建て替え

2020年08月24日






昔からある有名な言葉で
「家は3回建てないと成功しない」って
言葉があります



中にはハウスメーカーや
工務店の
営業さんまで
この言葉を使うので



「それはただの責任転嫁じゃん」って
思いますが



これの意味は全然違って・・・





本来の意味は


・結婚して夫婦だけで建てる小さい家が1回目

・子供が何人か生まれて子供が主役の2回目

・子供が全員育っていってまた夫婦だけの家になる3回目


という意味です



高断熱高気密なんて言葉よりも
ずっと前からある言葉なので



決して「窓選びに失敗した」とか
そういう物ではありません(笑)




分かりやすい例だと
サザエさんの家なんかは





今テレビでやっている
みんなが知っている家が2回目ですね


建て替えa


磯野家の1回目は賃貸のはずですが


このテレビで有名な間取りに
仮に波平さんとフネさんだけ


もしくは長女のサザエさんが
小さい頃の3人家族じゃ


あの家は広すぎますから







実際私の義父も
我が家の家と土地を見て


「最初の家にしては広すぎる」なんて
言われました・・・





「いや、すぐに建て替える予定ないですから・・・」
って感じですが






昔の人の考えだと


土地は出来るだけ広く買って


家は最初は小さく作って


その後子供が主役になって
建て替え、もしくは増築なんですね



私の場合は結婚が遅かったですし



平均で言っても昔に比べたら
結婚年齢は高いので



今だと1回目の夫婦だけと
2回目の子供が主役はまとめて1回として




昔で言う3回目をどうするかですね




子供が成長して
夫婦だけに戻った場合に
建て替えるか



もしくはずっと同じ家に住むかっていう
考えになります





これは考え方の違いなので
どちらが正解とか無いのですが







過去記事で
住宅寿命は30年という記事を書きましたが







私の仕事は作る方じゃなくて
壊す方ですから



「今の日本の家はすぐにダメなる」と言って
営業をしてきて




「我が社の家なら80年安心です」
みたいな事を言いながら


そんな事言う会社も


10年前と今の家では
デザインから外壁材から
全然違うのを見ると



「なんだかなぁ・・・」
思ったりするのですが




他にも
断熱材が変わったり
通気方法も変わったり



まあ逆に言えば
何の革新技術がないまま
30年も経過する業界も


それはそれで嫌なのですが・・・





私の妻はアパレル勤務で
「いい生地だから長く持つ」と言いますけど



・デザインも変わるし
・流行の色も変わりますし



長く着れるけど
結局着ないで
新しい服を買いますが




・・・・・
・・・・
・・・
・・




一応、我が家も共働きで



私も妻も
山梨県の平均位の収入は
ありますから



ヘーベルハウスとか
お金持ち専用みたいなメーカーはともかく


頑張れば積水さんとかは
収入的には不可能ではないのですが



あくまでも数字上
不可能じゃないだけで




結局100年持たす外観なんて
考えて作ると



どこで作っても
すぐに予算オーバーになりそうですが
(和モダンとか基本高い・・・)



