樹脂サッシ

2021年02月08日







樹脂サッシって




耐久性がアルミサッシに比べて
良くないって言われます


樹脂サッシa


◎と△ってのは
さすがにLIXILさん
言い過ぎでしょって思いますし




昔ながらの
フレームも太い
アルミサッシなら




たしかに
アルミのが絶対に頑丈ですけど


樹脂サッシb


リクシルだと
サーモスはLもXも
Ⅱ-Hも細いですからねぇ・・・



「あんだけ細いんだから
耐久性◎は言い過ぎじゃない?」
個人的に思います



もちろん
素材的に見たら
半分の細さだって



樹脂とアルミを比較したら
アルミの方が全然強いのは
間違いないのですが





「そもそも樹脂サッシって
そんなに劣化するの?」

という疑問もある人が多いので




今回は
実験材料が見つかったので




解体屋として
古い樹脂が実際
どれくらい劣化するか
見て行きたいと思います





・残念ながら築30年の樹脂サッシは無い・・・



数件だけですが
実際に築30年以上経過している樹脂サッシの
ブログがあって



「全然劣化していません」みたいな
記事はありますが




「これだけで大丈夫と
信じるのはどうかなぁ・・・」と思うのは




まず日本で30年前に
樹脂を使っている家ってのは





・相当断熱に気を使っていて
 メンテナンスも完璧なはずってのと



・製品自体が
 フラッグシップモデルですからね






今みたいな


樹脂サッシc


こういうエルスターSや
APW330の普及モデルは






実際どうなるんだろうって
思うのですが


樹脂サッシd


30年前の樹脂サッシがガンダムとしたら



今は普及してるのでジムみたいな
可能性もあります(笑)






残念ながら
今普及している樹脂サッシ





これの30年経過した現物はないのですが





ほぼ同じ素材で出来ている普及品


樹脂サッシe


めちゃ古い
塩ビ管があるので
こちらで実験します





・パキっと割れるけど・・・普通に使えば大丈夫



新品の塩ビ管は
ホームセンターなどに
売ってますから



素手で割ろうとしてもらうと
分かりますが



こんなもん
格闘家でもなければ
素手で割れないと思います(笑)




地中に入ってる
塩ビは紫外線の影響を受けないので





地上に出てる古い塩ビを
割ろうとすると


樹脂サッシf


樹脂サッシより
やや厚みがある塩ビ管でも
割れるんですね



なのでリクシルの言う
耐久性ってのも間違ってないのですけど




ちょっと想像してみて欲しいのですが




実生活において



サッシに対して
割ろうとするほど
力を入れる事ってあるでしょうか?(笑)





樹脂サッシg


ドラえもんとかで
野球やサッカーなどの
ボールで窓ガラス割る描写がありますが






令和の時代に
こんな事するとは思えませんし


樹脂サッシh


私が小学校の頃は
サッシの部分で瓶コーラの栓を
抜いてた事ありますが



こちらも今は
瓶の飲み物がありません



栓抜き使う飲み物って
瓶のビール位ですかね



ビールは大人の飲み物なので
そんなバカな事するとは思えませんし




なので
耐久性がアルミより
落ちるのは事実だけど



そもそも
そこまでの耐久性が要らない部品




ってのが私の感想ですね



色落ちに関しては
これはアルミの方が
紫外線に強いですし



塗装してない
シルバーのアルミなら
色褪せせずに
何十年と持ちますけど




まあ塗装が焼けてきたら
「塗装すればいいんじゃない?」
って思っています







・もうひとつの懸念「地震の時の耐久性」について





これに関しては
残念ながら
データが無いのですが



たいてい、ドイツとか
ヨーロッパの高性能製品が
日本で普及しないのって



・高湿度で使えないか

・地震の問題が多いです




樹脂サッシi


これはPVCの物質としての
データです



ちなみに
樹脂サッシは結露しないって
言う人多いですが



若干ですが


PVCなので
金属に比べたら
水分を取り込みます



まあ若干なので
そこまで心配する程じゃないのですが



この辺も日本で
普及してなかった一因だと思います



日本は温度も高く
紫外線も強いからダメ論は
多いんですが



素材として
多湿地域には
アルミに比べたら樹脂は不利ですね





とはいえ30年持てばいいんですから
そこまで気にしなくても
大丈夫っぽいですが






そして日本特有の問題
地震ですね




これに関しては
データはありませんが



アルミ樹脂も樹脂も
変わらないと思います




アルミは強いと思いますが
今のアルミ樹脂は



強度があるから
ギリギリまで細くして
ガラス面を大きくという流れなので


そして地震に対して
樹脂だろうとアルミだろうと



ガラスの方が圧倒的に
弱いわけですから



樹脂に比べて強度が
格段に強い事はないです




樹脂サッシ並の
太いフレーム枠で



アルミ樹脂サッシ作れば
そりゃ地震にも強いんでしょうが



そんなの多分売れないですね(笑)



