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建て替えで解体する時のアスベストの見分け方と費用

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年末に近づくにつれ

 

公共工事のコンクリートや
家の解体の廃棄物が

 

私の会社も非常に多くなってきています

 

石綿001

建て替えで家を解体する際は

解体費用は
「一式で〇〇万円」って契約が多いと思いますが
追加料金が発生する場合の多くは
解体する物に
アスベスト(石綿)が入っていた場合です

 


・単純に料金は倍以上になります

 

今の建築部材は
当然アスベストは使っていませんが
20年前には普通に使われていて

 

完全に禁止されたのは
2006年からですので
それより前の屋根材(スレートなど)や
壁材床材にも
アスベストを含む商品がありました

 

私の会社の場合だと
石綿が入っている
スレートと入っていないスレートでは

 

処分価格は倍の値段違います
石綿が入っていないスレートなら
会社で破砕処理をして
埋立もしくは再生処理など出来ますが
石綿入りは何も出来ないので

 

石綿002

そのまま石綿を埋立出来る所まで

運ぶのですが

埋立の費用が倍以上違うので
経費が倍以上かかります


・アスベストが多く使われていた商品

 

まず名前だけで

 

「これはアスベスト使っているな」と思うのは

 

石綿003

・スレート

屋根材や壁材に使われています

その他では

・ケイカル板
・石膏ボード

 

このあたりです
20年以上前の物なら
ほぼ100%アスベストが使われているので
仮に法律で禁止された時期と

微妙のものでも

 

石綿004

商品に無石綿と印字がなければ取りませんし
破砕してあって確認出来ないものは

メーカーの無石綿証明書も必要です

 

 

石綿005

波板も「波板スレート」なので
半分以上はスレートです
瓦も比率が多いですが
昔ながらの本当の瓦では無く

石綿006

波型スレートで「瓦」と言われてる商品も
昔は多かったです



 


・アスベストが使われているかの見分け方
逆に解体屋さんの言いなりで
「これはアスベストなので高いですよ」

 

高い費用を払いながら
実は使っていなかったという事になったら
損しますので・・・

 

およその目安ですが

 

・屋根材の場合

 

法律で禁止になったのは2006年からですが

 

実際もっと前から
健康被害の問題があったので
・1975年に5%以上の石綿含む製品は禁止

 

・1995年に1%以上の石綿含む製品は禁止

 

・2006年に完全に禁止
このような流れになっていて
屋根材に関しては
メーカーの自主基準で

 

1999年以降からは
アスベストが使わなくなっているので
それ以降に出来た商品なら
アスベストは使われていません

 

石綿007

 

2000年を超えたあたりから
どんどん減ってきたので

微妙な時期の物なら

メーカーなどに問い合わせると
教えてくれます

 

はっきり言えば
見ただけは微妙なのですが
この時期の商品で
アスベストが使われていない物は

 

今まで健康被害以外は
高性能な石綿が急に使えなくなったので

 

10年くらいでボロボロになります
なので

 

・2000年前後の物で
・他の家に比べて劣化が激しい

 

こういう商品は無石綿の可能性が高いです
今は改良、研究のおかげで
多分すぐには劣化しないとは思いますが
毎日こういった屋根材を見てるので
私は昔ながらの瓦にしました

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