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イギリスの住宅、断熱性能に比べると「日本の方が高断熱」なのと「住宅性能を上げても省エネにならない理由」

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ヨーロッパの家づくりって
どんなだろうと検索なんてすると
ヨーロッパの情報じゃなくて
「日本の家は低性能」って
サイトがたくさん出るんですけど


ちょっと調べると
大企業ダイキンのサイトで
出典 : https://www.ac.daikin.co.jp/sumai/yukadan/report/rogan/rogan-04

この家は
故郷の英国以上に暖かいよ

日本の古い家をダイキンの床暖房で
リフォームしただけで
イギリスの家以上に
暖かいと言われてます



しかも

唯一の悩みは室内が暖かすぎて
外に出ないと寒さが分からない事(笑)

これは我が家の性能でも
家の中全部が暖かいのでそう感じます


特に子供なんて外の寒さが分からないから
半袖で外出ようとするのですが


この方は古い家のリフォームですけど
充分暖かいんだと思いますが


逆に今まで
イギリスではそういうのを
感じなかったんでしょうか?


そうなると
イギリスは高断熱で
日本の住宅は低性能って話は
どうなっているんでしょう?

目次

・イギリスの住宅は断熱先進国の嘘

日本語のソースの無い
サイトをまとめると多いのが
出典 : https://noppenhargen.com/room_temperature_18/
イギリスは室温が18℃以上じゃないと
改修、解体命令が出る


北海道より寒いイギリスで
室温を18℃以上に保つには
結構な高性能住宅が必要です


しかし
イギリスのニュースを見ると
これは環境活動家が
元エネルギー、産業政策大臣と討論している
ニュース番組ですが


18℃以上ないとダメなのに
「なんで凍死するんだろう?」と思います


まあ、これは簡単な話で
前にドイツの住宅も紹介しましたが
イギリスも全く同じで


まずイギリスの家もエアコンは
普及率が3%とほぼドイツと同じですが
夏日はせいぜい30℃が2週間なんて気候では
エアコンは普及しませんし


冬もドイツと同じで
出典 : https://suvaco.jp/doc/british_cozylife17-170930
どんなに古い家でも
セントラルヒーティングがありますから
これを使えば18℃以下にはなりません


日本のどんなに古い家だって
セントラルヒーティング使えば
18℃以上は保てますけど


こちらはイギリス在住の方ですが
セントラルヒーティングをつけているときはとても快適なのだが
問題はイギリスのガス代が泣きたくなるくらい高いということだ
だいたい日本の2倍はかかる感覚。


だからつけっぱなしにして寝る、ということはほとんどありえない。
そうはいっても寝る前にスイッチをオフにしてベッドに入るということもできないので
(夜は本当に寒いから)、そんな時はタイマーを利用する。


今年の冬もどうやら寒くなりそうだ。そういったわけで
できるだけセントラルヒーティングを使わないよう、
ブランケットでも買おうかと考えている。
イギリスらしくチェックのものなんか、よさそうだ。
・光熱費は住んでる人が払って
 それが日本の倍


・寝る前にスイッチをオフにしたら
 本当に寒くて無理


今の日本の住宅なら
エアコンオフにしても
布団があれば大丈夫だし


そりゃ最初のイギリス人が
英国以上に快適って言うのか分かります


もう一人
こちらも英国に住んでる日本人の方
出典: https://chiik.jp/sukusuku-england-winter/
・こちらもエアコン無し

・冬はラジエター
 (セントラルヒーティング)

・寒さ対策でフローリングは少なく
 全面カーペット

・フローリングかカーペットで
 体感温度に差が出る

・窓はペアガラスで古い家はシングル


これなら
ここ数年の日本の住宅の方が
断熱性能が上です


別に超高性能じゃなくて
ローコストとか並みの家でも
ここで紹介しているイギリスの住宅よりはずっと上です


そもそも北海道以上に寒い国と
比較するのがおかしいのですが


最初に比べているのが
嘘言ってる工務店とか
販売する側なので仕方ないですね



この状態で

イギリスでは18℃以下だと
建物が改修、解体される

日本は断熱性能が遅れていて
命の危険がある

ヨーロッパの断熱性能は凄い

日本語と英語と言語が違うし
いちいち調べる人も少ないから
買う側を不安にさせるのが
こういった工務店の仕事でしょうけど


まあ都合よく
上手いこと言うなぁって感じです

・イギリスの研究では住宅性能を上げても省エネにならない?

この嘘シリーズは今回のイギリスや
さっきのドイツ以外にも


WHOが言ってたというのが
結構多いんですが
その辺も嘘なので過去記事で
詳しく紹介してますけど


今回は
さすがイギリスと言いますか


最初に討論していた
元エネルギー、産業政策大臣
日本語のwikipediaにも
掲載がある位に有名な政治家さんですが


最初の討論は
「イギリスは住宅の断熱に
失敗したんだから政府がどうにかしろ」って
環境活動家が言っているのですが


こちらの元大臣は
断熱と省エネルギーの研究をしています


詳しい内容は
動画を見て欲しいですが


自分の家を断熱した後の
3年後に何が起こるかなんて
研究する大臣は日本にはいないですね

・断熱性能を上げた数年後どうなるか

まずは討論の流れですが
ピンクの髪が環境活動家で


こちらの大臣を煽ります

イギリスの住宅を断熱改修するには
1軒20,000ポンド(370万円)掛かります


これをあなたの持っている資産
(ネットで政治家の資産は公開されています)
1億5,000万ドルあれば8000軒の人々を救えます


寒くて凍えそうな8,000世帯よりも
自分の方が価値がありますか?

