2022年08月05日







性能以外に


大手ハウスメーカーと
工務店で意見が割れるのが
天井高の高さです




一般的には


・大手ハウスメーカーは
 なるべく高くして開放感を出して


・工務店は
 なるべく低くして
 冷暖房を効率化させるって


イメージですが





ブログやSNS
Youtubeなどで
「天井高は〇〇cmがオススメ」とか
書いてありますけど


これは全く意味がありません




そもそも天井高の
決め方を理解せずに


「低い方がいい」

「高い方がいい」


などと争っても
仕方がありません





・理想の天井高は面積で決まる?



何故
「天井高〇〇〇cmがオススメ」
意味がないかというと




例えば天井高が
一般家庭では充分な
240cmあっても


天井高a


会議室のような
広くて四角いスペースだったら
240cmってめちゃ低く感じます




極端な例だと

天井高b


天井高が270cmや280cmと
めちゃ高くたって





天井高c


体育館みたいな
建物ならめちゃ低く感じてしまいます



学校の体育館でも天井までは
10メートル以上ありますからね



まず、横の面積を考えないで
天井高を決めたって
意味がありません




それ以外ににも
見た目の問題ですね


例えば同じ面積でも
四角と凸では


凸の奥行きがある分
見た目は広いと
錯覚する場合があります




天井高d


例えば
こういう和室だと
床の間があるだけで
奥行を感じます




なので
面積や作りを考慮せずに


「天井高はやや低い220cmがベスト」とか


「270cmは開放的」とか
言っても全く意味がありません



そうは言っても
270cmあれば
ほとんどの家なら開放的なのは
間違いないと思いますが



実際、今の家で
普通の間取りなら
220cmなんて低すぎてしまう
理由があります






・昔の家は天井が低くても問題無かった



・昔の天井高は
 220cm近辺が多かったと思いますが


・最近は240~250cmが
 標準ってのが多いですね




我が家の天井高は

天井高e


1階、2階とも250cmと
レオハウスの標準ですが




昔の家の間取りって

天井高f



キッチンや居間も
全て4畳半や6畳で
区切っていたので



面積が狭いから
天井高が低くても


「うわ、低っ!」
なんて思いませんでした





ただ、昔の家も
仕切りで狭いだけじゃなく
「よく考えてあるなぁ」って思うのは


天井高g


ふすまで仕切るので
開けたら広くはなっても




例えばこういう造り

天井高h






・欄間と長押で
 隣の部屋の天井が見えないし


・高い部分と低い部分があるので


こういう造りだと
天井高が220cmでも
低いと感じにくいですね






・今の家が天井が高い理由



昔と今では
間取りが全然違うので


それに合わせるように
天井も高くなりました




例えば我が家の間取りですが

天井高i


今の家は
LDKが一体になっていて
壁もありません



20畳~24畳などの
仕切りも無い空間があるので



・昔の造り
 220cmだと
 低く感じてしまって


・標準が240cmとか250cmに
 なっています



外観もですが
中身も洋風化したからですね


それでも欧米の家よりは
天井高ってまだ低いと思いますけど



たしかに
体積が減れば
エアコンの効きは良くなりますが


実際に我が家みたいな
どこにでもある間取りで
全部220cmなんてしたら



「うわ、低っ!!」って
息苦しいし貧乏くさくなってしまいます



250cmだって
低くはないですが
特別高いとも思いません



これが今の家の間取りだと
標準的な天井高って事ですね




しかも
本来天井高を
下げるってのは
計算された間取りがあってこそなので



上げるよりも
難しいんですよね・・・






・低い天井高は完璧な計算でしましょう




「横幅の話は分かったから
最適な天井高って何センチ?」って話は



家の作りや
本人の身長もあるので
正解なんてありませんが




一部の
設計が完璧な
工務店や設計士さんの


上辺だけをマネして(笑)


220cmなんて天井高を作ると
ただの低い家になっちゃいます・・・




だいたい
低い天井がある家ってのは

天井高j



割と多いのが
キッチンを折り下げ天井にしたり




それとは逆に

天井高k




リビングなどを折り上げ天井に
するのが多いかと思います



つまり
高い部分と低い部分が
あってメリハリが出ます




凸凹が付いて
高い部分が余計に
高く強調されるかもしれません




有名な設計家さんだと
210cmとか使う人もいますけど


こういうのは
完璧な計算があってこそなので


単に天井の低さだけ
マネしたって


圧迫感がある家になっちゃいます・・・



なによりも
天井が低い方が
省エネとか言われても


こっちの建築費の方が
ずっと高くなるんですよ・・・





後、「寝室は低い方が落ち着く」
ってのも



1ヶ月間天井高220cmで
寝ましたけど



最後まで低くて
落ち着きませんでした(笑)



というか
天井高220cmなんてのは
布団で寝ないとダメですよ・・・


ベッドが30cmあったら
天井高190cmになっちゃいます










・ローコストは標準でいきましょう(笑)



割と多い
一部分だけ低い、高い天井


見た目の好みは
施主さん次第ですが
好きな人は好きだし


注文住宅ですから
好きにしていいのですが



「空間が減るので冷暖房効率が
良くなり省エネ」

とか

「天井が低い分建材やクロス類も
使う量が減るので建築費の削減」


なんて言うのは
嘘です



家の中全部が低いなら
別ですが


そうじゃなければ


余計なコストがかかって
高いだけです(笑)



そりゃそうですよね



高い部分と低い部分があって
結局は高い方に家の骨格は
合わせないといけませんから



高い費用払って
天井の数十cmの差で
得られる光熱費の違いなんて
わずかですし




今の家の断熱性能なら
天井が高いからって
暖房、冷房が効かないほど
性能の悪い家なんてほとんどありません


・・・・・
・・・・
・・・
・・



そうは言っても
天井高が全部同じだと


奥様などから


「安っぽい」

「低く感じる」

とか言われるかもしれません


安っぽいのは
本当に安いので
諦めて頂くとしても(笑)




標準内で
天井にメリハリ付けたいなら

天井高L


リビング階段でも
メリハリは出ると思います



まあ、我が家の場合
スキップフロアと吹き抜けがあって


これのオプション費用が
30万円掛かりましたから


「お前、それの方が
折り上げ天井より
値段高いじゃねーか」
言われたら


それまでですが(笑)



「うるせえ
注文住宅なんだから
好きにしていいだろ」って
言いますけど



結局、本当に好きにしていいんですけど



間取りや面積も考慮しないで
天井高を決めても
意味がないって事は
考えて作った方がいいと思います



間取りや造りを見てもないのに
「〇〇cmがベスト」なんてのは
全部間違っていますから





◆参加ランキング◆


にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村



にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 ローコスト注文住宅(施主)へ
にほんブログ村




ローコスト住宅ランキング



PVアクセスランキング にほんブログ村







コメントする

名前
 
  絵文字