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お金に余裕がない人こそ固定金利がオススメ【変動の優遇金利が上がってしまう最悪パターン】

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新居が完成して
7年目の生活に入ったので


既に6年間は
住宅ローンを払った事になります


ここ1~2年で
固定金利はかなり上がりましたが


まだ変動金利は上がっていないので
二つの金利差が広がっています
固定金利は2020年が底値で
そこから急カーブで上昇していますが
変動金利はむしろ下がっています


これだけ金利差が広がると
今から家を建てるなら
「変動の方がいいかなぁ」って
思う時もありますが


変動もいつから
上がるのか分かりませんし


上がり始めると
どんどん上昇してしますし


下手すると変動の優遇金利って
無くなって高くなる場合もあるので
注意が必要なんです


そういえば
今年の3月に
ファイナンシャルプランナーの資格を取ったのに
お金の記事を全然書いていませんでしたので


FPとして
「お金に余裕がない人ほど固定金利がオススメ」
という理由を書いていきます

目次

・お金が無い人こそ固定金利がオススメの理由

お金に余裕が無い人は
金利の低い変動金利の方を
選ぶ場合も多いですが


お金が無い人ほど
固定金利の方が安心です


しかし、お金が無い私ですら
「今なら変動で借りるかも」と
言っているように


今は固定金利だけ上がって
変動は上がって無いので
金利差が広がっていますが


私が家を建てた6年前は
固定金利と変動金利の差が少なくて


こちらは2020年なので
まだ3年前の記事ですが
「金利差が少ないから
将来金利が上がった時の為に
固定金利の方が安心」って記事が多かったです



「いつまでも低金利が続いた例は無い」と
記事では書いてありますが
さすがにバブル期の8.5%なんて事は
二度と起こらないと思います・・・


なので、どちらがいいかってのは
その時に応じて変わりますが


基本的な考えは金利差とか
あまり考えずに


「急に金利が上がったら
繰上しちゃえばいい」ので


・いざと言う時に
 全額繰り上げ出来る余裕がある人は変動金利


・そうじゃなければ固定金利が向いているので


繰り上げ出来るお金持ちは変動金利で
そんな余裕が無ければ固定が
基本的な考えなのですが


ここ1~2年は
金利差が凄いので考えちゃいます


いつの時代も固定金利の方が
必ず金利が高いのは間違いないですが


支払いが高いのを
金利が上がらない保険として
考えられるかがポイントになります


実際に6年間固定金利で支払ってきましたが
仮に変動金利だった場合と
いくら支払金額に差が出るか計算してみます

・固定金利と変動金利の差で6年間で17万円損している?

私が住宅を建てた7年前の
変動金利は
安い都市銀行で0.55%位でした


一方実際に借りた
フラット35だと
最初の10年間は住宅性能などを
満たした優遇金利で0.8%になり
それ以降の11年~35年は元に戻り1.1%です


0.8%と0.55%なので
固定と変動で0.25%しか差が無いので
固定金利にしましたが


実際に6年間でどれくらいの差が出たかと言うと


実際に私が毎月支払っているのが
毎月57,452円です


一方、当時の変動金利
0.55%で同じ金額借りたとすると
55,083円なので

・1ヶ月だと2,369円

・1年間になると28,428円違います


この年間28,428円を
金利の上がらない保険料と
納得出来れば固定金利で問題ないですが


先程も言いましたが
いざとなったら全額繰上げで返済出来る人は
金利の上がらない保険は要らないので
変動金利の方がいいと思います


ちなみに年間で28,428円違ったんですから
6年間の合計では17万円も違います


当時の金利差が少ない状態で
さらに2,100万円しか借り入れしてなくても
これだけの差が出ますから


3,000万円とか借りたり
今だと金利差が開いていますから
もっと差が出ていると思いますが


将来、変動金利が結構上がってしまったら
お金持ちじゃないから支払いが
厳しくなってしまうので
保険料と考えて固定金利にしています

・実は安心じゃない変動金利の5年ルールと125%に注意

たまに勘違いしている人がいますが
急に凄い金利が上がった場合に


変動金利には
「5年ルール」と「125%ルール」があって


一気に支払い金額が上がらないように
なっているのですが
5年ルールは

「住宅ローンを借りて
5年間は支払い金額が変わりませんよ」

通常、変動金利は
短期プライムレートの動きに合わせますが
こちらのグラフの
赤い線が変動金利ですが
ここ数年は動きがありません


しかし、これが上がっても
借りてから5年間は
支払金額が上がる事はありません



そして125%ルールは


例えば凄いインフレや世界情勢の悪化などで
2.475%の金利が
倍の5%まで金利が上がった場合でも

「金利が上がるのは半年に1回だけど
上限は125%までですよ」

変動金利なのに支払い金額に
上限があるみたいに言ってますが
支払い金額よりも
金利が上がった場合に


支払わなくていい訳じゃなくて
未払い利息として残ります


まあ125%ルールを超えるような
金利上昇なんて無いと思います


125%なんて少ないって感じますけど
5年毎に125%上がっていったら
出典 : https://mogecheck.jp/articles/show/JOeXZGMA4VGbENzBpmdP
毎月8万円の支払いでスタートして
5年毎に125%ルールの上限まで上がったら
31年目は29万の支払いになります


