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使ってない窓にスタイロフォームとグラスウールを入れて断熱する

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住んで4年以上過ぎても
数回しか開けたことが無い窓があって
例えば玄関の窓ですが
ここは開けることは
普段は無いですけど


「採光」という面では
役にたっているので



「じゃあFIX窓にすれば
断熱や
気密性能的には良かったじゃん」と
思いますが


まあ、今更どうにもなりません(笑)


それでも縦すべり窓なので
引き違い窓に比べたら
そこまで気密が悪いって商品でもないですが


しかし、我が家には
4年以上・・・


窓を開けるのはもちろん
ずっとカーテンがしてある窓があって
寝室のここです


妻の考えとしては
窓は2つないと
うまく風が流れないという考えで
ここにも窓を設置しましたが
8畳しかない寝室に
これだけ大きい掃き出し窓があって


採光も通風も
これだけで充分だったので


4年間カーテンすら
掃除以外では開けないので
こちらの窓は
何の役にも立っていません(笑)


というか・・・
我が家は西側だけは
隣家があるので
そもそも開けないんですよね


妻が窓を欲しがった
イメージは分かりますが
完全に失敗です(笑)


しかも私は
豆電球すら苦手な位なので


「この窓要らないよなぁ・・・」
という感想しかありません


という事で
別に放っておいてもいいのですが

・当然窓よりは
 壁の方が断熱性能はいいですし

・さらには断熱、気密的に劣る
 引き違い窓ですし

・使ってない窓をそのままだと
 何かもったいないので


断熱材を買って
閉じちゃうDIYをします

目次

・ただスタイロフォームを入れると結露します

使ってない窓に
断熱対策として
スタイロフォームをDIYしている
ブログやYoutubeも多いですが


ここは
住宅ブログですから
単にスタイロ入れて終わりだと
詳しい方からのツッコミが入りますので(笑)


ちゃんと結露や気密対策して
窓を閉じます


特に冬場の結露対策は必須で


結露の原因は
温度×湿度×風で決まりますが


中途半端に温度差があると
結露しますから
完璧に閉じないと
逆に結露しやすいです


ちょっと悪い例で恐縮ですが・・・
このように
中途半端にすると
温度差が出て
かえって結露しやすくなりますね


特に
スタイロフォームを入れると
いちち取り外すの面倒なので
気密も断熱も完璧にして


ずっと外さなくていいように
取り付けます

・スタイロフォーム、グラスウール、気密テープの準備

まずは
スタイロフォームの準備です
色々な厚さの商品がありますが


当然厚みがある方が
断熱性能が高いですから
50ミリのを購入します


昔の窓枠は
ふかしが少ないので
余り厚みがあると
入れられない可能性もありますが
今の窓なら13cmほどあるので
50ミリは全然余裕があります
後は
タテ、ヨコのサイズに注意ですね


スタイロフォームは
一番大きくても
91cm×182cmしかありませんので
足りなければ複数枚買って
接着させます


ちなみに我が家の窓枠ですが
16511という表記なので

・横165cm

・縦110cmですが

これは窓の大きさなので
窓枠とは違う場合があるから
ちゃんと測りましょう(笑)


実際に計測すると
縦のサイズは
110cmで合ってますが


横のサイズは
我が家の窓
サーモスⅡ-Hは
フレームイン構造と言って
サッシ部分が外に出ますから


実際に窓枠を測ると162cmと
3cm狭くなりました


次にグラスウールですが
何に使うかと言うと
スタイロフォームは
本来見えない場所に使いますから
紫外線に弱くて1ヶ月で劣化しちゃいます


後、隣家から見ると
真っ青な窓が非常にかっこ悪いので(笑)
スタイロフォームの裏側に貼る
グラスウールと
気密テープも買います

・DIY開始です

まずはスタイロフォームを
窓枠のサイズに合わせて
カットしていきます
普通のカッターだと
割とまっすぐ綺麗に切るのが難しいので
電熱線で切るカッターを使うと便利です
電池式の安いのなら
1,000円ちょっとで購入出来ます