今の家で性能的にも
充分満足出来ているので
それはそれでいいのですが




実際今の住宅なら
ローコストで建てようと
適切にメンテナンスしてれば



普通に建てても50~60年は
簡単に持ちますし




逆に高い価格の家でも
メンテしなければ
30年以降はボロボロになります




30年で一区切りで
メンテナンス、改修工事するものって
結構多いですからね



「だったら
30年後に建て替えた方が
色々お得じゃん」


というのが
今回の話です







・建て替え最強論





我が家の住宅が






土地代と家具、家電などを抜いた総額が
約2,000万円です




今ならこれ位の金額で
ZEHレベルの家は
建てれますね




10年前なら
この性能を出すには
軽く3,000万円以上は
掛ったと思いますが




年々進化している
業界ですから




仮に30年後に解体して
建て替えをすると



30年後は
もっと安く高性能な
家になっているはずですし



建て替えの場合は
土地代はそのまま
水道の引き込み工事費なども
かかりませんので



・解体費 100万円
・建て替え時の住居代 5ヶ月で50万円


これを足しても


2,000万円あれば
ある程度の性能の家は
建て替え出来るわけです




・5,000万円で家を買って60年





2回目は土地代が無いので


1回目3,000万円と
2回目2,000万円で
30年後に建て替えでも
同じ5,000万円




本当に個人の好みですし



家を愛する方だと
「30年後に建て替える前提で
建てるなんておかしい」


という意見も多そうですが



建て替え前提で建てると
メリットも多いです





・建て替え前提に家を作るメリット




皆さん子供の間取りで
悩む人が多いですが


その理由で多いのが


子供が成長して
一緒に住まないとなったら
もったいないという奴ですね



私の考えは
そんな親の都合で


子供に不自由な生活は
させたくないので



子供部屋も普通に作りましたし



勉強スペースのスキップフロアなど
とにかく子供優先の間取りで作りました



仮に
「老後は建て替えるから」って
考えなら



今の家は



老後の間取りとか
一切考えなくて
子育てに特化した家を建てれます





ちょっと前まで
アイダ設計の555万円の平屋とか


建て替え1


こちらは500万円の平屋ですね



まあ諸費用等含めて
1,000万円ほどかかりますが



メンテナンス代とか考えたら
将来の建て替えも考慮して
建ててもいいんじゃないでしょうか




金額的にも60年住むのと
建て替えるので変わらない


もしくは安く済む場合もあって




はっきりコスパだけで
考えたら


ちょっと安い住宅を30年で
建て替えが最強だと思うんです




とはいえ
子供が一緒に住むって事もありますし


そもそも夫婦のどちらかが
早く亡くなる場合もあるし



未来は分かりませんから


一緒に住むなら住むで
ある程度の性能はもちろん必要ですが



別に我が家の性能で
不満があるわけではないので
このまま住めると思います












・これも職業病なのか・・・



なぜ、このように思えるのかというと


普段仕事で30年前の家を
たくさん見てるからでしょうか・・・




解体も社員割引で
多分安く出来ますし



「建て直した方がいいじゃん」って
思う事も多いからですね



子供の将来なんて分かりませんし


それこそサザエさんみたいに
旦那さん連れてきて
孫も住むなら


逆に大きく建て替えする
可能性もありますから




まあ、何が言いたいかというと



将来建て替えするお金位は
ちゃんと貯金しましょうって事です・・・



結局お金さえあれば
建て替えじゃなくて
増築や改築も好きに出来ますし






お金持ちや、平均より
ずっと高い給料の人は問題ないですが


我が家みたいな
平均年収程度の家庭で




無理して今、豪華な家建てても
30年後どうなるかなんて
分かりませんから








・ローンは難しいので現金のみ



30歳で家を建てたとして


30年後・・・


60歳で建て替えるとして
ローンは通りませんね・・・




子供も一緒に
二世帯住宅で住むなら



貯金を子供に渡して


二世帯住宅を
建てて貰うって可能性もありますが


夫婦二人だけに戻ったら
基本現金払いのみです



一軒目購入時から
毎月3万円を30年間貯金出来れば




