部で15個で
・外周全部が構造用合板です
後は制震装置が7箇所付いています
内側から見ると
このようになっていて
このようになっていて
・筋交いがあって
・構造用合板があって
・制震装置があります
・方筋交いの部分は2.0倍
・構造用合板を貼ると2.5倍
という感じで当然ですが
数字が高いほうが耐震性は高くなります
また最大5.0倍までは
併用して数値が上がります
ちなみに
よく使われる
ダイライトとハイベストウッドは
最低が9mmの厚さです
(我が家も9mmです)
構造用合板は
7.5mm以上で2.5倍ですから
9mm厚だと
実際はもう少し性能は良いと思います
9mm厚だと
実際はもう少し性能は良いと思います
・耐震等級には関係ない直下率
次に問題になったのは
直下率です
簡単に言うと
1階と2階で壁が
繋がっている方が地震に強いよ
という事です
我が家の平面図を見ると
まず1階がこちら
通常1階にLDKがある場合は
壁が少ないですね
特に真ん中に壁が無いですから
階段、フリースペース
冷蔵庫の壁はうまく耐震に使いたいですね
そして2階がこちら
壁も多いです
1階を黒
2階を赤にして合わしてみると
2階を赤にして合わしてみると
リビングとダイニングは
2階のみに壁があるという
箇所が多いですね・・・
ちょっと分かりにくいので
1階と2階で両方とも
壁になっている箇所を
壁になっている箇所を
青色で描くと
ちょうど半分位でしょうか・・・
倒壊した家は17.8%しか
無かったそうなので
それよりはずっと多いですが
・30%未満は×
・30~50%は△
・50%以上が〇という事です
この辺は
余りに間取りの希望を出すと
下がっていくと思いますが
「これ以上は危険ですよ」って
言える設計士さんじゃないと
危ないですねぇ・・・
危ないですねぇ・・・
2階に関しては部屋数と大きさ位で
後は設計士さんにおまかせしていたので
1階の希望
「一部屋でワンルームにして」という
ほぼ壁がなくなる希望でしたが
その割には
結構うまく設計してくれたんだなぁと
今更ながら関心しましたが
直下率だけ考えたら
我が家はそこまで地震に
強そうではないですね
強そうではないですね
・地盤の影響はかなり大きい
その他にも
接合金具が弱かったなど
詳細が書かれていますので
是非、興味がある人は
一度読んでもらいたいですが
軟弱な地盤で
震度7に2回耐えれる壁量が無かったと
専門家が言っています
やはり被害も大きく
地中10メートル程度まで
かなり弱い地盤になっていますが
しかし、問題なのは・・・
地盤調査では良好と
判断されやすいけど
実際は危険な地域なんて
後で言われても
困りますね・・・
熊本県は
地域係数が0.9ですから
大きな地震が起こる確率は低いと
思われていたわけですし
これで地盤調査でも
出てこない問題となると
古地図などを探して
自分の土地が100年前は
どうなっていたかなどを
調べるしかないですね・・・
幸い私が住んでいる場所は
武田信玄さんのおかげで
昔の方がずっと栄えていたので
(今は衰退していますが・・・)
天保14年ですから
1843年には既に居住地として
使われているのが分かりますが
この辺は図書館などで
探すしかないです
・修復にいくらかかるか
この倒壊した家は
欠陥住宅という訳では無く
熊本地震は
震度7が2回続けて起きましたが
倒壊した耐震等級2の住宅も
1回目の地震では
倒壊する事なく耐えています
幸いにも
この方は倒壊時は家に居なかったので
人的な被害は0だったそうです
全壊は100%保険が降りますが
実際は1回目の地震で
家はかなりの
ダメージだったわけですが
ダメージだったわけですが
仮に2回目の地震が無ければ
保険金の支払いは
一部損壊の5%もしくは0です
見た目は無事でも
気密はかなり性能が下がるでしょうし
快適な家とは程遠いかもしれません・・・
昔みたいに
藁葺き屋根で
壊れる前提で建てる訳にもいきませんから
少なくとも
耐震等級3という名前だけで
安心せずに
地盤、壁量、バランスなど
自分で調べられる事は
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは。
いつもブログ見てます😄
木造戸建ては、許応力度計算した上で耐震等級3を取得してないと危険だと建築士ユーチューバーが言ってました。
しかし、地盤のことまでは言及してません。
そもそも2000年以降に建てられた家の倒壊率は、ものすごく低いみたいですね。
年間一棟くらいの確率だったような気がします。
間違ってたらすみません。
>>1
ヤスさん
コメントありがとうございます
家を作る商売をしている人が
「うちで作っても地盤が弱いとダメ」とは言いませんが
仮にどんな地震でも平気な
免震構造でも
地盤が液状化で傾いたら
ダメですから
私は地盤と家は半々位で
重要だと考えます
この書籍にもありますが
地盤調査で大丈夫だけど
実は10Mより下が弱かったとか
こうなると調べようがないので
どうしようもないですが^^;
もちろん地盤が平気だから
家が弱くでも平気って事もなく
全てが強い方がいいのですが
心配しすぎると
家なんて建てれないので
妥協点をどこにするかは
人それぞれですね
私の場合は
郊外の新興住宅地とか
昔から住居がある土地にしたので
町内会が老人ばかりとか
デメリットもあるのですが(笑)
そもそも都会だと
中心部に土地も無いし
土地代も凄い事になりますしね^^;
こんにちは。
そちらの本ですが、私も購入しました。
倒壊した家は壁量的にもあまり余裕がなさそうですね。
我が家は耐力壁のみで等級2を満たす程度です。
基準値の3割増しくらいでした。
ご主人の家の壁量はどの程度ですか?
差し支えなければ教えて下さい。
よろしくお願いします。
>>3
ヤスさん、コメントありがとうございます
我が家もちゃんと取れば等級2になりますねー^^;
我が家の間取りも載せていますが
耐力壁のおかげで
気軽にこのようなワンルームみたいな家が
作れるようになりましたが
メーカーで基本が耐震等級3という事なので
耐力壁だけで数値上は等級2行くはずですが
1階だけでも片筋交い15個あります
ただ構造計算していませんから
実際どこまで強いのかは分からないですねー
解体してると今の家は
本当に丈夫だなぁと思ってるので
その辺は余り心配していませんが