ちなみに
小さいノコギリでも
まっすぐ切れますが
細かいカスが出るので
ノコギリの場合は
屋外でした方がいいですね


電熱線カッターなら
家の中でも平気ですし
ミリ単位の細かいカットも出来ます


窓枠に合わせてカットしていきますが
窓サイズは縦110cm横162cmで
スタイロフォームは
縦91cm横182cmですから


横はカットだけで良くても
縦は足りないので
こちらの気密テープで貼り付けます


貼り付けが終わったら
外からの紫外線防御と
さらに断熱性能を上げる為に
グラスウールも施工します


室内側に防湿層が欲しいので
反対にして
隙間のないように
両面テープで留めます
これで完成です


こうすれば外の直射日光も
大丈夫ですし
見た目も悪くありません


まあLow-eガラスなので
反射して青でも白でも見えませんけど(笑)

・設置の前に必ず清掃をして気密テープを貼る

仮にAPWなどの樹脂サッシなど
どんなに高性能な窓でも


引き違い窓って

どうしても隙間から汚れが入ってきて
1,2ヶ月に1回は掃除しないと
汚れが目立つんですが


スタイロフォームを何度も
取り外しするのも面倒なので
まずは設置の前に
丁寧に掃除をして


隙間テープを貼っていきます


簡単に元に戻せるように
剥がせるタイプにしています
開ける事が無い窓は
これをしておくと掃除の回数減るし


多少は引き違いでも
気密性が上がると思うので
いいんじゃないでしょうか


そして
ついにスタイロフォームを取り付けます
ほぼピッタリですが
絶対に隙間はあるはずなので
周りをテープで留めますが


いきなり気密テープなんて
しちゃうと
剥がす時に大変ですし
窓枠の塗装が剥がれると思うので
簡単に剥がせる養生テープを
最初に貼って


その上に
気密テープを重ねていきます

・完成しました

完成したのがこちら
スタイロが見えると
めちゃ施工途中っぽいですが
これで完成です(笑)


日射取得はゼロになりましたが
別に照明無しで
これだけ明るければ充分ですね


やはり
この窓は要りませんでした(笑)


最後に
元通りカーテンをして
これで見た目もバッチリですね


カーテンを開けたら
スタイロフォームですが(笑)

・断熱効果はどれくらい?

数値上は
1.8㎡のUa値2.33の窓が


スタイロフォーム50mmプラス
グラスウール50mmの壁になるわけですから
性能値はかなり上がります


ただ、DIY動画などで多いのは
古いシングル窓なので
そういう窓だとすぐに効果が分かりますが


元のサーモス2Hだけでも
充分暖かいし


今までも
「快適だなぁ」って過ごしてますが


それでも
絶対に性能は上がっているわけで
凄い寒い時期は出ると思います

・1部屋に窓は2つという昔の常識

昔の家というか今も多いですが
1部屋に窓は最低2つが当たり前なので
今回もこのようになったのですが


確かに通風に関しては
1つだと開けても風通りは良くないですけど


昔と違って、家の性能がいいので
窓を開けている時期も少ないですし


採光という面では
1つでも問題無い事も多いですから


思い切って
もう少し減らしてもいいのかも
しれませんね


妻は相変わらず
窓を開けて自然の風を楽しむのが好きですが


・私だけなら下手したら
 1年中開けないし

・窓を開けるのが好きでも
 夏や冬は開けないし


昔ほど
通風は気にしなくても
大丈夫かもしれません


ただ、採光という面では
窓が必要だし
光は身体にも心にもいい事は
証明されてますから


何でも減らせばいいって事でもありません


そうは言っても
今回の窓は使って無かったし


枕元の窓は要らないかなぁと
思いました
こういう
朝起きたらイチャイチャするような
夫婦だったらあってもいいかなと思いますが(笑)


私が起きて支度して
家を出る時も


妻も子供も
まだ寝てますから
要りませんでした・・・
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • >>1
    マルツさん
    コメントありがとうございます
    我が家のLow-eは遮熱型です
    タイムリーな話題ですが
    丁度内窓を入れる話が出ていまして
    近くの断熱に詳しい窓屋さんから
    ここにはLow-e断熱型入れると熱割れするから
    入れない方がいいと言われました・・・
    遮熱型ですしここは隣家の関係で
    直射は当たらないので大丈夫です

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