30年で1千万円貯まりますから
大幅な増築、もしくは
小さ目の平屋なら可能ですね






実際「思い出」とか
他の考えもありますけど



元気なうちから
中途半端な
将来はバリアフリー化とか


子供が育った後の考えとか
余り要らないと思うんです



とはいえ、我が家も
老後の事も考えて
階段を1.5坪取って
めちゃ段差を低く作りましたが






中途半端に作っても
老後の事考えたら
平屋が最強ですしね・・・





登りやすいと言っても
要介護認定受けるほどになったら
登れませんし


先の事は誰にも分かりません





そうなったらそうなったで
セカンドハウス化計画を考えられる位には



お金に余裕を持って
家は作った方がいいかなぁと思います




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2020年06月22日






最初に結論から言うと
どんなに住宅の性能が上がっても



今のままでは
日本の住宅寿命は
まだまだ短いままだと思います



ハウスメーカーや
工務店が考える
家の寿命というのは



木造住宅の場合なら
躯体の木材が
まだ大丈夫かどうかですが





じゃあ作り手じゃなくて
壊す側はどうかと言うと


住宅寿命a


解体して運ばれてくる木屑の7~8割位は
まだまだ住める木材です




木材以外も



長持ちする建材の
タイルやレンガはもちろん




耐用年数の少ない
サイディングでも


住宅寿命b


解体して破砕処理しますので
写真はバラバラですけど


まだ使える状態の物もあります






住宅寿命c


瓦なんて100年近くは
平気だと思いますが
壊されてしまいます





「最低60年は持つ」という家が
実際は30年で解体されるのですが




実際壊す家を見る側だと


「こりゃ30年で
壊しても仕方無いなぁ」って
家も多いんですね






・メーカーと施主の考え方の違い


実際の解体現場には
施主さんは
その場にほとんどいませんが


たまに話せる事もあって
理由を聞くと


「色々と古いから建て替える」という



住めるけど色々と古いから
建て替えって理由が
一番多いのですが



あくまでも30年と
発表している国交省の
住宅寿命は



こちらは国土交通省のデータですが



住宅寿命d


この30年というのは



まだ住める状態でも
解体しちゃったら
その時点で寿命ですから





日本の住宅寿命が短いのを逆手にとって
この手のデータをお客に見せて





「あのメーカーはすぐにダメになる」
とか


「あの工法だとすぐ家がダメになる」
とか


不安商法
色々と言って



「我が社の家なら60年、70年は平気です」って
売り文句のメーカーも多いのですが



実際に壊す側から見ると


家は平気でも
みんな建て替えるので
そんなに住みません





我が家みたいなローコストや
もっと安い住宅


さらに10年程前の住宅でも


欠陥住宅じゃなければ



適切なメンテナンスさえしてあれば
最低でも50年~60年は住めます



実際にそれだけ古い家をたくさん見ますので
間違いないです






・なぜ住める家を壊すのかの理由



まだまだ住めそうな家なのに
壊す理由を聞くと


たいていの人が
「古いから」って言います



服やカバンと同じで
まだ使えるけど


色々と古いから
解体してしまいます




国土交通省のデータでも


住宅寿命e


耐震や断熱に不安があるのは
僅か10.6%しかありません




「新しくて気持ちがいい」って言う
34.4%もとりあえず置いといて



一番多い41.9%は
間取りやデザインが原因です






30年前の
デザインを見ると


住宅寿命f


こちらは30年前の
一番多いタイプの家だと思いますが




デザインや使っている建材が
古いんですよね






先程の家より高い金額の
30年の前の家というと


住宅寿命g



こんな感じですが
やはりデザインが古いです




もちろん30年前の
木造住宅で


C値1以下とか
ありえませんから


デザイン以外にも



・性能も良くなるし
・当然全部新品になる
・内装も新しくなるし
・間取りも自由に変えれます






大規模リフォームと比較した場合


住宅寿命h


リノベーションすると
1,500万円位かかりますが




新築だと
建物だけなら
1,500~2,000万円位から可能です



