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工務店のYoutube、SNSでローコスト住宅への批判が増えている理由と内容が嘘ばかりの件

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今年に入って
今までにない位に
工務店などからのローコストメーカーや
ローコスト住宅の批判が多かったです


大抵似たような内容、同じようなサムネなので
コンサルタントやアドバイザーが
同じなのかもしれません


ちなみに内容は後述しますが
嘘ばかりなので心配は無いです


さらに昔は色々と話もしていた
工務店さんなどから
Twitterをブロックされます(笑)


最近は住宅市場が縮小して
余りに急激な値上げが原因で
住宅の注文自体が減っていますし


建売住宅も売れてないので
凄いレベルで値下げしています


それに伴って
値上げ&受注減で
工務店の倒産数も増えています


そんな中で
「ローコストでも快適だし
耐久性も問題ない」なんて言う
私なんか邪魔でしか無いのですが・・・


素人さん
プロ施主さんと違って
40~50年後の
家の中身をたくさん見れますから


「どの家だって問題無いよ」と言うので


プロ解体屋さんは
なにかと都合が悪いみたいです(笑)


何しろ
そういう工務店や住宅営業が言うには

ローコスト住宅はすぐにダメになります

壁の中身は結露してボロボロになります

ローコスト住宅は
すぐにボロボロにならないと
都合が悪いんです


最近は一部の
「ちゃんとした」工務店さんは
認めてくれましたが


東京などの温暖な地域で
壁内結露なんて冬だって
そもそも心配する必要もないし
通気工法が出来る前の建物だって
雨漏り以外は心配要らない状態です


私は
このブログ初めて6年程ですが


常に意見としては

・我が家はG1性能だけど
 お金があればもっと高性能な
 G2住宅がいいと思う

・でもお金無くて年収500万円とかなら
 安い方がいい

・家の耐久性は問題ないし
 温度だって夏も冬も
 G1住宅だって快適だよ

という風に
高性能推進派だと思うのですが・・・

目次

・昔は工務店vs大手ハウスメーカーで比較していました

既に我が家は築6年を過ぎて
ハウスメーカー巡りをしていた時期は
7年以上も前ですが


昔はタマホームなどの
ローコストメーカーなんて
眼中にないというか
高性能な工務店と
積水ハウスなどの
大手メーカーがやりあっていて


まあ、やり合うというか
大手メーカーはSNSで
他社や他業界の批判とかしませんから


工務店側が
一方的に文句言ってるだけですが(笑)
高性能工務店大手ハウスメーカー
断熱性能高性能(G2性能が多い)普通(断熱等級4~ZEH)
UA値0.46がメイン層0.87~0.6がメイン
建物本体価格
(35坪前後)
2,000万円~3,000万円2,500万円~3,500万円
Twitter宣伝ツールとして仕様しない
7年前はこんな感じで
値段はほぼ同じかちょっとHMのが高いのに
性能は段違いに良かったので

