2021年08月11日







最近は
ローコストメーカーも
性能が底上げされまして



Ua値で言うと0.6~0.5位の
ZEH仕様からG1レベルが増えましたね




実生活においては
充分に快適な高性能だと思います





そういう方が
実際に生活を始めると


「思ったほど光熱費が掛からない」


「某工務店に冷暖房費20万円と
 言われたけど実際は10万円以下だった」


「一条工務店の数値は嘘なの?」




などなど・・・

光熱費が安い事は
いい事ですけど




高性能工務店の
Youtubeなんかでも




「ローコストメーカーで
建てると冷暖房費は年間20万円」とか
とんでも無い事言ってますので(笑)




2年前は
私も若気の至りで






「高性能工務店とか
嘘言ってるんじゃね?」


と言う記事を書きましたが



私も大人になりましたから(笑)




適当な事を言ってる
Youtuberは置いといてですね



「何故、大手メーカーの
シミュレーション値がおかしいのか」


「高断熱に詳しいはずの
工務店がシミュレーション値を
間違うはずがない」と・・・


思うようになりました




別に小さい工務店が
嘘行ってバレても
コメントが炎上するくらいですが



大手メーカーが
シミュレーション値を偽装してたら
大問題ですからね




というわけで
何故



実際に生活すると
シミュレーション値の半分以下の
光熱費になるのか
考えてみます






・ケース1 適当で数値を調べないパターン



まずは問題外のケースですが



実際、これは
私が住宅展示場で
色々な高性能HMの
営業さんから言われました(笑)