「新築の7割で
リノベーション出来る」って
広告に書いてありますが



7割も出すなら
建て替えしようって
人も多いと思います





住宅ローン減税は
新築でもリフォームでも
10年間の減税ですが



固定資産税の割引は

・リフォームは1年間
・新築は3年間ですし



すまい給付金は
リフォームだと支給すらされません



住宅ローンの金利も
新築の方が優遇されますし



とにかく国も
企業も


「家建てた方がお得だよー」

という状態ですね



長く住みましょうと言いながら
デザインをどんどん変えていくので


当時の普通の家って
どうしても古く見えてしまうし


リフォームも
そこまで安くないし



それなら建て替え
しましょうって感じですね



・リフォームなら500万円
・建て替えなら3,000万円



これくらいの差があれば
リフォームで済ます人も多いですが


日本の住宅は
デザインがコロコロ変わるので


部分リフォームしても
古いままです





・本当に長く住みたいならこのメーカー




もちろん30年前の家でも
全く古く見えない家もあって


住宅寿命h-2


こちらは築33年ですが


家というより
雰囲気はビルに近い
ヘーベルハウスは
そこまで古く見えませんし



住宅寿命i


ヘーベルハウスは
メーカーの方で


自社の中古住宅も
販売しています





他には


住宅寿命j



スウェーデンハウスみたいな
北欧風というより
完璧にヨーロッパの家してますので
古臭くないですね



あちらの家は
全然デザインが変わりませんから



この2つに共通しているのは
そもそも金額高いですし



アフターにかかる
金額も高いんですね


ヘーベルハウスは60年
スウェーデンハウスも50年
無料点検はありますが


「点検は無料で
するよー」って言うだけで


メンテナンス費は
高いです・・・




まあ、この2社の場合は
メーカーも買う方も
60年、70年持たすんだから



「家もメンテナンス代も高くて当然でしょ」って
考えですから



60年間メンテナンス代も入れた金額なら
私の家なら3戸建ちますからね



このタイプのハウスメーカーは
ノーメンテとか言いませんしね・・・


家は定期的に
お金かけてメンテンスするのが
当たり前という考えですし


その辺も欧米と同じですね





じゃあアメリカとか
ヨーロッパは


全部ヘーベルや
スエーデンハウスみたいに
高い家なのかというと


注文住宅は
実際そうなんですね






・何故欧米は寿命が長いのか



アメリカとか
いかに住みやすい気候で
湿度も少なく腐らないからと言っても



日本人の建て替えで
一番多い理由の


「なんとなく古い」って
発想はないのかなぁと
思っていたのですが




日本の住宅産業の方が
優れていると
アメリカに会社を建てた方がいて



canvas




アメリカって本当に
100年間近く
住宅デザインが
ほとんど変わってないんですね



住宅寿命j-2


住宅販売の9割が中古住宅
1割が新築で


さらにその新築の8割が
建売で同じデザイン



残り2割の
注文住宅は


日本でいう
ヘーベル並みの
お金持ち仕様なので


普通の人は
頑張っても建売住宅


その建売の見た目が
中古住宅と同じっていうなら



それは中古住宅が
活発になると思います





実際にアメリカの
新築建売住宅の画像検索すると


住宅寿命k

(Lennar House for saleで検索)



全部が
スウェーデンハウス状態ですね(笑)



本当に数十年間
デザインが変わっていません



一条工務店
元々フィリピンでほぼ作りますから


日本に持っていくのと
アメリカに持っていく違いだけですが





ICHIJO USAになると


住宅寿命L


売りのタイルもなくなり
壁パネルになって





住宅寿命m


アメリカっぽい
普通の家になりますね





向こうは景観の法律も
厳しくて


日本みたいに
家ごとにデザインは違うってのも
ないですから


デザインもずっと
変わらないかもしれませんが




この状態を
日本で例えたら

住宅寿命n


アーネストワンの建売住宅が
8割ある状況って事ですから
見た目はほぼ同じになりますね




しかも長い間
デザインも
変わっていないですから



30年前と今の家の
見た目が同じで


自分で直せる人も多いですから


彼らはBBQとDIYが
生きがいですし(笑)





