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我が家は耐震等級を取りませんでした

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耐震等級3を売りにしている
ハウスメーカーも多いですが
我が家は
耐震等級3は取れていません


よくある
耐震等級〇相当という奴ですが
正直な人だったので
「このままだとぎりぎり3か2になるかなぁ」
言ってましたので
我が家は耐震等級2か3相当の
どちらかですが
余り気にしていません


多分間取り的に等級2だと思います
目次

耐震等級〇相当という言葉

なんで等級3相当なんて
言葉が出るかというと
実際に等級を取るには
構造計算書か壁量計算書を提出して
チェックしてもらわないとならないのですが


構造計算は
結構費用と手間がかかります

耐震等級a

こちらは我が家の
省エネ等級4の構造計算書です


耐震等級も同じように
結構な書類が必要になります


※壁量計算なら簡易的に出せますが
 詳細は最後に書きます


その為、無料ではしてくれないですし
費用は20~30万円位はかかると思います


フラット35なら
フラット35Sで申し込む場合に
耐震等級3
省エネ等級4必要なので
どちらかの構造計算は出してくれます
(バリアフリー住宅でも35Sは可能ですが)


手間も費用もかかるので
申請手続をしない場合は

 耐震等級〇相当となります


これを信用するかしないかなので

信用出来ないなら
費用を出して耐震等級3を取れば
地震保険は安くなるメリットはあります

絶対に耐震等級1はあります

耐震等級は
・耐震等級1
耐震等級b
極めて稀に(数百年に一度程度)発生する
震度6強~震度7の地震による力に対して
倒壊、崩壊しない程度(建築基準法レベル)


・耐震等級2
耐震等級c
極めて稀に(数百年に一度程度)発生する
震度6強~震度7の地震による力の1.25倍の力に対して
倒壊、崩壊しない程度(建築基準法の1.25倍)


・耐震等級3
耐震等級d
極めて稀に(数百年に一度程度)発生する
震度6強~震度7の地震による力の1.5倍の力に対して
倒壊、崩壊しない程度(建築基準法の1.5倍)


1981年に耐震基準の法律が出来て
これ以降は最低基準以下の家は
建てれなくなり
2000年に改正があって
以前の耐震基準の
1.4倍が最低基準になりました


1981年の耐震基準(今の等級1以下)でも
震度6強から7には
耐えられる設計にはなっています


そして等級1は無いと
そもそも建築許可が出ないので
どんなに安い
建売住宅でも等級1はあります


等級1は地震に弱いって思われてますが
1でも数百年に一度の
震度6~7に耐えられる設計です

超ローコストでも等級3は可能です

以前書いた
超ローコストのメーカーは
ローコスト 総額 1,600万円台の家を見に行きました


耐震等級3を売りにしていましたので
お金がかかる訳ではありません


フラット35S
耐震等級3で申請するそうです


なぜ超ローコストでも
耐震等級3が取れるかというと
ツーバイフォーで作るからです

耐震等級e

ツーバイフォー
パネルで家を組み立てるので
頑丈ですが
吹き抜けや大きいリビング、大きな窓など
間取りの制限が色々出ます


高いメーカーのツーバイフォーだと
ある程度は自由度があって
それをツーバイで作るのが
腕の見せ所かもしれませんが


安いツーバイフォーですと

耐震等級f

このような制限が多いです


実際間取りの打ち合せした際も

〇枚壁を入れて下さい
〇枚以上は空けれませんなどありました


制限は多いですが

ツーバイフォーで耐震等級1を取るのは
逆に難しく

最低でも等級2
普通に作っても等級3は取れます


では従来の在来工法
全部弱いかと言うとそうでもなく

例えば我が家のレオハウスなどは

耐震等級g

このように耐力面材を付けるので
仕組み的にはツーバイフォーと
同じになります

耐震等級h

工事中の我が家です


このダイライトと言うのが
耐力面材です

耐震等級i

耐力面材の中では
高級な部類です


このダイライトを使えば
割と簡単に等級3は取れますが
我が家は微妙って言われました

我が家が耐震等級を取らない理由

一応言っとくと
レオハウスもタマホームも
標準は耐震等級3です
(タマホームも耐力面材使ってます)


