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高性能なFRP防水や金属防水なのに雨漏りする理由

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最近は
「雨漏りしやすい」からと
バルコニーを設置しなかったり
する人も多いですけど


ベランダは主に洗濯物を干すのに使うので
部屋干しスペースなどを作って
ベランダを使わないなら
無くても問題ないですから


生活スタイルによっては
バルコニーが要らない人もいますけど


「出来ればバルコニーやベランダが欲しい」って
奥様が希望しても


「雨漏りするんで設置しない方がいい」って
理由だけなら


・ちゃんと施工を理解すれば
 雨漏りももちろん防げますし

・メンテナンスも
 そこまで高い費用でも無いですし

・メンテナンス期間も
 それほど頻繁でもありません
 (5年に1回で充分です)


施主が要らないとか雨漏りが不安って
思うのは当然ですけど


中には工務店でも
「ベランダは雨漏りの心配が・・・」とか
言う会社もあるそうですが


そもそもちゃんと雨漏りせず施工して
適切なメンテナンスを
教えるのが

ハウスメーカーなり
工務店の仕事だと思います・・・


目次

・我が家がバルコニーを「必要」と思った理由



我が家のバルコニーは
FRP防水a

標準的なバルコニーよりも
大きく作りました


半分は広くて、もう半分は
インナーバルコニーになっています

FRP防水b
2部屋分にベランダが繋がっていて
片方は完全なインナーバルコニーです


もう片方は
雨が降ったら濡れるし
日も当たる普通のバルコニーです


部屋干しするし
使い道が無いって人は
無理に作る必要はないと思いますけど


我が家の場合は
・洗濯物は外で干したい

・でも庭に干すと泥棒の可能性も・・・

・リビングから洗濯物が見えると癒されない・・・

・室内干しは夏の湿度調整が大変・・・

・田舎なので排気ガスとかは問題ない

・花粉症も誰もいない

・犬がいたので遊び場にしたい

・妻がハンモック買って本読みたい

・喫煙所

などなどの理由で
ベランダを作りました


そして既に5年間住んでいますが
ほぼ毎日洗濯物を干していますので
ベランダがないと困ります


・ウレタン、FRP、金属など、どれもメリット、デメリットがあります

今の新築建物でしたら
FRP防水が一番多く


次がウレタン防水
金属防水はちょっと値段が高いので
その後って感じですが


仕事で解体する昔の建物だと
シート防水といって
名前の通り防水シートを継ぎ目無く
貼っていく施工が一番多かったです


シート防水も
今は進化していて
私が解体するような昔の建物だと
・ゴムシートだったり

・屋根の防水シートと同じ
 アスファルトシートだったりしますが


こちらは今はほとんどないですが
FRP防水c
ヘーベルハウスなどでは
塩ビシート防水が標準になっています


あの高いヘーベルで標準ですから
ちゃんと施工すれば
シート工法でも問題ないですが


シート工法は
一番職人の差が出やすいですね・・・



・今は少数派だけど昔は多かったウレタン防水

FRP防水が普及する前は
一般的だった
ウレタン防水です
FRP防水d
ウレタン防水もFRP防水も
上からトップコートで塗装するので
見た目は変わりませんが


FRP防水の方が
耐久性が高いので
今は少数派になりましたが


FRP防水に比べてウレタン防水は
素材が柔らかいので
・追従性あるので地震に強く

・木材の収縮にも
 FRPより強いですから


屋上施工など広い面積には
FRP防水より適しています
料金は
FRP防水より若干安いですが
防水性能と耐久性能は若干落ちます


・一番シェアが多いFRP防水

我が家のベランダもFRP防水ですが
今の新築戸建てでは一番多いと思います


そもそもFRPは
FRP防水e

浴槽、ヨットなどに使う素材ですから
水には非常に強い素材ですし
耐久性もウレタンよりあります


硬いし金属じゃないので
腐食しない便利な素材ですが


硬すぎるので
追従性がウレタンより無いです


その為に地震や木材の収縮には
若干不利なので
面積が大きい屋上施工などには
若干不向きです


もちろん震度4,5程度の地震で
すぐダメになるような素材なら
日本では使えませんが
震度6や7の地震の後は
点検した方がいいと思います


まあ震度6や7ならベランダ以外も
家を全部点検した方がいいですが・・・


ウレタンに比べれば地震には弱いので

FRP防水f
最近はローコストの
我が家でも標準で付いていますが


制震ダンパーがあると
揺れをある程度抑えられますから
心配なら付けた方がいいと思います


ウレタン防水もFRP防水も
上にトップコートを施工して
こちらは5年に一度再塗装が必要です


これを怠ると
トップコートは10年放っておいたら
日射があたる所だと
結構劣化しますので
必ずメンテナンスが必要です

我が家のベランダ防水の保証書にも
FRP防水g
FRP防水は10年保証ですが
5年ごとにトップコートを
再塗装して下さいと記載があります




トップコートだけなら
費用は安いですし
DIYでも出来ますので


工務さんなども
必ず説明して欲しいですが


何も知らないまま
何もしないで10年以上経過したって人も
多いですね・・・


DIYなら材料全部揃えて1万円ほど
業者に頼む場合は4~5万円かかります





・一番メンテナンスが楽だけど一番高い金属防水

スカイプロムナードが有名な
金属防水です
FRP防水h
ローコスト住宅でも
タマホームの大安心の家なら
標準で施工されます


ウレタン、FRPに比べると長持ちですが
FRP防水i
実はスカイプロムナードは2種類あって
安い方は10年保証ですから


「メンテナンスとかしたくない」って人は
30年保証のステンレスを選んだ方がいいです


ステンレスなら
30年間再塗装も必要なしなので
ベランダを庭園にしたいなど
色々と用途がある場合はオススメですね


再塗装が必要な場合は
一度全部ベランダの物を
片付けないといけませんから


逆に安い方だと
FRP防水と変わらない10年保証ですし


金属防水のデメリットとして

・夏場はとんでもなく暑い

・雨の日はうるさいと


ガルバ屋根と同じデメリットがあります


後は継ぎ目が出るので
上手に施工されないと
雨漏りの原因にはなります


なので
金属防水のメリットを充分受けれる
30年保証の方がいいですね

・どの防水でも雨漏りの一番の原因は違う所が原因です


「ウレタンだから心配」とか
「金属だから大丈夫」とか
言っている人も多いですけど


仕事上塗装屋さんとも
色々付き合いがありますが


どの防水施工でも
一番雨漏りの原因で多いのが
排水管の詰まりが原因です


この部分からの原因が一番多いです
FRP防水j
この部分に葉っぱやゴミなどが
たまるので


せめて3ヶ月に1度くらいは
ゴミを取り除いて
水を流しましょう


土地的に
たくさん葉っぱが落ちるなら
もっと掃除した方がいいですが・・・


見えてないゴミが
溜まっている可能性もあるので
強い雨の日に
ちゃんと流れているか確認したり


定期的に水を流したりして
確認した方がいいです
FRP防水k
我が家の保証書にも
「掃除して」と記載がありますし



FRP防水L

ノーメンテの金属防水でも
排水溝の掃除は必須です


排水溝が流れないと
ずっと水が溜まってしまうので


雨漏りの一番の原因は
施工の問題よりも排水の詰まりですから
もし流れが既に悪いようなら
これなら1,500円程度で購入出来ますし
簡単にゴミが取れます

 

塗装も排水も
悪化してから直すと
高くつくので・・・

 

どの施工でも
定期的なメンテナンスは
必要ですね

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