いやー煽りますね(笑)


しかし、何もしないと寒くて凍えそうな家が
たくさんあるってのは


「イギリスの断熱性能は凄くて
18℃以下になる家は無い」と
言って商売している工務店は


嘘と知ってて言ってるのか
無知なのかどっちなのでしょうか


そう考えると
日本も内窓や断熱改修に
補助金が大量に出ますし


最初に紹介したイギリス人も
英国以上って言いますね



しかしピンクも
環境活動家ですから
断熱=エコという
観点で言ってますけど


それで元大臣は

断熱に関する研究を見たことがありますか?

人々が断熱改修をした3年後に
どうなるかご存じでしょうか?

断熱改修をしても3年後には
以前と同じ量の
エネルギーを消費します

なんで断熱性能を上げたのに
省エネにならないのかと言うと

1年目は節約をして
2年目はわずかな節約になり

3年目は
家がより暖かくなりました


なぜなら経済学上
彼らはエネルギーに費やす金額は
一定の量があるからです

つまり
イギリスでは18℃以上が目標ですから


1年目は18℃で
断熱性能を上げたら
それほどセントラルヒーティングを使わずにすむ


2年目は20℃とかにあげてしまうので
わずかな節約にしかならずに


3年目はもっと温度を上げてしまうために
省エネにならないと言っています

・日本だって同じです

最初に言いますが
快適性って事なら
断熱は上げた方がいいです


我が家だって
今から断熱性能の悪い家には
住めません


このピンクの環境活動家が
煽ってるので対応してる訳ですが


実際に我が家が完成してから
過去5年間の電気代記事
電気代で比較しても
初年度が一番安くて
3年は高いです


1年目の記事には
20℃で
暖かいと感動していて


だんだん慣れてきて
3年後には
外は0.7℃の朝7時で
リビングは25℃もあり
ずっと使うわけでもない
脱衣場も23℃


たしかにイギリスの
大臣さんが言う通りだと思います


これは3年以上前に建てた人なら
ほぼ全員経験があるんじゃないでしょうか

・省エネを推進する本当の目的

引っ越す前の家は
コタツや石油ファンヒーターで
暖房していたので

・コタツの中だけ暖かい
・ストーブの近くだけ暖かい

こんな感じの家でしたけど


今の家は全部暖かくて
気温も24℃とかなので


快適差は段違いなのですが
省エネって部分では
どうでしょう・・・


それでも前の家よりも
光熱費の合計は
太陽光などもあって安いから
考えずに使っていますけど


今回の環境活動家は
別に快適性などは求めていませんし
政府のエネルギー政策の批判
断熱改修への批判など文句を言っています


その点は

・国への文句ばかり言って

・嘘のデータまで使って
 日本の家は低性能と煽り

・さらにはイギリスの家は断熱性能が
 素晴らしいと嘘ばっかり言う
 一部の工務店も同じなんですけど



ここで議員が質問します

そこまで色々と批判するなら
なぜ選挙に出ないの?

政府への批判があって
代替の案も言ってるなら
選挙に出るべきと言っています


とっさの質問で
つい本音が出たんでしょうか・・・

変革を成功させるには
混乱を引き起こす必要があります

混乱を引き起こしたいって事なので
わざと色々とやってるんでしょうね・・・


日本のニュースだと話題になるのは
絵画にスープかけたりとか
そんなニュースだけですけど


他にも色々とやってるみたいですが
何故か支持者は一定数いるみたいです


こういうのってリーダーは知ってて
色々と反対してると思うんですが
支持者は新興宗教と同じで
信じちゃうんですよね・・・


まあ、一部の日本人も
新興宗教のように工務店の言う事なら
何でも信じる人がいるので

・イギリスの家はみんな高断熱で
 室温は18℃以下にならないんだ

・なのに日本の家は遅れているなぁ

・G1,G2住宅なんて寒くて住めないから
 G3住宅にしよう

このように
なんでも信じちゃう人がいますね


もちろん高断熱は健康にいいでしょうし
18℃と言わずに最低でも24℃は
あった方がいいですが


そんなもん我が家の性能でも
充分可能です


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コメント

コメント一覧 (4件)

  • ドイツ基準の断熱性能とよく聞きますが、あれも新築限定ですし、向こうは築100年の家をリノベーションするのが主流ですからね。、
    ドイツで新築とか諸々の基準要求が高くて庶民がとても建てられない金額なので「金持ち専用品」になってます。

    昔はネットが無かったから嘘でも信じちゃいますけど今の時代に何故すぐにバレる嘘をついてまで過度な高断熱を勧めるのか…

    • ゼルビスさん
      コメントありがとうございます

      多分・・・誰も調べないんでしょうね(笑)
      売る方は自分たちに丁度いい話に使い
      買う方も納得するわけですから

      普通の感覚なら怪しい団体とか宗教とか
      まず調べると思いますけど
      入信している人は調べないのか
      調べ方が下手だったんだと思いますから

  • たしかドイツは古い集合住宅の断熱改修(コンクリートの外側にEPSを貼り付ける湿式外断熱)をやりまくってるんじゃなかったっけ
    それも国と州から補助金プラス光熱費の減少分で値上がり分の家賃を賄えるらしいですよ

    • 通りすがりさん
      コメントありがとうございます

      日本で言う県営団地みたいなのは断熱改修
      それも「やりまくっている」かは現地のニュースソースでは
      分かりませんが現状「改修しないといけない」レベルの建物が
      たくさんあるって事ですね

      最近は日本語ソースでは誤情報が多すぎるので
      向こうの情報は拾わないようにしていますが
      日本以上の補助金ってのは聞かないですし
      今の日本の補助金は比較すると凄いと思います

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