アルミ樹脂のメリット無いですし・・・



なので、どちらも
耐震基準は満たしてるけど



アルミだからって
そこまで耐震性に強いかというと
そんな事はないと思います





耐火はもちろん
アルミの方が
ずっと強いですけどね




なので
法律で満たしている以上の
耐火性能が欲しいってなら
話は別ですが



地震に関しては
同じだろうなぁと思います





どちらにしても
今のサッシは



・樹脂だろうと

・アルミ樹脂だろうと



一体型なので
ガラス部分だけ交換って
出来ないですからね



サッシのダメージの前に
ガラスがダメになったら
どちらにしても全交換です










・という事で多分平気かなぁと思います




普通の使い方をしていれば
日常において



それほど耐久性は気にしないで
大丈夫かなぁと思います



というか
地震の心配は



正直大震災レベルだと
どうなるか分かりませんが




今の細いアルミ樹脂サッシ
見る限りは




それほど耐久って事に
優位性があるとは
思えないんですよね





もちろん
昔ながらのアルミサッシの感覚で





シェードの金具などを
サッシに取り付けとか




樹脂サッシなら
劣化してたら
「パキーン」と割れると思います




というか
新品時でも樹脂には
取り付け出来ないと思いますが




その辺に気を付けて使えば




それほど耐久性は気にすることは
無さそうですね




なので
リクシルも
サーモスX売りたいなら



耐久性なんて事よりも
フレームが細いという
ビジュアル面を訴えた方が
いいと思うんですよね





そうしないと
エルスターも売りにくいでしょうし(笑)



・・・・・
・・・・
・・・
・・




それよりも



どんなに高性能な窓だって
ゴムやコーキングは劣化しますから


こちらの性能低下は
避けられないので



ちゃんと10年程度で
メンテナンスをする事ですね




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2021年01月29日








我が家は、ほぼ結露がありませんが


過去に結露しない為には
温度、湿度、風が大事と書いていて




「窓サッシの性能だけじゃない」
言っていますけど




じゃあ、逆に
わざと結露させてみて




どうして結露するか考えて
対策を考えましょうという実験です








・同じ温度だけど湿度と換気を変更して結露させてみる





今回は温度は同じで
湿度と風を色々と変えてみます


・・・・・
・・・・
・・・
・・




相変わらず相対湿度だけ見る人が多いので


「我が家は35%しかないから凄い乾燥してる」
言う人が多いですが


結露a



・24℃の35%と

・18℃の50%と


・15℃の60%は同じ絶対湿度です





ニュースとかで
「湿度は50%に保ちましょう」って言いますが



その時の温度が分からないと
何の意味も無いんですが





一番勘違いで多いのは



昔の家ってのは



・家にコタツがあって

・石油ファンヒーターがあって





その周辺だけ暖かいけど
それ以外は寒い家ですね

結露s
(昔住んでいたアパートです)




暖かい所が気温24℃で40%だったら



寒いところは同じ湿度でも
17℃だったら60%と表示されますから






その時の記憶のせいで
「湿度50~60%あると快適」って人が多いのですが




今の家はエアコンだけで
家の中どこでも22℃とか
当たり前ですから



22℃あれば湿度40%でも
乾燥してる家ではありません




絶対湿度が8あれば快適


7でも
そこまで乾燥してる訳ではなくて



私の場合は
実際冬は7~9で湿度を調整しています






という事でこちらは
いつもの冬の状態



結露b


結露が出ない
我が家の普段の湿度推移です






深夜2時にエアコンを入れるので



温度が上がると共に
相対湿度なので
湿度は下がっているように見えますが





気温の方は


結露c



24.5℃ありますから






絶対湿度を出すと



結露d



一番相対湿度が低い時でも
この時の絶対湿度は
7.8ですから
快適ですが





飽和水蒸気量を見ると絶対湿度7.8ですから




結露e



サッシが7℃以下だと
無風の状態なら結露が始まりますね




実際には換気システムがあるので
無風って事は無いのですが




とりあえずこの日の気温は

結露f



最低気温が氷点下0.6℃ですね






一番結露しやすいと思われる
北側の窓を見ると


結露g



結露はしてないですね







この時のサッシの温度が

結露h



11.0℃なので
まだ結露までには
4℃ほど余裕がありました(笑)







ちなみにガラスは
サッシよりも余裕があるので

結露i



16℃と余裕ですね




そして次の日は
わざと加湿器を使って
湿度を上げてみます







・やったー結露した(笑)




実験の為とはいえ
結露させて嬉しいのもおかしいのですが




普段は加湿器は寝るときは1台だけなのですが
この日は2台使って





さらに無風状態を出すために
寝る前に一種換気のシステムを切ります


結露j



相対湿度46.5%
絶対湿度で表すと10まで上げました






結露k



理論上11℃から無風なら
結露を始めますね







さらに昨日より気温も低くて



結露L



氷点下2.3℃ですので






結露あるかなぁと見てみると


結露m



結露しました(笑)






