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結露しない間取りというのがあった

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最近の家は
高性能の断熱材に窓などが
当たり前になっていますが

 

それでも結露する家があったり

 

逆にそこまで
高性能な家じゃなくても
「我が家は全然結露しない」ってのもあります

 

結露の問題は
壁に断熱材を入れ始めた頃から
既に問題になっていますが
当然今ほど
高性能な断熱材や窓などの
建材が出る前から
結露対策もあります

結露a

 

こちらは55年前の
建築知識です
今みたいな高性能サッシや
高気密なんて無理な時代から

結露b

 

結露を防ぐ設計の考え方というのがあって
逆に今の家なんかは
「こんだけ高性能な物使ってるから大丈夫だろう」
なんていう考えで
結露を減らす間取りってのを
しないために
結局結露しちゃったりする家も
あるのかなぁと思います

我が家は結露なんて
見ないので

何故もっと
高性能な家に

見えるほどの結露が出るのか
色々と謎でしたが

「この時代の間取りや
結露対策の考え方」
プラス
「今の高性能な商品を」

組合わせば

 

かなり結露対策した家が出来ます
しかも
この55年前の書籍には

「結露対策は

それほど困難ではありません」って
書いてあります

・まずは結露の基本

 

本の内容の前に
「何故、家で結露が起きるのか」っていう
話ですが

 

屋外と室内の温度差、湿度差で
結露が出るんですから

 

1日中全部の窓を開けっぱなしにして
外と室内を同じ温度、湿度にしたら
結露はしません
色々なブログで
結露の例えを
氷入りのグラスで例えていますが

 

結露c

 

これだって外が氷点下で
やったら温度差が出ないので
結露は起きません

(中の水も凍っちゃいますけど・・・)

とはいえこのままだと
住みにくいというか

 

屋外と変わりませんので
まともに生活出来ないですから
家と外で温度差があっても
結露しないように対策をします

 

まずは55年前の
結露対策を見て見ます

・基本は冷たい壁を作らずに循環させる事
こちらの結露対策は
55年前の北海道の記事なので

北海道では断熱材が
一般的になって
結露問題が出始めた頃ですが

 

基本は今と同じ

 

結露d

 

とにかく家の中に
冷たい部分を作るなですね
どんなに高性能な
断熱材や窓を使っても

結露e

 

例えばこちらの間取りの
1階和室なんかは
使ってないから
扉をしめて
ここだけ寒いってのは
寒暖差が出るので
余りよくありません

2階もですね

結露対策なら
全部屋扉を開けて
温度差無くす方がいいです

これを解決するには
・ワンルームのような間取り
・エアコン1台で全て同じ気温になる性能
・全館空調
・熱交換の第一種換気

 

この辺が役に立ちますね

人がいない場所も暖めるので

基本「もったいない」

真逆の考えですが

今の家の性能なら
充分可能ですね

 

第二の対策が

結露f

 

空気の循環ですね

 

今は高気密化されて
さらに換気システムがありますから
中には寒いからと
止めてしまう人もいるのですが
何があってもずっとON

(OFFは掃除する時だけ)

我が家のは第一種換気で

「強」と「弱」がありますが
365日24時間「強」で動かしています
メンテナンス性とか
寒さ、暑さで一種と三種の比較は多いですが

 

結露という面では
圧倒的に全熱交換の第一種が有利ですね
間取り的に対流しにくい
ウイークポイントがあるなら
冬でもサーキュレーターなどを
稼働させるというのも役に立ちそうです

 


 

・室容量を上げるのも大事らしい
これは考えもしませんでしたが
言われたら納得ですが

結露g

 

室容量が多いほど
結露対策にはいいらしいです

 

単純に室容量が大きければ
対流は起きやすいし
家の暖かい空気が
多ければおおいほど
外気の寒い空気の
影響も減りますからね
ただ、これは
省エネって面では
いい事ではないですが

まあ結露対策は
基本省エネの逆なのですけども・・・

 