顧客が住宅性能に
気付いてくれればうちを選んでくれる

という状態なので
大手メーカーを批判するのが
戦略でした


・土地に1,000万円
・建物に2,500万円
・付帯工事や諸経費で500万円


合計4,000万円位の顧客が一番多くて
工務店でもハウスメーカーでも
どちらもメイン層ですから
お客の取り合いですね


その状態で
この時代のローコストはと言うと
だいたい1,000万円程安く


これは当時何度か行った
ローコスト系工務店ですが
土地代も入れた総額で
2,500万円


建物費用は32坪
付帯工事費込で1,300万円でした


「うちはタマホームより安く出来ます」ってのは
色々なローコスト工務店から聞きましたが


この値段でも
フラット35Sの優遇金利を
耐震等級3で取ると言ってたので
作りには問題無いと思われます

・2,000万円以下がローコスト住宅という時代

工務店じゃない
タマホームやレオハウスなどの


ローコスト系ハウスメーカーも
安いプランは上記工務店みたいな
安い家があって


そういうのは窓サッシが
アルミサッシの
ペアガラスだったりしました


私が契約したのは
当時のレオハウスの中では
一番高性能なプランで
これが私が契約したプランですが


これには実際にはなかった
地盤改良費や
カーテン、家電代金も入っているので


・建物本体価格は1,533万円

・実際の建物工事は付帯工事費も含めて
 1,736万円

・土地代を合わせて
 全ての総額で2,400万円でした


本体価格は1,500万円前後で
建物の総額で2,000万円以下が
ローコスト住宅っていう雰囲気で


一条工務店ですら
iCubeで30坪なら総額で2,000万円あれば
建てられた時代でしたが


・高性能工務店で建てるには
 最低でも本体価格で2,000万円


・さらに高い大手ハウスメーカーなら
 最低でも2,500万円は必要でしたから


当時、Youtubeで一番有名だった
工務店側の方は


「2,000万円以下しか
出せない人は家を買うべきではない」と
言っておりました


2,000万円以上出せる
顧客がターゲットですから
そのような宣伝文句も分かります


服でも外食でも庶民層は切り捨てて
「選ばれた貴方へ」という
マーケティングはよくある手法ですが


貧乏人は無視というスタンスで
ちょっと悲しかったです(笑)


しかし・・・どんどん
住宅価格は上がっていって
だんだんと顧客層が減ってくると
そんな事も言ってられないのか


3年前になって
2,000万円の家ってのを
自ら出してきて


まあ、それでも
本体価格のみですから
実際は2,000万円では
全然足りないんですが


「お前、2,000万円しか出せないなら
家を建てるべきでないって言ったじゃん」と
突っ込みましたが


それでも3年前までは
そこまでの値上げじゃなかったので


ローコスト界隈と
大手メーカー&高性能工務店は
価格、顧客層が明確に違うから
何も揉める事もなく


「あー、金ないんなら仕方ないですねー」って
感じでした(笑)

・値上げによってローコストの顧客層がライバルに

3年前に家を建てた人って

家を建てておいて良かった
今は値段が上がって買えない・・・

このような感じで
3年前から急激に値上がりしていますけど


実際は
もっと前から値上がりしていて
2012年が底値で
そこから2020年までは
ゆっくり値上がりしていました


私が契約した2016年の時でも

ここ1~2年で値上がりしてるし
東京オリンピックでさらに値上がりするから
今がラストチャンス

こんな気持ちで買いましたけど


まさかコロナなんて知りませんし
オリンピックが延期する事も分かりませんでしたが


徐々に上がっていった価格が
コロナからのウッドッショクで
2020年に一気に上がり


人件費も上がって
さらには円安でどんどん
住宅設備品が値上がり


今年は去年よりも上がっているので
もはやローコストメーカーでも
ローコストでは買えません・・・


ちょっと前に
お客様感謝デーで
レオハウスに行きましたが


建物総額の坪単価が
我が家が建てた時だと
平均で50万円なので


50万円×35坪だと1,750万円だったのですが
今は坪70万円になっていると言うので


70万円×35坪で2,450万円です


これだと土地に1,000万円掛けたら
総額で4,000万円コースで


金額が
高性能工務店層と被るんですよね


上昇率としては前年比から3割位なので
仮に1,800万円の商品なら
2,340万円位の値上がりなのですが


単純にそれだけ値上げしても
絶対に売れないので
色々付加価値を付けて


例えば性能も
標準が樹脂サッシの
アルゴンガス入りなどになって
その代わりに2,500万円ですってなると


性能も値段も
工務店とそれ程変わらないので


今までは
大手メーカーの文句さえ言ってれば良かったのが
ローコストメーカーにまで対称になっています

・もうローコストでは建てれない?

4人家族で
平均的な35坪位で考えると


仕様が良くなった部分もありますが
タマホームやレオハウスでも
今では2,500万円程するので
全然ローコストじゃないのですが


例えばタマホームなら
大安心の家の1つ下
木麗な家なら2,000万円程で
行けると思います


レオハウスでも
2,000万円以下の家はあります


ただ、私が家を建てる時に言ったのは


「高いメーカーの安いプランで建てるより
安いメーカーの高いプランで建てる方がいい」


これは結構大事で
人間てどうしても上を見るし
営業さんだって売上とかありますから


今では絶対無理ですが


7年前だと住友林業の一番安いプランや
セキスイハイム、一条工務店も
安いプランなら2,000万円ちょい出せたら
狙えたんですが


今のタマホームなどの価格帯が
当時のセキスイハイム位で
(積水ハウスじゃないですよ)


