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解体屋から見た外壁材のオススメ

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前回
一番長持ちするキッチンを書いたので

今回は外壁材です

システムキッチンの記事はこちら

・主な外壁材の種類です
マイナーな物や
昔はあったけど
今はほとんどない物を除くと
・サイディング
・タイル
・ALC
・ガルバリウム
・モルタル
一般の家だと
サイディングがほとんどで
シェアは90%もあります
ビルなどはALCが多いので
私の職場(廃棄物の処分業)だと
①サイデイング
②ALC
③モルタル
④タイル
⑤ガルバリウム
この順番で見る量が多いですが

一般家庭だとALCはほとんど来ません
(ヘーベルハウスだけですね)
今はほとんどない
モルタル塗りの家から
サイディングに建て替えが多いので
モルタルは結構きます

・サイディング

シェア9割、今の家はほとんどサイディングです
9割でも

金属系サイディングが10%に満たなくて
今回紹介する窯業系サイディングが
8割以上と、ほとんどこちらです

外壁a

こちらは我が家の画像です
外壁a-2

我が家はサイディングで
東レACEの18mmです
今は15mm以上がほとんどですが
昔は12mmや14mmもあって
14mmまで釘打ち工法と言って
釘で打って固定しますので
穴あくし、数年すると穴が大きくなるし
色々問題でしたが
15mmからは工法が変わるので
釘打ちはしません
シェア8割の商品ですから
メーカーの製品開発も凄くて

外壁b

長い期間綺麗を保つと言ってますが
実際どれくらい持つかは分かりません
どんなにサイディングが持っても
残念ながら家の耐久年数よりも少なく
昔のサイディングは10~15年で
結構ボロボロになって張替えたりします

今の18mmは15年保証ですから
20年位は持って欲しいですね

メリットとしては
・価格が安い
(他の外壁材に比べると)
・種類が豊富なので
 希望の色やデザインが見つかる
(我が家は322種類から選べました)
・8割の家庭で使っているので
 ほとんどの大工さんが
 施工に慣れてる
・同じくシェアが高いので
 長寿命の商品など
 商品開発のペースが凄い
デメリットとしては
・家の耐久年数より持たない
サイディング本体は15年保証など
ありますが継ぎ目のシーリングが持ちません
我が家のシーリングも
高耐久シーリングですが
10~15年でメンテナンスが必要です

・ALC
外壁c

ヘーベルハウスでおなじみのALCです
解体屋さんの中には
ALCって言わずに
「ヘーベル」って言って
持ってくるくらいです
ビルなどは
かなりのシェアでALCですが
一般家庭だとヘーベルハウス以外は
余り見ません
軽量気泡コンクリートって言いますが
そこまで軽くなく
サイディングなどと比べると
かなり重いです
(コンクリートに比べると軽いですが)
メリットは
・燃えない
コンクリートと付く位なので燃えません
・遮音性
コンクリートに気泡入れてるのと同じなので
遮音性が凄いです
防音ルームなど
作る人はヘーベルにしてますね
・断熱
気泡入りコンクリートなので
これだけでサイディングやタイルに比べて
断熱性があります
もちろんこれだけではダメなので
別に断熱材は使います
デメリットは
・水を吸います

ALCだけだと吸水性があるので
防水塗料を塗ります


防火、遮音、断熱と
結構外壁材として優秀なのですが
それほど使われない原因です

防水塗料で
高い商品と安い商品の差が出るので

ヘーベルハウスみたいな高い商品じゃないと
サイディングより耐用年数が短くなります
・家の耐久年数より持たない
ALCもシーリング使うので
こちらが持ちませんし
さらに防水塗料も
塗り直しが必要です
なのでサイディングと同じ位の期間で
メンテナンスになります
・デザインが少ない
ヘーベルハウスの家はすぐに
分かると思いますが

パネル状のコンクリートに
塗装するだけなので
デザインは少ないです
まあ「あの家ヘーベル」って分かるのは
むしろメリットだと思いますが(笑)

