吹き付け断熱

2019年05月06日






過去の断熱材についての記事で


グラスウールは嫌なので
吹き付け断熱にした理由を
書いてきましたが



その時も書いてますが


性能はグラスウールでも
吹き付け断熱でも問題無く



施工がグラスウールは難しく
吹き付け断熱は簡単で


断熱材というのは
一切の隙間なく
施工しないと意味がないですから


その点で
全ての大工さんを信用出来ないという
理由で吹き付け断熱をオススメしています


グラスウールa


こちらはアクアフォームの製造元
日本アクア発表の数字です



熱伝導率は低いほど
性能が高いのですが


アクアフォームで0.036
グラスウール16kで0.045とあります


これだけ見ると
性能もアクアフォームの方が良さそうですが



グラスウールb



高性能グラスウールを使う方が多いですから


一番使用率が高い
高性能グラスウール16kだと0.038ですので


性能はアクアフォームとほぼ同じになります






・施工した大工さんは優秀だという意見を頂きましたが



仕事上、毎日たくさんの大工さんと会います


もちろん優秀な
大工さんもたくさんいますが


正直優秀ではない大工さんも
数人はいます・・・



中にはつい最近日本に来て
施工どころか言葉も分からない
外国人の大工さん見習いの方もいます



そして見習い、研修といった
システムが出来てない会社も多いので


正解が分からないまま
施工している方がいるのも事実です・・・





グラスウールc

ここまで空いていれば
施主さんも分かると思いますが


ほんの少しでも
隙間があってはいけません




グラスウールd

こちらは問題なさそうに見えますが


建材ダイジェストさん



こちらで90点の
施工と言われています・・・





性能的には問題ない商品ですから



間違いない施工
さらに現場監督がきちんとチェック


ここがちゃんと機能していれば
問題ありませんが




時間に追われいっぱいいっぱいの仕事
監督さんもいっぱいいっぱいで
チェックがおろそかになる



このような現場も当然出て来ます



このような状態で
ちゃんと施工したグラスウールと

同じ性能が簡単に施工出来る
吹き付け断熱は素晴らしい商品と言ってます





・優秀な大工がいるから大丈夫の問題点



「我が社は優秀な大工がいるから大丈夫」

結構これ言われるメーカーと
工務店さん多いのですが


例えばですけど
私が社外の人と話すのに



「私の部下は優秀じゃないので厳しい」
なんて会話はしませんし(笑)



色々問題はあっても
「優秀な部下」と社外で話す時には
言うと思います




一応大工さんにも資格があって

グラスウールd-2


建築大工技能士という資格があり
1級は実務7年という条件があるのですが


取っている方はほとんどいませんし
大工さんは資格が無くても
出来る仕事ですので



言葉だけ優秀と言われても
どこまで信じるかという問題になってしまいます



また優秀な人材でも
大工さんは離職率の多い業界です



私の職場に
産業廃棄物を持ってくる時に必須な
マニフェストという書類があります


グラスウールe



こちらに
自分の会社名、名前も書く欄があるのですが


先日まで違う工務店だった方が
転職してたり


ちょっと見ないなぁって思っていたら


「あいつ辞めたよ~」って言われたりが
結構多い業界です








・現場監督さんを信じるしかありませんが



大工さんが施工ミスをした場合


もしくは知識が無く
間違ってる施工が正しいと思い込んで


結局施工ミスになっている場合でも



現場監督さんが
正しくチェックして


ミスはやり直しすれば
問題はありません



もちろん断熱材以外も
全ての施工が大事なのですが



優秀でちゃんとした
施工が出来る大工さん


さらにミスなくチェック出来る監督さん


ミスがあった場合
やり直しが出来るスケジュールと予算を取れる
会社のシステム


こんな事を
お金を払う側のお客(施工主)が
心配しなくてはいけない業界も
おかしいと思うのですが・・・


その点吹き付けなら
そこまで心配しなくても済みますし


さらに性能は高性能グラスウールと同じ


という事で
私は吹き付け断熱を選びましたし
ブログでもオススメしています



吹き付け断熱の
施工業者も私の会社に来ますので
(自分の家を施工した方も来ます


特にアクアフォームの代理店さんとは
結構話をしますが



前に書いた過去記事
↓↓




もちろん吹き付け断熱でも
施工ミスが出る事はありますが


グラスウールに比べれば圧倒的に
少ないです



ホームセンターに行けば








グラスウールも
アクアフォームも購入出来ますので


自分で試すと
いかに吹き付け断熱が簡単か
分かると思います



Youtubeなどでも
両方の施工作業があるので
一度見る事をオススメします



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2019年04月01日





先日、私の会社に
(産業廃棄物の処分業)