「本当に日本の住宅寿命が短いのを
どうにかしたいなら
デザインを変更しない事だと思います」



デザインが
100年間変更しませんってなったら



中古市場も賑わいますし
寿命も延びると思います





100年住めるようにと
高温多湿の日本で色々頑張ってはいますけど


こうもデザインが10年単位で
変わるとどうしても
古く見えてしまいますから



「なんとなく色々古いから
建て替える」

という意見になってしまいます




最近は国の方でも
色々と景観規制がたくさん出てきて


住宅寿命o


デザインのルールもあって
統一感を出しています




アメリカなどは
国全体で
こういう状況なので
中古住宅が売れますね




かといって
今の日本で1社だけ

「我が社は100年持たせるので
デザインは変えません」


とかやっても
10年経ったら


古く見えるデザインで
売れないと思いますし・・・












・寿命が短いのもアリだと思いますよ



「日本も100年住めるようにしよう」って
言うメーカーも多いのですが



個人的には
「ならデザイン変えるなよ」
って思いますが



そうしないと売れないという
ジレンマですね・・・




そもそも注文住宅なら
施主がデザインも
決めれる訳ですし・・・




もちろん住みたいのに
家が壊れたでは


洒落にならないので


住もうと思えば
100年住める家の方がいいのですが




どうも

・欧米は素晴らしい
・家が100年持つという話が


美化されすぎていて


特にアメリカなんかは
本来消費大国ですからね



日本みたいに
新しい技術をどんどん出して


デザインもころころ変えれば
絶対に寿命は短くなります



私なんかは
平均年収程度でも


注文住宅が買えるなんて
欧米ではありえませんから
(建売は逆に日本より安いのですが)



日本の30年サイクルというのは



衣食住の住にお金をかけてる
日本の素晴らしさだと思いますし
住宅の愛着も多いと思います



各社が競い合うから


新しいデザインになって
新しい技術が出来るわけですからね





要はアメリカの住宅寿命が長い
というのは


建て替えをしないで
中古住宅市場が多いんですから




当然ながら


売る事を前提に考えて
家を買いますので


間取りはみんな同じ
一般的なもの


高く売れるように
外壁や屋根の修繕も自分でします




日本の場合は売る事を
考えて作りませんから


注文住宅なら
間取りは家ごとに違う


古くなっても
その土地は自分の物ですから


また同じ場所に住むので
建て替える


むしろ
家に愛着があるから
建て替える感じですよね





家族で「間取りどうする?」とか
子供部屋の壁紙1枚だけでも


色々と夫婦で
相談して揉めたりしますが



これだけ家作りに真剣になるのは
アメリカ人にとっては
理解できない行動でしょうね


どうせ売るんだしって考えですから






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2019年08月28日





先日ですが母親の実家に
お墓参りに行きましたが


母親の実家は
なんと築70年です!



戦後すぐに建てられた建物です
築70年a

古民家として誰かに
引き取って欲しい感もありますが


ちゃんと普通に
母親の姉夫婦と子供が住んでいます



そして、この家は
エアコンがありません!
(扇風機はあります)