・モルタル
左官屋さんが壁に塗ります
昔はこの手法しか無かったです
外見だけなら
個人的には一番好きです

外壁d

モルタル塗りにオレンジ系の瓦の
南欧風のデザインはオシャレですね
もちろん昔ながらの和風の家も
モルタルです
最近はほとんど見ませんが

解体する位ですから
古い家が多いので
モルタルの処分量は多いです
メリットとしては
・地震に強い
職人さんが全部塗るので
サイディングやALCみたいに
パネル単位になっていませんから
一部分だけ落ちるなんて事はありません
地震に弱いと書いてある
ブログが結構ありますが
モルタルが弱い訳ではなく

ほとんどの家がモルタルだった時の
家が古くて耐震性が無いだけです
・デザインは何でも可能
職人さんが塗るので
上手な方なら何でも出来ます
デメリットは
・高い
左官屋さんがいない今の時代では
高級品になってます
・品質にバラツキがある
当然職人の腕に左右されます

格安でしますなんて
左官屋以外が塗ったりしたら大変です

・ヒビ割れする
昔は近所に1、2人位左官屋さんがいて
ちょっとしたヒビ割れは直してましたが
・アフターが心配
今ですら、かなりモルタル施工出来る業者が
少ないですから
10年~20年後はさらに少ないと思います




・タイル
住宅系ブログを書いてる方は
家作りにこだわる人が多いので
結構使ってそうなイメージですが
シェアは全体の3%しかありません
外壁e

一条工務店セキスイハイム
おなじみのタイルです

その他メーカーでもオプションで
タイルに出来るメーカーは多いですね
メリットは
・一番長持ち
上記商品と比べて一番長持ちします
土や石などを焼いただけですから
50年は簡単に持ちますので
家の寿命より持ちます
メンテナンスが要らないとか
間違った事いう営業さんもいますが
当然目地は劣化しますので
10年に1度位は
メンテナンスが必要ですが
タイル自体は
一部欠けは出ますが
数十年は平気で持ちます
・高級感がある
タイル張りの家は高そうですね
デメリットは
・高い
よくタイルがいいけど
予算の都合でサイディングにしたって
ブログが多いですが
100万円~150万円は
費用が上がります
サイディングなら全張替え出来る費用なので
最初からタイルで30年
サイディングで15年目に全張替え
どちらも
値段は同じです
・家の耐久年数より持たない
タイルだけなら持ちますが
タイルをモルタルや
シーリングで固定しますので
こちらの補修は必要です

・ガルバリウム
CUBE系の家に多く
最近は結構増えていると思いますが

外壁f

まだ年月が浅いので
余り解体屋も持ってきません
「トタン~」と言って
持ってきたりもしますが
屋根のガルバリウムは結構来ますが
外壁はまだ使われたのが最近なので
少ないですね
メリットとしては
・オシャレ
個人差があって、私は正直
「工場っぽい」


「トタンと変わらない」って思いますが
これが一番好きって人も多く
その場合は代替出来ないので
ガルバリウムが好きな人は
これで建てるしかないです
・安い
今回の5種類の中で
一番安いです
デメリットとしては
・うるさい

金属板なので防音性はありません
・断熱性が無い
これも金属板なので仕方ないです
・錆びる、腐食する
金属の宿命ですが
今の新しいガルバリムは
結構持つみたいですが
昔の製品は割とすぐに錆びるので
家全体がボロボロに見えます

・外壁のまとめ
結局全部の外壁材で
10年程度でメンテナンスは必要ですが
物自体が一番長持ちするのは
タイルで間違いありません
解体で見る
レンガタイルなどは
色褪せはありますが
洋風な家なら
いい感じの味になっていて
まだまだ使えそうです
価格が高くなければ
もっとシェアは増えると思いますが
価格もヘーベルハウスが高いので
勘違いしてる方がいますが
ALCよりもタイルの方が高いです
もちろん商品自体にも差はありますが
平均すると
高い順に
タイル>ALC>サイディング>ガルバリウムです
モルタル塗りは
左官屋さんの腕次第なのでピンキリですが

・我が家がサイディングの理由
仕事で見ていて
タイルがいいなぁとは思いましたが
我が家がサイディングにしたのは
もちろん予算や(150万円UPです
デザインの豊富さなどもありますが
一条工務店でタイル
ヘーベルハウスでALC使うなら
施工業者も慣れていますが
ほとんどが
サイディングのハウスメーカーで
他の物を選ぶのは
施工慣れしてないので
危険だと思いましたし
妻の
「標準でいいじゃん」で話は終わりました

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