使用済のアクアフォームを
廃棄したいという事で


産業廃棄物の場合は
新規の会社さんだと


契約をしないと
法律上廃棄が出来ないので


色々説明させて頂きました



アクアフォームに限らず
吹き付け断熱は


アクアg

100倍で発泡しますから
木材よりも厚い部分が出てしまって


当然ですが切り取らないと
なりませんが
その部分がゴミになります





ちなみに我が社の場合は
アクアフォームやスタイロフォームは
1立方メートルあたり5,000円の処分費



グラスウールですと
1立方メートルあたり
20,000円の処分費になります






・アクアフォームは大工さんは施工しません



我が家でも使った断熱材
「アクアフォーム」ですが


こちらは大工さんが
施工するわけではなくて


専門の業者さんが施工にきます




先日会社にアクアフォームを捨てに来た方も
アクアフォームの代理店の方でした


アクアa


このように
アクアフォームの代理店を募集しています




アクアb


まずはトレーニングセンターで3日間
その後1か月の現場研修期間後に
独立出来るらしいので



つまり

自分の家の施工が


初めて1ヶ月の方かもしれませんし

慣れている3年目以上の方かもしれません


もちろん指定は出来ませんが




ちなみに今まで我が家を含めて
山梨県を担当していた方は
5年以上はしている方で


技術的に全く問題はありません


今度来た方も
他県でかなり長くしてたみたいなので
少なくとも山梨県のアクアフォーム施工は


経験が長い方が多いので
大丈夫っぽいですね




もちろん
私の会社以外に捨ててる方は
分かりませんが・・・





・簡単なのですが・・・


私が初めてアクアフォームを見たのは


ホームセンターの
リフォームコーナーでの実演でした



その後Youtubeなどでも見ましたが


アクアc


見て頂くと分かりますが


「これなら私でも出来るな」というのが
最初の感想だった位に簡単なので



グラスウールの施工に比べると


・経験がいらない
・施工ミスがほとんどない


という事で
断熱材は「吹付け断熱しかない」と選択をしました



実際に施工している
代理店の方に聞いても


・グラスウールに比べて凄い簡単

・ただ匂いがきついし、服に付いて取れない


という事でした


匂いは施工後に見に行っても
気にならなかったのですぐに消えると思います


服に付いて取れないのは
「頑張ってくださいとしか言えませんが


施工が終わった後の
アクアフォームはベタベタもしないので


施主さんは付いて取れないという事はありませんし

接着力が強いほうが
断熱材としては安心です








・問題は独立している代理店という事ですから・・・



給与は1棟いくらという
支払いになります


施工面積によって変わるので
家に寄って金額が違うみたいですが
月給いくらではありません


そして吹付けて余った部分は
産業廃棄物として捨てるのに
1立方メートルあたり5,000円かかる(我が社の場合)