・自社以外の事は
 一切調べないのか


・知ってて
 わざと嘘言っているかはしりませんが



例えば
こういうのですね


性能a



「我が社は冷暖房費が1/6です」って
パターンですね



これは単純に
比較対象のデータが古すぎ



もしくは
今時は滅多に見ない
かなりのローコスト住宅ですね




建売はともかく
少なくとも注文住宅では




今時Q値2.7で作るとこは
無いんじゃないでしょうか・・・


性能b



断熱材が
壁75ミリ
天井90ミリ


窓はアルミサッシのペアガラスでも
Q値2.7行きますからね



・だいたいですが
 Ua値に変換すると
 Q値2.7=Ua値0.87です



・アルミ樹脂と
 もうちょっと断熱材増やすだけで
 Q値1.9=Ua値0.56



だいたい今の
ローコストメーカーの平均値までは
いきます



ただ、それにしたって
1/6は無いだろうと思うのですが


これはシミュレーション試験に
問題がありますね






・シュミレーション値がおかしいのか・・・




一条工務店は
大手メーカーだけあって
ちゃんと



シミュレーション条件も
記載しています


性能c



詳細は後述しますが
場所は名古屋で
延べ床が45坪なので
結構大きめな家ですね




こちらの
シミュレーション値だと


e44a59fe



・Q値2.7=Ua値0.87で
 年間252,000円


・Q値1.9=Ua値0.56で
 年間173,000円


・Q値1.6=Ua値0.46なので
 G2住宅の性能ですね
 こちらで年間144,000円



これは光熱費の総額ではなくて
冷暖費だけの金額です





次にこちらですね


性能d


こちらは
高性能工務店さんの
Youtubeですが



・Q値1.6=Ua値0.46で
 光熱費が年間
 25万円



冷暖房費だけだと
139,000円ですね


場所は東京で
36坪という試算です



同じUa値0.46の
一条工務店の試算が
144,000円なので



たしかに
一条工務店の
データと似た数字ですね




では実際の光熱費
Q値1.9=Ua値0.56もちょっと足りない
我が家の光熱費が







今シーズンから
冬季にエアコン点けっぱなしにしたら
さらに下がって
年間14万円ですね



昨年は17万円でしたが



これは冷暖房費ではなくて
光熱費全てです



さっきの
Youtubeだと
Ua値0.46の家でも
25万円掛かると言われているのに


この金額です



まあ、我が家は
玄関は暖めていませんけど



玄関以外は全館暖めていますから
ここまで金額が
掛け離れるのはおかしいわけで




こうなると
「シミュレーション値が
間違っている」
思う人も出るのは当然ですが


そういうわけでも無いんですね






・暖房能力COP2・・・・・・・




もう一度
一条工務店の試算を見てみましょう


性能a2



一条工務店の試算なので
暖房は全館床暖房ですが
COPが驚きの2.0ですね・・・



このCOPってのはヒートポンプとか
エアコンとかが


1kwの力でいくつの
能力があるかという数値で
大きい方が暖房効率がいいのですが



簡単に言うと
例えばCOP2だと
1kwで2kwの力を生むって事ですね




今はCOPを年間通したAPFって方を使うのですが
例えば日立の
我が家でも使っているXシリーズは



COPだと

性能e



大きさでも変わりますが
それでもCOPは4~5.5程度ありますから
実際は倍以上の効率です




つまり
冷暖房費が10万円とシミュレーションしても
今のエアコンなら
実際は5万円以下になります



そもそも床暖房が
効率が悪いってのもありますけど



冷暖房費の
シミュレーションなのに



エアコンの性能が
今売ってる機種の半分以下の
性能で計算したら
それはおかしくなりますね






・人が住んでいない家は寒い



それ以外にも
実生活とシミュレーションの数値が
掛け離れる原因はいくつかあって



まずは


性能f


カーテンですね



カーテンの有る無しで
エアコンの設定温度が2℃変わるって言いますから


Ua値には現れませんが
実際にはかなりの省エネ効果が出ます





後は
冷暖房費には
出ない熱源ですね



例えば
冷蔵庫やテレビだって
熱を出しますし


調理をすれば熱が出ます



後は人間ですね



我が家では
親子4人が
36度の熱をずっと
放出しているわけで



前に
寝室の温度を測ったデータですが


再熱除湿g



人間が入るだけで
温度は上がります



家電品や人間の熱は
夏には不利に働きますが


冷房より暖房の方が
高いですからね






さらに冷房を使う時期の
シミュレーションも


・何故か
 全室にエアコンを設置していますし


・性能も今のエアコンとは
 思えない悪い性能のシミュレーションなので



Ua値の差で
光熱費が変わりやすい
シミュレーションですね



なので
嘘は付いていませんけど
実際の冷暖房費とは
かなり違ってくると思います




例えば自動車なんかでも
特に昔は


実数値と
カタログ数値が
全然違っていましたから


誰もカタログ数値なんて
信じていませんでしたが(笑)



住宅も同じですね
シミュレーション数値なんて
こんな物です




しかも自動車は


性能h



10.15モードから
JC08モードになって


さらに
今はWLTCと


なるべく実数に
近づけようと
努力してますが




住宅なんて
決まりも無いので(笑)



各社が
自分が有利になるように
数値を出しているのが現状です



冷暖房の能力が書いてない
シミュレーションなんて
自分で好きな数値を出せますからね










・当然、高性能な数値も変わりますが・・・



という事で
エアコンや人が生活している違い


特にエアコンの性能値が
大きいですね
今の実数値とかなり違いますから



なので実際に生活すると
シミュレーション値の
30%位の冷暖房費になるのですが



これは当然
高性能な方の数値も変わります





もう一度
シミュレーション値を見てみますが


性能i



何故
性能の悪い家は
kw単価が上がるのかは謎ですが(笑)



これを実生活と
今のエアコン性能に合わせて
一律70%下げて




不公平のないように
電気代のkw単価を合わすと


性能j


これでもかなり実生活より高いですが
結構リアルな数値ですね



何故換気代がここまで違うのか
謎ですが



冷暖房費以外は
そのままで計算すると
これくらいです



「年間で12万円違うから
30年で360万円」


「なので仮に
家の価格が300万円高くても
将来はお得です」
って言われても



実際は
かなり多めに見ても年間45,000円
30年間で135万円ですね







だいたいですね・・・
余り言いたくはないですが(笑)




住宅以外の家電品だって
省エネ、省エネと頑張って


特にテレビ、冷蔵庫、エアコンなんて



住宅性能以上に
省エネが発展してるのに
それを計算に入れないのはズルいですよねぇ・・・








特にエアコンの性能とか
書いてないシミュレーションは
論外ですが



ちゃんと記載している所でも
今の性能値とは違いすぎるから



ここまでシミュレーション値と
実生活の光熱費の差が出てしまいます






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