なので普通に作れば
耐震等級3を作れるのですが

耐震等級j

(黒い壁が耐力壁で使える部分です)


このように
1階は
  • 別室が無くて全部LDKのワンルーム
  • さらに吹き抜け
という間取りなので
壁が余りありません


ここで耐震等級を上げるには

耐震等級k

このように吹き抜けのスキップフロアを
和室など普通の部屋にして
壁を増やす


または
リビングの掃き出し窓を
腰高窓に変えて壁を増やす


もしくは
屋根材を瓦から
軽い素材(カルバリウムやスレート)に変える


このような事をすれば
耐震等級は3になります



耐震等級3にしなかった理由

結局耐震等級が2か3か
分からない状態ですので
もし山梨に大地震が来て
我が家が潰れたら
「やはり耐震等級3無いとダメだ」
教訓にして頂ければと思いますが
理由とすれば
この間取りが良かったから
変更したくないというのがあって
その上で
まず、この間取りでも
等級2の住宅にはなって
1って事は無いという事だったので
建売住宅などの等級1物件よりは
強くなりますし
過去にこちらで書いた記事
  • 土地の地盤が全く問題無かった事と
  • 住んでいる地域に活断層が無かった事

耐震等級l

標準で地震に強いベタ基礎

耐震等級m

地盤が問題なくて
ベタ基礎で

ダイライトを使って

耐震等級n

使用してる木材と工法も
地震に強く

後はレオハウスの

制振システム

L-SAVが標準で付いています

耐震等級o

耐震等級p

揺れを最大50%軽減出来て
(阪神大震災のデータで40%でした)

地震保証が20年付きます

耐震等級q

しかしこれを設置しても

耐震等級は何も変わりません


耐震
地震に耐えるですが
制震地震の揺れを軽減します


どんなに制振や免振システムで
家の揺れを減らしても

こちらは耐震等級の計算には
入りません


その為
高層マンションなどは
制振、免振で地震を押えますが

耐震等級は9割が等級1になります


なので気に入った間取りを
変えてまでも等級3にするなら

地盤、基礎、耐力面材、制振ダンパー

などの家の耐震性能を考えて

等級2相当で充分と判断しました


布基礎で普通の筋交いの家でも
等級1は取れるので

当然それよりは強いです


もし地盤が弱くて

地盤改良をしたなら

もうちょっと等級3に
こだわったかもしれませんが

耐震等級の計算が
割といいかげんだったので

「まあ取らなくてもいいか」となりました

 

耐震等級1は厳しいかも?

もちろん3が最高ランクですが
2になってもいいかなと
思っているのですが

さすがに1はちょっとと思う理由が

耐震等級v

このように耐震等級1の家

床の強さ、基礎の強さなどを
考えなくていいので

ちょっと不安です

 

壁量計算?

ここからちょっと難しくなりますが


木造住宅だと
2階建ては壁量計算だけで
耐震等級が取れます


3階建ては
ちゃんと構造計算しないと取れません


壁量計算は簡単に言うと

ちゃんと計算しなくて
仮定で計算が出来るので

極端な話
バランスが悪い間取りでも

壁の量があれば
耐震等級3が取れてしまいます

耐震等級r

画像はこちらより借りました


構造計算って!?【日本一わかりやすい構造計算の解説】

一級建築士さんのブログで
非常に分かりやすいです


地震保険が安くなる
メリットはありますし

ちゃんと構造計算してくれる
メーカーや工務店もありますが

簡易的な計算で

割と適当で大丈夫な方式で取った
耐震等級3って

余り意味無いのかなぁって思います

 

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