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危険な地名、災害地名は本当に正しい?要注意土地の地名と災害リスク

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洪水などの災害が起きると
ニュースなどで「危険な地名」という
記事を出すことがあります
出典 : https://president.jp/articles/-/73130

過去に起きた
災害の教訓で
地名を付ける場合もあるので
注意が必要ですね

ニュースで
このような事を言いますが


割と地名ってのは簡単に
変えれるので



「東京の自由が丘は
昔は衾村という水が流れ込むという
意味の地名だった」
とか


このような地名の変更もあるのですが


じゃあ昔の地名などを調べれば
安全かというと
それだけでは決められないし



逆に危険な地名っぽいけど
ちゃんと調べたら
全然危険じゃなかった場合もあります


実際には安全な土地なのに
名前で危険と判断して
土地代が安く買えるなら
お得ですね

目次

・沼がないのに「沼」という地名があるけど危険?

文献だけ調べても
昔の地名というのは
地元のみで言い伝えた名前とかあるので


住んでいる場所以外を
ネットや文献のみで
調べるのは難しいのですが


私が住んでいる近くに
水害を連想させる「沼」が
付く地名があります
「青沼」があって下が「湯田」
さらに左には「荒川」という


色々と水害が多そうな地域と
連想します



しかし、私のお祖母ちゃんは
元々青沼に住んでいて
伊勢湾台風以外の
水害とか全く聞かなかったし


「そもそも沼もないよなぁ」
市立図書館に行って調べたら
地域の名前の遍歴があって
青沼村って言うのは1回消えて
また今は復活しています



この地域で水を連想させるのは
沼と湯だけですね


これでは危険か分からないので
さらに昔の書籍などを調べて
青沼遺跡とか
めちゃ古い時から
名前は使ってあって


調べた結果
奈良時代には既に
青沼郷という地名で



この辺一帯は全て
湿地帯で
昔は青葉や青虫のように
緑色は青と言っていましたから



この辺全部が全て
青沼という名前で


それから山梨県とか甲府市とか
色々と区分けが出来て
今の部分だけ沼という文字が
残っているそうです



なので沼という地名は
昔からあるけど
沼がある訳では無かったです


このように
江戸時代以前までの地名が由来だと
かなり適当なので
この辺はアテにしてはダメです

・地名が移動する事も多い

東京の有名な地名に
「池袋」がありますが


駅周辺の標高を見ても
23区内ではかなりの高台なので
今はともかく昔の自然に出来る
地形では池は出来ないです



という事で調べたら


昔の池袋はもっと小さくて
違う場所にあって
今の北池袋のさらに北に
池袋村という129戸の集落があり


その前で1902年に
鉄道の信号所を作って
そのまま駅に昇格したそうなので


現在の池袋駅周辺は
まったく池も沼もないのですが



先程紹介した「青沼」の
下にある「湯田」も
昔はもっと北にあったけど
1590年に甲府城を作るのに


「住民も含めて全員邪魔だから
違う場所に移動して」



地名も住民も移動して
出来たのが今の「湯田」という
地名なので


ここに温泉は無いし
水も湧いていません


このように人が移住するから
地名も変わるパターンは
昔は結構あって



有名な地名だと
北海道にある鳥取町
(現釧路市鳥取)


これは明治初期に
鳥取からの開拓で作られた
町なので鳥取町で


住民が移動するから
地名も移動というのは
昭和に入るまでは
結構あります

・今はハザードマップも複数あるので全部確認するのが大事

地名とか昔の人の言い伝えも
大事なんですけど


今の時代は
色々と土地の危険度は分かりますから



まずは土地を選ぶ際に
絶対に見ないといけないのが
洪水ハザードマップ


水害に関しては
言い伝え調べるよりも
こちらの方が正確です


今はハザードマップも複数あって
液状化、地震の揺れやすさも
全部分かります


どんなに安全で頑丈な住宅を
作っても


洪水が起きたら意味が無いし
液状化をくらったら耐震も
意味を成しませんから


土地選びは非常に重要です


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