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日立とダイキンエアコンの再熱除湿の仕組みと違いを説明します

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先日の
再熱除湿で寝室の温度、湿度を計測した記事

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こちらの記事に
Twitterやブログの質問コメントなど
結構頂きましたが
>>ダイキンは再熱除湿がないので
>>我が家みたいな使い方には
>>余り向きませんね

と書いたところ


「ダイキンにも再熱除湿あるよ」
コメントを頂きましたので説明しますけど


ダイキンには再熱除湿っぽいものはあっても
再熱除湿はありません


似た機能はあるので
ダイキンa
日立とダイキンの違いについて
書いていきます

目次

・まずはダイキンの仕組みを分かりやすく

これを書いてる時は
お盆期間中で
日立製作所勤務な兄も日立市から
山梨に戻ってますから


かなり詳しく色々
聞けるのですが
(エアコン専門です)


あまりに専門的すぎて
半分位は意味が分かりませんが(笑)


なるべく分かりやすく教えてもらって
ダイキンの
詳しい仕組みに関しては


ダイキンさんに
問い合わせもしましたので


分かりやすく説明させて頂くと
ダイキンb
こちらがダイキンの上位機種に搭載されている
新ハイブリッド方式の
「さらら除湿」ですね


まず大きく
説明書きがあり


>>一般社団法人 日本冷凍空調工業会による
>>再熱除湿方式ではありませんので
>>室温の低下があります。
>>(使用環境により異なります。)


という記載があって


まずは
ダイキンさんに


「これって再熱除湿っぽいですが
再熱除湿では無いのですか?」と質問すると
ダイキンc
>>再熱除湿は
>>内部にヒーター機能を持っている除湿です


>>新ハイブリッド除湿は
>>ヒーターを持たずできるだけ
>>室温を下げにくいように除湿を行います
>>状況によっては室内温度が低下することがございます。


これが一番の違いです


なので私は
「再熱除湿は無いです」と言いましたが


一番の違いは
・ダイキンは室温を下げないように運転をする

・日立のは温度を上げる運転も出来る


この違いです

・ハイブリッド除湿と新ハイブリッド除湿?

再熱除湿っぽいものはありますので
説明すると
ダイキンd
新ハイブリッド除湿は
4つの組み合わせで運転をします


ハイブリッドと言うのは
プリウスで有名ですが、あれは
ガソリンと電気のハイブリッドですね


異なる物を組み合せたという意味です


・マイコンドライという昔ながらの弱冷房式除湿と

・乾燥した外気を取り込むという吸気除湿

・そしてハイブリッド除湿

・さらには2019年に出た新ハイブリッド除湿という
寒くなった空気を暖めて戻すという
新システムですね


新ハイブリッド除湿は
2019年に出ました


我が家がエアコンを購入した当時は
新ではなくて
普通のハイブリッド除湿しか無かったのですが


まずは2019までの
ハイブリッド除湿を説明すると


・こちらは従来の弱冷房方式と



ハイブリッドと言うくらいですから
もう一つあって


エアコンの室外機というのは熱交換しますから


・冷房にしてれば室外機からは暖かい風が


・暖房にしていれば室外機からは冷たい風が出ます


これは日立の例ですが
ダイキンe

室内を冷やした時に出る
本来なら室外機に出す
暖かい風を
また室内に戻します


「なので温度が下がりにくい」


これがダイキンで言う
ハイブリッド除湿です


ただ、これだと


・弱冷房で冷やして除湿

・その排気を使うんですから


温度が下がりにくいって事は出来ても
暖めながら除湿するって事は
出来ません


室温が設定温度まで下がったら
もう動きようがありませんから・・・


一方、日立の場合は


ヒーターで文字通り
再熱させますから
暖かくする事が出来ます


ダイキンさんの公式サイトにも

ダイキンp

「少し」「やや」「余り」ってのが
曖昧ですが(笑)