そもそも70年前には
エアコンなんてありませんでしたから


よく「古民家は涼しい」って
言う人がいますけど



昔の家がどうやって暑さ対策をしてきたか
多少は参考になる部分もあります





・昔の家の標準装備「縁側で遮熱」


今の家はこういった
間取りにする方は少ないですが


縁側があります

築70年b

今は縁側なんてほとんど無いですが

居間と外の間に廊下を作って


軒だけでは不十分な遮熱を
廊下でカバーします

築70年c

この間取りだと
夏の太陽は居間には届かず


冬の角度が低い太陽の
日射は取り込めます


今の家で参考にするとしても


縁側は余りにも
贅沢な空間ですから
簡単には作れませんが


暑さ対策としては
軒を出すという事でしょうか


この時代だとCUBE系の家なんて絶対になく



窓サッシの性能なんて

築70年d

隙間だらけの木製サッシにシングル窓ですから



軒は絶対に必要で
さらに縁側でカバーしています





・コンクリート土間で「ひんやり」


この家が
性能は良くないのに
入った瞬間に「多少涼しい」のは

築70年e

玄関を開けると
コンクリート土間になっています


こちらは今の家なら
ベタ基礎だし床断熱も標準ですので


余り参考にはなりませんが
昔の家の知恵ですね


ただ暑さ対策って訳ではなくて


泥だらけの農作物置くので
その対策だと思いますが





・蔵や高い天井



こちらの家ですが

築70年a

外観は2階建てっぽいんですが
平屋です


天井断熱なんてありませんから
暑い空気は上に行きますので



高い天井と
築70年f

上のスペースを蔵として利用しています
(蔵に行く階段の角度が急で怖いです)


その為、蔵に行くと非常に暑いですが
居間はそれほどでは無くなります


ただ、これは昔の家の
気密の悪さがある分
天井を高くした方が効率がいいので
(上に空気が逃げれる隙間があるので)



今の家の高断熱でエアコン使用なら
天井は低い方が効率はいいですね



今の住宅は
家の中全部を冷やすという考えなので



もちろん見た目、開放感は
天井が高い方がいいですし


そこまで暑くない地域で
エアコンを毎日使う訳ではなければ
天井は高い方が涼しくなります








・冬は割と危険です・・・



この家は私が住んでいる甲府市から
2つ隣の南アルプス市

築70年f-2

それも山の方なので
夏の気温は甲府より若干低いので


まあ生活出来なくも無いのですが
(かなり暑いですけどね



そのかわり冬は寒いので
結構キツイです・・・


コンクリート土間なので
今は石油ストーブが


私が小さい時は
火鉢が2つほどあって


後は石油ファンヒーターに電気コタツと
若干の文明の利器を使っていますが


それでも寒いです


私が小学生の時は
電気コタツではなくて


炭のコタツだったので
注意しないと「大やけど」の可能性があったので
暖まるのも命がけでした



それでも寒いんですけどね・・・
築70年g

何しろ隙間だらけですから・・・



最新の木製サッシの高性能というのは
隙間が無いから高性能な訳で・・・


この時代の木製サッシは隙間だらけです



築70年h

後はトイレとお風呂も離れだったり
隣にお蚕の建物があったり


私が小さい時はヤギがいて
雨が降ると家の中に居たりと



色々とファンタジーな家なので
「じゃあ住め」と言ったら断ります


実際に古民家カフェとか
オシャレと思いますけど


あれは古民家風の現代の家ですから
ガチの古民家は住みにくいです





・という事で現在に参考になる事は


今の家で参考に出来る事と言ったら
遮熱だけですかね


縁側は簡単には作れませんが
軒は作れます


もちろん昔に比べたら
窓サッシの性能が段違いにいいですから


軒が無くても大丈夫なのですが
あった方が快適性はあがります


後は天井が高い方が夏は快適ですが


エアコン使う場合は
無駄な空間にも光熱費がかかります


エアコンはほとんど使用しない地域なら
軒の長さと天井の高さは
かなり意識して作った方がいいですね


コスパ考えたら
エアコン使う光熱費の方が


軒を長くしたりや天井を高くしたりで
対策するより安く済むとは思いますけど・・・



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2019年03月29日





よく言われる話で


日本の木造住宅の寿命は
30年というのがあります



それを逆手にとって
「100年住宅」なんていう


100年持つ家なんてのも
ありますが


普通に生活していて
災害が無ければ


木造ですから100年は微妙ですが
もっと長い期間は持ちます


30年a

私の会社に、このように
毎日解体した住宅が
運ばれますが


木材やサイディング、タイルなどなど

まだまだ住める家を
解体してしまうので


住宅寿命の期間が
短くなってしまいます


TOKIOに依頼すれば
新しい家が建てれる位(笑)