そうなると
なるべく余って捨てる部分が出ないように
施工したいと思うはずです


アクアd


最近は余った部分をリサイクルして
断熱材にしているらしいのですが



いくつかの代理店さんに

「アクアさんが買い取ったり
安く持って行ってくれないんです?」って聞いたら


「持って行ってくれません」という事で


お金をかけて
私の会社で処分しています



もちろんかかる経費以上の
収入があるので
普通なら問題ありませんが




1棟いくらの給与な以上
かかる経費はなるべく減らしたいですね






・実際にチェックすべき点


当然ですが


吹付け断熱が終わったら
石膏ボードを貼る前に

必ず施主さんは確認しましょう


普通でしたら

アクアe



このように

吹付け断熱が終わったら
メーカーの方から確認してねって
言われると思います


本当に簡単な施工ですし
隙間がある事は無いとは思いますが


目視での確認は
絶対にした方がいいです



・開業したばかりの初心者の業者

・もしくは施工慣れしている方でも

時間に追われてたり
余った部分の廃棄料をケチって


施工時の厚さが
契約時より満たない可能性もあるので


厚みはチェックした方がいいと思います





・我が家の場合


アクアフォームは100倍で発泡しますので
狙ってピッタリの厚さに施工は
難しいと思います


実際ほとんどが
規程の厚さよりもオーバーする
施工になるので大丈夫だとは思いますが




我が家の場合だと

アクアf

我が家は厚さ90ミリで



レオハウスの柱は
4寸なので約12cmですから



定規で測って
端から3cm以上あったら
施工不良という事になります



実際の施工を見ると

アクアg

平べったくなっているのは
12cmを超えて木材をはみ出してた部分ですし


ほとんどが1cm~2cm以内です


予算さえあれば
12cmの厚みで施工すれば


全部をはみ出さしてから
カットしてくと思うので


木材とピッタリなサイズにすると
一番施工ミスも分りやすいと思います



天井部分は定規で測れませんので
目視しかありませんが


望遠鏡などがあると便利かと思います



私の場合は

e40ef452

FLIR ONEというスマホが
サーモグラフィーになるアイテムを持っているので

望遠鏡は持っていきませんでした












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2018年10月19日





過去に何度か


私はグラスウールは嫌で

吹き付け断熱を
選んだ記事を書きましたが


グラスウールでも吹き付け断熱でも


基本的な
断熱性能は同じです


両方とも厚みで
断熱性能が変わりますが


ちゃんと
施工すればどちらでも
問題はないのですが




施工が難しいから
カタログ通りの性能が
発揮できるか疑問というだけなので・・・






・グラスウールは湿気を吸う?


多分ですが
グラスウールは
見た目で損してる気がするのですが

グラスウールa

これがグラスウールの中身です


たしかに布団っぽいので
水分を吸収しそうなイメージです・・・




グラスウールb

こちらがいつも見る
袋に入っている
グラスウールです






・グラスウールは水は吸いませんし燃えません


私の職場の廃棄物処分場にも
毎日グラスウールがきますので


古いグラスウールを毎日見ますが



グラスウールは「ガラスの仲間です」


ガラスなので水を吸いませんし
燃えません


私の会社に
グラスウール持って来たら


グラスウールc

グラスウール、ロックウールなどは
このガラス・陶磁器くずになります



ちなみに
アクアフォームも運ばれてきますが


吹き付け断熱は
発泡材なので

グラスウールd

廃プラスチックです



処分方法も


吹き付け断熱の
アクアフォームやアイシネンは燃えますが


グラスウールは燃えないので破砕します


グラスウールe


燃えないというのは
家に使う断熱材としては
メリットですね



吹き付け断熱も
難燃性の原材料を混ぜていますが


私の会社みたいな1000度以上の
焼却炉だと普通に燃えます


まあガラスでも金属でも
入れれば燃える位の高温ですけど・・・



個人的には
外側なら外壁
内側ならボードなど


燃えにくい素材の奥にあるので

火が断熱材まで行ったら


家の木材まで届きますから
既に手遅れだと思いますが









・グラスウールだから内部結露するは間違いです



グラスウール=ガラスですから
素材は湿気を吸いません



正しく施工すれば


吹き付け断熱もグラスウールも
厚みにもよりますが


同じ断熱性能にはなります



毎回言いますが


施工が難しいのと
昔からの間違った施工のせいで


将来隙間が出来て

断熱性能が下がって
隙間から内部結露の原因になるので


正しく施工できる業者なら


吹き付け断熱よりも安価ですし
かなり燃えにくい素材なので


メリットもあるのですが



グラスウールf

メーカーは
既に過去の事と言ってますけど



まだまだ酷い大工さんを
実際見てるので



施主が大工を選べるわけではないし
ローコストメーカーの大工さんだし・・・


などの理由もあり
吹き付け断熱にしました



下請けに出さなかったり
信頼出来る大工さん


施主が施工ミスを見て判断出来るなら
問題ないと思いますけど




グラスウールg


メーカーサイトに
正しい施工マニュアルもあります


手抜き間違った
施工するのは置いといて



正しいと思っている施工が
間違ってる大工さんもいるので


信頼出来る大工さんを見つけるか


自分で正しい施工方法を
覚えるしかないですね


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2018年08月07日





高気密、高断熱が
当たり前の時代ですが


例えば営業さんが

「うちは高気密、高断熱ですよー」と言っても


実際どこまで
高気密、高断熱か分かりません


それをデータで出してくれるのが


断熱等性能等級です

省エネa


フラット35Sや
長期優良住宅を取るには
必須です





・耐震等級よりも大事?



