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LIXIL窓サッシの型番と刻印から遮熱型や断熱型など自分の窓を調べる方法

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何度か窓サッシの記事を書きましたが
既に家を建てた後で


「自分の家の窓はなんだろう?」って
人も結構いますし


これから建てる方でも


「契約内容と窓が違う・・・」と
いう事にならないように


ガラス刻印の
見方が分かると便利です

目次

・同じシリーズの窓でも種類がたくさんあります

例えば我が家で使っている
サーモスⅡ-Hですけど
みなさんが必ず決める色や


引き違い窓、縦スベリ窓などの種類以外にも
・Low-Eガラスを使っているかどうか

・遮熱タイプか断熱タイプか

・アルゴンガスが入っているかどうか

・ペアガラスの窓の間隔(中間層)は何ミリか


などなど
同じ窓でも色々種類がありますが


こちらは全て
刻印を見れば分かるようになっています

・自分の窓をチェックしましょう

今の新しい窓には
商品の右上に製造番号が入っている
シールが貼ってあります
こちらは商品名、色、大きさなどが
分かるのですが
余り重要ではありません


とは言えメーカーに問い合わせる場合には
右下の製造番号を言えば分かるので
重要じゃなくても
剥がさない方がいいです


ちなみに私の会社の
廃棄物処分業では
このシールがあると
大変助かります(笑)


塩ビ樹脂とアルミで
処分料金が全然違います
(塩ビの方がアルミより処分料金は10倍は高いです・・・)


樹脂かアルミかは
見れば分かりますが
スペーサーのみ樹脂とかはシールがないと
破砕しないと分かりにくいのです・・・

・右下の刻印が重要です

そして窓の右下には
どのような窓か分かる刻印があります
反射して写真だと見にくいですが
写真だと分りにくいので
イラストにすると


まず我が家のリビングの窓
ここの窓の刻印は



このようになっています
見方としては
2016年以降の製品の場合は
このようになっていて
分かりやすく
順に説明していきます

・刻印の説明です

良く分からない部分もあると思うので
説明していきますと


まずはLow-E表示
最近の窓はほとんどが
Low-E窓だと思います


サーモスⅡ-Hの場合は
色がクリアとグリーンの2種類あります


Low-eがあると無いとは
かなり性能が違いますから
どんなにローコストな家でも
是非欲しいところです


後述する遮熱タイプ、断熱タイプも
Low-E窓にしかありません


その次がアルゴンガス入りかどうか
通常の空気層に比べて
使用すると熱貫流値が0.2ほど
良くなるので

予算に余裕があれば
欲しいところです



我が家のはアルゴンガス
使っていませんが・・・
(当時は高かったです)


もし無料や安く替えれるなら
当然アルゴンガス入りの方がオススメです


サーモスⅡ-Hは
アルゴンガスか空気層の2種類ですが
最近発売された樹脂窓EWや
アルミ樹脂窓TWはさらに高性能な
クリプトンガスというのもあります

・最後の数字とアルファベットで全て分かります

Low-E表記と
アルガンガス表記は別途ありますが


遮熱タイプ、断熱タイプの違いや
中間層や窓の厚みは最後の表記で分かります
我が家のリビング窓の場合は
P(SBQ3+A16+3)EG


このようになっていて
これは室外側から読むので
①Low-Eグリーンの3ミリ窓を室外に使って

②中間層がAなので空気の16ミリ
 アルゴンガス入りならここはAGになります

③室内側はLow-Eでは無い3ミリの窓
 という意味になります


簡単に言えば

・サーモスⅡ-HのLow-Eタイプ

・3ミリ厚の窓を2枚使って

・Low-Eの色はグリーンで

・中間層は空気の16ミリ

・室外側にLow-Eガラスを
 使っているので遮熱タイプ
 という窓になります

・希望を言わないと勝手に窓が決まってしまいます

高断熱、高気密が得意の
地元工務店でもなければ


こちらから何も言わないと
Low-E窓の色や
遮熱タイプか断熱タイプかなどは
勝手に決まってしまいます


我が家の場合も
「ここは引き違いで何cmの窓」という事と
サッシの色くらいしか話してないと思います


サーモスⅡ-Hの場合は


Low-Eでもグリーンかクリアがあって
我が家は全部グリーンです



実際住んでいても
色が付いているなんて全然思わず
クリアとそれほど違わないとは思いますが


一応色が付いているほうが
ちょっとだけですが
遮熱性能や紫外線カット率は上がります
熱貫流率は0.1と
微々たる差ですけど・・・



1種類だけ大量に発注して
価格を安くしてるハウスメーカーでしたら


定価が同じでもオプション費用かかる
場合もありますので
コストと効果を考えて
変更した方がいいと思います

・遮熱型か断熱型か

・我が家の窓みたいに
 室外側にLow-Eガラスを
 配置している窓は遮熱型


・室内側にLow-Eガラスがあれば
 断熱型になります
遮熱型でも断熱型でも


遮熱型だってちゃんと断熱しますし
断熱型だって遮熱もすると思います


最初は結構気にする項目ですが
数値も0.1しか違わないし


我が家はこの後に
さらに内窓入れたから
4枚ガラスですが
日射の取り込みが減ったとか
全く感じません(笑)


数値上はそこそこ減っているはずですが・・・

・遮熱型、断熱型を気にする方なら

・ローコストメーカーだと特に
 標準が遮熱型で


・断熱型にすると
 オプション費用が掛かるって会社もあり


それだと絶対に費用対効果が得られないので
そのままの方が良いですが


どちらを選んでも
金額が変わらない場合


セオリー的には
南側は遮熱型
北側は断熱型とか言いますが


・暑い地域は遮熱型

・寒い地域は断熱型位でも
 いいような気もするんです


内窓増やしても「遮熱が増えた」とか
体感上は全く実感しないですし


・・・・
・・・
・・
・
 

まあ私が住んでいるのが
熊谷・多治見などと並んで
毎年暑さ日本一を争う甲府市ですから


こういった暑い地方なら
遮熱型選んでおけば間違いと思います



レオハウスの設計士さんが
考えぬいた末に全部遮熱型なのか


甲府だし何も考えず
全部遮熱型なのかは分かりませんが
(おそらく後者)


どちらを選んでも
数値上そこまでの差はないですし


もし遮熱にこだわるなら

ガルバリウム屋根や
スレート屋根を使わないで
瓦屋根にした方が
家の温度は下がります


なにしろ東京のニュースで

「今日は35度もあってもの凄く暑い」なんて
ニュース見ると


「35度なら過ごしやすいじゃん」って
思う地域なので


余り他の方の参考には
ならないかも知れませんが


我が家は全部遮熱型ですが
冬でも充分暖かいですけど


それでも差額とか一切無くて
選べるなら
普通の気温の地域なら
色々考えた方がいいかもしれません


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • またコメント失礼します。
    レオで建てるのですが、掃き出し窓の165は標準でしたか?
    うちは160と書いてあり…
    大きい方がいいのになぁーと思いまして。

  • @ちちちさん
    コメントありがとうございます。
    窓は全て標準でした。
    165タイプの入隅用サイズが160なので
    恐らく設計上そうせざる得ない配置とかではないですか?
    http://www.iny.jp/regulation/sash/05.html
    こちらに標準的なサイズ表がありますが
    6尺窓の標準は165になり
    入隅用で160になります

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