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東京電力の「スマートライフプラン」と「従量電灯B・C」どちらが得か計算してみました【従量電灯は6月以降最大49%値上げ】

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我が家の電気代プランは
6年間程
東京電力の
オール電化向けプラン


「スマートライフプラン」を使っています


契約アンペアによって
SとかLとかありますが


基本的な料金は
どちらも変わらず

・午前1時~午前6時までの
 深夜料金は17.78円

・それ以外の午前6時~翌午前1時までは
 25.8円という料金体系です



過去5年間は何も考えずに
東京電力の中では
オール電化で太陽光があるなら
スマートライフプランで良かったのですが


ここ1年間近く
電気代が凄い上がっているので
こちらは11月(10月使用量)の記事ですが
ここで初めて、若干ですが
従量電灯B・Cの方が安くなりました


これ以降
もっと値段差が付いたので
詳細にシミュレーションして
どのプランが得か考えますが


値上げ後のシミュレーションもしたら


6月以降は従量電灯のプランのみ
物凄い値上がりするので


プラン変更するなら
すぐに元に戻せるか確認した方がいいです

目次

・燃料調整費の上限がある「従量電灯」プラン

どうしてスマートライフプランと
従量電灯で金額が逆転したかと言うと


原因は電気量単価ではなくて
燃料調整費の差ですが


・燃料調整費は
 スマートライフなどの自由料金プランには
 上限がありませんが


・昔からの従量電灯プランには
 上限があります


今までは過去に一度も
上限に達した事は無くて


例えばこちらは
1年前の燃料調整費
2021年8月~2022年2月のグラフですが


・規制で5.13円という上限がある従量電灯も


・自由化で上限が無いスマートライフも
 5.13円以下なので同じ燃料調整費です


そもそも2021年までは
ずっとマイナスでした



これが
ここ数か月で一気に上がって
・従量電灯は
 2022年9月に上限の5.13円になって


・上限が無いスマートライフでは
 どんどん値上がり
 1月分ではなんと12.99円になりました


2022年9月以降の
燃料調整費の差は
2023年2月以降は
政府の補助金があるので
若干安くなりますが


2つのプラン差が
最大なのも2023年2月で
7.91円もの差が出ています


3月はちょっと
スマートライフプランは安くなりましたが
それ以降はまだ未定です


電気料金は
これに従来の使用した電気量と
再エネ賦課金を合わすので


先月の
電気代が3万円を超えた月で
実際にシミュレーションすると



・この月は
スマートライフプランの
 燃料調整費は12.99円で


・従量電灯だと5.13円です


スマートライフと従量電灯で
契約電力を合わせて同じ6kVaにすると

総額の比較が
・スマートライフプランは29,974円

・従量電灯は28,237円と


1,737円
従量電灯にした方が安くなっていました



この月の燃料調整費の差が
7.86円あるのですが


これが2.39円安くて5.47円以内の差なら
スマートライフの方が安くなりました


・・・・
・・・
・・
・

もちろん従量電灯に変えたら
深夜料金とか無いので


エコキュートも昼間に沸かしたり
色々と設定を変えるから
電気代も変わると思いますが


この燃料調整の差だと
スマートライフプランの方が
ほとんど高くなると思います


・従量電灯の300kwを超えた料金より

・スマートライフの深夜料金の方が唯一安いので



深夜に大量に使わない限りは
従量電灯の方が安いですね・・・


我が家はエアコンとエコキュートを
深夜に使っていますが
それでも従量電灯の方が安くなります

・6月から従量電灯の値上げ幅が凄い

今の現状だと
ほとんどの家庭で
スマートライフから従量電灯に
する方が安いかなと思います


実際に「従量電灯にプラン変更しました」ってブログも
いくつかありますが


そこは東京電力も
「抜け道なんて許さねえよ」とばかりに
「東京電力は6月より3割値上げ申請」ってニュースが
ありました


ニュースだと3割値上げって
出ていましたが


実は最大で5割も上がる家庭もあるので
注意が必要です


ただでさえ東京電力は
高いんですから
いい加減にして欲しいんですけど・・・


各社比較すると
東京電力は高いです


そして6月から値上りするのは
「電気量単価」の部分で


具体的には
・左側の燃料調整費に上限がある
 従量電灯などのプランは値上げ幅が凄くて


・右側の
、元々高すぎな燃料調整費を取っている
 スマートライフプランなどは
 そこまで値段が上がりません


実際に東京電力が発表した金額を見ると


少しでも安く見せようと必死なのか
何故か電気量に1月の燃料調整費を
足した単価で発表しています


燃料調整費も足した金額なら
電気量単価の
値上げ幅は少なく計算出来ますからね・・・


分かりやすく
実際にどれくらい値上げするのか見てみると

スマートライフプランの場合は
・深夜時間は0.04円、約0.3%の値上げ

・昼間時間は1.97円、約7.7%の値上げです


スマートライフなどの自由料金プランは
燃料調整費でいくらでも調整出来ますから
値上げは余り関係ありません


そして従量電灯は
一律で9.83円の値上げなので
120kwまでの値上げ幅は約49%にもなります
先程のシミュレーションでは
1月分の電気代は
1,737円従量電灯の方が安かったですが


新しい値上げ後の料金で計算すると
今度は4,601円逆に高くなります


だからってスマートライフプランは
値下げしてる訳でもなくて
こっちも微増なんですが・・・

・電気料金の切り替えに注意

とりあえず2023年9月までは
政府の補助金で負担軽減が決定されているので
燃料調整費は7円安くなります


戦争は終わっていませんし
円高気味といっても調達価格との時間差があるので
今年上旬まではある程度は
高いままだと思いますが
現状、LNG価格はかなり元に戻って
円もピーク時より20円ほど円高になりました


さんざん「ヨーロッパの需要が」と煽って
めちゃLNG価格が上がったのに


結局、今年の欧州は暖冬で燃料を
それほど使わなかったという


どんな著名な経済ジャーナリストでも
先なんて見通せないって事例になりましたが(笑)


「少しでもお得にしたい」と
プラン変更をするのもアリなんですが


電力会社、プランによっては
最低1年間は変更出来ないとかあるので
よく考えてプラン変更した方がいいです


例えば東京電力なら
今回の値上げ申請が認可されれば


オール電化で戸建ての人なら
スマートライフかアクアエナジーが
6月以降なら一番得になって
従量電灯では高くなります


得と言っても実際は得じゃなくて
高いんですけど、一番マシにはなります・・・


私はまだスマートライフのままですが
ベストは5月までは従量電灯
6月からはスマートライフに戻るってのが
一番損しないし


既にスマートライフは5年以上契約していて
従量電灯は縛りがないのですぐに戻れるので
変更しようと思ったのですが
3月の燃料調整費が
予想より早くスマートライフの方は
下がったので


「このままでいこうかな」って思っています


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