断熱等性能等級ですが

「断熱等級」などと言ったり

平成27年までは
「省エネルギー対策等級」という名前で

省エネ等級などと言ってますが



内容は同じで

文字通り

断熱性が高ければ
家が省エネですから


どれくらい
高気密、高断熱かの指標になります


断熱しか書いてないじゃんって思いますが
気密を取らないと



・外気が家に入りますし

・家の冷暖房も外に逃げます



さらに断熱だけ高くて気密が低いと
壁内結露なども起きるので


高気密、高断熱の数値になります



もちろん耐震等級も大事ですけど


地震はいつ来るか分かりませんが



夏と冬は
必ず年1回来るので



快適に過ごすなら大事です






・今なら無くても建ちますが・・・



耐震等級
建築基準法で定められてるので


今建てる家は
どんな作りでも

耐震等級1は必ずあります

しかし


断熱等性能等級
義務はありませんので
どんな家でも建てれますが


2020年からは義務化されるので


断熱等性能等級が必須の時代になるので

当然等級が取れないような家は


一気に資産価値も下がりますし



凄い費用が必要とかでも無いので

是非気にして家を建てましょう



※追記

断熱性等級の義務化が
国交省の法案で見送りになりました



なので、何も調べなくても
最低基準は超えてるという事はなくなりますので
注意が必要です






・最高等級が当たり前?


断熱等性能等級は
今のところ4が最高になりますが


普通の工務店や
大抵のハウスメーカーでも


等級4で取れますし


レオハウスでも

特にオプションで頼む事もなく
標準仕様だった


・吹き付け断熱

・窓サッシはサーモス2H

・玄関ドアはLIXILジエスタ2


これで等級4が取れますし



もちろん今までの
グラスールでも取れます



モンドセレクションより
簡単なのかもしれません(笑)




ちょっとこだわる工務店や

c値、q値、UA値にこだわるメーカーは
等級4なんて簡単に超えて

等級4の倍の性能位で作りますし




パッシブハウス系のメーカーは

等級4の3倍の性能で作るそうです



我が家のような
ローコスト住宅だと


普通の等級4は超えてます位の
普通の性能ですが




なので

等級4は取れませんが
3でも充分です
なんていうメーカーは


正直オススメ出来ませんし



我が社は2020年の
基準を超えてますと

大々的に言うメーカーもありますが
それが普通だったりしますので





・金利も安くなります


フラット35で住宅ローンを申込すると

等級4があれば金利が下がります


省エネb


私が申込みした時には
10年間金利が0.3%下がりました


今は下がる金利は0.25%ですが
子育て支援住宅でも0.25%下がるので


併用すれば0.5%も金利が下がります






・断熱等性能等級は何を見るか



省エネc

こちらがフラット35Sを申込した際の
断熱等性能等級の構造計算書です


結構な量の書類がありますが

中を見ていくと



省エネc-2

断熱材がどんな種類で
何mm入っているかを調べます


基準は住んでいる地域によって
異なりますが


私が住んでいる地域は
地域区分は5になりますが


正直等級4の中では
最低ランクです(苦笑)


これでも夏は40度に上がって
冬は氷点下7~8度まで下がる

温度的には厳しい地域ですが

「高性能だなぁ」
快適に過ごしています








・窓や玄関も見ます


一番温度が逃げるのは窓ですから

窓サッシの性能も大事なのですが


窓や玄関はUA値の数値で
性能が分かり
数値が低いほど性能がいいのですが



省エネg

サーモスⅡHなので
UA値は2.33になります



家を建てるのに
ブログで情報収集される方なら
分かると思いますが


2.33はそれほど
いい数字ではないです
(今までなら充分いい数値ですが)


それでも


省エネh


日本の基準は2.33以下が最高等級になるので
これでも最高ランクになります




省エネi

左がアルミ樹脂複合窓で複層ガラス
右がサーモスⅡHです


樹脂複合窓でも3.5の数値なので



通常のアルミサッシだと
いかに低いか分かると思います



もちろんお金さえ出せば
どんどん高性能の窓サッシが買えますので



省エネj

サーモスXなら
オール樹脂窓より高性能の1.03




省エネk
LIXILで一番高性能な商品は
なんと5重窓でなんと0.55です!


いったいいくらするんでしょうか





・もちろん部材だけではダメですが


一部分だけ基準に適合したら
OKではないので


省エネl


このように全てに適合してるか確認して

後は窓の面積や日射率など
色々計算書が付いてましたが


ちゃんと等級4は取れました



2020年はこれが最低基準なので
当たり前なのですが


これ以下の所は
止めた方がいいですし


c値、q値の測定をしないなら


現状唯一の
高断熱、高気密の確認方法です




実際に家が完成してから
計る訳ではないので


これだけの物を使ってますと言っても

施工不良があったら
寒い家になってしまうので