まだまだ使えそうな部材も
たくさん運ばれてきます





・寿命が30年と言われた理由



30年b


40年以上前の統計でも
築35年を超える住宅はたくさんあって


今はその数がもっと増えています


私の実家なんて
築40年以上ですし


母親の実家なんて
戦前の建物ですから
築70年を超えています・・・



廊下や玄関などは
隙間だらけですし

トイレは庭の離れにあるし・・・


もちろん
断熱,気密などの性能とは
無縁の建物ですが


普通に住んでいます



30年c


よく比較されるのが


日本はアメリカやヨーロッパに比べて
住宅の寿命が短いというのですが


どの国も
住宅の寿命の出し方は


「壊した建物の築年数を出すので」


まだまだ住めるのに


建て替えで壊してしまえば
数字上の寿命は短くなります


戦争でたくさんの家が
消失したのが1945年です


その後、バラックというか
適当に「雨、風しのげればいい」
とりあえず建てて


高度経済成長期が来て
GNPがアメリカに次いで
世界2位になったのが1968年です


ベビーブームと高成長で
戦後の「適当な家」を
みんな建て替えしたので


統計上は平均寿命20年の家が
たくさん出来ました


もちろん今も建て替えは
多いですが


高度経済成長期の家だと
今で築50年ですが


結構ボロイですが
まだ住んでる方も多いと思います


アメリカは本土は
上陸されていませんし


ヨーロッパの戦争でも
民家や一般人までは被害に
ほとんど有っていませんので


住宅の性能以前に
統計上、日本だけ
数値が短くなります






・高度経済成長期以降も住宅寿命が短い理由


もう住めなくなった家ではなくて


建て替えで
解体した年数の数字なので


まだまだ住めるのに
壊してしまう日本では


平均寿命は短いです




30年d

東京ディズニーランドです
オシャレですね



欧米に行くと
築100年近くのこのような
建物がたくさんありますが


オシャレですから
壊す必要ないですね



厳密には


日本では耐震性能や
梅雨の木材寿命などもありますが


「古いのでダサイ」と思った時に
建て替えるお金がある人が多いので


日本では建て替えますね







これが欧米だと

・梅雨は無い
・地震も無い
・建物も古くてダサイと思わない
・お金は休みも多いしバカンス最優先


このように
気候と考え方の違いもあって


欧米では建て替える必要が
少ないですね



良くも悪くも
日本人は世界的に見たら
まだまだお金持ちの国ですから



家以外でも
車、スマホなどの耐用年数も
異常に短いですし




30年d-2


統計が無いのですが
急成長した中国も

住宅寿命は短いと思います



後、日本に比べて
アメリカやヨーロッパは


中古住宅が
異常に高いですから


建て替えしないで
売れますし


日本だと
中古で下取り出す時の事を考えて
トヨタ車にするような感覚ですね


私はマツダ車ですから
下取り価格が異常に安いですが






・もちろん新しい家の方が快適ですが


まだまだ住める家を
たくさん壊してしまう日本ですが


私が実家に帰ると
「この家寒いなぁ」って思いますし

その他不便な所も多いですが

住めないことはもちろんありません



ただ、生活スタイルの違いもありますが


日本は地震が
多い事は間違いないので



戦後すぐ~高度経済成長期の
「壊れたらまた作ればいい」という
考え方でなく


30年e



今は耐震性などの基準も
昔に比べると厳しいですし


断熱性など性能は
どんどん上がりましたから


新しい家の方が
住んで快適なのは間違いないです



ただ、寿命が30年という事は
どんなに安い家でも


災害にでも合わなければ
絶対にありません






2018年06月26日





我が家は何もない
分譲地の土地から建てたので

解体a

こちらの解体工事費というのは
0円だったのですが



立て替える場合は
新築費用だけではなく

今住んでいる住居の
解体費用もかかります


私の職場は
産業廃棄物の処分業ですから

毎日、このような
解体した廃棄物が来ます





・出来る事は自分でした方がいいです


普通の方は
重機など運転出来ませんから

解体業者に頼むと思いますが


少しでも自分で運んだ方が
当然安いのですが

これが
「かなり差が出ます」


・自分で運ぶ場合

家の廃棄物
市や区の環境センター

これで大丈夫ですが



・解体業者が運ぶ場合は
「産業廃棄物」になるので


家の廃棄物
産業廃棄物の処理業者
(ここが私の働いている所)