高性能窓は結露しないって言うのは


結露n



我が家のサーモスⅡ-hよりも



この実験では
高性能樹脂窓のエルスターXは
サッシの温度が約6℃も違いますから



我が家でギリ結露が出たレベルなら
樹脂サッシなら結露はしません




ただ、この実験データは
室温が27℃もあるので
現実的な数値では無いのですが



アルミ樹脂より樹脂の方が
結露が出るまでに
余裕があるのは間違いないですね



まあアルミ樹脂でも樹脂でも
色々と性能が違うので
Ua値で確認した方がいいですが






とはいえ、湿度の管理さえ出来てれば
氷点下5℃位までなら



上手に管理すれば

アルミ樹脂でも結露は防げる事は
分かると思います



ただ、結露が起こりやすい時間より前に
エアコンを入れてないとダメですね・・・


我が家は早朝5時位は
いつも24℃なので


普通の湿度程度なら
結露が起こりませんが




起きてから
エアコン入れるって場合は
おそらくアルミ樹脂だとアウトだと思います





そうは言っても
わりと湿度管理も大変なので


予算あるなら
樹脂窓のがいいですね

今はそこまで高くないですし

単純に暖かい方が快適ですし


とりあえず
現状アルミ樹脂でも樹脂サッシでも


「結露が困る」って人は



・湿度を低くして

・深夜早めに暖房を入れれば




今の家なら
そうそう結露はしないと思います




後は、結露で困ってる場所が
普段カーテンしているなら


カーテンをしない事ですね




カーテンすると
簡単に寒くて、風のない場所になりますから




もちろんカーテンした方が
家の冷暖房費は下がりますから
色々と難しいとこですが・・・


土地的には
カーテンしないとイヤって場合もありますし




それでも結露が出る場合
気密性能に問題がある可能性があります












・高気密住宅の方が結露しない理由



・今回湿度を上げて

・風(換気)を切ると




温度は同じでも
簡単に結露する事が分かりました



本当は結露びっしりみたいな
写真を撮りたかったのですが



温度24℃で相対湿度が60%ほど上げれば
もっと結露しそうですが




残念ながら
我が家の加湿器は




気化式なので
そこまで上がりません・・・




気化式はフィルターを水に濡らして
ファンで加湿するシステムなので


例えるなら部屋干し換気と同じなので
そこまで湿度が上がりませんが




なので気化式は
最近の高気密住宅には
ピッタリだと思います



気化式=弱いってのは
昔の気密が無い家の場合で


今の家にスチーム式などは
加湿しすぎてしまいます


さらに気化式は
濡れたタオルに
扇風機当てるのと原理は同じですから


家の中に風も生まれます





それと高気密住宅の方が
計画換気がしやすいですから




風の流れがいいので
結露は起こりにくいですね





なので
結露が起こりにくい家として建てるなら




ローコストメーカーで建てるとしたら


・樹脂サッシ(断熱性能とサッシの温度アップ)

・吹き付け断熱(気密性能アップ)


・第一種換気システム(換気性能アップ)




こちらの中で
全部選ぶと予算オーバーでしたら
必要に応じて削除する感じですが



気密性能が良くないと
第三種換気システムなんて
全く意味が無くなりますので
その辺の見極めは必要ですね・・・



パッシブハウスなどで
第三種換気が多いのは


そもそも
パッシブハウス=省エネルギー住宅ですから





第一種の吸気も排気も
電力を使うってのが
省エネではありませんから




「第三種でも問題なく換気出来る家」って
前提で作ってます
(パッシブは給排気とも自然という第4種換気ってのもあります)


あれは決して予算削減の為ではないので




下手にマネして第三種を入れてしまうと
ただの換気しない家になってしまうので
第三種換気は高気密とセットで考えた方がいいですね




ab77786f


C値1.5程度だと



第一種では問題無く作動しても
第三種では逆流しちゃいます・・・






まあ、色々と考えてましたが
手っ取り早い結露対策としては




①まずは樹脂サッシですね


色々と対策した所で
最終的に結露で悩むのは
サッシ部分ですから
ここを補強するのが一番です




「とはいえ予算が・・・」とか

「既に樹脂じゃない家を建ててる」





という場合には
我が家みたいに



②早朝前に温度を上げておく


これがいいのですが
今回実験もしましたけど


温度が上がると
それだけ水分量も溜め込めるので
湿度の管理も必要になります



加湿器オフにしても
問題ない湿度なら
寝る前に切るのがいいですね




それでも結露が出るなら


③カーテンをしない


この3つだけで
今の家ならほぼ結露は無くなると思います



寒冷地だと分かりませんが・・・





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