バリアフリー

2020年05月22日






私の実家は
階段が無かったですし


その後もずっと
アパート暮らしだったので


40歳を過ぎて初めて
階段が付いている家に住みました






先日2歳の妹が
階段でころんだのですが

階段a

1段踏み外しただけなので



幸いケガする事も無く
泣くだけですみましたが





建築士さんのブログを見ると


「回り階段は危ない
 真っ直ぐな直階段の方が安全」


と書いてある記事が多いんです




階段の経験が
ほとんど無い私のイメージだと
まっすぐな階段は


階段b
(蒲田行進曲の階段落ち)


「転んだら下まで
行くから危険じゃん」
って思うのです




逆にこの映画の階段が
回り階段なら
盛り上がらないと思いますし





我が家の階段の場合は

階段c


スキップフロアがあるので
ちょっと特殊な形状で



下から数えて
5段目に広い
踊り場があります





仮に超盛大に
転んだとしても

階段d


スキップフロアの関係で
3箇所で止まりますが



普通の回り階段でも
途中で止まると思うので



こちらの方が安全じゃんって
思ったのですが・・・




老人と子供で
ちょっと階段の
考え方が違いました






・バリアフリー化と子供用の階段は別物だった



小さい子供用の安全基準は
項目に無いですから


バリアフリー化の
安全基準を使います





まずは設計士さんの
ブログですが

階段e


もちろん大前提として


・勾配は緩く
・蹴上げ(段差)は低く
・踏み面(奥行)は広くという


基本的な安全項目をクリアした
階段で作って



その条件を満たしたら
直階段が最も安全という事です



何故かというと
回り階段の回っている時が
一番事故が多くて



真っ直ぐなら
同じ段差、広さですから
リズミカルに
昇り降りが可能という事です



たしかに曲がっている部分は
面積が変わりますからね




一方バリアフリー化の
リフォームのサイトでは



やはり蹴上げ
踏み面は当たり前として



一番の安全は平屋で
階段が無い事ですが




一応バリアフリーでも
階段の基準があって


階段f


途中で踊り場を作れる
折り曲がり階段を
オススメでしてます



国土交通省のサイトでも
まあ色々と難しい事が
書いてあるんですが・・・



簡単に言うと

・蹴上げ(1段あたりの高さ)は狭く

・踏面(1段あたりの奥行)は広くしましょう

・両方に手すりを付けましょうとか


こちらも色々とあるのですが
読んだ結果分かった事があり



子供用の対策は
転んでも大丈夫なようにする対策


対して


老人の対策は
転ばないようにする対策



という考え方の
違いがあるのですね




要介護、要支援クラスの老人は

「階段は危険」
という事は分かっていて


「だけど足がおぼつかない」
なのですが




子供の場合は

まず階段が危険な事が
分かっていませんから


4歳のお兄ちゃんなんかは

「3段いっぺんに登れた」とか
言いますし



「危ないよー」と注意しても
走ったり遊んだりしますし



階段g

階段のゲートも登っちゃいます




今回2歳の妹が転んだのも
真っ直ぐな部分の途中ですし
(原因はよそ見ですね・・・)




老人と子供では
同じ階段の怪我でも
原因が違うんですね







・という事で子供と要介護の老人に試してもらう



正直なところ


私はどの階段でも
普通に昇り降りできますので
よく分かりませんが



階段h

我が家には4歳と2歳の
子供がいますし





階段i

たまに我が家に遊びに来る
私の母親は要介護認定1を受けていて


普段は杖を持って
歩いてますので



どういうのが危険なのか
実際に登ってもらって
感想を聞きました



まず
うちの母親に話を聞くと




一番昇り降りしやすい階段は
ダントツで


階段j


真ん中に踊り場がついてる
階段という回答でした



バリアフリーのリフォームサイトの
オススメと同じですし



小学校も介護施設も
この作りですね





「まっすぐな階段は
途中で休めないからつらい」



「見た目長すぎてつらい」



「降りる時に怖い」という回答です



要介護クラスになると
2階までの階段を登るのにも
途中の休憩が必要ですから




直階段は難しいんですね・・・





2位以降の回答は

2,3,4位は似てるから
分からんけど



「2位は休める所がある」



「4位に比べたら
3位のが休めるところがあるけど
違いは分からない」


 

たしかに
直階段をオススメする理由の


同じ歩幅で
リズミカルに進めるというのは




要介護認定を受けていると
普通の平らな道でも
リズミカルに歩けないので




まっすぐなのは
とにかく怖いし
途中で休めないって回答です




らせん階段はほぼ
対象外でした











・我が家の階段の感想




まず大前提として

「階段なんて無い方がいい」

というのが母親の意見ですが




実際に登ってもらうと


我が家の階段は「惜しい」けど
結構楽らしいです




まずは登ってすぐに
踊り場があるので


階段


この平面が休憩になるし
「あんたのとこは
ここに椅子あるから休める」
という事です





階段k


蹴上げは17.7cmと標準より
かなり低く作りましたし







階段L

踏み面も標準よりかなり広いです








それが可能なのも



標準の階段は
1坪が多いですが


我が家は1.5坪を
階段に使っています



間取り上どうしても
スキップフロアがあるので


途中に平面の
踊り場的スペースが必須ですが



スキップフロアが無ければ
回るところを全部平面に出来ます


階段m


1.5坪あれば
このような踊り場を取っても


1段あたりの
蹴上げが18cm以下で作れます





こうすれば
真っ直ぐな怖さもないし


転んでもストッパーの
役割になりますし


回り階段の懸念材料の
回る時の段差が無くなるので



これがベストだと思います



その状態で両側に手すりがあれば
完璧だそうです




とはいえ1坪で
真ん中に踊り場を作るのは
ちょっと現実的ではないですね



1坪で踊り場作ると
蹴上げが20cmを
超えてしまいます・・・





・両側手すりが思ってた使い方と違った




これは付けたくなったらいつでも
DIYで出来ますので





誰でも対策出来ますが



両側に手すりがあるって事は



両方使って
登り降りと考えると



階段n



子供が両手すり持って
最後ジャンプして
着地するよなぁって思ったのですが
(私も多分する・・・)



実際母親に聞くと



「登るのも降りるのも
利き手で持ちたいんだよ」
という回答でした


たしかに我が家は
右利きなら


登るのは利き手ですが
降りるのは逆になっちゃいます


ちなみに要介護認定を受けると


最大20万円までは
自己負担1割で手すりなどの
リフォーム工事は出来ますので



無理に若いうちからしなくても
大丈夫かもしれません






・ローコスト建売住宅の階段はなんと0.87坪



私は標準の
階段は1坪で



我が家みたいに広めに取ると
1.5坪だと思っていましたが
(金持ちは2坪とか3坪ありそうですが)


ローコストの建売住宅で多いのは
0.87坪らしいです・・・


1.5畳サイスですね


1坪と0.87坪と数字はわずかですが


実際にモデルハウスに行くと
「全然角度や段差が違うので」


階段o

こちらはローコストの建売住宅ですが



我が家の階段は平気な子供でも
「怖いと」言って降りれませんでしたから







建売なら仕方ないですが


注文住宅なら
ここまで削って
リビングを広くしなくても
いいとは思いますが・・・