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どうして神社や寺の近くは地盤が強いのか

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我が家は
徒歩2~3分の場所に神社があるのですが


土地を決めた際に
地主さんから


「ここは〇〇神社あるから
地盤が強いよ」って言われました


430年前に建てた神社が
無事なのでたしかに
地盤は強そうだし


皆さんなんとなく
「神社や寺の近くは
地盤が強い」って言ってますが


測量も無い何百年も前に
どうして地盤が強い事が
分かるのかな?って思いました

目次

・神社が近くにある我が家の例です

土地を買う時に
地盤マップや図書館で昔の地図を見て

もちろん
過去の航空写真も見ましたが

神社a
こちらは20年前の
航空写真ですが神社がありますし


もっと古いデータを見ても
神社b
これが50年前の写真ですが
430年前に建てられたので
当然神社はあります


航空写真というか
飛行機が発明される前から
神社はあるので
当たり前ですが(笑)


たしかに神社は災害が
少ない所が多いのですが


どうやって昔の人は
「ここは大丈夫だ」って
分かったのでしょうか?

・近くの神社の由来を調べる

神社などは図書館に行くと
民間の家などより
資料も豊富で簡単に調べられます


家の近くにある神社を調べると
元々違う場所にあったのですが

そこに舞鶴城(甲府城)を
建てるから移動してって言われたのが
1585年頃なので


約430年前に今の場所に建てられました
神社b-2
過去には
灯篭くらいは地震で倒れたかもしれませんが


とりあえず400年以上
大きな被害もなく
この場所にある事はたしかです



地盤調査も出来ない時代に
安全な場所と言っても
数が少なく



すぐに分かるのは
山や丘の上は地盤が強いので
そういう所に神社は多いですね

・山は地盤が強いですが・・・

こちらは
家の近くの神社より

もっと歴史がある
甲府の金櫻神社です
神社c
2000年前とか
書いてますが
ちょっと調べると
雄略天皇の時代とあるので


西暦457年ですから
新しく見積もっても
1561年前には出来ています


当然この近くは
地盤が強固だと思いますが


航空写真を見ると
神社d
かなりの山地で田舎なので
ちょっと生活するには大変ですね・・・


しかし我が家の近くにある神社みたいに
山間地では無い神社でも


当時の住民が
・あそこは安全だ
とか
・ここは地震は無い
とかの意見もあった思いますが


そもそも何百年前の整地もしてない時代


昔は平らな地面が
ずっと続いていた事は無いので
神社e
だいたいこういう小高い場所に
作るのが多いと思います


相変わらず絵心がないですが(笑)


これ以外でも
当時は水害も怖いですから


川沿いや、沼地近くには
作らないでしょうし


川の場合は
当時とは治水工事で
全く流れが違う場合も
多いと思いますが


やはり神社などはちょっと
高くなっている所が多いと思います



・都会は神社があってもアテにはならない事例が多い

「古い神社が近くにあるから安全」って言うのは
山梨県という田舎の話で


これが都会だと


もう土地がないから
山や丘を切り崩そうと
無茶な造成をして


本来は比較的安全だった場所が


崖崩れや弱い地盤の可能性が
高い所があります


また崖崩れの危険は無くても
盛り土で造成すると

元々の地面は強いけど
盛り土部分が弱いなどがあります
神社w


私の住んでいる甲府市は

周りは山に囲まれてますが
神社f
神社g
山梨県は人口が82万人しかいないので

余り山を切り崩して
造成するってのは少ないです


そんな手間やお金を掛けなくても
まだまだ余っている土地が多いですから(笑)

それでも
「ここって昔は結構な坂だったよなぁー」という場所が

気が付いたら
平地になってたりはします


この場合も昔の地図と今の地図を

比べてみると
神社z
危険度が分かります

後は、過去に凄い地震などの
被害があったから建立した神社などもありますし


図書館などで調べた方がいいですね


昔からある神社なら
市や県の民族史コーナーに行くと
色々と載っています

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