ちなみに私の職場で燃やしたり
破砕したりして
最終処分へ埋立処分されます



私の住んでいる
山梨県甲府市の場合


環境センターへ持ち込むと
可燃ゴミの場合

解体b

10kgで94円ですが


私の職場だと

10kgで350円になります

ボッタクリではないですよ


市町村の運営ではないので
これくらいになります





・さらに解体業者の料金もかかります


仮に上記の可燃ゴミを100kg出した場合

自分で行ったら

940円で済みますが



解体業者だと

3,500円が処分費です

当然処分費だけなので


解体業者の
運搬費や手間賃は別にかかります


同じゴミでも

仕事になると
産業廃棄物になりますので
かなり料金が変わります



・ハウスメーカーに依頼するとさらに高額に


新築するハウスメーカーに
解体も依頼すると

ハウスメーカー
解体業者
処分業者


とさらに1社増えるので
当然ハウスメーカーも利益を
取りますから
さらに金額が上がります



重機を運転出来ない人でも
ハウスメーカーに頼むより
解体業者に頼んだ方が安くなります






・解体業者の平均金額は?

だいたい坪30,000円前後が相場なので

仮に我が家だと35坪なので
100万円ちょっとが相場です



自分で運んだ場合



可燃ゴミは10kgで350円


木材は10kgで300円


コンクリートは1tで700円


ガラスは1tで12,000円


サイディング、石膏ボードは
1立方メートルで20,000円



上記は
私の職場に持って来た場合の料金です

地域や会社によって
もちろん異なります



可燃ゴミや木材は個人なら

市町村の環境センターで
受け入れてくれるので
もっと安いですが


恐らくサイディングとかは
受けいれてくれないと思います
(甲府市では無理です)








・マニフェストを見せてもらいましょう

一括いくらの料金で納得してたら
問題ないのですが


これだけ処分したので○○円です

または
○○キロ増えたので追加料金です

などの場合

「マニフェスト見せて」と言えば
どれだけ運んだか分かります


マニフェストというは
産業廃棄物を出す際に
必ず必要な書類の名前です



解体c


産業廃棄物は
これを出さないと処分出来ませんので
(当然私の職場も受入出来ません)


ここに量が書いてあるので
おかしいなと思ったら
見せてもらいましょう





・昔の家は高いです


解体するのに大変なのが
アスベスト(石綿)の処理です


昔の家はスレート屋根でしたら
アスベストが使ってあります


一般家庭ならスレートの波板は
使ってないと思いますが


その他
石膏ボードやケイカル板などは
アスベストが昔は使っていました



例として

瓦でしたら処分料金は
1立方メートル(ドラム缶5本分)で
15,000円ですが

石綿だと倍の料金がかかります


この辺は解体業者と
最初に話を付けて
1棟100万円で追加料金無しのような
契約をした方がいいかもしれません


解体業者も
石綿入りと知らずに
赤字になる場合もありますので





・今の時期だと安いかも


年末から年度末が
解体業者もピークの繁忙期です


特に年度末までは
公共工事の解体など多いので

非常に忙しいですが

4月中旬以降になると
割と暇です


うちに来る解体業者さんも

5~8月あたりは

「仕事が無い~」と言ったりしますので

この時期なら
そこそこ値引きが期待できるかもしれません


この業界は
ネットもまだ発達していませんし
明朗会計というのは余り無い業界なので


何社か見積りして
値引き交渉した方がいいです



私は処分業ですが
解体業者さんの知り合いは多いので


家が近い方でしたら
声掛けてくれれば紹介します(笑)



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