それでも色々と見て
やはり高いメーカーの安いプランよりも
ローコストメーカーの高いプランの方が
満足出来るって思ったので


今でしたら
アイダ設計とかは
今でも高いプランが2,000万円以下で
いけると思います


私も当時見たんですけど
図面とか事務作業が中国でするので
レスポンスが悪い&間違いが多いので


規格住宅そのままならいいですが
注文となると厳しかったんですけど


それは今も変わってないみたいで
そういうのは注意が必要ですね・・・


逆に規格住宅そのままで
ある程度性能が良ければいいのなら
ハグミーでいいわけですし


どちらにしても
まだまだ2,000万円以下でも
充分高性能で満足出来る家は狙えます

・批判動画を見た感想

先程の検索画面
似たようなサムネですが
一応見たんですけど


再生数が上から90,53,425と
内容うんぬんの前に
動画のクオリティ的に
最後まで見るのがつらいです・・・


それでも見ましたけど
何言ってるのか分かりにくいですが
まとめるとローコストだと
売りっぱなしになるから注意って事だと思います


本当に30秒で終わるような事を
4分30秒掛けてるので
意味が全然分かりませんが・・・


しかし売りっぱなしなんて事はなく
ちゃんと定期点検はもちろん
ちょっと何かあれば
すぐに担当の人が家にきますし


維持管理の仕様と言っても
瓦屋根だったり
長寿命のサイディングやシーリングだったり


建材、設備のメーカーは
大手と変わりませんし
やはり何言ってるのかよく分かりませんでした


後、真ん中の動画は
タイトルは「後悔、建てるな」と
煽ってますが


実はローコストの
フランチャイズに入っている工務店の動画で
「弊社の家ならローコストでも大丈夫」みたいな宣伝でしたが


タイトルで釣る動画は嫌いですし
それを商売してる人がしちゃダメです・・・


この辺の動画は全部
フランチャイズにお金払って
それなりに費用掛けてる
動画だと思うのですが


それでこの再生数だと悲しいですが
何言ってるのか良く分からない動画ばかりなので
この再生数も納得です・・・


だって
子供がバッティングしたり
するだけで4,000回は再生して


ジェットコースター乗るだけで
1万超えるんですから


誰かに費用払って依頼して
再生数1,000以下なら
まずは自分達だけで考えて
動画を作るのをオススメします


という事で再生回数でソートして
24万再生のこの動画


喋りも分かりやすくて
理解しやすいです


しかしローコストの批判内容を見ると
「安い素材を使う」という事ですが


さっき言った瓦屋根や
サイディングは大手と同じだし


床材の話していますが
ローコストだって無垢材も選べるし


そもそも我が家の標準だった
ライブナチュラルだって
大手メーカーでも使っています


次は
ローコストは構造の質が悪く
地震で潰れるそうで


「熊本地震を見に行って
半分くらい潰れたしローコストはダメ」って事ですが


今はローコストでも
普通に耐震等級3ですし


そもそも潰れた半分は
耐震等級1ですらない昔の建物です


他にも
「施工品質が悪くてカビだらけ」とか


なんというか
全ての内容がそうなんですけど


たしかに地方の工務店が作るローコスト住宅とか
値上げの世の中でもお値段据え置きとか
無茶していますので


数%の家には当てはまるかもしれませんが


それをローコストは全部ダメって
言うのはおかしいと思うし
それ言ったら全ての内容が
工務店だって数%はあてはまるはずです


まあ、そういう事にならないように
色々と施主さんも学ぶ事は必要ですが


少なくとも
ローコストでも満足出来る家を建てたいなら


ローコストは悪って決めつける
ここで紹介した動画よりも
私のブログの方がまだ参考になると思います(笑)


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ハグミーは30坪2300万で、1490万は20坪の本体価格のみでした(笑)

    YouTube殆ど見ないのですが、糞を味噌と偽って売るのは昔からありますし、それほどまでに家建てる人が居ないのだなぁと実感します。来年にはローコストで3000万大手5000万とか当たり前になりそうですね。

    • ゼルビスさん
      コメントありがとうございます

      感覚的にはローコスト2,000万円、大手4,000万円なので
      ちょうど1,000万円近く上がった感じですね

      ブログの反応なんかも5~6年前に比べたら
      「そんなもんに騙されない」意見も多くて
      施主側もかなり理解が深まってる実感はあります

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