ハイブリッド除湿は
温度はやや下がると記載されています


その代わり
消費電力が少ないという
メリットがありますけど


再熱除湿が必要だった私は
当時の購入機種で
ダイキンは選択外でしたが


2019年より
ハイブリット除湿が
新ハイブリッド除湿になりました


・やはり暖める事は出来ない新ハイブリッド除湿

兄も日立製にはメチャ詳しいですが
他社さんの新機能には分からない事も多いので


ダイキンさんにも
色々と問い合わせさせて頂きましたが


こちらが
新ハイブリッド除湿システム

ダイキンf

こちらも簡単に言うと


今までのハイブリッド除湿に加えて
別に除湿弁を追加して


まずはほんの少量だけ
エアコンで冷房して
除湿をします


冷房したら
絶対に結露で水は出ますから
当然湿度は下がります


そして
それとは別に


室外機から空気を取り込んで
こちらを暖めて室内に戻します


「室外機から空気を取り込んで
それを暖めるんだから再熱除湿じゃないの?」


と思う人が多いのですが


温度を下げない能力はありますが
暖めるほどの能力はないので
ダイキンg
公式でも
室内と外気温が同じ温度なら
力を発揮すると記載されています


実験も外気、室内が共に28℃の時と
24℃の時のデータが載っています


こちらは
甲府の天気予報
ダイキンh
夜も22~24℃位が多いでしょうか


今の高断熱高気密住宅は
昼間の熱を逃しませんので
夜も冷房使うほど暑いんですが


しかし外気温は
早朝は22℃と
肌寒い温度になります


仕組み上
温度を下げない事は出来ても
上げる事は出来ないので



こちらが質問内容

>>カタログの当社条件値が
>>室内温度24度で外気温も24℃ですが


>>例えば
>>室内が24℃
>>外気温は下がって20℃の場合は
>>室内温度は上がらないのでしょうか?


このように


「室内の希望温度より
外気温のが低い場合はどうなるの?」



質問を送ったところ

ダイキンi


室温が24℃で
外気温が20℃の場合は
室温が上がる事は無く
下がっていきます


これでも
昔ながらの弱冷房方式の
ドライ運転に比べれば
穏やかに下がりますが


外気温より
上がる事は絶対にありません


なので
結局色々と説明しましたが

・新ハイブリッド除湿は
 温度を下げにくく除湿をしますが

・部屋の温度を上げる事は出来ません


ですから早朝や
外気温が20℃以下の
梅雨や秋雨だと厳しいんですね

 

 


・何故日立や三菱の再熱除湿は温度が上がるのか

ダイキンの再熱除湿っぽい機能を
説明しましたが


もう一度日立の
カタログを見ると
ダイキンj
冷房すると室外機に出る
暖かい風を使うまではダイキンと
同じですが


室内、室外がそれ以上に
寒くなると


単純に「再熱」で暖めるから
除湿しながら温度が上がります


ちなみにダイキンも
昔は普通の再熱除湿がありましたが
全然売れなかったみたいで
無くなりました・・・


なにしろ
夏なのに暖房を使うってのが
世間のイメージが悪いです


電気代が余計に掛かるし
昔の低気密低断熱住宅では
余り意味の無い機能でしたから・・・


なのでダイキン以外だって
昔はほとんどのメーカーが作っていましたが


一時期は気が付けば
日立だけになり


昔から兄が言ってたセリフですが


「日立のメインは重電だから
家電は宣伝目的のオマケ」


なので昔は余り売れなくても
良かったのでしょうか(笑)


今は知りませんけど
昔はエリートは重電に行って


そうじゃない人は
(兄もですが・・・)
家電だったのでしょうか(笑)


という事で
ダイキンk


約30年ほど前に
室外機の暖かい風を
もう一度戻すという方式を発明して


そこから
意地になって作り続け(笑)

ダイキンL


外気温が1℃でも
除湿が出来るという仕組みを作ります


まあ、想像して頂ければ
分かりますが


昔の気密が悪い住宅なら
どんなに再熱除湿しても
外の湿気がたくさん入ってきますから
余り意味は無かったんでしょうねぇ・・・


それが今の高気密高断熱住宅になって
割と必須な機能になってたりします


ちなみに
実験で弱冷房の除湿と
再熱除湿を比べましたが

ダイキンs

・左が弱冷房

・右が再熱除湿ですが


早朝はエコキュートや
生ごみ処理機も動きますので
エアコンだけの消費ではないですけど
消費量は変わりませんでした


廃熱だけで大丈夫な温度なら
今の再熱除湿は省エネなので
変わりませんね


これが外気温15℃とかになると
話は変わってきますが・・・



 


・再熱除湿が夏に必要な理由

ちなみにこちらが
ブログを書いている日


8月13日の気温です
ダイキンm
ダイキンのシステムも
夏の昼間なら
外気温が30℃を超えるので
問題無いと思うのですが


夜とか雨の昼間は
外気温のが低くなるので
除湿が出来なくなります


今年のお盆は雨でしたので
早朝は22℃台にまで
下がってしまいましたが


こうなると
再熱除湿の出番になります


こちらが我が家の寝室

再熱除湿f

希望設定は温度が26℃で
湿度は50%です


ダイキンn

相変わらず
入室後はガツンと上がりますが


すぐに希望の
温度と湿度になります


外は雨で温度は22℃
湿度は90%以上


これで湿度と温度をキープ
させるにはエアコン1台だと
再熱除湿付きしかないです


もちろん再熱除湿じゃなくても
エアコンとは別に
除湿機でも大丈夫です


下手したら
エアコンオフで除湿機のみでも
いい感じの外気温なので
そちらの方が電気代も掛かりません


もちろん
ダイキンさんのエアコンも
素晴らしい機能は多いです

そうじゃなければ
シェア1位になんてなりません


ちなみに昨年は
ダイキン1位で
2位はパナソニックでしたが

パナソニックは一人暮らしなどで使う
6畳用などの安いのが売れてるので2位ですね

・今の省エネで冷える
 冷媒技術(R32)を作ったのは
 ダイキンですし

・加湿機能があるのも
 ダイキンだけですし

ダイキンq

なんと換気もしますからね

しかも換気システムが

ダイキンr

第2種なので
余り計算されてない3種換気の家なら
疑似的に1種換気になります(笑)


