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「日本の住宅に無垢床って合わないんじゃない?」と思う出来事

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・フローリング

・畳

・絨毯

その他
床材も色々とありますけど


本来、日本の住宅に合う床材ってのは
畳か絨毯だと思いますし


明治とか大正、昭和初期までは
ほぼ100%
畳でしたが


こちらの絵画
日本だと明治時代初期の1875年

フランスでルノワールなどと共に
印象派の画家として活躍した


カイユボットの代表作
「床削り」という絵画です



こちらが紹介されていている時に

「これは何をしているんですか?」

「床を削ってます」

「床がダメにならないんですか?」

「向こうの国は靴のままだから
硬くて削ったら元に戻る無垢床を使う」


という話があって


今でこそ無垢床も結構増えましたが
昔の家なら畳か絨毯が多くて


フローリングであっても
複合フローリングがほとんどで


前のアパートでも使っていたのは
こういったシールタイプの
クッションフロアでした


ただ、こちらは
凄い柔らかいので
靴を脱いで生活する
日本人には割と合っているかもしれません


我が家で使っている
ライブナチュラルも
複合フローリングですから


合板の上に突板を貼るので
当然、床削りは出来ません

目次

・無垢床は日本人に合わない?

昔から靴で生活する欧米文化では



無垢床で木が硬くても
靴ですから問題がありません


とはいえ
職場やゲームで
知り合った外国の知人に聞く限りでは


今は結構靴を脱ぐ
家庭も多いらしいのですが


それでも玄関で必ず靴を脱ぐという
日本のスタイルとはまた違うようで・・・


実際、靴で生活したらすぐに汚れるから


水洗いが出来て
削ったら元通りになる無垢材って
便利ですよね


日本だと
「無垢床は水拭き禁止」なんて言う人も多いですが
日本でもショップなどでは使う
耐水性、耐久性がある硬いオーク材が多くて
多湿な地域でも無いので水拭きも問題ないです


そもそも彼らは
床=道路と同じ考えですから


「家の床は常に汚れている」って
言う考えなので


椅子やソファ以外には座りませんから
無垢材が硬くても問題ないですが

・・・・
・・・
・・
・

そう考えると
日本人はほとんどが
家で靴なんて履いてないし



床にも座っちゃう国民性ですから


無垢材って言うか木材って
素足には硬すぎると思うんです

・我が家は木の部分がほとんど無いです

若い人で小さい頃から
フローリングって人なら
慣れているかもしれませんし
うちの子供もフローリングに座ったり
寝転んだり平気ですけど


私と妻はフローリングに直接座ったり
寝転んだりなんて硬くて出来ません・・・


我が家の場合は
まずリビング
ソファと大きなラグが敷いてあって
フローリングのスペースは周りだけです


次にダイニング
こちらも
クッションマットを敷いています



写真で見るとフローリングっぽいんですが
木目調のクッションマットです
そしてキッチン
ここもフロアマットを
かなり敷いていて


LDKで生活する時に
フローリングを踏むのは
移動の時だけですし
スキップフロアも
フロアマット敷きました


「無垢床は柔らかいよ」って言う人も多いんですけど


そりゃ突板や挽板に比べたら
柔らかいでしょうけど


畳や絨毯、フロアマットなんかとは
比べ物にならない硬さです・・・



若い人なら
スリッパとか履けるんでしょうけど


昭和生まれの
おじさん、おばさんは
家の中でずっとスリッパとか
履けないんですよね(笑)


一応、新居完成時に
買いましたけど
全然使っていません・・・


なので無垢床とか
複合フローリングとか関係なく


「木材」の床ってのが
そもそも硬すぎて日本には向いてない気がします

・畳や絨毯も今の生活では難しい?

高温多湿の日本では
昔から使われた畳ですけど

・吸放湿に優れているし

・井草は空気があって断熱材みたいな物ですから


温度差が激しくて
多湿と乾燥を繰り返す日本には
ピッタリの素材だと思いますが


年に1回は
・畳を出して天日干しが必要だし


・5年に1回は表替えも必要です


私が小さい頃は
同じ町内に畳屋さんが
必ずあったのですが


今は全然無いですし

そもそも値段が高すぎて
簡単に採用も出来ません


手間が掛かって値段も高いので


メンテナンスが楽なフローリング
さらに日本の家なら
床削りが必要ないんですから


無垢材に比べると収縮しない安定性と
値段も安い複合フローリングが増えたのかなって思います


それこそ昭和時代の
風が吹けば室内でも分かるような
気密が無い家ならともかく


絨毯も日本の多湿だとダニの心配があるし


やはり硬いって事以外は
フローリングはメリットが多いです

・実は無垢床も日本人向きだった?

我が家はラグを毎年買い替えますし
スチームクリーナーで
ダニ退治もしますけど


やはり面倒なので
「フローリングがいい」って人なら


木の種類によりますが
無垢床の場合
出典 : https://www.muku-flooring.jp/wood_list_katasa.html
杉や桧などを選べば
柔らかいので


「木の中では」無垢材が一番
素足にも向いているかもしれませんね


柔らかい無垢床は
その分傷が付きやすく


硬い無垢床は
メリット、デメリットが逆で


硬いけど傷に強いから欧米のフローリングは
硬い木が多いのですが


床削りの為に
無垢床が絶対な欧米に比べたら

・収縮しないから安定しているし

・耐傷加工とかしている商品もある


複合フローリングも
日本ならメリットが多いですね
なにより我が家のような
ローコストでも


選べるのが複合フローリングです(笑)


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