2021年07月16日







我が家の外構で
絶対に付けたい



日射a


パーゴラかテラスですね



夏の日射を防ぐ
便利な設備です




色々と
長さとか角度を選べるので


日射b


ここに2つ設置したいのですが



我が家は1階左側は軒が無く
右側も45cmほど出てるだけなので



ここにテラスなどを設置して


・夏は遮蔽

・冬は日射を取り込みたいのですが




日射c



これ
よく日射遮蔽と日射取得の説明で
見る画像ですけど



「夏は太陽の角度が高いので
軒などで遮蔽して」



「冬は太陽の角度が低いので
こちらは日射取得をする」





日射d





「なので軒があった方がいいです」ってのも
良く聞きますけど



太陽の角度が一番高い夏至って
6月21日なので



まだ、そこまで暑くないんですよね・・・





こちらの写真


日射e



我が家の南面の軒は


1階部分が

・0cm

・45cm



2階部分は

・60cm

・160cmと


軒の長さ実験には
ピッタリな位に
全部の長さが違いますが(笑)




この写真の撮影日が


日射f



6月5日の
昼12時なので
ほぼ夏至と同じ76度です



これなら軒が45cmでも
ほぼ日射をカバーして


60cm軒があれば
窓からは一切日射は入りません





次にこちらの画像


日射g



これだと2階左側の
60cmの軒でも半分以上は
窓に日射が入りますが




この画像は


日射h



5月30日の昼3時なので
太陽の角度は約45度です



45度という低い角度でも
2階右側の160cmある深い軒なら
太陽光は入りませんが





じゃあ、一番暑い
8月の太陽の角度はどうなのかと言うと


日射i



めちゃくちゃ暑いお盆の時期


8月15日の昼2時が
おなじく45度です




つまり
軒だけで日射対策をしようとしたら


一番暑い8月は
案外太陽の角度が低いですから


全部に200cm以上の軒が無いと
窓から太陽光が入ってきます


全部200cmの軒なんて
物凄い金額になりますし



しかも切妻屋根のように
斜めにして200cm必要ですから
平な軒だともっと長さが必要なので


日射j


この軒がカッコイイ家でも
夏の太陽光は全部は防げません




ちなみに
軒だけで角度45度の太陽を
全部遮蔽するには



日射s


220cmちょいなので
こんな感じですね・・・



ちょっと2階建てで
この軒は現実的じゃないです






・遮蔽と日射取得のプロ「パッシブハウス」はどうしてるのか?



日射と遮蔽と言ったら
パッシブハウスですが




計算上
「軒だけで全部遮蔽なんて無理じゃん」
思ったのですが





じゃあ
パッシブハウスは
どうやってるの?と思ったら


日射k


すだれなども
利用してるんですね


もちろんパッシブハウスの場合は
そもそも土地にあった
窓の位置など計算しますが


そもそも
絶対に軒だけで対応出来ないのは


太陽の角度と暑さに
ズレがあるからですね






・同じ太陽の角度でも寒い日と暑い日がある




・一番太陽の角度が高いのが6月で

・でも暑いのは8月なので


このような事になりますが



中学生あたりで習ったと思いますが



日射p


出典 : https://www.naganomathblog.com/entry/archives/2528



夏至は6月ですが
太陽が地面や海水を暖めきってから
暑くなるので


夏至よりも遅れて
8月が暑さのピークになります



なので夏至の日は
軒で遮蔽出来ますなんて
アテにしちゃダメなんですね



もっと太陽の角度が
低い時まで想定した方がいいんですけど





さらに
これ以外にも問題があって


日射q




・春分の日(3月20日前後)と


・秋分の日(9月22日前後)は


太陽の角度って同じなんですよね




地域にもよりますけど


私が住んでる山梨県とか
まあ関東地方も含めて


春分の日の3月20日頃は
まだ暖房を使ってますが


秋分の日の9月22日って
冷房を使うんですよ





こちらが春分の日
3月20日の
過去7年の気温


日射L


最高気温は

・一番暑い年は23.5℃

・寒い年は12.4℃

まだ寒いですから暖房ですね






こちらが秋分の日
9月22日の
過去7年の気温



日射m



だいたい30℃近いですから
冷房使いたいですよね





つまり同じ太陽の角度でも


・春分の日は日射が欲しくて

・秋分の日は遮蔽したいんですが


太陽の位置が同じなので
どちらかしか選べませんね



まあ、3月と9月は
どちらも
そこまで厳しい気温じゃないので
いいのですが



真夏と真冬だと
しっかりと遮蔽と日射取得をしたいですね










・ベストな長さは地域で違う?




こちらは
エリア別の軒の長さですね


日射n



北海道では全体の8割が
40cm未満なのは


日射取得したいわけじゃなくて
雪の影響ですね



日射o


無落雪屋根という
Vの字の屋根なので軒がありません



後は、首都圏も
軒無し住宅が多いですが


これは土地の事情ですよね


日射r


土地が狭く
隣家とも近いので
軒とか言ってられない事情があります



関東では一番多いのが
60cm~80cmですね


軒だけでは
太陽光は全部防げないとは言っても
やはりあると違いますし


雨漏りや外壁保護という
メリットもありますから
やはり軒はあった方がいいですね



1メートル以上だと
建築面積に入っちゃうという
ルールがあるので
ベストは90cmでしょうか


90cmだと実際に高いんですが
高級感出ますしね・・・



予算が取れなければ
60cmが現実的だとは思いますが


少なくとも
夏の遮蔽を軒だけでするなら
200cmは必要で


こうすると逆に3月は
日射が欲しいのに取れないという事になるので


最初から「すだれ」などを
設置する前提で作るのがいいですね







我が家は
考えて作らなかったので


設置するのにかなり大変でしたから・・・


最初からすだれやシェードの
取り付け金具を付けておくのを
オススメします




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