吸排気の量が違うので
多分一種と同じような運用は難しいですが


要は再熱除湿を
重要と考えてるならダイキンはイマイチって事感じですが
他に優秀な機能はたくさんあります


後、再熱除湿の際の
除湿量は


1位が日立で

2位は富士通ゼネラルらしいです


ただ富士通は

湿度を何%と指定出来ないのが
つらいですね・・・


三菱なんかは
再熱除湿もありますが
カメラが360℃動いたり


まあ、機種とメーカーによって得意なものは
色々なので
使い方によってですね


霜取りが頻繁に出る地域とか
場所によっても選び方が変わりますし


テレビや冷蔵庫なんてのは
家電芸人でも店員さんでも
誰に聞いてもいいのですが


空調機は
家の仕様と使い方で
向いてる機種が全然違うので


元、高断熱高気密住宅の
設計士さんみたいな家電店員さんでも
いない限りは
意味が無いと思います(笑)

・・・・・
・・・・
・・・
・・

そして除湿という話なら

・そもそもドライ機能を
 最初に作ったのも日立ですし

・再熱除湿も今の熱をリサイクルするのも
 日立が発明したので

湿度管理には
一番メリットが多いメーカーです

 

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • 有益な記事、ありがとうございます!
    私もエアコンを含む設備のメンテナンスをしている友人に、エアコン関係の実情を聞いてみました。
    記事の通りダイキンは再熱除湿非搭載でした。そして日立、三菱はインバータの制御がうまいから、再熱除湿を搭載していても大丈夫だけど、ダイキンとパナソニックはストリーマーとナノイーを外さない限り、省エネ基準達成率の数字が見劣りするから戦略上、搭載は厳しいのではないかと言っていました。

  • >>1
    いちさん
    コメントありがとうございます
    たしかに省エネ基準的には不利ですね・・・
    後は昔出しても全然売れなかったのもありますが
    実際、新築で高断熱高気密には必須ですなんて
    言っても
    全体から見たら少数派ですから
    そこにターゲットを合わせても仕方ないですからね(笑)

  • いつも楽しみに拝見しています。
    ご相談が😥
    現在2F階段ホールにras-zj22kにて全館冷房してるんですが、再熱除湿がうまくいかず悩んでいます😱
    設定温度23℃40%手動カラット除湿、風向き下
    吸込温度24℃60%で吐き出し温度が19℃76%程度で湿度が下がりません。
    ワットチェッカーでみてみると、間欠運転しているようで19℃76%になるとサーモオフします🙇⤵️
    2分程度サーモオフし8分から10分動いてを繰り返しています
    設定温度、湿度を変えても温度だけは変わっても湿度がさがりません。
    湿度センサーの異常ですか?
    長くなりスミマセン😢

  • >>3
    SNGSさん
    コメントありがとうございます
    一応詳しい兄にも聞きましたが
    ちょっとおかしいっぽいですね・・・
    これだけだと
    外気温、外湿度
    何畳かが不明なのですが
    温度はともかく
    湿度の方が畳数にシビア
    (最大の除湿量が決まっているため)
    例えば我が家も結構な広さを
    冷やしますが
    夏の湿度が多い時期は
    40%に設定してもまずいきません
    まずは50%時の
    吹き出し口では無い
    室内の温度、湿度
    その時の外気を
    お教えいただけれると
    もう少し原因が分かるかもしれません

  • >>4
    回答ありがとうございます
    雨の日に3日間、再熱除湿で運転しました、外気温で最高26℃最低23℃で湿度は90~100%でした。
    家の大きさですが
    2F 6畳、4.5畳2つ
    1F 6畳、3畳、18畳、
    洗面、脱衣場、すべて含めると114㎡くらいです
    室内温度がリビングで平均25.6℃57%でした。
    そんなに悪くはないんですが…⤵️
    最近は外気温が30℃まであがり、最低も26℃程度なので冷房運転中でまったく問題ありません。
    リビング平均25.7℃50%です
    今年の5月は除湿運転23℃50%設定で吹き出し温度が23.4℃47%だったので、最近の除湿運転がおかしいなと感じました😱
    近々また試してみます。

  • >>5
    ありがとうございます
    データだけ見るとその3日間以外は
    問題なさそうですね
    機械の故障でも無さそうなので
    単純に湿度量が多すぎたのかもしれませんが
    衣類乾燥モードを試すとどうなりますか?
    我が家も先日ソファをスチームクリーナーしたら
    凄い事になって(笑)
    なかなか湿度が下がらないので衣類乾燥モードにしたら
    一気に下がった事があり
    逆にこれで問題なければ機械の故障ではなくて
    湿度量の能力的な可能性も出てくると思います

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