例えば同じ20畳のワンフロアがあって
天井が高い部屋と低い部屋なら
同じ性能なら
室容量が大きい天井が高いほうが
当然外気の影響は受けにくいですね
後は今の家は当たり前ですが
基礎高、床高の方が
地中からの影響は少なくなりますね

結露h

 

我が家は今の標準の
GL=450ですし

 

床までは626なので
こちらも今の標準位ですが

 

昔の家はもっと低かったですからね
結露対策の面においては
高床、高天井は役に立ちます





・とはいえ昔の対策はアテにならないのも多い・・・

「簡単に対策出来ます」
書いてあるわりには

「本当にこれだけで平気なの?」って
思うのは

やはり今の家ほど
気密が無いから簡単なのかなぁと
思うのですが

(隙間風当たる場所は結露しませんし・・・)

石油ストーブの位置とかの
対策もあるのですが

 

今の高断熱高気密の家は
石油ストーブ禁止ですし

 

もちろん気密が高いので
空気の問題ですが

 

火を燃やす=水分を出すので
そもそも結露の面でも
全くいい事はありません
・ストーブじゃなくてエアコン

・ガスコンロじゃなくてIH

 

空気の汚れの問題ですが

 

結露にも有利ですね
ちなみに薪ストーブなどの
煙突がある場合は

 

空気も水分も排出しますので
使用に全く問題ないです

 

と、いうことで
冬は逆に過乾燥になって
加湿器を使う家庭が多いのですが

私は皮膚が弱いため
過乾燥でも湿度が高過ぎても
じんましんが出るので分かるのですが

 

加湿器使っている家庭は
湿度が高過ぎな家が多いです・・・

 

健康、ウイルス対策なら
相対湿度で50%あれば充分ですから

 

特に大量の加湿が出来る奴を
使っている場合は注意が必要ですね
特に昔の家と比べて

・今は木は壁の中ですし

 

・石膏ボードに吸湿シートと
家の中に湿気を蓄えられる物がありません

結露i

エコカラットは珪藻土の6倍
調湿壁紙の25倍も
吸湿するそうですが

 

それでも1㎡で400gなので
家全部に貼ればかなり効果はありそうですが

 

ちょっとだと厳しいですね

 

そもそもずっと過加湿してたら
意味もないですし・・・

 

 

個人的には

 

今の高断熱高気密には
必要以上に湿度が上がらない気化式が
最強だと思います

 

昔の家だと
能力無さすぎですが
今の家にスチーム式とか
超音波式は
能力がありすぎです

 


・結露しないハウスメーカーもある!

 

まとめると

 

・1日中家の中全部を
 暖かく寒い場所を作らない

 

・火などの水分が発生するものは
 使わない

 

・加湿器は45~50%程度までにすれば

 

大丈夫だと思いますが
・全家庭が24時間暖房でもないし

 

・寒い地域ならエアコン切って寝たら
 窓なんかは10度以下なんて家もあるでしょうし

 

・そもそも人間だって
 水分を出すので

 

「我が社の家は結露しません」

 

なんて言うメーカーは
信用出来ませんし

 

ちゃんとしている
メーカーや工務店は
そんな事言いませんね

 

「極力減らせるけど0ではない」

言うと思います

 

しかし、結露0で
作れる家もあって

絶対に結露させたくないなら

 

結露j

BESSなどのログハウスですね
工法のところが
「丸太組工法」って書いてあるのが
凄いですが

 

調湿機能だけなら
エコカラットの比じゃないです

だって丸太が剥き出しですもん(笑)

昔の家が
ここまで結露しないのも
真壁工法といって
木が剥き出しでしたからね

 

いつからか
快適の代替に
木造のメリットを
失ってしまいましたが
こちらはログハウスなので
全部木ですから
物凄い量の調湿機能ですし

 

内部結露だって
ログハウスには内部が無いですから

 

昔の家が結露しないのも
同じ理屈ですからね

 

ログハウスで
適切な湿度を守って

 

樹脂サッシか木製サッシでも使えば

 

結露が無い家になりますね

そう考えると
昔の工法もメリットは
多いのですが

やはり断熱、気密は取れません

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