こんな金利の上昇してたら
「固定金利で良かった」とかいうレベルじゃなくて
多分日本がボロボロになっていると思います・・・

・変動の優遇金利が無くなる条件

こちらは2023年6月現在の
三菱UFJ銀行の変動金利
本来の店頭金利は2.475%なのに
実際は0.345%~0.475%と
かなり低金利で借りれます


金利が割引される条件は
銀行によっても違いますが


・オンラインで手続きして
・給与口座、引き落とし口座を指定口座にして
・指定のクレジットカードを作る


この辺をすると優遇金利になりますが
0.345~0.475の幅は勤務先や収入によっても
変わります


要はエリートほど金利は安くなる
悲しい世の中ですが・・・

すみません
お客様は優遇金利での貸し出しが出来ませんから
来月から通常金利で支払って下さい

いきなり優遇金利が無くなって
通常金利に戻ったら
3,000万円を
優遇金利の0.475%で借りた場合
毎月の支払いは77,545円ですが



優遇金利が無くなって
通常金利に戻った場合
106,847円と
毎月約3万円も支払金額が上がります


優遇金利が無くなる条件は
支払いが遅れると
通常金利に戻ります


多くの銀行だと
1回目の遅れでは大丈夫みたいですが
2回目の遅れで戻ります


・なので会社の倒産や病気で
 働けなくなって

・いざという時の貯金も無い場合


だいたい家を手放す事になります


まあ、民間の銀行などから借りた場合
当然商売ですから
返せなくなった人に甘くはないです・・・


これがフラット35の
住宅金融支援機構だと
民間銀行よりも
色々と支払いに融通がききます

・5年先の未来が分からないなら固定金利で

金利上昇での支払い増加や
働けなくなった場合の対処など


・お金に余裕があっていざとなったら
 繰上げで完済出来るなら変動金利

・そうじゃなければ
 固定金利が安心というのが


金利上昇以外にも
色々あるのが分かったと思いますが


家を建てる時って
住宅ローンの申し込みもあるから
健康で仕事も順調だし


余り先の事って
考えるのが難しいのですが


例えば6年前の
家を建てる契約日に戻って


「お前は5年後に指定難病の
病気になって50日ほど2回も入院する」って言われても
絶対に信じないですから(笑)


コロナが原因で
会社が無くなって家を売った知人もしますし


最低限仕事を失っても
2~3年は生活もローンも税金も平気って
貯金がないような生活なら


固定金利の方が
間違いがないと思います


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コメント

コメント一覧 (4件)

  • chelseaさんは頭金かなり入れてのフラット35ではなかったでしたっけ??リフォームローンも前倒し返済もされてるのに固定なのはどうしてなのかなぁと疑問でした。頭金3割とか入れると金利減るスーパーフラットでしたっけ??

    金利が不確定な未来に精神的な不安を感じる性格なら固定にするのも理解はできますが。私は赤信号みんなで渡れば怖く無い精神で変動にしてます。

    変動にして頭金をVTIあたりに投資して配当金で食い繋いでローン控除終了の13(10)年後に前倒しで返済するか決めるのが最適解ではと考えて実行してます。。投資期間が13年あれば倍近くになってると思いますし。

    いつも言ってますけど、金利1%上がって破綻する資金計画なのが終わってるんですけどね(笑)

    • ゼルビスさん
      コメントありがとうございます

      高い家じゃないので
      頭金かなりなんて入れては無いですよ(笑)

      現金で払った分が420万円ですが
      「いくらまで払える」とかじゃなくて
      単純に逆算して毎月6万円以下になるように
      現金で払いました

      ・ガソリン代は月16,000円
      ・電気代は月8,000円
      などなど全部固定して払っている性格なので
      変動ってのがどうもダメなのと

      将来フリーターになっても絶対に
      大丈夫な支払い=月6万円以下が100%上がる事がない
      という考えで固定です

      本来は固定でも変動でも
      いざって時には1,000万単位で支払いが出来るってのも
      大事ですが

      若い夫婦などはそういうの厳しいとは思うんですけど
      そういう時に今余裕がない世代は
      変動の万が一が怖いなってのはあります

      まあ、私は病気の問題もあるから繰り上げないで
      団信狙いしようとかも思ってますが(笑)

  • 僕は毎月⚪︎⚪︎円じゃなくて年間⚪︎⚪︎円の考えなので、少し考えが違うみたいですね。。
    どうしても損得で機械的に考えてしまうので、毎月の支払い云々より、投資で増えた資産の損益差分で残り⚪︎⚪︎円の総残高で考えちゃいます。

    今より変動が毎年1%上がると破綻する家が増えまくるので、社会問題になり政府介入すると読んでます。ガソリン代や電気代みたいな。
    なので我慢比べできるだけの余力は残すつもりです(笑)

    僕はガソリン代が悩みのタネだったので、中古の電気自動車にしました。リッター50超えの燃費は精神衛生にとても良いです。
    おっしゃる通り、金の余裕は心の余裕なので、固定費は減らしていきたいですね。

    • 従量電灯の時も2~3ヵ月は移動した方が安かった時期があったのですが
      安定というか面倒というか思考停止というか
      「これくらいなら安定した方を選ぼう」ってのが
      あるみたいです。一定以上の金額差が出ると動くみたいですが笑

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