キャンティレバー
2020年10月19日
2階部分が
張り出している家ってありますよね
張り出している家ってありますよね
こういうのです
私は色々と理由があって
こういう建物は
苦手なのですが

なかなか理解してもらうのが
難しいんですけど
「同じ、分かる!」という人が
いたので
例えば夫婦で
揉めている場合など
「こういう人もいるんだぁ」と
思っていただければと思います

・分かってはいますけど無理なものは無理・・・
最初の写真みたいな
バルコニーだけ張り出している家は
結構多いですけど
こういう造りは
・キャンティレバーや
・カンチレバーといって
1片だけで支えられている構造で
オシャレな作りだと
こんな感じですね
もちろん
構造上平気ですし
私の仕事は解体で壊す側ですから
普通に使っても平気な事は知っていますし
1階は軒にもなりますから
便利ですし
都会の狭い土地の
有効利用には
いいかと思いますが
どうしてもダメな理由があって
ここが落ちてきたら
どうしようって思うと
落ち着いて住めないんですね
・落ちる事が無いってのは分かりますが・・・
もちろん普通に生活していて
落ちない事は分かってはいますし
解体業ですから
普通の人よりも
壊れにくいのは
分かってはいるのですが
分かってはいるのですが
どうしても無理な物は無理という
理由があって
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
私は20年近く前に
パニック障害という病気になって
当時は東京に住んでいたのですが
どうしても電車に乗れなくなって
山梨に戻ってきたのですが

何故、電車に乗れないかと言うと
電車で倒れたり具合が悪くなったら
どうしようと思うと乗れないんですね
映画館も同じ理由でダメ
今は良くなったので大丈夫ですが
当時は美容院すらダメでした
という病気だか
性格かは分かりませんが
一応
限局性恐怖症って言うらしいですけど
理屈じゃ分かっていても精神的に
無理な物は無理なのです・・・
知人の家に
お邪魔する位なら
大丈夫ですけど
安心して落ち着きたい自分の家で
落ち着かないってのは致命傷ですからね

私の場合
はっきりとパニック障害という原因がありますが
何故か分からないけど
「こういう物件は落ち着かない」って人もいるので
そういう場合は
総二階や1階の方を広くすれば
問題は解決しますが
そうは言っても
軒とかベランダとか
一部は
張り出す場合もあるので
我が家では
精神的に安心出来るような
造りで対処をしてあります
造りで対処をしてあります
・見た目に圧迫感がなければ大丈夫でした
「上が落ちてきたら心配」と言っても
作るほうも
「何バカな事言ってるんだ」と
思うでしょうけど
思うでしょうけど
まあ対処としては簡単な話しで
例えば我が家のベランダですが
左側は1階の方を広くして
張り出してる
右側の部分は
右側の部分は
柱があれば大丈夫なわけです
構造上じゃなくて
精神的な問題だけですから
あっても無くても
普通に家は建つと思うのですが
この柱が
精神的な支柱になっております
正面から見ると
結構張り出しがありそうですが
斜めから見ると
この程度なので
柱は無くても
構造上は平気だと思いますが・・・
これだけでも
張り出している家には
落ち着いて住めないので

2階も同じ位置に
柱がありますから
デザイン的にもスッキリしていて
性能的には要らない柱のわりには
いい感じだと思います
柱の関係上
ちょっとだけ
隙間が出来ているので
子供は喜んで通りますけどね(笑)
もちろん耐震や建築基準法上
無くても大丈夫ってだけで
当然ですが
この柱があった方が
地震に強くなりますし
好みですけど
見た目のバランスがいいので
好みですけど
見た目のバランスがいいので
邪魔って思わなければ
あった方がメリットが多いと
個人的には思います
・玄関のひさし部分の対処
張り出していると言ったら
玄関の庇ですね
我が家は
庇が90cmだと
庇が90cmだと
雨に濡れて嫌なので
180cm取っていますけど
庇にも柱があります
特に邪魔な位置でも無いし
むしろ子供が間違って
転落しない位置にあるので
メリットも多いです
まあベランダの張り出しに比べたら
我が家の庇は薄いので
例えばcube系に多い
板みたいな庇なら
精神的には
ドリフのコントで
金タライが落ちるみたいな感じなので
ドリフのコントで
金タライが落ちるみたいな感じなので
「落ちても大丈夫」って思いますから
これなら柱も要らないのですが
我が家の庇と柱はこんな感じですね
庇が出てる方は
柱が無くても大丈夫なのですが
2階が出ている所は
柱が無いと落ち着きません

・やはり設計士さんとの相性ですね
同じように苦手な人で
私と同じように
精神的な理由でダメって可能性もあるので
「落ちるワケ無いでしょ」と
思っても
見た目で無理な場合もあるので
夫婦で揉めたら
一応、こういう人もいるって
思って頂ければと思いますが

何度か書いてますが
元々我が家の間取りは
タマホームで見た
モデルハウスが元になって
家の中の間取りは
結構モデルハウス通りなのですが
外観は
「こういうのがいい」と
最初に
色々なハウスメーカーに話したり
見せた写真が
見せた写真が
これとか

こんなので
まあ南欧風テイストと言いますか
結局妻の反対などもあり
普通の家なのですが
私の希望の外観って
キャンティレバーの逆で
1階の方が広くて
張り出しの部分は全部柱があるんですね
構造上要らない柱なら
特に我が家は
ローコストですから
設計案でカットされちゃうのですが

レオハウスの設計士さんは
ちゃんと最初の希望通りに
柱が最後まであったんですよね
わざわざ
「パニック障害という病気を
患いまして張り出す場合は柱が無いと」
なんて言いたくないですし

この圧迫感が平気な人は
分からないと思いますが・・・
色々とデザインの希望は
変わっていきましたが
担当してくれた
設計士さんが
ちゃんと柱を残してくれたので
やはり相性が良かったなぁと思います
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